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【DA PUMP】ボンバシェー!にSUSHI PARTY、常に全力100%でやってます!

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【DA PUMP】ボンバシェー!にSUSHI PARTY、常に全力100%でやってます!

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前作『DA POP COLORS』から3年、ニューアルバム『BACK 2 DA UNITY』をリリースしたDA PUMP。既発曲に加えて9曲の新曲が収録された今作のテーマは「原点回帰」。ただ、今月始まったばかりのアニメ『おそ松さん』のオープニングテーマ「おそ松さんのボンバシェー!」も収録されるなど、バラエティーに富んだ一枚になっています。メンバーの皆さんに今作のテーマ、キーとなる新曲について、そしてすでに開幕しているツアーについてなど、お聞きしました!

前作が17年ぶりだっただけに、今作までの3年は「あっという間」!

──前作の『DA POP COLORS』は17年ぶりのアルバムということでしたが、今回はそこから3年でのリリースとなります。皆さんにとって、この3年というのはあっという間、それとも長かった、どちらでしょう? 「あっという間だった」という方は?

(全員が挙手)

──そうですよね(笑)。

KIMI 「もう3年か……」というぐらいですね。ありがたくコンスタントにリリースもできて、ライブもやらせてもらって、というタイミングでしたね。

TOMO アルバム制作以外のこともやっていたので、そういう面では忙しくさせてもらってました。

YORI 出せない時期も長かったので、やっぱりあっという間でしたよね。3年というのは長くは感じませんでした。

U-YEAH 僕もそうですね。何しろ17年ぶりというのを経験してますから、3年でアルバムが出せるというのはありがたい限りです。

ISSA 確かに「もう3年経つのか」という感じはありましたよね。その間、止まってたんだったら、多少は長く感じたかもしれないですけど、リリースもさせてもらっていたし、それに絡んでプロモーションもあったりしたので、全然長くは感じなかったですね。

KENZO やっぱり素敵な時間は過ぎるのが早いなと思いました。一つひとつが楽しいことなので、早く過ぎていった気がします。

──それだけ皆さんの活動が充実していたということだったということですね。さて、今作『BACK 2 DA UNITY』は「原点回帰」「温故知新」がテーマとのことですが、このタイミングでそういうテーマになったというのは?

ISSA 制作チームとの話し合いだったり、曲集めの過程で何となくそのテーマが固まってきて、そういう意識になったら曲集めもより一層、そうなっていったというか。それまでに出してきた曲ももちろんアルバムには含まれるんですけど、それよりも遙かに多い曲を一気に制作してきて詰め込んだ感じはあります。しかも、1曲1曲にいろんなストーリーとか表情があるんですが、それをどう表現するかということに費やしていましたね。

──オープニングのイントロはほとんどのアルバムに入っていますが、合間にも短いインストが挟まれた構成になっています。これは前作もそうでしたが、アルバムの中での「章」みたいな区切りの意味合いですか?

ISSA 区切りというか……シーン切り替えの意味もありますけど、「DA PUMP流」というか、わりと昔からそういう作り方をしているところはあるから、どうしても欲しくなるところはあるかなと。

──新曲9曲に関して、楽曲選びというのはどのように進んでいったんでしょうか? デモは相当たくさんあったんですか?

KIMI ある程度あった中で、みんなで聴いて「これいいね!」という感じでそれぞれが選んで、決めていきました。

──そういう時って、皆さんの意見ってだいたいまとまるものなんですか?

KIMI 「これはいけるんじゃないか」というものから入っていって、そこから一人ずつの好みもあったりするんですけど、今回はそんなに意見は割れなかったなというイメージはありますね。割れたのってあったっけ?

U-YEAH いや、けっこうあったと思いますよ。いい曲ばっかり持ってきていただいたので、そこでそれぞれに刺さる曲をピックアップしていったという感じだったんですよ。だからけっこうギリギリまで悩んだ曲もありましたし、意外とスパーン!と決まったものもありました。でもその前段階では、何十、何百という楽曲があったんじゃないかとは思います。

──アルバムとしては、どれぐらいの制作期間だったんですか?

ISSA 日数で言ったら、1ヵ月もなかったと思います。曲が決まってから、じゃあその曲の詞を誰に書いてもらうとか、誰にアレンジしてもらうというのを一斉にやりながら、上がってきたものを1日に1曲、まあ2曲の日もあったんですけど……それで言うと、最終的には2週間ぐらいでギュッとレコーディングした感じでしたね。9曲を、ヘタしたら9日というか。まあ、制作トータルで2週間ぐらいかなと。

──それはかなり速いんじゃないかと思うんですが、もうそういうペースには慣れている感じですか?

ISSA やることが決まれば。上がったものをどうやって自分たちの中で昇華させて出すかということなので。今回は、何かを待っている感じもなかったので、スムーズでした。

──今作はメンバー全員でのコーラスやガヤも入っていますよね。そのあたりはいかがでしたか?

KIMI そうですね。普段、あまりレコーディングに参加することのないメンバーもいれば、ほとんど立ち会うメンバーもいるんですけど、みんなで入れるかけ声とかはより厚みも増すし、そこをファンの方も喜んでくれている部分もあるので、今回もそれはそれでよかったかなと思います。そして、今回のアルバムもライブも「みんなで作り上げている」というところがポイントの一つなので、そこもいい部分だと思いますね。

TOMO 僕は久々のレコーディングだったんですけど、普段はあまりやらないことなので、楽しかったですね。やっぱりライブとかをイメージしてやるので、テンションは上がりました。

「SHOUT」が決まって、アルバムの方向性に一つの柱ができた。

──では、新曲の中から何曲か、ポイントとなる楽曲について伺えればと思うんですが、まず「SHOUT」。ロックテイストの強い楽曲で、DA PUMPとしてはわりと珍しい方かと思います。ただ、直接関係はないとは思いますが、3月にリリースされたISSAさんのソロアルバム『I SING』の一部の楽曲に通じるものはあるのかなとも感じました。

ISSA 確かに、そういう意識はしてないですけどね。デビュー2作目でもそういうものをやっていたし、要所要所でそういうロックっぽさが出るものはやってきたかと思うんですけど、この曲自体、今作の中で一番最初に「これをやろう」と固まった楽曲でもあったんですよ。そこから始まって、またいろんなタイプの曲を選んでいこうというところにつながったので。

──そうだったんですね。

ISSA イントロのかけ声みたいなところを聴いた時に、これは盛り上がるんじゃないかと思って早めに「やろう」と決めて、そこからどなたに歌詞を書いてもらうかというのを進めていった感じでした。

──アルバムの中でもスターターとしての役割を果たす曲になっていると思いますが、作業全体としてもそういう感じだったということですね。

ISSA そうでしたね。これともう1曲、候補があった中で、そこからいろんな曲を探していって、「だいたいこういう曲」というのが塊として見えてきて……という作業をしていきました。この「SHOUT」が一つあって、そこからいろんな方向に広げていったというか。その中から、一人ひとりもそうですし、DA PUMP全体としてもそうですけど、1曲1曲が先ほどの「原点回帰」「温故知新」というテーマにハマっていった感じですね。

──この曲の作詞には、HOME MADE 家族のMICROさんと、「Pump It Up!」でfeaturing参加されていたTAKUMA THE GREATさんのクレジットがありますよね。TAKUMAさんは「今のDA PUMP」の色づけでキーパーソンになってきていませんか?

ISSA 若干、そういうところはありますね。「こういう曲だから、誰に頼もうか?」となった時に、TAKUMAだったらいい感じにしてくれるんじゃないかというところも踏まえて。

──この曲は、最初のデモではAメロがなかったという話を伺ったんですが。

ISSA そうですね。最初は確か、ラップとサビだけだったのかな。でもそれだと、先頭に来る曲としてどうなのかという意見もあって、あとから足してもらったんですよ。

──けっこう劇的な変化のような気もしますが、そこまでというのは珍しいですよね?

ISSA どうなんですかね? まあでも、自由という意味で考えると、いい意味で「何でもあり」というか。結果、その曲がいい曲になるのであれば、その過程で足し算も引き算も必要になってくると思うので。

──この曲では、それが足し算だったということですね。KIMIさんは制作面でいかがでしたか?

KIMI TAKUMA君が「Pump It Up!」の時に続いてレコーディングにも立ち会ってくれて、ディレクションもしてくれたんですよ。その中で、勢いを出すことも大事なのかなとも思ったんですが、一つひとつの韻の踏み方とか英語の発音という部分をけっこう綿密にやりましたね。あと、自分のキャラをしっかり作って、このアルバムで出したいというのがあったので、その面では自分の中でもけっこう成長できたレコーディングだったかなと思います。

──次は「SUSHI PARTY」。お寿司をここまで真正面から捉えた楽曲というのは、シブがき隊の「スシ食いねェ!」以来なんじゃないかと思うんですが……

ISSA たぶん、いろんな人がトライはしてると思うんですけどね。

──確かに、細かく見るといろいろあるのかなとは思いますが(笑)。

ISSA この曲はもともとデモ楽曲があって、サウンド的にはかなりいいんだけど、何かもう一つ色を足したいというところでスタッフと話していて、「前山田健一(ヒャダイン)さんにお願いしたら、何か面白くしてもらえるのでは」ということになったんですね。それでオファーさせてもらったら、ヒャダインさんも喜んでくれて、こちらから締切とかを言う前に、6時間後には歌詞を出してきてくれて。

──6時間後! マジですか!

ISSA 話を受けた瞬間に、「これは『SUSHI PARTY』だ!」と思ったらしくて。その時点で全体像ができて、後から「2番をもうちょっとこうしたい」というような調整はしたんですけど。

──しかも、「俺ブリ お前芽ネギ これこそが多様性」とか……

ISSA メッセージ性がけっこうあるんですよ。彼曰く、「寿司は絶対、世界を救うんです!」と。みんなの心を一つにするというところなんでしょうけど、やっぱり日本に来る外国人の方を見てもそうじゃないですか。築地市場の現状を見ても、インバウンドの方の割合がかなり高いですよね。彼らにとって日本の食イコール寿司というのは大きいでしょうし、発信する側の人間として、寿司文化は世界に通じるという認識もあったでしょうし。そういう熱いメッセージが込められている中であんな遊びができるというのは、俺らっぽいなというのもありましたね。

──では、この曲を前山田さんに振ったのは大正解だったんですね。

ISSA 正解じゃないですか。他の方だったら、また全然違う方向性になっただろうし。そこから曲が発展していって、「築地場外市場応援ソング」になって、コラボキャンペーン企画にも発展したりしたわけですし。それこそ多様性と進化の両方が揃った曲なんじゃないかと思いますね。

チョコプラ松尾が振り付けに参加!「Pon de SKY, Pon de STAR」

──続いては「Pon de SKY, Pon de STAR」。ラテンテイストで始まるこの曲は、TOMOさんが振り付けを担当されているんですね。

TOMO メンバーの中では僕ですね。あとGENKI(PHENOM (スーパー島田ブラザーズ))っていう、「Dream on the Street」のMVとかにも出てくれたレゲエダンサーの彼とメインの振り付けを考えつつ、もうひとアクセント欲しいなというのが、僕の頭の中にあったんですよね。そこでチョコレートプラネットの松尾駿さんに直接連絡して、「やってもらえないですか」と。彼に関してはラテンとかレゲエのイメージが強くて、サビの振りにもっとフックが欲しかったので。

──松尾さんというのは、意外な気がしたんですが。

TOMO レゲエダンスの象徴的な動きで「ウィリボンス」(Willie Bounce。腕と腰を一緒に横に動かす動作)というのがあるんですけど、それを何かのネタの中でやっていたなという意識があって。以前から彼とは絡みがあったというのもあったんですけど、彼自身レゲエのことを発信していたりしてたので、ダメ元で連絡してみました。最初は「俺!? 無理っしょ!」という感じだったんですけどね(笑)。

──いきなり話が来て驚いたでしょうね(笑)。

TOMO でも、ウィリボンスにもいろんなやり方とかバイブスがあると思うんですけど、松尾さんのよりキャッチーなバイブスをDA PUMPでやったら面白いかなと思って「ウィリボンスのバイブスを教えてください」とお願いしたら、「分かりました」というお返事をいただきました。

──それがハマったと。

TOMO そうですね。一般の方とかも、松尾さんに対してレゲエのイメージはうっすらあるんですよ。そこは僕の頭の片隅に何となくあったものをブチ込んだ感じですね。

──この曲はドラマ『浅草ラスボスおばあちゃん』オープニングテーマでもあり、SNSで梅沢富美男さんがダンス動画をアップしたことでも話題になっていました。そういう点での反響はどう感じましたか?

@dodra_tokaitv #FNS歌謡祭夏 ‼️‼️‼️ DA PUMPの「Pon de SKY, Pon de STAR」✨ 👉土ドラ「浅草ラスボスおばあちゃん」オープニング曲 👉主演の梅沢富美男が踊った!!💃🏻 今後もいろんな出演者が踊るかも…?✨ / #浅草ラスボスおばあちゃん 第1話は7/5(土)23時40分~放送✨ \ #dapump #ポンデスカイ ♬ Pon de SKY, Pon de STAR (1サビver.) – DA PUMP

TOMO ああいう、ダンスのイメージがない方がやってくれるのはすごくうれしかったですね。「あ、そういう表現になるんだ」というのも面白いですし、好きに楽しんでもらえればいいなと思っているので、そうやって広まっているのはすごくうれしいですね。

──そして、「おそ松さんのボンバシェー!」。この曲もそうですし、何より今回の「初回限定盤B」ですよ! いやー、驚きました(笑)。

ISSA まあ、そうなりますよね(笑)。

KENZO 今回、3種類のバージョンでリリースされるんですけど、一番気になりますよね。

──しかも中のブックレットも「イヤミ」バージョンになっていて、「ここまでやるのか!」と(笑)。

U-YEAH どっちの意味ですか?(笑)

──もちろん、いい方です(笑)。やるとなったらここまで徹底してやるのがすごいなと。

U-YEAH 同じアルバムとは思えないですよね(笑)。

──この曲は振り付けがKIMIさんとKENZOさんですよね。まず楽曲の印象はどうでしたか?

KIMI ぶっ飛んでるなと思いましたけど、何か、僕らならできそうな気がしたんですよね(笑)。楽しみだなと思いました。メンバーは何でもやってくれるから、ちょっと思いきったことをやってみようと。

──モチベーションが上がったわけですね。

KIMI ただ最初はダンスの振り付けと言ってもアニメのキャラクターがやるもので、「TikTokでみんなが踊れるようなものを」という感じだったんですよ。でもMVの撮影はメンバー全員で踊るという話になって、「ホントにこれをみんなで踊るのか!」と(笑)。でもみんなプロだから、それをそれぞれが自分なりに落とし込んでくれたし、「それぞれがこのキャラになってくれ」というのを伝えたので、見事にドハマりしたかなと思います。出来上がったMVはかなりイカれてますけどね(笑)。

──キャラクターが踊る用と、自分たちが踊る用では、振りを作る感覚も違いますよね。

KIMI そうですね。キャラクターだったら、これを踊ったらかわいいだろう、という風にイメージするんですけど、「これをDA PUMPが踊ったらどうなる?」っていうのは、最初はあまり想像してなくて。でも見事に踊ってくれました。

KENZO 確かにアニメ用の振り付けと思って作っていたので、「あ、これを僕たちが踊るんだ!」となった時には衝撃が走りましたけど、同時に「DA PUMPだったらこれは表現できる」という絶対的な自信もありました。

──実際に表現できたと。

KENZO そうですね。一番大きいのは、自分たち自身が楽しんでたことですよね。ただ決められた振りを踊るだけでは、キャラクターを表現することはできないと思うんですよ。そのキャラクターになることも重要ですけど、その振り付けのディテールを細かく分析して、その先に自分たちがどういう感情を入れていくかというところが大きくて。でも僕とKIMIさんで作ったものをみんなが体現してくれたので、やっていてすごく楽しかったですね。「あ、これはこんな感じでしょ?」というのを、みんなが簡単に体現してくれるので、そんなメンバーが誇らしかったです。

新作を引っ提げてのツアー真っ最中! メンバーにとって体調管理のカギとは?

──なるほど。そして、歌詞も確かにぶっ飛んでますよね。ただこの曲を聴いていてふと浮かんだのが、「U.S.A.」の「どっちかの夜は昼間」というあのフレーズだったんです。失礼ながら、あれもかなり変わったフレーズですよね。そこもこの「おそ松さんのボンバシェー!」の歌詞全体と通じるものがあると思うんですが、何より、それをISSAさんが歌うと……

ISSA 説得力があるんですよ。

──それ! そうなんです!(笑)

ISSA 僕たちはその世界に入りきって、その中の人になりきらなきゃいけないんですよ。何の躊躇もなくその曲の世界を演じるというのは、その中に存在する人たちのことをしっかり認識しないとできないことで。そういう色の作り方というのは、わりと得意な方なのかなと思いますけどね。

──それこそ、先ほどの「SUSHI PARTY」もそうですよね。

ISSA ですね。ベクトルは違うんだけど、出どころは一緒というか。

──いわゆる「カッコいい楽曲」と、テンションが全く変わらないところがいいんですよね。

ISSA そうですね。一生懸命です。変わらず一生懸命にやってます。「この曲は80%」とか「この曲は60%ぐらいで」とかはなくて、常に全力、100%でやってますからね。

──その結果ということですね。よく分かりました! しかも、DA PUMPのパフォーマンス全体のキャッチーさと、アニソンの世界って意外と親和性が高いんだなということも感じさせられました。

ISSA アニメというのはやっぱりキャラクターがあってのものだと思うので、そういう意味では「U.S.A.」であれだけキャッチーなダンスができたあたりから「DA PUMPはそっちもいける」と認識され始めたと思うんですよね。それで振り幅が大きくなったと思うし、それまでの視野が90度ぐらいだったとしたら、それが180度ぐらいまで広がったと思うんですね。そういう認識がメンバー一人ひとりの中にあるから、より何でもトライできるというのはありますよね。そういう集合体になってきてるというか。だからこういう曲も、以前よりすんなり受け入れられるようになりましたしね。

──さて、6月末から「LIVE DA PUMP 2025 BACK 2 DA UNITY」ツアーが始まっていますね。この取材の時点では初日の埼玉公演が終わったところですが、その感想はいかがですか?

KENZO 「やり切った」という感じですね。ツアーの初日って一番緊張感がありますし、お客さんからどういう反応があるのかというのを、身をもって感じる大事な場面でもあるんですよね。その中で、お客さんが笑顔になったり喜んでくれたり、驚いてくれたりというところを、自分たちも一体になって感じられたことで、今はまだ高揚感が残ってます。ここからさらにファイナルに向けて積み上げていって、ファンの方々と一緒に作り上げていけたらなと思っています。

U-YEAH 僕自身としてはものすごく楽しかったですし、「やっぱりライブはいいなあ」と思いました。あと、昔からのファンの方だったり、昔からお世話になった方だったりからはいい評価をいただいたんですよね。だから「原点回帰」というテーマに沿った昔の楽曲と、ニューアルバムの楽曲がいい感じで融合できていたであろうと思うんですけど、その評価はうれしかったですし、まだ体験していない方々にも、ぜひ見に来てほしいなと思います。

YORI 埼玉公演は本当に楽しくやれました。ツアーはまだ始まったばかりなので、完走できるように、8月いっぱいまで体調管理とその他いろいろ気をつけて過ごしていこうと思っています。

──今もかなり暑さが厳しい状況の中での、真夏のツアーですが、一番気をつけたいポイントは?

YORI 会場内の温度調節ですね。あれが1度2度上がるだけで、僕たちはヒーヒーになるので。空調がしっかりしてるかしてないかは死活問題ですね(笑)。

──ちなみに、温度設定は何度が一番いいんですか?

YORI いつも「一番下げられるところまで下げてくれ」と言ってます。いつもそう言ってるんですけど、「ここの会場はここまでしか下がらないんです……」ってなった時は、みんな汗だくになりながらステージでの本番をやってます。だから空調だけはお願いします、と全国の会場に言いたいですね(笑)。

TOMO 僕は初日が始まるまで、正直不安はあったんですよ。特に初日の埼玉はアルバムがまだ発売されてない状態でのライブだったので。でもアルバムが発売されてからのライブはまた違う反応が待っていると思います。もちろん配信とかはしてたんですけど、「盤」でお客さんの手に渡るとまた違うと思いますからね。でも、当日は思った以上の反応があったし、何となく「ここで盛り上がってくれるかな」という場面でもいい反応だったので、そこは手応えがあったというか、お客さんと気持ちが通じていたのかなと思いますね。

KIMI 初日はよかったですね。今回、生バンドさんが入ってくださって、いつものパフォーマンスに生音が乗ることによって、そのグルーブを感じて一人ひとりがパフォーマンスしていたと思うし、その厚みがお客さんに通じたのかなと思います。お客さんもすごく反応を返してくれたので、そことのぶつかり合いがよかったなと。盛り上げ役として、テンションを上げるのは大事なことなので。次がすごく楽しみな初日になりました。

ISSA ツアー初日というのはそこまでに積み上げてきたものを初めて解き放つ瞬間なんですよね。だからいい緊張感がありますし、それと「今回はどういうことをやってくれるんだろう?」っていう、来てくれる方々の期待感とが、うまい形で会場で一つになって、終始盛り上がっている感じがあったし、「次にどういう展開が来るか」というのを知らない中で、こちらから見てる表情がうれしく思う瞬間もたくさんあって。ライブ全体で「やってよかったな」と思える瞬間がたくさんありましたし、それこそアルバムを作ってきて、一気にダーッとやってきたものが、一つ解放されたというか、一つの形になって受け取ってもらえたのもよかったですよね。これを、さらに各会場でお客さんたちと一緒にどんどんブラッシュアップさせていけたらなと思っていて、それができるのがライブの醍醐味だなと思いますし。今年もこういうライブができてよかったなあと思いました。

──ツアー・ファイナルまでの期間、これから来るお客さんには何を期待してほしいですか?

ISSA ひとまず、アルバムを引っ提げてのツアーになっているので、その曲がダンスと歌と音楽と演出で一つになって、どういう形になるかというのを楽しみにしていてほしいですね。そしてこのアルバムとツアーのタイトルになっている「BACK 2 DA UNITY」という部分で、今までの楽曲がまた新しく姿を変えているところも楽しめると思います。「どういう曲が来るんだろう?」という期待感があると思うので、今までの曲だったり、このアルバムの曲も聴いて会場に足を運んでほしいなと思います。

──体調に気をつけて完走してください! ありがとうございました!

撮影 林 佑哉

『BACK 2 DA UNITY』
2025年7月9日発売

Download/Streaming
https://dapump.lnk.to/stdl_back2daunity

CDご購入はこちら
https://dapump.lnk.to/back2daunity

<アルバム商品概要>
■初回限定盤A (CD+BOOK)
品番:AVCD-98187 / POS:498806498187/8
価格:¥6,600(税込) ¥6,000(税抜)
*トールケースサイズ、スリーブケース付き
*80ページフォトブック付き

■初回限定盤B
品番:AVCD-98188~9 / POS:498806498188/5
価格:¥4,000(税込) ¥3,636(税抜)
*スリーブケース付き

■通常盤
品番:AVCD-98190 / POS:498806498190/8
価格:¥3,000(税込) ¥2,727(税抜)


■「Pon de SKY, Pon de STAR」(東海テレビ・フジテレビ系「浅草ラスボスおばあちゃん」オープニングテーマ)

作詞:m.c.A・T, RAP:ISSA

作曲・編曲:m.c.A・T

Choreographer:松尾駿(チョコレートプラネット), PHENOM (スーパー島田ブラザーズ),  TOMO(DA PUMP)

「浅草ラスボスおばあちゃん」

東海テレビ・フジテレビ系全国ネットにて毎週土曜日深夜23:40〜放送中

公式サイト:https://www.tokai-tv.com/asakusa-lastboss/



■「おそ松さんのボンバシェー!」(TVアニメ「おそ松さん」第4期オープニングテーマ)

作詞:m.c.A・T

作曲:Tarcsi Zoltán Jolly

編曲:Ha-ne(Relic Lyric, inc.)

Choreographer:KIMI・KENZO(DA PUMP)

TVアニメ「おそ松さん」第4期

テレ東系列6局ネットにて毎週火曜日深夜24:00〜放送中

公式サイト: http://osomatsusan.com/

©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会



■「SUSHI PARTY」(築地場外市場応援ソング)

作詞:前山田 健一

作曲:Sebastian Thott, Didrik Thott, TSINGTAO, Samuel Kim

編曲:Sebastian Thott

Choreographer:ISSA

2025年7月27日(金)〜9月26日(金) 

築地場外市場×DA PUMP「SUSHI  PARTY」コラボキャンペーン開催中

︎通販「DA PUMP SUSHI PARTYセット」発売決定

※2025年7月19日(土)午前10時から購入受付開始

※数量限定につき、なくなり次第受付を終了致します。

販売サイト:築地お取り寄せ市場 特設ページhttps://tkjm.jp/tsukijijougai/store546/

■<現地のみ>コラボグッズ販売の詳細はこちら

https://dapump.jp/news/detail.php?id=1125678

■フォトスポット/一部店舗対象プレゼントキャンペーンの詳細はこちら

https://dapump.jp/news/detail.php?id=1125813



■全国ツアー「LIVE DA PUMP 2025 BACK 2 DA UNITY」開催中

【公演日程】

・7月27日(日) 【福岡】福岡市民ホール 大ホール公演

・8月3日(日) 【東京】J:COMホール八王子公演

・8月16日(土) 【宮城】トークネットホール仙台公演

・8月23日(土) 【神奈川】相模女子大学グリーンホール公演

・8月30日(土) 【愛知】Niterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール公演

詳細はこちら

https://www.rising-pro.jp/artist/dapump/special/Tour2025/

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記事情報

高崎計三

ライター

高崎計三

1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。