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【THE RAMPAGE】2025年「エネルギー集団」になる!?

THE RAMPAGE

【THE RAMPAGE】2025年「エネルギー集団」になる!?

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2023年の『ROUND & ROUND』以来2年ぶりのニューアルバム『(R)ENEW』をリリースするTHE RAMPAGE。2枚組でDisc 1が新曲7曲、Disc 2が6シングルの収録曲13曲を収録という、ちょっと変わった構成になっていますが、ここにもメンバーの思いが込められているようです。その意味や各楽曲の解説、ドーム公演映像の見どころやツアーについてなど、陣、RIKU、山本彰吾、龍の4名にいろいろと伺いました!

東京ドーム公演を経て「ここで止まりたくない」という思いから、アルバムを全曲新曲に!

──今回の『(R)ENEW』は2年ぶりのアルバムということになります。まず、この『リニュー』と読むタイトルにはどういう意味が込められているんでしょうか?

 まず今回は、内容というかコンセプトが先に決まったんですね。「全曲、新曲でいきたいです」という意見がメンバーから出て、今までのアルバムとはちょっと違う感じで一新してやろうと。もちろんDisc 2には過去の作品も入ってるんですけど、メインになる曲はやっぱり新曲でガッチリ攻めたいです、というところから繋がったのが、この『(R)ENEW』というタイトルですね。僕的には、昨年のドーム公演が終わって一発目のアルバムがこれ、っていうのがすごく意味があるなと思って。ドームという僕らの大きなターニングポイントがひとつあって、それが無事成功に終わり、でもそこで落ち着かず、さらに攻めていこうと。そういう意味では新しさもあるんですけど、言い換えると攻めた曲調も多かったりするので、まさに今の僕たちにぴったりな作品っていうところですね。

──2枚組で、Disc1が全曲新曲、Disc2が既発曲という構成というのは、皆さんからの発信で決まった感じなんですね。

 そうですね。ディスカッション重ねながらでしたが良い形に落ち着きました。

──ドームでひと区切りつかせたくなかった?

 そうなんですよ。アルバムも、時代によって作品のあり方とか価値って変わってきてると思っていて、もしかしたら「アルバム」という形では作らないという人もいますし、作らなくてもいいのかもしれないですよね。けど、自分たちの作品に残すっていう意味を考えた時に、ファンの人たちも含めて手にしてないものは全部欲しいと思ってくださるでしょうし、そうなった時に新しい楽曲が入ってた方が絶対に特別感があって、このアルバムの意味みたいなものが出てくるのかなと思ったので、新曲をたくさんいれたいですねという話になりました。

──Disc2の13曲で「ニューアルバムです」という形でも、全然成立はしますよね。でもそこにはとどまりたくなかったと。さて、前作からの2年間で、自分が一番変化、成長できた実感がある部分はどこでしょう?

 一応、グループの中で僕が「音楽担当」みたいな感じがあるんですけど、ずっと溜め込んできたものが形になり始めたのがここ2年かなと思いますね。メンバーからも「いいじゃん、いいじゃん」って言われるようになって、そうやって認めてくれるようになったなと。そこから、自分ができることだったりとか、自分の色が強く出せるところについてはグループを背負って出ていっているつもりなので、そこがすごく変わったなと思います。超個人的なことですけど。

──手応えを感じてますか?

 そうですね、ボチボチ(笑)。徐々にそうなってるというか、まだまだ僕の理想への道中ではあるんですけど。引き続き、頑張ります。

山本彰吾 僕はもう、自分としての役割が確立しつつあるので、そういう部分では、だいぶ仕事しやすくなりましたね。話をするのが早くなったと思いますし、頼っていただくことが増えて、グループのことでお話をいただく時に、寄り道なしでダイレクトにいろいろとお話できるようになって。「THE RAMPAGEをどうよくしていこうか」みたいなのを日々考える場合に、自分の気持ちのままに考えられることができて、何かに逃げたいなと思うことがなくなりました。

──よりストレートに行けるようになったと。

山本 そうですね。結局、「自分のやりたいこと」が「みんなのやりたいこと」だったらいいなみたいな感じと、みんなが輝くところを自分がバックアップできたらいいなとはずっと思ってるので、それを伝えやすくなったし、環境が味方してくれるようになりました。

RIKU 僕もここ2年ぐらいで、自分が一番「ここだったらTHE RAMPAGEを代表して戦いに行ける」みたいな場所を見つけたっていうのもあって、複数のミュージカルや舞台の仕事をTHE RAMPAGEと並行してやってきたので、その“場所”を見つけたっていうところと、本当にどんなジャンルの音楽でも、一つのフレーズにしてもより多角的に言葉を捉えることができるようになったので、いろんなジャンルをよりよく表現しやすくなったなと感じています。その上でお客様が聴いてくださるわけなので、その人たちも聴き心地がいいというか、分かりやすく形にしていくことが、よりできるようになったのはここ数年かなと思っています。

 僕もグループにいる自分と、会社の中にいる自分とのバランスというか、そこをすごい大事にしていて、THE RAMPAGEのマネジメントも半分しているような感じなんですね。

RIKU 確かに(笑)。

 今までは「それはマネージャーさんがすることやろ」と思ってたけど、よくよく考えたら、自分らのことってスタッフさんだけじゃなくて、自分らが一番理解してるんですよ。だからやっぱり自分たちがやるべきやなって思ったし、誰かに任せっきりにせずに、自分たちでそういうところもやった方がいいなと。今までは、周りがやってくれると勝手に決め付けちゃってたんですけど、リーダーとしても、自分がやるべきだなと。やっぱりメンバーでもある自分が一番メンバーたちの通訳にもなれるし、逆に言うと会社の人たちに対しても「こういうのやりたいです」と言いやすかったり、その環境作りを意識して努力してるというか、日々奮闘してる感じですね。

──その方が話が早いですよね。

 早いですね! 一番一緒にいるのがメンバーなので、必然的にそこは早くなりますし。本当に無駄なく動けるというか。

──他の皆さんも、それでいろんなことが進みやすいとか、話が早いみたいなところを感じてますか?

山本 そうですね。楽屋で話してたことが、本当に陣さんを通してちゃんと全体にも伝えてもらっている感じですね。

RIKU メンバーみんなの気持ちというか、みんなの言葉として混じりけなく全体に伝えてくれるので。

Disc 1の新曲7曲を、メンバー自身の言葉で解説!

──ではここからは、Disc1の7曲について、1曲ずつお話しいただけますか? まず1曲目は「蜘蛛の糸」。ツアーテーマにもなっている楽曲で、DRUM TAOさんとのコラボ曲ですが、めちゃくちゃカッコいいですね。

山本 2025年のTHE RAMPAGEのテーマとして、今ツアータイトルにもなっている「PRIMAL SPIDER」というのがあるんですね。HIROさんと陣さんを交えて打ち合わせをして、「来年のツアーとかどうする?」みたいな話になった時に、「THE RAMPAGEはパフォーマンス集団だ」みたいなことを最近よくおっしゃっていただいてたんです。その中で、ちょっとインスピレーションみたいに一瞬でパッと出てきたのがクモのイメージで。1匹ずつももちろん強いけど、集まったら軍団としてもっと強くなるし、糸を張り巡らせて全国にファンをキャッチしていくんだと。そういった意味で「クモがいいよね」という話になった時に、「メッチャいいです」と。そこで「蜘蛛の糸」っていうイメージが自分の中ですごく出てきたんです。1本の糸をみんなで掴みに行って、何としても登ってやるんだ!みたいな、そういうのがコロナ禍以後の自分たちの活動にすごく似てて。「もう本当に全部終わったな」「終了です……」みたいなタイミングから、そこにエンタテインメントの1本の糸が下りてきて、そこにみんなでしがみついて必死に登っていって、その途中にまだいるな、みたいな。そのパワーとかエナジーとか、骨精神とか湧き上がってくる感情をこの1曲に落とし込みたいなと思ったんです。「蜘蛛の糸」って、けっこうなパワーワードじゃないですか。漢字の画数もメチャクチャ多いし、たぶんみんな書けないし(笑)。

──自分で書いたことはない気がします(笑)。

山本 そうですよね(笑)。でもそこで覚えてくれたりとか、「蜘蛛の糸……あ、THE RAMPAGEが最近出した、漢字の難しいヤツね」みたいな感じでも引っかかってくれればいいし、それすらもクモの巣に引っかかっちゃうみたいなイメージじゃないですか。そうやっていろんなところで蜘蛛の糸、蜘蛛の巣みたいなものを張り巡らせていくんだというところで、自分たちの今年の活動を全てこの曲にガッと詰め込んだらいいんじゃないかというところですね。

──なるほど。

山本 HIROさんも「DRUM TAOさんとの再コラボもすごくよかった!」って言ってくれたんですけど、何としてもやりましょうって言ってこれが出来上がって。気づいたらめっちゃカッコいい曲になってたという感じです。

──また、MVの編集途中の段階の映像を少し見せていただいたんですが、その段階でも「すごいものになりそうだな」という感じでした。

 僕らも撮影の段階では、CGとか全くイメージできてなかったんですけど、すごいなと思って。CG、無駄遣いしてないですよね(笑)。僕らのパフォーマンスとリンクしてるなと思いました。今って情報が溢れてるので、世界観を作ることってメッチャ大事じゃないですか。楽曲とかもそうですけど、作品もこれぐらいインパクトがある方が、絶対見た人の心に残るので、いいと思います。

──続いて2曲目が、アルバムのリード曲でもある「BURN」ですね。

RIKU この曲は歌詞だけ見たら、今まで通りTHE RAMPAGEが得意としているヒップホップで、けっこう強気なフレーズもすごくたくさんあったりするんですけど、この曲もMVを撮っていて、各メンバーがテーマの違う衣装をまとって登場します。時に、こういうヒップホップ・テイストの楽曲って、なかなか馴染めない方々からすると「どう楽しんだらいいんだろう?」みたいな部分があるのかなって思うし、ぶっちゃけ自分が最初そうだったんですよ。でもそれを一気にぶち壊してくれる楽曲というか、別に「こうやって楽しまなきゃいけない」とかは特になくて、感じたままに体を揺らしながら楽しめばいいというか。そういう意味では、THE RAMPAGEを自分たちにとってグループとしてのあり方を提示するとともに、すごく広げてくれる作品になったんじゃないかなと思っています。だから、入口としてこの曲からTHE RAMPAGEに入ってくるのもすごくいいなと個人的には思いますね。

──THE RAMPAGEにハマるきっかけになり得る曲ということですね。

RIKU はい。振り付けも、今までお世話になっているs**t kingzのNOPPOさんに担当していただいた中で、サビで繰り返されるフレーズのところではキャッチーで象徴的な振り付けもあったりして、象徴的なとこだけでも一緒にマネしやすくなっています。そういうのがあったら、ライブでもどのシーン、どの瞬間にこの曲が来ても、どういう役割も果たせるような楽曲だと思うので、すごくいい楽曲に僕ら出会えたなと思っています。あと個人的に、ボーカルの表現の仕方としては今まで使ったことのないチャンネルを引き出した楽曲になったので、「あ、自分、こんな声ってあったんだ!」みたいな。「蜘蛛の糸」でもそうだったんですけど、そういう出会いもあったりしたので確実に自分を成長させてくれてグループの進化を加速させてくれる楽曲だなと感じています。

──この曲のMVのお話も先ほど出ましたが、すごくたくさんのシチュエーションがあります。

RIKU そうですね、特にボーカルは3つぐらい衣装を着替えて撮ったりしてますね。

──皆さんで踊るメインの白ホリがまずあって、それぞれの何人かずつの場面があって、それもCGが入ってたりしていて。

RIKU イメージとしては、パフォーマーたちが作っている世界にボーカルが遊びに行くみたいなコンセプトもありつつ、各シチュエーションに合わせた衣装を身にまといながら、パフォーマンスしています。各セクション、「このメンバーが選ばれるよね」みたいなチーム分けでもあって、僕はこの2人(山本、龍)と一緒に踊るシーンもあったりします。踊りなんだけど、ちょっとアクティング的な部分もあったりして、すごく新鮮でしたね。

──撮影にはどれぐらいの時間がかかったんですか?

 2日ぐらいだったっけ?

RIKU 人によっては1日で終わった人もいて。僕は1日組だったんですけど、本当に丸1日やってましたね。

カラオケで歌ってマネしてほしい「PRND」!

──続いて3曲目の「Rizzup」は龍さんの制作ということですね。

 はい。今回は「音サビ」という課題があって、レコード会社の皆さんといろいろ話して、アルバム曲の中でジャンルとしてエレクトロだけなかったので、エレクトロにしようというのがまず決まって。インダストリアル・ベース的な感じの音サビ曲にしたんですけど、THE RAMPAGEのカラーを考えたら、すごく鋭利な方が音サビはカッコいいし、しかもこういうライブ・ベースだったので、シーンとして見せられる楽曲がほしいなと思って制作させてもらいました。普段後ろで踊っている僕だから分かるボーカルの強みだったり、フック2のところにハモを入れたり、そこはボーカルが一番強く出られるところをけっこう選んだりしています。あと、「この曲ライブではDメロいらないかもね」みたいな話になったりもするのでDメロはカットして、2サビが来た後にダンスブレイクに入るっていう。

 そういうことだったんだ(笑)。

 そこは、メンバーのことを分かってる僕が作るから、っていう権力を振りかざして(笑)。アップダウンがすごい曲で、Bメロのシネマティックなところがあるじゃないですか。あれがDメロで来たら絶対困るだろうなと思って、2サビからそのままダンスに行って、盛り上げて終わり、みたいな感じで作りました。

RIKU いい意味で「もうちょっと聴きたい」って感じで終われるから、俺もいいなって思う。

──それも、メンバーが制作してるからこそ、みんなの意見も吸い上げられるわけですね。

RIKU でも、だから緊張しましたよ、この曲は。やっぱり龍が考えてくれたから、「RIKUさん、そうじゃないんだよ……」とかなったらどうしよう?みたいなプレッシャーがけっこうあって。

 レコーディングを見に行かせてもらいましたけど、もう全員一発で。あと歌詞はYVES&ADAMSのZEROさんなんですけど、3人のカラーがけっこう強く出るようにといろいろオーダーさせてもらって、すごく勉強になりました。制作に携わるものはトラックものが多かったので、今回はしっかりとそういうキーとかスケールの問題をサポートしてもらって、1人1人の色が出るようになっています。3人のカラーが出て、フックが来るみたいな。

──ヘビーではあるんですが、「ヘビー」の一言じゃちょっと収まらないというか。

 そうですね。だからBメロで、あえて映画っぽいシンセにしました。Bメロは基本上がっていくんですけど、そこで落としてやるとサビがキレイに入ってくるので。騒がしくない感じにしたかったんです。

──4曲目が、「Drown Out The Noise」ですね。

 これは吉野北人が主演の映画『遺書、公開。』の主題歌ということで、歌詞にも映画に関連するフレーズが入っています。こういうロック調の曲って、メッチャTHE RAMPAGEに合ってるなと思って。前回のドーム公演ではギタリストのMIYAVIさんにゲストで出てもらいましたけど、「ROUND UP feat. MIYAVI」とか「SWAG & PRIDE」みたいな曲が、ああいう派手なステージにメッチャ合うんですよね。だからこういう曲がまた新しくできた時に、新しいライブの形もできると思います。また歌詞も、自分たちの思いとかも込めて書いてくださってたりするんですけど、こういう曲の方が叫びとか訴えって歌詞として届きやすいんですよね。この楽曲で僕たちの叫びみたいなものが届くといいなと思っています。

──最初に聴いた時に、ライブですごく盛り上がりそうな曲だなと感じました。

 そうですね。パフォーマンスも絶対カッコよくしたいですし、3月からのライブでどんなパフォーマンスになるか、楽しみにしていただければと思います。

──5曲目は「BE WIZ U」ですね。

RIKU リリックはバラードでもおかしくないぐらい優しくて、包み込むような内容なんですけど、それをあえてセオリー通りではなくて、もっとTHE RAMPAGEのヒップホップ・テイストに寄るというか、その上で愛を届けていくような感じですね。過去の曲で言うと、「Seasons」というバラードがあるんですけど、そのもう一歩先に進んだような楽曲になる、というか、します。実はレコーディングが明日なので(※取材は1月下旬)、今絶賛、自分の中でどう歌っていこうかなっていうプランを練ってるというのが正直なところなんですよ(笑)。ポップで明るい曲って、あんまりそっちに寄せすぎちゃうと、自分の声質の場合はすごく軽くなってしまうという弱点があるんですね。だからちょっと、泥臭い感じでいこうかなと思っていて。僕らも簡単な道を歩いてきたわけではなくて、本当に悔しい思いもしまくってデビュー8周年を迎えるところでもあるので。それがあるから、同じような境遇にいたり、これから壁にぶち当たるであろう方々に対して、それを経験して乗り越えた人たちに対して、全て老若男女問わず包み込むような、そういうJ-HIPHOPを歌うべく頑張りたいなと思って歌っているのがこの曲ですね。

──いいタイミングで聞けた気がします(笑)。

RIKU こういう、歌詞とトラックのギャップがある曲って難しくて、どっちかに寄りすぎちゃうと成立しないんですよ。1人で歌うならまだいいんですけど、3人で相方たちと調和を取りながら、この楽曲をやるっていうのは、例えばメロディーラインがシンプルだったり、音程的に優しかったとしても、やっぱり難しくて、頑張らなきゃいけないわけですね。ただ、これもTHE RAMPAGEの武器になるので。

──タイトルは、「バラードなのかな?」と思わせるような感じですよね。

RIKU そうなんですよ。そこも含めてご期待ください(笑)。

──6曲目、「PRND」ですね。

RIKU これは車のギアですね。「パーキング」「リバース」「ニュートラル」「ドライブ」。それをそのまま、並んでる通りにタイトルにしてます。僕らの楽曲で言うと「WELCOME 2 PARADISE」に次ぐような、ちょっと優しくて爽やかな楽曲ですね。助手席に奥さん、彼女、好きな人、これから告白する予定の人とかを乗せて、一緒にチルタイムを過ごしていくようなイメージの楽曲ですね。これは本当に(川村)壱馬のラップパートも相まって、すごく爽やかなんですけど、ヒップホップを主軸にしたグループとしての表現が成立している楽曲になっているので、思いっきり僕らのこの「Love」「Chill」「HIPHOP」、この三拍子に酔いしれていただきたいです。もっと言うと、モーニングコールにピッタリかもしれないです(笑)。

──そういう爽やかさですか。

RIKU そうですね。聴く人を選ばない楽曲だなと思ってますし、歌もすごくシンプルなので、カラオケとかでマネして歌っていただきたいですね。カップルだったら彼氏さん、旦那さんはパートナーに対して歌うなんてことがあったらいいな、なんて思います。

──いいですね。

RIKU 僕らは3人で歌うので、カラオケで歌うにはちょっと難しい楽曲もあったりするんですけど、これは1人でも歌えるので、ぜひぜひって感じですね。

4人が推すDisc2のオススメ、そしてドーム公演映像の見どころは?

──で、最後の7曲目が「Far Away」。

RIKU これはもう本当に、壮大×壮大なバラードになる……予定です(笑)。リリックも、初期の頃からずっとお世話なっている和田昌哉さんにお願いしています。和田さんは本当に、個人的にもグループのことに関しても、すごく僕らの歴史を見てくださっているので、僕らがその時どういう気持ちだったとかを汲んで言葉にしてくれるんですよ。歌う側としてはありがたい限りなんですけど、これはもう本当に、僕らも歌ってて涙が出てしまうような楽曲になるんじゃないかと思っているので、パフォーマーも泣かせに行くつもりでレコーディングしていきたいと思っています。

──以上でDisc1の7曲について語っていただきましたが、Disc2については、この中からお1人1曲ずつオススメを選んで、その理由をいただけますか?

 ぼくは「華麗な生活」です。(RIKUに)これ、難しくなかったですか?

RIKU 難しかったよ! エグかった!(笑)

 最初、速攻ハミングから始まる感じとかもけっこう新しい楽曲で、こんなに音数が少ないというのは、一番じゃないですかね。レイヤーが少なくて、だから声も入ってくるというか。あと、こういうトータルのプロデュースを含めてすごく好きで。マニアックな話ですけど、Chaki Zuluさんすごいなと、改めて思いましたね。

RIKU 僕はいろんな面を含めて、「Let’s Go Crazy」がすごく好きで。というのも、昨年の「CyberHelix Tour」の時に、後半でみんなでタオルを振り回しながら一つになりましょうっていうような役割を持った楽曲だったんですね。そうやってライブでやってる時のメンバーの表情を見た時に、1人1人がすごくいい顔をしてて、すごく楽しそうで、ある種童心に帰っているというか。言葉もすごくシンプルに、「別にはしゃぐ時ははしゃいだっていいじゃん」みたいな、「ライブってそういう時間だろ?」っていうのを、僕らも僕ら自身に言い聞かせてるし、お客様に届けている楽曲なので、そういうメッセージとか、カッコつける瞬間もありつつも、こうやって童心に帰ってみんなで、それこそ水遊びしてるぐらいの感覚でいられる曲だなっていうのを改めて思ったので、そういう意味を込めて「好きだな!」って思いますね。ランペ的ではないけど(笑)、でも音楽の一つの魅力を存分に詰め込んだ楽曲だなと思います。

 いいですよね、これ。

山本 僕は8曲目の「Light Up The Night」ですね。メッチャ好きっす。こういう、ディスコでかかってそうな……。

RIKU 間違いない!

山本 オシャレで、BPMも速いんだけど、そうノらない曲、みたいなのがメッチャ好きなんですよ。これはライブでやろうかなみたいな話をちょっとしてるんで、楽しみにしててほしいですね。

 僕は……「BIONIC」もメッチャ好きなんですけど……やっぱり「CyberHelix」かな。これ、前回のツアーで1曲目にやったんですけど、バーン!と開いていって流れた時の歓声で、「うわ、これ絶対楽しなるやん!」みたいな。いつもやったら浮き足立つ感じになるんすけど、ドキドキもしなかったっていうか、「カマすか」みたいなスイッチが入る曲でしたね。THE RAMPAGEのパフォーマンススキルがあるからできる曲ですね。

──そして、先ほども出た東京ドーム公演のライブ映像が商品化され、同じ日にリリースされますね。あのドーム公演を今振り返ると、何が一番印象に残っていますか?

山本 ライブのテーマから、演出、ゲスト……全部フルで入り込んで関わったのが初めてだったので、自分として1本のライブを完成させたなって思えたところは、すごくうれしかったですね。ステージに立った後はもうお客さんのものなんですけど、それを産んだ時には「うれしい!」みたいな。「あ、やってるわ!」って思いますね。もともと、何かのテーマからライブを作ったりはしていたんですけど、この時みたいにオープニング映像のプロットとかイメージから作ったのは初めてだったので、楽しかったっすね。

──その映像の中で、自分に関してはここを見てくれというところ、見どころを教えていただけますか?

 僕はラテンパートですね。DRUM TAOさんとコラボのパートのスムーズさが神ってて。あそこがあのライブ全体の中でも基本みたいな感覚があって、すごいお祭り騒ぎのセクションだったので、すごいオススメですね。家族で見ても一番気持ちよくノれるパートだから、踊り倒して欲しいですね。

RIKU 自分はやっぱりボーカルなので、ボーカル3人だけがあのステージ上に残って、歌だけで魅せた数曲っていうのは、やっぱり歌手としてはすごく特別な瞬間でしたね。いつも、どんな楽曲をやるにも、パフォーマーが周りで踊ってくれて、僕らの歌を可視化してくれてるんですね。その上で一つの楽曲が成立してると思うんですけど、逆にあの瞬間だけは、何が何でも3人だけで成立させなきゃいけないので、当時持っていた全力で出し切った上で、お客様からあのリアクションをいただけたっていうのは嘘偽りないものだと思ってるので、俯瞰して見ている自分たちの姿と、お客様さんの反応を見た時には、生意気ですけど、僕らTHE RAMPAGEが次のLDHを背負う存在なんだっていうのを、改めて感じましたね。僕がアカペラで歌ったところは、そういう存在になっていく覚悟を証明するしようと思って勝負させてもらったところでもあったので、そこは僕らにとってはすごく特別な時間で。3人でだけで魅せてるというだけではなくて、それに付随してすごく特別な意味がある時間でした。パフォーマーがいなかったからこそ、パフォーマーの力をすごく感じた瞬間でもあったし。

山本 僕は、各ゲストが出てきてる意味みたいなところを見てほしいですね。自分らも出方からこだわってるんですけど、今回は「p(R)ojectR」ということで、みんなに「R」の意味を一つずつ考えてきてもらって、それはおこがましいですけど、ゲストの皆さんにも「R」を背負ってもらってやったので、THE RAMPAGEのプロジェクトとしてみんなが入ってきてくれたこと、そこに手を貸してくれたその瞬間の会場の熱量と、ゲストの皆さんの顔が、けっこう僕は好きで。本当に毎回泣きそうになっちゃうぐらいなんですよ。最初のDRUM TAOさんの気合いもそうですし、全員にそれがあるので、いいなっていうのはありますね。

 1曲目、「THROW YA FIST」ですね。これは初めてのアリーナの1曲目の演出とダブらせてるんですけど、1曲目でバン!って立って拳を上げた時に、HIROさんがよくおっしゃる「あのまま行ってたらドームだったよね」みたいな言葉にすごく引っかかってて。実際はコロナになってしまったので、どうかは分かんないんですよ。ホンマに行けたかもしれないし、行けなかったかもしれない。でもあの時の光景って、自分たちの中ですごくこびりついてて、そこからコロナになってもう1回ホールからスタートして、客席を半分にしてアリーナを回って、復活してアリーナやって、ドームでやったけどちょっとうまいこといかなくて、もう1回アリーナを何年かやって、今回ドームでやってあの景色っていうのが、それまでの時間を全部回収して、自分たちを証明した感じがするんですよね。「これがTHE RAMPAGEだぞ」って、自分たちで作っていく道なので、自分たちでもう1回、止まってた時間というか、あの時見てたものをよりスケールアップしてファンの人たちに届けられた瞬間は何というかすごくて……。たぶん、今後もあの景色を見せていくと思うんですよ。同じ景色を、全員で拳を掲げて、何万人の人たちと一緒に同じ思いで突き進んでいくっていうことの象徴なので、「これからも」っていう意味でも、あの曲と演出は、すごい胸熱でしたね。

今年の全国ツアーは過去イチ、内容にこだわった、攻めのセットリストに!

──そして、3月から9月まで、7ヶ月間の全国ツアーが待っています。現時点でどんなものになりそうでしょうか?

山本 セットリストが今出来上がってて、ステージの図面も出来上がって、パフォーマーは引き続きライブの制作に入ってもらって、ボーカルはアルバム制作が終わったら合流するという形です。「PRIMAL SPIDER」というのが1st ATTACKという形で、全国ツアーを発表させていただいてるんですけど、そのプロジェクト全体が「PRIMAL SPIDER」になっているので、今回のライブはどちらかというと本当にこのアルバムを聴いてくれた人に届けたいというか。もちろん聴いてなくても絶対的にクオリティの高いことをやろうと思ってたんですけど、「CyberHelix」で、「初速ぶち上げ」じゃないライブのスタートを初めてやったんですよ。前だったら「SILVER RAIN」とかやってたんですけど、そこに僕らの技量が追いついてなくて。お客さんの反応欲しさにライブを盛り上げるセットリストを作ってきたんですけど、でもそうじゃないな、みたいな。僕らがどれだけ洗練されたパフォーマンスをすることによって、お客さんを反応させられるかっていうのが「CyberHelix」で証明されたところがあったので、今回の「蜘蛛の糸」もそうですし、1曲目からいきなりドヨーンとする空気から始まるんですよね。だから僕らが盛り上げようという気持ちよりも、僕らが用意したエンタテインメントなショーとかを、本当に楽しんでほしいなと思います。皆さんを没入させられるようなツアーになっているので、ちょっとキラキラ手振り系はちょっと今回なしで(笑)。本当にゴン攻めのセットリストにしてるので。

──もう世界に入り込んでほしいと。

山本 そうですね。一つの演舞を見たような気持ちにしたいなという。過去イチ、内容にこだわってる感じなんですよ。流れというか、1曲1曲、ここでこれをする、みたいな感じがイメージできてるので。あと映像も新しくなっていて、オープニング映像とかの監督さんも新しい方に代わっていて、セットもチャレンジして、全てにおいて僕らも新鮮で楽しめることをやっていきたいので。

──そこもNEWなわけですね。では最後に、ファンの方々へのメッセージをいただけますか?

 いつもありがとうございます。昨年のドームを経て、やっぱり今メンバーだったりスタッフさんだったりすごく士気が高い時期で、だからこそ、いろんなグループの中で勝ち抜く術を持っているグループだと思うので、そこを1人1人が極めていくという使命感をすごくみんな持っていると思うので、絶対に後悔させないライブ、そして音楽、を見せられればなと思ってます。引き続きよろしくお願いします。

山本 先ほど話した通り、2025年のプロジェクトもいろいろと決まってますし、1年を通して皆さんがTHE RAMPAGEに、本当にエンタテインメントという意味で触れていけるような1年になると思いますので、ぜひこれからも応援してほしいなと思います。音楽的に見てもこういう媒体さんの記事とかも、自分たちがこうやってガッツリ説明している分、すごく分厚いものになってると思いますので、そういったものも楽しみながら、トータルでこのアルバムを楽しんでもらえればと思います。

RIKU 皆様、いつも応援ありがとうございます。ここ最近のTHE RAMPAGE、特に昨年から今年に関してはもう、これほどまでクリエイティブ集団なアーティストって、ぶっちゃけいないと思ってます。そういったところから一つ一つ、細かいところから本当にこだわり抜いて一つ一つ16人、脳みそを振り絞って、それぞれの得意を生かしながらみんなで協力し合ってクリエイティブしているのがこのTHE RAMPAGEなので僕たちは全力を毎回毎回どんな形でも注ぎ込んでいるので、必ず皆様の想像を超えていきます。ご期待ください!

 2025年は、自分の中で「THE RAMPAGEはエネルギー集団で行こう」みたいな勝手な思いがあるんですよ。やっぱりどの時代でも、その時代を象徴するようなエネルギー集団って必要じゃないですか。音楽とかそういうのって「仕事」だとは思うんですけど、それ以前に自分たちの人生の中で本気になる瞬間って絶対にあって、それが僕の中ではTHE RAMPAGEであって、そういう人たちが集まった16人のライブとかエンタメって、きっと何か人の心に何か残るのかなと思ってるんです。僕らの、普段の16人のたわいもないやり取りもそうなんですけど、とにかく「何かエネルギッシュやな、こいつら」って思ってもらえるように、1年間ちょっと頑張って楽しく活動していきたいなと思ってるんで、RAVERS(THE RAMPAGEのファンネーム)の皆さんも楽しみにしていただければなと思います。

──ますます楽しみですね。ありがとうございました!

撮影 長谷英史

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高崎計三

ライター

高崎計三

1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。