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【クロちゃんは真面目!?】豆柴の大群 メジャーデビューシングル「AAA」インタビュー

2020.10.07
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TBS『水曜日のダウンタウン』内の企画から誕生したアイドルグループ・豆柴の大群。今年8月の番組で発表されたavexからのメジャーデビューシングル「AAA」がついに本日リリース! 10月24日には初のワンマンライブも行う5人に、これまでのこと、新曲とMVのことなどをお聞きしました!


「最初は頭がついていかないまま活動してました(笑)」


──メジャーデビューおめでとうございます! 昨年のプロジェクト・スタートからここまで、何度も「スタート」という言葉を使われる機会がありましたよね。その中で、今回の「メジャーデビュー」はどういう位置づけですか?
 
ナオ・オブ・ナオ(以下ナオ) 新たなスタートだなって思います。今まで「スタート」とか「りスタート」とかっていう言葉を使ってきましたけど、メジャーデビューっていうスタートは本当に大きいなって。
 
カエデフェニックス(以下カエデ) 本当に大きいきっかけですね。こんな風に取材していただいたり、広告トラックとかも走らせていただいたり、たくさんの方の目にとめていただける機会があるので、それを活かしていけるように頑張りたいなって思ってます。

──他のアイドルグループと比べても、メジャーデビューまで波乱がたくさんありましたよね。その中を、どう思ってここまで過ごしてきましたか?
 
ナオ 私たちも頭がついていかないまま、「豆柴の大群」というものができ、そのメンバーになり……という感じで、途中までは本当にこんがらがってる状態のままライブをしたり、お客さんの前に立つことが多かったんです。でも、みんなで話し合うタイミングがあった時に、「ここからどうしていこうか」という具体的な内容をメンバー全員でちゃんと決めてからは、一つ一つのことをしっかり丁寧にやっていこうという気持ちになれました。あそこで「頑張ろう!」っていう意識を高められたかなって思います。

──しかもWACK所属ということで、本当に皆さん「いつ何が起きるか分からない」中での活動ですよね(笑)。それぞれ、ここまでで一番驚いた瞬間はいつですか?
 
ミユキエンジェル(以下ミユキ) クロちゃんが本当にアイドルには手を出さないんだなって分かった時です。(一同、笑)オーディションの時は本当にガチで狙いに来てたんですよ! ホントにヤバいなって思ってたんですけど、豆柴の大群になってからは全くそういうのがなくなって、気持ち悪くないんですよね!
 
ナオ 確かに!
 
アイカ・ザ・スパイ(以下アイカ) 私は、豆柴の大群が始まってほんの数週間でプロデューサーがいなくなったことに、メッチャビックリしました。「そんな一瞬で解任されちゃうんだ!」って思っちゃって。
 
カエデ 私は急きょ加入が決まった時ですね。
 
ミユキ だよね!
 
カエデ オーディションが終わったのが9月の半ばぐらいで、そこから生放送で私が加入するまで3ヵ月ぐらいあったんですけど、その間は本当にアイドルの道は諦めて普通に学生として生きていたので、ある日突然アイドルになるなんて「まさか!」って感じで。全く考えてもいなかったので、飲み込めないまま数週間ずっと活動してました。
 
ナオ 私は、デビューシングルでオリコン1位を取った時ですね。まさか自分たちがオリコン1位を取れるなんて思ってもいなかったし、『水曜日のダウンタウン』ってそれだけ影響力のある番組で、その中で私たちが結成できたのもうれしかったです。
 
ハナエモンスター(以下ハナエ 私はやっぱり、メジャーデビューが決まった時ですね。1回もワンマンライブをやっていないこの状況でメジャーデビューできるなんて思ってもいなかったので、「早っ!」と思いました(笑)。
 
──グループ名を聞いた時は驚きましたか?
 
ナオ メチャメチャ驚きました!
 


ハナエ 冗談かと思ったんですよ! 後からメッチャかっこいい名前が来るんだろうなと思ってて。ロックっぽいヤツが。そしたらそのまま進むから……。
 
ミユキ 「ガチなんだ!」って。
 
アイカ 「ガチで豆柴なんだ……」って思ったよね。
 
ナオ 後からジワジワ来ました。最初は「またまた~!」って思ってたんですよ。そしたら収録が終わっても「じゃあ、豆柴の大群の皆さんは……」って言われてるし……
 
ハナエ そう、スタッフさんが私たちのことを「豆柴」って呼ぶんですよ(笑)。
 
ナオ それで「あ、本当に豆柴に決まったんだ、私たち……」って思って。驚きというか、そこは何か……(ハナエの方に)ね。
 
ハナエ 飲み込むのに時間がかかりました(笑)。
 
──いいように翻弄されてますね(笑)。
 
ナオ それが私たちなので(笑)。
 
──先ほども名前が出ましたが、やっぱり「豆柴の大群」というと、「あ、クロちゃんのアレね」ってなると思います。現時点では、皆さんにとってクロちゃんというのはどういう存在ですか?
 
ミユキ いいアドバイザーですね。
 
ナオ みんなのことをちゃんと考えてくれてる方だなって思います。「プロデューサー解任」っていうのを最初に聞いた時は、「クロちゃんが作ったグループなのに、作った本人がいなくなるってどういうことなんだろう?」って思ったんですけど、そこからアドバイザーっていう役職になっていただいて、そこからは個々に合ったアドバイスをちゃんとしてくれるんですよね。「“アドバイザー”ってこういうことか!」って思いました(笑)。
 
ミユキ 真面目なんですよ! MV撮影の時も、「今、俺のこと蹴りな!」って指示してくれるし。
 
ナオ もしかしたら、こういうこと言うのは営業妨害になっちゃうかもしれないですけど(笑)。
 
ハナエ でも、たまに目つきが怖くなります(笑)。撮影とかで追っかけられることがあるんですけど、その時の目はマジで怖いです(笑)。
 

「avex感満載」のメジャーデビュー・シングル「AAA」!



──で、そんなこんなで発売になったメジャーデビュー・シングル「AAA」なんですが……確認ですが、これの読み方は……。
 
全員 (声を揃えて)「トリプルエー」です!
 
ナオ アー写も「M 愛すべき人がいて」のドラマ風になってますし、これも含めて、avex感を満載でお送りしてます!
 
──えーと……むしろavexにケンカ売ってないですか(笑)。
 
全員 (口々に)いえいえ! ケンカは売ってないです!(笑)
 
──安心しました(笑)。「AAA」のジャケットもavexの「a」マークになってますが、アレってavexの受付で撮ったものなんですよね?
 
ナオ そうです!
 
ミユキ 上に上って、メッチャ怖かったです! メチャクチャ高いんですよ!
 
ハナエ 私とミユキが上に上ったんですけど、意外と傾斜もあって怖かったです(笑)。
 
ミユキ 「あとちょっとで落ちる!」って感じでした!
 
──人が乗るように作ってないですからね(笑)。ホントに「avex感」出しまくりですね。
 
カエデ メッチャうれしいです!
 
ナオ ありがたいです。「あ、本当に私たちavex所属になったんだ!」っていううれしさがありますね。
 
──うれしさのあまり上ってしまったと(笑)。で、曲の内容なんですが、どれも1曲の中にいろんな要素が詰め込まれていて、すごく賑やかですよね。同時に歌う方は大変なんじゃないかと思ったんですが……。
 
ナオ レコーディングの時は、曲ごとにサウンドプロデューサーの松隈ケンタさんが「ここはこういう歌い方にしてほしい」とか「こんな感じで歌ってみて」とかディレクションしてくださってました。
 
ハナエ 楽しかったです。パートによって歌い方が全然違うので。
 
ナオ だから、聴いててすごく面白いんじゃないかと思います。
 
──では、曲ごとにそれぞれの聴きどころを伺えますか? まずは「サマバリ」から。
 


ミユキ 私は、レコーディングの時は常に吉川晃司さんを意識して歌ってるんですよ。1stアルバムのレコーディングの時に、松隈さんに「ミユキは吉川晃司さんになるんだ!」って言われて。だからこそ今回は、「ぶちこわしてく 豆柴」っていう部分とかが「ブワーーーッ!」ってなってるんですよ。そういうとこですかね。
 
──な、なるほど……。
 
ミユキ あと私は、よく「メチャクチャふざけて」って言われるんです。だから言葉を崩したりして歌うことも多いんですけど、吉川晃司さんを憑依させてふざけてるんです。
 
アイカ 私は、「アラビアンにトレビアン」という歌詞のリズムが好きです。何か語呂がよくないですか?
 
──語呂はいいですが、意味は分かりません(笑)。
 
アイカ 確かに意味は分からないんですけど、そこのリズムは好きなんです。クロちゃんの歌詞は理解しようと思っちゃダメです(笑)。
 
ハナエ 歌ってる側も分かってないですからね。
 
ミユキ 私も分かんないところが何個かあります。調べても出てこない言葉とか。
 
──それを聞いてちょっと安心しました(笑)。
 
カエデ 私の好きなパートは、「三文芝居」というところと「あっかんべー」のところですね。短いけど印象的なフレーズを、「三文芝居」はナオちゃんと、「あっかんべー」はミユキと一緒に歌ってて、1人じゃなくて2人で歌うことによってアクセントが入って、印象的なフレーズが際立つかなと思うので、そこに注目して聴いてほしいなと思います。
 
ナオ 私のパートでは、「ドキドキスナイパー」というところですね。1番ではハナエが普通に歌ってるんですけど、2番では私が歌ってて、レコーディングの時に「エッチになれ」って言われるんですね。
 
ハナエ 「巨乳のお姉さん」ね。
 
ナオ そう、「巨乳のお姉さんになって歌えって言われるので、吐息が最後に入るんです。そこが聴きどころかなと思います。
 
ハナエ 私は最初の部分の「ソフトクリームのせてやるんだ 食らわせてやりたいから」です。その前にナオが「工事現場の カラーコーンを ひっくりかえして」って歌ってるんですけど、ホントに意味分かんなくないですか?(笑) 「何言ってんだ?」って思うんですけど、でもなんか強気な感じがして、意味は分からないけど好きだし、「香港映画風に歌え」って言われて意識してます。真剣に香港映画風に歌ったら、それが採用されました(笑)。すごく面白い感じになってるので、そこは注目していただきたいなと思います。
 
──それは、言われてから香港映画を見たりするんですか?
 
ハナエ いえ、レコーディングのその場で言われるので、イメージだけで。だから香港映画は見たことないです(笑)。


 
──そ、そうですか……。そしてまたこの曲のMVでは、少ししか映らないところでいろんな衣装を着てますよね? メインの衣装以外に着てるのは……。
 
ミユキ 「サンバ(男)」です。そういう設定なんですけど、たぶんアレは女ですね(笑)。
 
ハナエ えっ、そうなの? ズボン履いてたよね?
 
ミユキ でもヒゲつけてないし、ハイヒール履いてたので。
 
アイカ 私はイギリスの近衛兵……っていうんですかね? 高い帽子の。あの格好をしてます。
 
カエデ 私は巫女さんです。
 
ナオ 私はフラダンスの人です。
 
ハナエ 私は闘牛士です。
 
──ところどころでちょびっとしか映らないですけど、衣装はしっかりしてましたよね?
 
ナオ そうなんですよ! 巫女さんの衣装とか、本物ですからね。
 
カエデ そうなんです(笑)。着付けしてもらって。
 
ハナエ 上に羽織るのとかいろいろついてたよね。
 
ナオ 撮影の時は、その衣装でもフルコーラス撮ってるんですよ。「ワチャワチャしてください」って言われて。だから、まさかあんなに一瞬とは思いませんでした(笑)。
 
ハナエ グリーンバック撮影だったので、あんなに後ろにクロちゃんがいるって知らなかったし。「ガラスの後ろにクロちゃんがいるよ」とは聞いてたんですけど、あんな感じになるとは(笑)。
 
ナオ あと空飛ぶじゅうたんのシーンもグリーンバックで撮っていて、撮影中はどうなるのか分からなかったんですけど、出来上がったらすごくキレイな景色になってました。
 
ハナエ 完成バージョンを見たら、メチャメチャお金かかってそうだなって(笑)。私たちが初めて見たのも解禁日だったので、皆さんと同じタイミングで。
 
──そうだったんですね!
 
ナオ 「これがメジャーデビュー曲だったんだ!」っていうのを知ったのも、そのタイミングでした(笑)。レコーディングとか撮影の時は全く知らなくて、「次の新曲はこれだから」って聞かされてただけで。それから『水曜日のダウンタウン』でクロちゃんがドミノ倒しをやってくす玉が割れて、「メジャーデビュー!」って見て(笑)。
 
 
クロちゃんの歌詞とJxSxKさんの歌詞、全く違う世界!



──次の曲は「恋のかけ算 ABCDEFG」ですね。これは水着回のMVもいろいろ大変そうでしたが(笑)、曲の聴きどころとMVの見どころをまたそれぞれお願いします。
 
ミユキ 私が歌うパートってだいたい変なんですけど(笑)、今回も「ソルティーナイト ブギウギ 真夏のソルジャー」。意味分かんなくないですか?(笑) そういう独特なワードだったりもあるんですけど、「可愛い水着でガード固めて」というところは、私なりのかわいい歌い方でレコーディングしました。松隈さんに「アイドルらしくメチャクチャかわいらしく、ミユキらしく変に」みたいに言われたので、そういうイメージで歌いました。それと最初にみんなで「イヤー!」「ワー!」「レッツゴー!」って言ってるんですけど、そこは私だけシャウトしてます。MVもメチャクチャはっちゃけて、夏らしく仕上がったと思います。
 
アイカ 「泳いでたのに 溺れてる自分」っていう歌詞があるんですけど、私、ホントに全く泳げないんですよ! なので、自分にピッタリだなって思いました。そこが私のパートになったので、「あ、すごい自分だ!」と思いました(笑)。
 
ナオ 前にも「溺れる」ってところ歌ってたよね?
 
アイカ 「ドンクサハッピー」ね。「ぶくぶくおぼれちゃう」って歌詞なんですけど、そこでも溺れて、今回も溺れて……歌で溺れちゃうんですよ(笑)。偶然なんですけど(笑)。MVは水着を頑張ったので、見ていただけたらうれしいなって思います。
 


カエデ 私はこの曲で、自分史上一番長く歌ってるんですよ。ファンの方とかクロちゃんがすごく喜んでくれて、うれしかったので、これからも気合い入れて歌おうと思ってます(笑)。MVは、クロちゃんがゾンビになって登場してるんですけど、私たちがかわいい水着を着て踊ってるのとギャップがすごいので、そこを楽しんでいただけたらと思います。あと監督が女性の方で映像がすごくキレイなので、水着と言ってもセクシーというよりはフレッシュな感じになっているので、男性にも女性にも楽しんでいただけたらと思います。
 
ナオ 私は、今までの楽曲ではカッコいい声で歌うことが多かったんですけど、この曲では初めて、かわいい声で歌うということに挑戦してます。なので、この曲では今まで聴いたことのないナオ・オブ・ナオの声が聴けるんじゃないかなと思います。MVでは、水着になることが決定したのが撮影の1週間ぐらい前だったので、めちゃくちゃダイエットを頑張りました。1日3食めかぶという生活をしてたので、その成果のプロポーションを見ていただきたいです。
 
ハナエ この曲は歌詞がぶっ飛んでるんですよね。「タイやヒラメとファンタスティック 人魚姫」ってどういうこと?って(笑)。でもなぜか曲と合ってて、それがすごく面白いなと思って歌ってます。MVは水着だったんですけど……私も本当に泳げなくて、水着を着る機会もなくて、この撮影で初めてビキニを着ました。布が少なくて少なくて(笑)。でも、カエデも言った通り、エロい感じになるのかなと思ったけどそんなことはなくて、かわいらしい感じの映像になってたので、ホッとしました(笑)。たくさん見ていただけたらと思います。
 
──それでは3曲目、「今」。この曲のみ作詞がJxSxK(渡辺淳之介・WACK代表)さんですが、他2曲のクロちゃんの詞とはやっぱり全然違いますよね(笑)。
 


全員 (口々に)違いますね!(笑)
 
ハナエ JxSxKさんの歌詞って、メッセージ性があるんですよ。この曲にしても私たちに向けたメッセージが込められていて。最初に見た時は「終わり」とかそういう言葉が散りばめられていたので、ちょっと怖いなと思ったんですけど、何度も読んだり歌ったりしているうちに、「これはJxSxKさんが私たちの背中を押すメッセージなのかな」って思えたんです。勇気をもらって、「頑張ろう!」と思える曲ですね。
 
ミユキ 今ハナエが言ったみたいにメッセージ性があってエモーショナルな曲になってて、歌詞が来た時はみんなで落ち込みまくったんです。「何でこんな歌詞なんだろう? 終わっちゃうんだ……」と思って。でも見方を変えてみると、「後悔が一番ダメだから」とか、「今やるべきことをやろうよ」っていう感じなんですよね。「いつかは終わるんだから」っていうのも私たちが終わるんじゃなくてイヤなことが終わるっていう解釈に持っていけたりして、やっぱり前向きになれる曲なんです。レコーディングの時には、めちゃくちゃ感情を込めて歌うようにしました。だからいつもみたいにはふざけてないです(笑)。感情的な声を聴いてほしいですね。
 
──ふざけるのとこういう感じでは、どちらが好みですか?
 
ミユキ ふざけて歌うのも楽しいんですけど、個人的にはクロちゃんの変な歌詞よりもJxSxKさんが書くような詞の方が好きなので、私は「今」が好きですね。
 


アイカ サビで「間違ってたっていいじゃん 恥ずかしいことが恥ずかしい」っていう歌詞があるんですけど、私は間違ったりしたら本当に恥ずかしがってしまう性格で、学生の時とかもそういう時はいつもモジモジしていたんです。だからこの歌詞を見て、「恥ずかしいことじゃないんだな」という気持ちに完全になれたので、一歩大人になれたなって思います。
 
カエデ 他の2曲とは全く違うので、ギャップというか、新しい豆柴を楽しんでほしいと思います。歌詞をいただいた時に「終わり判断されちゃう前に」って部分がすごく引っかかったんですけど、「されちゃう前に」ってことは、まだ判断はされてないんですよね。今、メジャーデビューするこのタイミングでこの歌詞をいただいたということは、「終わり判断されないように、常に頑張っていかなきゃいけないんだよ」っていうJxSxKさんからのメッセージだと思うので、この歌詞を前向きに捉えて努力していきたいと思ってます。
 
ナオ 「AAA」は3曲がトリプルA面なんですけど、その中でこの曲は唯一のバラードで、落ち着いた大人っぽい曲になっています。歌詞もJxSxKさんが私たちの背中を押してくれるような内容になっているので、私たちもそれに応えられるような曲にしていきたいなと思います。
 
ハナエ 私たちが歌ったことのないような曲調だし、本当に今、大切な曲だなと思うので、今後もずっと大切に歌っていきたいです。


自粛期間の成果を、初のワンマンにぶつけます!


──ここからは少し、皆さんのプライベートな部分についてもお聞きしたいと思います。公式サイトのプロフィールには皆さんの「好きなもの」がいろいろと書かれていますが、その中で「特に自分を作ってきたもの」を挙げていただけますか?
 
ハナエ 私はもともとWACKの研究生だったんですけど、WACKのアーティストとか曲が好きで入ったんです。WACKになる前のBiSさんの1期から曲が大好きで聴いていて、今の私の音楽性を作り上げているのはWACKの音楽ですね。今も好きで、たくさん聴いてます。
 
ナオ ……そういうマジメな感じなの?
 
アイカ (手を挙げながら)ウチも違った~(笑)。
 
──いえいえ、どんな感じでも大丈夫ですんで!
 
ナオ 私は何よりもラーメンが好きで、コロナになる前は週2~3回のペースで通ってました。上京する前、高校生の時から学校終わりは必ずラーメン屋さんに行ってたぐらい好きなので、私の今の体を支えているのはラーメンです。水着のためのダイエットが終わった時も、すぐに冷やし中華を食べました。
 
──文字通りラーメンが体を構成してそうですね(笑)。特に好きな店は?


 
ナオ 東京だと二郎インスパイア系の、渋谷の「ちばから」ってお店とか、東北沢の「千里眼」とかですね。札幌出身なので、札幌ラーメンのことだったら何時間でもしゃべれます。ラーメンのお仕事お待ちしてます!
 
カエデ 私はお笑い芸人のジャルジャルさんが大好きです。意味の分からないシチュエーションで意味の分からないことをするのが面白いのと、毎日YouTubeにネタをアップしてたりとか、オンラインサロンの会員さんと会議をしてたりという風にファンの方を大事にしてちゃんと向き合ってる姿勢が素敵だなと思っているので、私もファンの人のことを常に考えていきたいと思ってます。
 
ナオ 結婚したいって言ってました。
 
カエデ 待って、言わないで!(笑) 福徳さんが結婚しちゃったんですよ! ちょっと悲しかったです(笑)。
 
ナオ でもこれだけ言ってたおかげで、YouTubeでコラボできたんですよ。


 
カエデ そうなんです! 夢が叶いました!
 
──おめでとうございます! アピールは大事ですね。
 
カエデ ハイ! なので、これからも言ってきたいと思います。私はジャルジャルさんが大好きです!
 
──大事なので2回言っとくと(笑)。
 
アイカ 私はやっぱり、お菓子でできてます。小学校からかな? いつからか分からないんですけど、食べない日がないんですよ。1日に1個は絶対食べないと気が済まない体になってて。和菓子も洋菓子も甘いのも塩辛いのも全部好きです。
 
ナオ 草餅が一番好きなんだよね?
 
アイカ そうなんです。草餅が大好きで。ちまきとか、葉っぱのにおいがするものが好きで、こうなっちゃいました。お菓子、大好きです!
 
ミユキ 私はSNSとかYouTubeですね。めちゃくちゃいろいろ学べるんですよ! 最近はYouTubeの「SUSURU TV.」っていうラーメン専門チャンネルをずっと見てて、ラーメンを学んでます。あとメイクの仕方とか。SNSではファンの方の言葉から、「こういうのがみんな好きなんだな」とかも知れて、支えになってます。
 
──さて、10月24日には「豆柴の大群のりりスタート」というタイトルで初のワンマンライブが開催されますね。最後にそこでの意気込みをお願いします!
 


ハナエ 私たちは6月に「スタート」というアルバムを出したんですが、半分以上の曲がお披露目できてないんですよ。その中には、ナオと私が振り付ける曲もあるんですけど、カエデ、アイカ、ミユキが初めて振り付ける曲もあったりするんですね。そんないろんな豆柴を見せられるはずだったんですけど、まだ見せられてないので、当日は皆さんが思ってるよりもずっと深いところまで豆柴を知っていただけるようなライブにしたいです。
 
ナオ 普段イベントで歌わせていただく時は3曲だけだったり、WACKツアーでは1曲だけだったりするんですね。最近は歌える曲数も増えてはきたんですけど、こうしてワンマンで豆柴のライブを見せることはまだできてなかったので、今回やれることは本当にうれしいです。カッコいい曲だったりかわいい曲だったり、いろんな雰囲気を持ってるグループなので、たくさんみてほしいなと思います。
 
カエデ ワンマンライブはもともと5月にやる予定だったんですけど中止になっちゃっていて、10月24日にやっと初のワンマンライブを迎えることができるのは本当にうれしいです。やっと会えたうれしさと、自粛期間に私たちがやってきたことの成果をそこで見せたいと思います。
 
アイカ 私は本当にダンスが全くできなくて、1stシングルの「りスタート」の時は他の3人と全く振りが違ったりしてたんですけど、この豆柴の活動をどんどんしていって、自粛期間にもかなり練習して自分の中ではけっこう踊れるようになったと思うので、そこを見ていただきたいです。
 
ミユキ 初めてのワンマンだし久しぶりのライブだし、あと、生で会えるんですよ! 今まで自粛期間でみんなつまんなかったと思うんですけど、その分も楽しんでいただきたいです。私たちもライブができなかった間に溜まった分を、思いっきり出していきたいなと思います。
 
──ライブも今後の活動も楽しみですね。ありがとうございました!
 
撮影 木川将史


メジャーデビューシングル「AAA」
2020.10.7 ON SALE

 
◎初回生産限定盤:CD+Blu-ray+PHOTOBOOK(50P)+メジャーデビュー記念メンバー個別チェキ
 ¥6,800 (+tax)
 ※スペシャルBOX仕様
 
◎CD盤:CD
 ¥1,200 (+tax)
 
◎キッズ盤:CD(キッズ向け商品 / 対象年齢12歳までの推奨商品)
 ¥909 (+tax)
 ※【初回封入特典】オリジナル豆ウーマンシールA封入(全5種のうち1枚ランダム封入) 
 ※推奨年齢の設定をしておりますが、どなたでもご購入頂けます。
 
 
 
【豆柴の大群のりりスタート 公演日程】
 
◆2020年10月24日(土) [東 京]昭和女子大学人見記念講堂
昼公演:開場 13:00 /開演 14:00
夜公演:開場 17:30 /開演 18:30
 
【チケット一般販売】発売中
 
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●動画配信・チケット料金● 視聴券:3,000円(税込)
【お申し込みURL】 https://w.pia.jp/t/mameshiba-pls/
 
※チケットは各公演毎に必要となります。
※発売期間:1回目公演 10/24(土)14:30まで
2回目公演 10/24(土)19:00まで
※アーカイブ配信はございません。
 
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●リアルライブ・チケット料金● 通常チケット:全席指定席:3,800円(税込)
【お申し込みURL】 https://w.pia.jp/t/mameshiba/
 
※当公演のチケットは全てデジタルチケットでの取り扱いとなります。
※未就学児童入場不可
※開場・開演時間は変更になる可能性がございます。
 
 
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高崎計三
WRITTEN BY高崎計三
1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。

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