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わーすた”KAWAII女子会“はゴハンに夢中?! パンケーキを食べながら5周年を振り返る!

2020.03.04
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2月29日、わーすたと、東京・新宿のパンケーキ店「Hawaiian Pancake Factory 新宿ミロード店」のコラボレーション企画がスタート。同日から3月15日まで、同店ではわーすた各メンバーオリジナルのフード、ドリンクメニューが提供され、またメンバーの写真パネルやサインが掲出されるなど、期間中はわーすた一色に染まります。企画スタートに先駆けて、メンバーが訪れた際の模様をレポートするとともに、3月25日にリリースされるベストアルバム『わーすたBEST』と、28日のワンマンライブについてインタビューを行いました!


メンバーも口々にコラボメニューを絶賛!

 

2月下旬の某日、今回のコラボ企画に先駆けて、わーすたメンバーが「Hawaiian Pancake Factory 新宿ミロード店」に来訪。坂元葉月さん、廣川奈々聖さん、松田美里さん、小玉梨々華さん、三品瑠香さんがそれぞれ自身の名前が冠されたオリジナルコラボフードとコラボドリンクに舌鼓を打ちました。

 



オリジナルフード&ドリンクがテーブルに運ばれるたびに、その見た目のかわいさに歓声を上げ、スマートフォンで写真を撮りまくり、すべてのメニューが揃ったところで「いただきます」と声を合わせた5人でしたが、その後の様子は人それぞれ。小玉さんはほとんどひと言も発することなく、自身のオリジナルフード「りりかのパンケーキパフェ」とドリンク「パステルブルージンジャー」を夢中で口に運びます。その隣でやはり「ななせのフルーツサンド風パンケーキ」と「パステルグリーンティーラテ」を黙々と堪能した廣川さんは、メンバー各人のコラボメニューと合わせて提供されるグループのオリジナルメニュー「わーすたバスケット」「わーすたプレート」にもフォークを伸ばします。





一方、松田さんは坂元さんを撮影係に任命。「いただきます」後にも、「みりの和装風パンケーキ」「パステルパープルオレ」と自身の“2ショット写真”を、スマホを構えた坂元さんに撮影してもらっていました。そして撮影を終えた坂元さんは松田さんと一緒に今しがた撮った写真の話に盛り上がりながら「はづきのひまわりパンケーキ」と「パステルYellowレモネード」をペロリ。また「るかのストロベリーパンケーキ」と「パステルピンクソーダ」を完食した三品さんは、松田さんの「みりの和装風パンケーキ」にロックオン。松田さんには内緒で和装風パンケーキに添えられた生クリームをつまみ食いしていました。




試食後のインタビューで、メンバーは「美味しい!」「ボリュームがあるから満足度が高い!」と口々にコラボメニューを絶賛。また「どのメニューも“映える”から、女の子にもぜひ食べてもらいたいし、その子たちがパンケーキをきっかけにわーすたを知ってくれたらうれしい」と、女性に人気のパンケーキとコラボレートすることで、わーすたの魅力を幅広い層に発信できる可能性に期待するひと言も寄せていました。



なお、期間中に「Hawaiian Pancake Factory 新宿ミロード店」でコラボメニューとコラボドリンクをセットで注文すると、わーすた全員の写真があしらわれたランチョンマットがプレゼントされます。またフードかドリンク、いずれか1点を頼むとメンバーのうち1人の写真がプリントされたコースターがランダムで配られるので、わーすたファンもぜひチェックしてみてください。


ベストアルバムは私たちにとって名刺代わりの作品!


わーすたは来たる3月25日に結成5周年を記念したベストアルバム『わーすたBEST』をリリースし、3月28日にはLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)でワンマンライブ「The World Standard ~わーすた 5さいになりました!~」を開催します。以下では、5周年企画を前にしたわーすたの5人にベスト盤の聴きどころやワンマンライブの見どころを聞きました。

──まずコラボパンケーキとコラボドリンクはいかがでした?

一同 美味しかったです!



三品瑠華(以下、三品) しかも映えるし、食べ応えもあるし(笑)。女の子は絶対好きだと思うし、男の子も満足できるメニューだと思います。

──その美味しくて、映えて、食べ応えのあるメニューの楽しみ方が五者五様だったのも面白かったです。

小玉梨々華(以下、小玉) 美味しかったので、つい無言になっちゃいました(笑)。今回のコラボのためにメンバーそれぞれ、好きな食べ物や飲み物についてのアンケートに答えたんですけど、それが実際のメニューにちゃんと反映されていたので。本当に好きなものをただただいただけたから本当に楽しかったです。

──あっ、メニューにはメンバーそれぞれの好物が盛り込まれてるんですね。

松田美里(以下、松田) 好物を完璧に再現してもらっているので、ファンの方は食べれば私たちの好みがわかると思います。

廣川奈々聖(以下、廣川) しかもお店に入るときに気付いてビックリしたんですけど、ここって夜の11時まで営業しているんですよね。だからファンの方は「仕事や学校が忙しくて行けないよ」って言い訳ができないんです(笑)。

──さらに店内にみなさんの写真やサインがディスプレイされたり、MVが流されたりと、お店が丸ごとわーすた仕様になるわけですしね。ファンなら要チェックだ、と。

坂元葉月(以下、坂元) それに今もそうなんですけど、新宿ミロードっていう駅の隣のビルに入っているから、お店の前の人通りもすごいじゃないですか。そこに私たちの写真を貼ってくれたら、これまでわーすたを知らなかった人にも私たちのことを知ってもらえるし、しかもパンケーキ屋さんだから女の子にも私たちのことを気にしてもらえるかもしれないんですよね。

──じゃあ、3月25日にリリースされるベスト盤『わーすたBEST』って、このお店でパンケーキを楽しんで、わーすたが気になった人にとって、うってつけのアイテムと言えそうですね。

小玉 確かに私たちの5年間のすべてが詰め込まれていると思うので、これからわーすたを知ってくれる人たちに対して名刺代わりの作品になってくれそうだなと思っています。

廣川 でも、自分たちの思っていた以上に曲数が多いというか、「私たちこんなに歌ってきてたっけ?」ってビックリしました(笑)。

坂元 私も5年という時間の長さをあんまり実感してなかったんですけど、ベスト盤を聴いて「わーすたってけっこう長く活動してきたし、いろんな曲を歌ってきたんだな」ってあらためて思いました。

──シングル曲や人気曲に絞って収録しているのに、CD2枚組24曲っていうボリュームですもんね。

三品 インディーズ時代からのシングル曲を集めたDISC 1は私たちの成長の記録というか。昔の曲を聴くと「今ならあの曲をこういう歌い方をするのにな」って当時の自分の未熟さにちょっと恥ずかしくなったりもするんですけど(笑)、でもその曲だって当時の全力で歌っているので、ファンの方にも、これからわーすたを知る人たちにも、この5年間でだんだん成長してきた私たちの姿を楽しんでもらえたらうれしいです。あとDISC 2はライブなんかでの人気の曲を集めているんですけど、本当にバランスのいい選曲になっているので。これを聴くことで「わーすたってこんな曲も歌えるのか」ってより深く知ってもらいたいな、と思っています。



松田 本当に5年の歴史の記録というか、ファンの方はそのときどきに発売された曲を聴きながら「あっ、この曲がリリースされたときのツアーに遊びに行ったな」とか「この曲の初披露のときは、メンバーみんな、こんな感じだったな」って、いろんなシーンを思い出してもらえるアルバムになったとも思っています。

──まさに写真のアルバムと同じように、歴史を振り返ることのできるアイテムになった、と。

松田 その歴史を耳で感じてもらうことって音楽活動をしている人ならではの表現だと思うので、そこも楽しんでほしいですね。

坂元 あっ、でも「CD+Blu-ray盤」と「CD+Blu-ray盤(豪華特殊パッケージ仕様)」にはこれまでに発表してきたMVがほとんど収録されたBlu-rayも付いているので、目でも楽しんでほしいです。わーすたは結成したころから「かわいい」をキーワードに掲げていて、どのMVもそのかわいいを追究したつもりなので。その私たちがこだわってきた“かわいいの歴史”も見てもらいたいです。


6年目、わーすたはもっと大きな存在に!


──そしてアルバムリリース直後の3月28日には、LINE CUBE SHIBUYAで5周年記念ワンマンライブがあります。もう開催まで1カ月を切っているし、さすがに全貌は見えている?

松田 すでに公表していることではあるんですけど、今度のライブでも生バンドと共演できるのがすごくうれしくて。去年の代々木公園 野外ステージでのフリーライブ(2019年10月8日の「わーすた×NEKONOTEBANDフリーライブ」)や、3年前のZepp DiverCityでのライブ(2017年4月22日の「The World Standard ~夢があるからついてきてね~」夜の部)でも生バンドライブをやったんですけど、そのときすごく感動して。私たちもファンの方もあの感動を味わえるといいな、と思っています。

──逆に今回のコラボでわーすたを知って、ベスト盤を手にした人たちにとっては、CD音源とはまた別の、生バンドならではのアレンジを楽しめることになる?



三品 バンドメンバーのみなさんがすごくカッコよく演奏してくださっているので、確かにそうなると思います。全編バンドセットというわけではないんですけど、バンドとやる曲は原曲とはまた違った迫力を楽しんでもらえるかな、って。

廣川 あとセットリストもこの5年のキャリアを完璧になぞっているわけではないんだけど、私たちがこの5年間、ずっと大切にしてきた、5周年記念だからこそ歌いたい曲も入っているし、ベストアルバムで予習してきた方も「あっ、この曲知ってる」「ライブだとこうなるんだ」って楽しんでもらえるはずです。

──そしてLINE CUBE SHIBUYA公演が終わると、わーすたは6年目を迎えます。その6年目はどんな活動をしましょう?

廣川 正直な話、今のわーすたって、結成した頃私がイメージしていた“5年後のわーすた”の姿にはたどり着けていないんです。だから5周年は節目ではあるんだけど、その歴史に浸ろうとは思っていなくて。6年目は男の人はもちろんですけど、女の子ファンももっと増やしたいし、アイドルシーンでもっと存在感を示していきたいな、と思っています。



小玉 確かにもっといろんな人をもっとワクワクさせたいです。もちろんこれまでも「ファンの方や、わーすたを知らない方にどうすれば楽しんでもらえるのか?」を考えて活動してきたんですけど、さらに新しいことに挑戦して「こんなわーすたを見られてうれしい」とか「こんな面白いことをやってる子たちがいるの」って、みなさんに楽しんでもらいたいです。

三品 実際、6年目に向けて、わーすたとしても楽しいことをいろいろ計画しているし、私個人としてもやりたかったことの実現に向けていろいろ準備をしているので。私、毎年抱負は「楽しく生きる」にしているんですけど(笑)、わーすたのファンの方や、わーすたのことがちょっと気になっている人にも楽しく生きてもらえることがやれたらうれしいし、やるつもりですっ!

──おーっ! 頼もしい。松田さんの6年目の目標は?

松田 もともとアイドルになりたくて、その念願が叶ってこの5年間、アイドルをやらせてもらっているんですけど、その活動を通じて「私はやっぱりアイドルが好きなんだな」って実感できたんです。わーすたとしていろんなことをやらせてもらったことで、いろいろなことをできるようになったし、どんな現場に行ってもちゃんと“わーすたらしさ”を発揮できるようになったのがすごくうれしいからこそ、今度はアイドルシーン以外の現場に行ってもちゃんと“アイドルらしさ”、“わーすたらしさ”を発揮して、これまでアイドルに興味のなかった人たちにも、私の好きなわーすたの存在を知ってもらいたいです。

 

坂元 うん。6年目はもっといろんなところでわーすたを知ってもらいたいし、もっと大きな存在になりたいですね。LINE CUBE SHIBUYAというホールでのワンマンライブを機にちょっと遠い存在……って言うと違うんだけど、なんていうんだろう?

──もっとスター然とした存在になりたい?

坂元 うーん……。これまではライブハウスという近い距離でファンの方と会っていたんだけど、もうちょっとレア感がほしいというか……。

──でもそうなっちゃうと、今ライブハウスで会える、身近な存在としてわーすたを応援しているファンの方の中には悲しむ人もきっといますよ?

坂元 今、わーすたはライブ中の写真撮影や動画撮影がOKで、ファンの方が撮ってSNSにアップする写真や動画を見るのは私たち自身楽しみにしているし、あと、メンバーのSNSを見てもらえばわかると思うんですけど、みんな本当に個性的でありつつも、でもファンの人を思う気持ちは全員一緒なので。「近そうなんだけどちょっとレア」「レアそうなんだけど、実は身近」。そういうアイドルになりたいな、と思っています。

──最後になんでわーすたはメンバーチェンジもなく、5年間アイドルシーンをサヴァイブできたんだと思います? さっきパンケーキを食べている様子を見ていても、「お前ら、友だちの集まりか!」ってくらい仲がいいし、息が合っている印象を受けたんですけど……。

松田 でも、友だちとかでは全然なくて……。

廣川 バッサリだ(笑)。私は友だちだと思ってたのに!



一同 あはははは(笑)。

松田 いや、悪い意味じゃなくて(笑)。メンバーは、友だちとも家族とも違う、「わーすたの仲間」という唯一無二の存在なんです。もともとそれぞれが地元のavexのスタジオで、アイドルやアーティストを目指しながらレッスンを受けていて、その中から選抜されたメンバーなので。場所は違うけど環境は同じというシチュエーションで育ってきた5人だから、「みんなの気持ちは一緒のはず」って、結成当初から5周年の今までずっと変わらず思っています。

──みんな「歌って踊れる人」になるために専門のトレーニングを受けていた人たち、つまり最初から目指すところが一緒の人たちの集まりだから、5年間がんばってこれた?

松田 そういうことなんだと思います。結成したときから、みんなちゃんと「わーすたの一員としてやっていくんだ」っていう熱さや根性を持っていましたから(笑)。なので、それぞれの思っていることや目指していることはちゃんとわかっているつもりだし、だからこそ5年間活動を続けてこれたし、これからも続けていけるんだと思っています。


 
撮影 長谷英史



『わーすたBEST』

2020.03.25 RELEASE

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わーすた×Hawaiian Pancake Factory コラボカフェ
開催日程:2020年2月29日(土)~3月15日(日)
開催店舗:Hawaiian Pancake Factory 新宿ミロード店
(東京都新宿区西新宿1-1-3 小田急新宿ミロードM2F)
公式サイト:http://www.giraud.co.jp/hpf/


わーすた5周年記念ライブ
『The World Standard ~わーすた 5さいになりました!』

公演日程:2020年3月28日(土)16:00開場/17:00開演
会場:東京:LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
※チケットsold out
成松哲
WRITTEN BY成松哲
1974年、大分県生まれ。フリーライターから音楽ナタリー編集部を経て、再びフリーライター。著書に『バンド臨終図巻』(共著。河出書房新社/文春文庫)など。
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