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【こはならむ】『Iam』は、ここぞという時に出したいなと思っていたタイトル

こはならむ
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【こはならむ】『Iam』は、ここぞという時に出したいなと思っていたタイトル

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1年8ヵ月ぶり、CDとしては初めてとなるアルバム『Iam』をリリースしたこはならむさん。YouTubeのカバー動画などで、泣きながら歌うほど感情を込めた歌声が評判になってブレイクした彼女も、急速にその表現の幅を広げており、本作もさまざまなタイプの楽曲が収録されています。その10曲についてや、これまでの歌との接し方、3rdワンマンライブのことなど、いろいろとお聞きしました!

『Iam』は初期からずっと温めていたタイトル!

──2023年の『Attitude』に続く今作は『Iam』というタイトルで読みは「アイ・アム」ということですが、今回のリリースにあたってはどんな思いがありますか?

こはならむ 今回は、CDという「モノ」として出すのは初めてリリースするアルバムなんですね。だからほぼ「初めてのアルバム」みたいな気持ちなんですけど、だからこそ『Iam』という、ずっとつけたかったタイトルにしました。

──このタイトルはそんなに以前から考えていたんですか?

こはな もともとは何かの曲につけたいなと思っていて、それをエイベックスのレーベルに所属した当初、担当の方にお話をしてたんです。「いつか、『ここだ!』というタイミングの時にこういう曲を出したい」って。それをこのタイミングで「今じゃないですか」って言ってもらって、今回アルバムのタイトルにさせていただきました。

──最初の時点から、『Iam』という表記で「らむ」とも読めるようにというアイデアがセットであったということなんですね。よく思いつきましたね(笑)。

こはな ありがとうございます! 英語の「I am」を見るたびに「らむっぽいな」と思っていて、ここぞという時に出したいなと思っていたので、それぐらい大事なアルバムになってます。

──収録曲は既発曲と新曲の両方が混ざっていますよね。アルバムを作ろうという時点では、全体的にどういうコンセプトで考えたんですか?

こはな 1stアルバム『Attitude』の時もそういう形だったんですけど、今回は、楽曲の雰囲気が昨年11月から新しい曲調に挑戦しているっていうのもあって、前回よりは明るい曲が増えたアルバムになってます。「この曲たちを聴けば、今のこはならむが分かる」という曲たちを集めたアルバムで、さらに豪華版やBlu-rayが付いてるバージョンで映像も観れば、今のらむが全部分かるという作品になってますね。

──ジャケットについては?

こはな 今までは、実写やイラストのどちらかを使ったジャケットでしたが、今回は、写真の中にイラストも描いていただいて、キレイに実写とイラストが融合したジャケット写真になっています。私のファンの方々って男性の方が多いんですけど、かわいすぎるジャケットが部屋に置いてあると、部屋に人を呼ぶときにちょっと抵抗がある方もいるかもしれないなと思って、今回のデザインにしました。写真のジャケットだと、お花が飾ってあるみたいな雰囲気になると思って。

──では、収録曲について1曲ずつお聞きできればと思います。まず1曲目の「Overture」は昨年10月からライブのオープニングに使われている曲ということですが、どんどんテンポも音数も増えていって、ライブへの期待感を持たせるいい序曲ですよね。

こはな はい、ライブの時の記憶をまた思い出せるような1曲目になってるかなと思ってます。これを聴いてライブに来てもらえると、またそこで盛り上がる感じで。クラップするところもあるし、今後もライブの最初に流したいなと思っているので、覚えてもらえたらうれしいですね。

──これは長く定番にしたい感じですか?

こはな はい、今のところはそう思ってます。最初「ターン!」という音から始まるんですけど、それを聴いた瞬間「ワーッ!」ってなって立ち上がってもらえたらうれしいです。

──そこから2曲目の「Have a Good Game!!」に続きます。ご自身のターニングポイントになった1曲ですよね。

こはな そうですね。今までは感情をたくさん込めて歌う楽曲が多かったんですけど、この曲をきっかけに明るいポップな曲を増やしていこうというタイミングだったので、本当に「きっかけ曲」みたいな感じではありますね。最近は、TikTokで踊ってる動画をけっこう出しているというのもありますし。

──曲とともに、そういう活動もすごくアクティブになりましたよね。しかも、「ここまで!?」みたいな感じじゃないですか。

こはな MVも実写じゃないんですけど、けっこう動きがついていて。アニメーションとかイラストもたくさん描いていただいて見応えのあるものになっていますし、聴き応えもあると思います。私は普段、けっこうゲームをやるんですけど、それをテーマに「Have a Good Game!!」という曲を作っていただいて、これを聴くと明るい気持ちにもなるし、ゲームをよくやる方は「MVのこのシーン、あのゲームがモチーフかな?」とか思う人もいるかもしれないし、「この歌詞はこのゲームかな?」みたいに想像してもらえたらうれしいなと思ってます。

──ボーカルスタイルが曲の中で変化しますよね。ラップも入っていたり、歌うのも忙しい感じかと思うんですが。

こはな もともと、カバーでは明るい曲もけっこう歌っていたりしたんですけど、オリジナル楽曲としては、こんなに明るい曲で、しかもラップが入ってるのは初めてで。だからちょっと不安もあったんですけど、リリイベの時に一緒に踊ってくれる人がいたり、掛け声を覚えて言ってくれる方もいたりして、ライブの中でも初めてというぐらい楽しい楽曲になっているので、ファンの皆さんにとっても「きっかけ曲」というか、もっとライブに行きたいと思ってもらえる楽曲になったんじゃないかなと思います。

「楽曲が、聴いてくれる人の相談相手になってほしいんです」

──3曲目が「恋してる自分すら愛せるんだ」。これは一転して、本来のこはならむさんという感じで。「Overture」からこの曲までで全部見せますみたいな感じになってますよね。

こはな この3曲で自己紹介みたいな感じですよね。収録曲と曲順は私が選んだんですけど、最初に自己紹介して、徐々に違和感がないように流れていったらいいなと思って選びました。この「恋してる自分すら愛せるんだ」はTVアニメ『僕の心のヤバイやつ』2期のエンディングテーマなんですが、この作品の1期で初めてアニメのエンディングを担当させていただいたんですね。1期の「数センチメンタル」は「Attitude」に入っていることもあって、この曲は絶対にこの2ndアルバムに入れたいなと思ったので、3曲目としてふさわしいんじゃないかなと思ってます。

──アルバムにどの曲を入れるかっていうことについては、けっこう迷ったんですか?

こはな 本当は、もっと入れたい曲があったんですよね。それで迷ったので、ファンの方に投票で選んでもらった曲もあって。それぐらい迷いましたね。

──で、4曲目が「いつか見た空の色」ですね。前の曲に続いてしっとりとした楽曲ですが。

こはな こちらはYouTubeで公開されたインディーズアニメ『藍の約束』という作品の曲です。私の中で本当にすごくしっくりきていて、歌いやすすぎるんですよ。ライブではもう2回歌わせていただいてるんですけど、自分の中では、皆さんの心を包み込めるように歌っている曲なので、これも絶対入れたいなと思ってた1曲の一つです。

──ライブでは歌う時に、こういうしっとりとした曲と、例えば「Have a Good Game!!」みたいなアップテンポの元気のいい曲では、どう違いますか?

こはな 私はどっちのタイプの曲を歌うのも好きですね。1stワンマンライブの時はけっこうバラード曲が多くて、最後の方に盛り上がる曲を入れてたんですけど、バースデーライブからは「Have a Good Game!!」みたいな明るい曲の方がちょっと多かった気がするんですけど、どっちも私の中ではしっくりきてますね。

──両方あっての自分、みたいな感じですか?

こはな そうですね。明るい曲でも感情を込めて歌っているので、一緒に明るい気持ちになれたらうれしいし、バラードでは、泣きながら歌うカバーをYouTubeに投稿させていただいているんですけど、オリジナル楽曲でも基本ほぼ泣きながら歌ってるみたいな曲もあって。私の楽曲が聴いてくれる人の相談相手になったらいいなと思ってるんですよ。

──相談相手?

こはな はい。明るくなりたい時は明るい曲を聴いてもらって、泣きたい時には、一緒に泣けるような曲があるので。アルバムもライブも、喜怒哀楽に寄り添えるような曲が揃っているというのが、私の中でしっくりきてます。

──5曲目が新曲で、「Tonight~月の下眠る君~」ですね。アコースティックな音色がすごくいい感じでした。

こはな ありがとうございます。もともとこの楽曲は、ゲームの中でできたものなんです。ただ、私が「作ってください」って言ったわけじゃなくて。私はゲームの世界の中で「らみ」としてロールプレイングしていて、マクドナルドさんと2人で車に乗っている時に、「何か歌って」って言われて、カバーで1曲歌って。その後に「マクドナルドさんも歌ってくださいよ」って、カバーをお願いしたつもりだったんですけど、その場でオリジナル曲を作ってくれたんです。それがこの「Tonight」が生まれたきっかけです。

──そういう経緯でしたか!

こはな 5分ぐらいで作ってもらった曲なんですけど、ゲーム界隈ではマクドナルドさんの楽曲として100万回以上再生されていて。私は「らみ」という立場で、らみとしても特別な曲だったので、今回はマクドナルドさんに確認を取って、アルバム入れさせてもらいました。だから、らみの曲というよりはマクドナルドさんの曲として歌わせていただいているので、新曲というよりもマクドナルドさんが作った楽曲にリスペクトを込めて、この曲の魅力を新たなに伝えたいと思ってます。

──なるほど。

こはな すでにライブでも歌わせてもらっていて、大切に育てていけたらなって思ってる曲です。今は弾き語りにも挑戦していて。

──6曲目は「感傷哀花」ですね。

こはな この曲はナツノセさん作っていただきました。夏が終わりかける時に、喪失感が私の中にあって、似たような気持ちがナツノセさんの中にもあったみたいで、そんな気持ちを楽曲として表現できたらいいなと思って作っていただいた曲です。私のメジャーデビュー曲「不完全花」に似た漢字4文字のタイトルになっていて、偶然にも「花」を入れていただきました。ラスサビ前に「あなたと出会えて幸せでした」という歌詞があるんですが、そこを聴くだけでウルウルきちゃうぐらいいい曲なので、もしまだ聴いていない方がいたらとにかくいったん聴いてみてほしいですね。

──やっぱり夏の終わりは寂しいですよね。

こはな そうですね。暑いのは苦手なんですけど、夏の終わりは、何かが終わってしまった感じが私の中で毎年あって。ナツノセさんもそういう感覚があるみたいだったので、そんな楽曲にしてもらいました。

自分のいろんな思いが込められた楽曲、「Iam」

──そして、7曲目が先ほども出たファン投票で選ばれた「Attitude」ですね。もちろん1stアルバムのタイトル曲でもありますが、改めて聴くと、一番ご自分のことを歌ってる楽曲ですよね。

こはな 本当にその通りですね。この曲は、ボカロPすこっぷさんに作っていただいた曲で、すこっぷさんと本当にたくさん話したんですよ。1~2時間ぐらいずっと自分の話をさせていただいて。クラシックバレエを3歳から15年間やってたんですけど、ケガでやめてしまって、でも今は音楽の世界で頑張っていて……というのをけっこう熱弁したんですね。そこから歌とバレエを融合した曲にしていただいたんです。ラスサビに「座席の片隅で頬を濡らしてる」っていう歌詞があって、ライブで歌う時に、皆さんに対して歌ってますけど、片隅でもあなたに届けたいっていう思いを込めて歌える曲です。

──なるほど。

こはな ライブだと、普通バラードってしんみりして聴き入る人が多いと思うんですが、この曲は皆さん1人1人にあなたに届けるという気持ちで歌っていて、本当に大切な曲ですね。私は「どの曲が一番好き?」ってファンの方に聞かれることがけっこう多くて、毎回「Attitude」って答えるんですよ。だからこの「Attitude」を皆さんが選んでくれたのかなって思ったりもしてて。ファンの方、ライブに来ていただいてる方も、私が大切にしているということを知っている曲ですね。

──そういう意味では、『Iam』というタイトルをつけたこの1stアルバムに欠かせない曲ではあったということですね。

こはな そうですね。本当にこれもすごく入れたかったので、うれしいです。

──続く8曲目が「ひとりじゃないんだ」。こちらは昨年4月にリリースされていた曲ですが。

こはな これは『雀魂 -じゃんたま-』っていうゲームの5周年記念の曲にしていただいたので、麻雀の曲とも言えるし、私がライブで歌う時には皆さんに「ひとりじゃないから」って言えるような曲になっています。次の3rdワンマンライブでももしかしたら歌うかもしれないんですけど、楽曲の後半にある「ラララ~」や「もう1回!」はみんなで一緒に歌えるパートなので、その時にみんなで歌って、帰ってからもまた思い出して、「私はひとりじゃない」って思い返してもらえたらいいなっていう曲ですね。みんなで一つの曲です。

──最後の2曲が新曲で、9曲目が「僕らのファイトソング」です。

こはな この曲は「Have a Good Game!!」の続きみたいに捉えることができる楽曲でもあって、MVにも重なる部分があるんですよ。それと、「ひとりじゃないんだ」から楽曲順をつなげた理由もあって、この曲も「ひとりじゃないんだよ」っていうメッセージを伝えたい曲なんです。私は「頑張って」って言うよりも「一緒に頑張ろう」って言いたい人なんですね。そんな曲になればいいなと思って作っていただきました。

──そして、いよいよ最後の10曲目、「Iam」です。

こはな この曲はアルバム収録曲「ひとりじゃないんだ」と同様にGuianoさんに作っていただいたんですけど、これはGuianoさんの方から「らむちゃん、質問していい?」みたいな形でたくさん質問をしてくれて、私が今思ってること、ファンの方に対しての思いだったり、音楽活動を続ける上での思いとかもお話しして、共感した部分とか私が思ってることを入れていただいて、だから絶対最後の曲にしたかったんです。というか、もともとはこの曲順ではなかったのですが、レコーディング中に、「これが絶対最後の曲がいい!」って思って。「まだ間に合いますか?」って、スタッフさんに確認して最後にしてもらった曲ですね。

──当初はもっと前の方に入るはずだったんですか?

こはな 9曲目の予定でした。アルバムタイトルにもなってますし、MVも1日かけていろんなところで撮影して、初めてCGを取り入れていただいたんですけど、その撮影中も、CGスタッフの方が周りのいろんな長さとかを細かく測ってて、メチャクチャ頑張っていただきました。だから公開を超楽しみにしてほしいです(笑)。「これが私だ」っていう曲だし、MVも「これが私だ」っていうものになっているので、楽しみにしていただきたいですね。

──これで全曲についてお聞きしましたが、改めて通しで聴いて、どう思いましたか?

こはな やっぱり「Overture」が一番最初で、「Iam」が一番最後っていうのが、ライブを思い出すというか……まだ「Iam」は、ライブで歌ったことはないはずなんですけどね(笑)。でも、ライブを思い出すような曲順になっていて、いい曲順になったなって改めて思いました。

──このまま、この曲順でやってもいいっていうぐらい?

こはな 確かにそうですね(笑)。

やりたいことがたくさん! そしてもっと音楽を好きになりたい!

──さて、このコラムコーナーには初登場ということもあるので、ご自身のことも少しお聞きしたいんですが。先ほどもクラシックバレエから歌の世界にという話がありましたが、「歌」との最初の出会いって覚えてますか?

こはな 私が覚えている中では、「どんなときも。」っていう曲をなぜかすごく覚えてて。初めて歌詞を覚えた曲で、ずっと家で口ずさんでました。でも音楽の世界に入ろうと思ったきっかけの曲は、SPYAIRさんの「BEAUTIFUL DAYS」っていう曲でした。心が落ち込んでる時期に助けてもらった曲なので、それで音楽の業界に入りました。

──やっぱりその歌というものが、聴くだけだった段階から、感情とか気持ちと深く結びついていた感じですか?

こはな 本当にそうですね。だから、普段もバラード曲をすごく聴く時期もあれば、テンションが上がる時は明るい曲を聴いたり。私がそういう人間なので、そういう時に聞いてもらえたらうれしいなとは思ってます。

──街中などで流れている曲を聴いても、サウンドより先に歌詞が入ってくる方ですか?

こはな いや、最初はサウンドですね。曲の雰囲気で好きになって、そこから歌詞という感じで。でも、歌詞をちゃんと見てからじゃないと、そこまで好きにならないかもしれないです。やっぱり歌詞は大事ですね。

──ああ、なるほど。だから自分が歌う時も、気持ちに寄り添うという部分が一番と。それは自分が歌い始める前からということですか?

こはな 歌い始める前からそうですし、オリジナル楽曲で楽曲提供いただく曲でも、サウンドより歌詞の追加リクエストをお願いすることの方が多いです。より伝わるようにしたいし、言葉のニュアンスも大事にしていて。さっきお話ししたように、「頑張って」じゃなくて「一緒に頑張ろう」がよくて、「一緒に」もセットなんですよ、私の場合は。そういうのを大事にしていて、なるべく誰も嫌な気持ちにならないような世界がいいなって思ってるので、言葉って難しいけど、大事にしてます。

──そして必ず出てくるのがその表現方法ですよね。「感情を込めて歌う」という点が話題になって、そこから最近のポップなところも加わって、本当に表現の幅が広がってますよね。

こはな そうですね。表現の幅が広がっているのは、カバー曲のおかげだなって思っていて。いろんな楽曲を歌わせていただいて、明るい曲とか、オリジナル曲にはないような怒ってる曲も歌わせていただいたことがありますし……毎日、歌ってるんですよ。

──毎日?

こはな はい。鼻歌とかじゃなくて、ちゃんと歌ってるんです。家の中も、どこでも歌えるような環境にしていて、本当に歌うこと、毎日歌うことを大事にしてますね。

──こはならむさんにとっては「歌う」イコール「ちゃんと声を出してしっかり歌う」という。

こはな そうです、そうです!

──その表現の部分で、これまでここを一番頑張った、みたいなところってありますか?

こはな 今まで音楽で、「頑張った」っていう感情が……あったはずなんですけど、覚えてなくて。だから「頑張った」というより「大事にしてること」はいっぱいありますね。例えば、息の抜き方、ブレスとかもそうだし。「ひとりじゃないんだ」ではサビの最初に「はー」って息を入れたり、Rec中はブレスだけでも何回も録ったりしますね。その中でどのブレスがいいかを選んで、曲に当てはめたりもしています。

──そして、3月16日には3rdワンマンライブが開催されますね。もちろん、このアルバムが中心になると思うんですが……。

こはな タイトルにも「Iam」が入ってるので、多分来てくださる方は『Iam』に入ってる曲はほとんど歌うんじゃないかなって想像してると思うんですけど、アルバムには入れられなかった、自己紹介曲として入れたかった曲とかも歌う予定なので、改めて自己紹介のようなライブみたいになるんじゃないかなって思ってます。

──その意味では、アルバムの世界をちょっと拡大したみたいな感じにもなりそうですね。

こはな そうですね。特に今回は一部と二部があるので、本当にたくさん歌えるんですよ。だからビックリしてもらえるような、今までライブで歌ってこなかった曲とかも、けっこうやる予定です。

──さらに4月20日には韓国でもワンマンライブがありますね。

こはな はい。韓国で初めてライブをさせていただくんですけど、2月末から3月頭の中国と合わせて、ほとんどアジアツアーですよね(笑)。

──中国、東京、韓国と。

こはな 一つずつ決まっていったので、それぞれの発表になってしまったんですけど、私としてはほとんどアジアツアーみたいな感じになっています。YouTubeのチャットで、韓国語でコメントしてくださる方もいたりして、うれしいですね。

──外国語の勉強はしているんですか?

こはな 中国語は今、頑張っています。毎週レッスンを受けていて、毎日10分以上、中国語の勉強をするって決めてるんです。アプリでやってるんですけど、ずっと1位を取り続けていて、すごく頑張ってます(笑)。韓国語はまだ始めてないんですけど、3月のワンマンが終わり次第、少しでも覚えていこうと思っています。

──そんな感じで話題が盛り沢山ですが、これから何か挑戦してみたい、こういうことをやってみたいというのはありますか?

こはな 今の目標は、いつかワンマンライブで武道館に立ちたいっていうことなんですけど、今年の目標としては……YouTubeのチャンネル登録者数、100万人行きたいなと思ってますね。近い目標としては、今年中に中国語を日常会話くらいはしゃべれるようになりたいなと思ってて、今はそれぐらいの勢いで勉強してます。あとはアニメの楽曲をまた歌わせていただきたいですね。オープニングもエンディングも。

──やりたいこともたくさんありますね。

こはな 本当にたくさんあるんですよ、やりたいことが。ゲーム配信を毎日やってた時期もあって、今もやりたいんですけど、なかなか時間がなくて。だから配信はやれる時にやってますね。ファンの方と話すのが好きなので。

──やることが増えていくと、楽しみも増えるという感じ?

こはな そうですね。できることも増えますし。あ!あと実はギターをけっこう練習してて、ギターレッスンにも通ってるんですよ。

──先ほど、弾き語りの話も出てましたよね。

こはな はい。きっかけはアニメ「僕ヤバ」のイベントで歌わせていただいた時に「音楽をもっと頑張りたい」と思ってギターを始めて、今はけっこうジャカジャカ弾けるようになってきているので、今の目標としては、ライブでバンドメンバーと一緒に弾けたらいいなと思ってます。バースデーライブでは、1曲だけ弾き語りはしたことはあるんですけど、バンドメンバーと一緒にやってみたいです。

──楽しそうですね(笑)。

こはな そうですね(笑)。もっと音楽を好きになりたいなと思っていて。今も好きですけど。

──もっともっと、ですね。ありがとうございました!

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記事情報

高崎計三

ライター

高崎計三

1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。