2月には9日に「my bestie」、23日に「だからその前に」と、Digital Singleを2タイトル連続リリースしたlol-エルオーエル-。それぞれに個性の異なる楽曲に、異なるやり方で挑んだメンバーは、何を掴んだのでしょうか？　また、メンバーがこれからやりたいこと、4月から始まるツアーに向けての意気込みなどを伺いました！
 

新鮮な気持ちで初の試みに挑んだ「my bestie」
 

 
──昨年末に行われた『Year End Fastival 2021』の振り返りから、お伺いできますか。
 
直人　昨年はあまりライブをする機会がなかったので、『Year End Fastival 2021』を実現できたことが嬉しいですし、来てくださったファンのみなさんに感謝しています。顔を合わせてライブできるのは、やっぱり嬉しいですね。s**t kingzのkazukiさんに演出として入っていただき、パフォーマンスも今までにないものになりました。
 
moca　hibikiが怪我でステージに立つことができなかったので、kazukiさんと一緒に「どうやったら4人で曲を表現できるかな」って考えていったんですよ。いつもとフォーメーションや歌割が違うし、どの曲も初めてやるような感覚でした。
 
honoka　リハーサルが始まった頃は、立ち位置や歌詞を間違えることも多くて。でも、「hibikiってこんなに早口なパートあったんや」とか発見もあったし面白かったですね。それに、5人でステージに立つ安心感が改めて身に沁みたというか。なんやかんや、やっぱりlolは5人じゃないと無理やなって。
 
──『Year End Fastival 2021』には、いろいろなアーティストも出演していましたよね。
 
honoka　どのアーティストのファンの方も、めちゃくちゃ温かくて。全然知らない振付もあったはずなのに、その場で覚えてやってくれたんですよ。声が出せない状況ではあったんですけど、一緒の振付で盛り上がったりして楽しんでもらえたんじゃないかな。
 
──続いて、連続リリースの2作にもお話を訊いていきたいと思います。まず「my bestie」は、どのような曲でしょうか。
 

honoka　今までも男女に分かれてリリースすることはあったんですけど、女の子ふたりで曲を出すのは初の試み。新鮮な気持ちでやらせてもらいました。
 
hibiki　メンバーと作詞をやるのも初めてですね。
 
honoka　「honokaとhibikiのリアルな感情をいれたいよね」という話になり、EIGOさんに作っていただいた歌詞をベースに、より私たちらしい表現に変えていきました。
 
hibiki　LINEでやりとりしながら、ふたりの意見をバーッとまとめて。本当に自由にやらせてもらいましたね。
 
honoka　例をあげると“お揃いのブーツで 歩いてゆこーよ”というフレーズは、もともと“お揃いの傘”だったんですよ。hibikiが「ブーツにしたくない？」って提案してくれたんだよね。
 
hibiki　お揃いの傘とか使わないし（笑）。しかも、ブーツで雨や硬い物から守ってくれるじゃないですか。それで相談したら、「“お揃いのフレーズ”と韻も踏んでるし、いいじゃん！」って。
 
honoka　レコーディングも、家でしゃべってるようなノリだったんです。EIGOさん(プロデューサー)も馴染んでたし、女子会みたいだった（笑）。
 

hibiki　hibikiがメロディーをがっつり変えようとしたときも、「いいよいいよ。ちょっとやってみて！」って。曲を作るのが楽しいと思えた制作でしたね。
 
──聴きどころは、どこですか。
 
honoka　珍しくhibikiが私よりも低いパートを歌ってるAメロは、今までのlolにはなかった新しいスタイル。
 
hibiki　キーをあげるような話もあったんですけど、EIGOさんも「話し声に近い、このままのキーのほうが絶対にいいから」って。
 
honoka　同性の友達だけじゃなく、それぞれの大切な人に当てはまるような歌詞も聴きどころですね。家族や親友、彼氏・彼女など、いろんな人に当てはめてほしいな。
 
──おふたり以外のメンバーは、この曲を聴いてどのように感じましたか。
 
moca　ふたりの関係性がリアルに映し出された可愛らしい曲ですよね。
 
友祐　ドライブで、かけたい感じ。
 
直人　イントロもオシャレやし、気分転換によさそう。それこそ、友達と出かけるときに聴いたらハッピーな気持ちになるかなって。
 

moca　“my bestie”な人たちと、一緒に聴いてワイワイすると楽しいよね。
 
honoka　カラオケで歌われたら、めっちゃ照れ臭いよな。
 
hibiki　たしかに！ でも、盛り上がりそう。
 
──この曲はTikTokでハッシュタグキャンペーンもやっているそうですね。
 
hibiki　 “#私のMyBestie”をつけてTikTokに投稿してくれた方に、抽選でオンラインMeet & Greetが当たるという。
 
honoka　女子会みたいになりそう（笑）。もちろんメンズにも沢山参加してほしいけど！ふたりの曲ってとらえがちだと思うんですけど、仲良しグループでシェアしてもらえても嬉しいし、いろんな人とシェアハピしてほしいな。私たちのほうで振付を考えたいとも思っているので、いっぱい投稿をお待ちしています。
 
 
メンバーが「だからその前に」やっておきたいこととは？
 
 
──続いて「だからその前に」についても訊いていきたいと思います。こちらは、どのような曲になっていますか。
 
honoka　実らない気持ちを映画の脇役にたとえて歌っています。

友祐　「いつも通り歌割りされるんだろうな」って思ってたら、ほぼ僕でした（笑）。サビのあとにある“To your heart 届くまで”から始まる繰り返しのフレーズは、一言ずつニュアンスをこめているので聴きどころです。
 
honoka　なおてぃーが、低い方のパートを歌ってるのって初めてじゃない？ 「この声って、なおてぃー？」って思ったから、もしかするとファンの人も気づかないかもしれん。
 

直人　たしかに。僕は声が高いので、このキーを歌うのは新鮮っちゃ新鮮ですよね。ファンのみなさんも新しい感じで聴けるかなって。歌詞も曲調も入りやすいですし。
 
honoka　今までの男性メインのlolの曲って、亭主関白を思わせる強気な歌詞が多かったんですけど、「だからその前に」はわりと等身大なんです。回りくどくなくストレートに気持ちを伝えてるので、「可愛い」と思う人もいそうやな。
 
──でも、“いつか、キミが僕のモノになる時まで”という歌詞は、わりと強気じゃないですか。
 

hibiki　hibikiも思った！ キミが僕のものになるとき、こんかったらどうするの？
 
moca　それまでずっとって、すごい。
 
hibiki　振りむいてもらう自信はないけど、自分にちゃんと自信はあるんでしょうね。
 
──男性メンバーからすると、これはリアルな心境なんですか。
 

友祐　リアルではないですね（笑）。僕はこの曲を普通のラブソングとしてとらえるのは、ちょっと違うような気がしていて。どちらかというと「君への強い想いがずっとあったから今すぐ伝えたい」というのが曲の本題。なので、何かを頑張ろうとしている人の背中を押したり、気持ちを言い出せない人を応援できる楽曲だと思っています。トラックもけっこう乗れる感じだし、一歩踏み出したいときに合ってるんじゃないかな。
 
──つまり「だからその前に」というのは、“後悔する前に”の意味があるということですよね。みなさんは、“後悔する前に”今年中になしとげたいことってありますか。
 

honoka　もう(車の)免許しかないな……。ずっとなおてぃーに「免許とらないの？」って言われるんですよ。
 
直人　1回しか言ってへんし。
 
友祐　なんで教習所に行かないの？
 
honoka　めちゃくちゃ実技で苦戦したのがトラウマになってて。バイクより先に車の免許を取ったmocaは、「バイクが後でよかった」っていうし。いろんなことを考えて挑戦できずにいます。
 
hibiki　わかる。

moca　新しい趣味を見つけたいと思ってます。ずっと陶芸や茶道に興味があったので、今年こそは挑戦してみたいなって。
 
友祐　でも、それって今年じゃなくてもよくない？ お年寄りになってから始めても後悔しなさそう。
 
moca　そういう友祐は？
 

友祐　SUZUKIさんにお借りしていたバイクを返してしまったので「待って！」と言いたい。というのは冗談ですけど、“後悔する前に”ってなると人生設計と関係してきますよね。海外へ遊びにいけない今のうちに英語を学んでおきたいっていうのと、親戚が元気なうちに旅行に連れて行ってあげたい。この2つを今年中に実現したいかな。
 
──直人さんは、いかがですか。
 
直人　ツアー前に、大食いをしてみたい。
 
honoka 　いつでもできるやん（笑）。

 

直人　ツアーが始まると体づくりもしていかなきゃいけないし、大食いもトレーニングが必要っていうじゃないですか。1回の食事で2キロ食べられたら大食いといえるらしいので、今のうちに挑戦してみたいなって。自分の限界を知りたい。
 
moca　今後やる予定のYouTubeチャンネルで、大食い企画としてやったらいいよ。
 
直人　思いもよらぬことが、今後に繋がったりもするし。
 
──大食い番組で、直人さんを見かけるようになるかもしれないですね。
 
友祐　筋力生かして『SASUKE』に出たあと、大食い番組（笑）。
 
hibiki　キャッチーやな。
 
──4月からは、全国7都市を回るライブツアー『lol live tour 2022 (仮)』が開催されますね。
 

moca　hibikiも復帰するし、やっと5人揃ったlolの姿を見せられます！
 
honoka　2年半ぶりのツアーになるので、7年間の集大成になるようなライブにしたいと思っていて。会えなかった時間を1,2時間で埋められるくらいボリュームがあるツアーにしたいですね。
 
直人 もちろん最初からベストを尽くすんですけど、公演を重ねるうちにパフォーマンスもどんどんよくなっていくのがツアーの面白いところ。たくさん来てくださる方には、その変化も楽しんでもらえるかな。
 
honoka　ライブってナマモノなので、同じ内容をやっていても絶対に全公演が違うものになるんですよ。別の意味でのベストが毎日あるから、それをお客さんにも感じてもらいたい。しかも、今回は1部と2部で内容を変えるつもりなので、欲をいえば“どっちも”来てほしいですね。
 

──では最後に、2022年の抱負を教えてください。
 
honoka　直近の目標としては、『lol live tour 2022 (仮)』を成功させること。
 
友祐　2年半ぶりのツアーで緊張するだろうし、ライブの楽しみかたを忘れているファンの子もいるかもしれない。リアルな話、僕たちの現状を見ないと次の目標は立てられないので。
 
直人　『lol live tour 2022 (仮)』でファンのみなさんに「やっぱりlolのライブ楽しい！」と感じてもらい、夏以降に繋げていきたいですね。
 
 

 
 
「だからその前に」　2022.2.23 デジタルリリース
 

「my bestie」　NOW ON SALE
 
「my bestie」TikTokキャンペーン開催中
https://www.tiktok.com/tag/%E7%A7%81%E3%81%AEMyBestie
 
 
＜ lol live tour 2022 (仮)＞
 
【公演日程・会場】
2022年4月29日(金・祝) 愛知・ダイヤモンドホール　開場15:00 / 開演15:30
2022年4月29日(金・祝) 愛知・ダイヤモンドホール　開場18:00 / 開演18:30
2022年4月30日(土) 大阪・バナナホール　開場15:00 / 開演15:30
2022年4月30日(土) 大阪・バナナホール　開場18:00 / 開演18:30
2022年5月1日(日) 兵庫・神戸VARIT.　開場15:00 / 開演15:30
2022年5月1日(日) 兵庫・神戸VARIT.　開場18:00 / 開演18:30
2022年5月4日(水・祝) 福岡・DRUM Be-1　開場15:00 / 開演15:30
2022年5月4日(水・祝) 福岡・DRUM Be-1　開場18:00 / 開演18:30
2022年5月６日(金) 新潟・新潟LOTS　開場15:00 / 開演15:30
2022年5月6日(金) 新潟・新潟LOTS　開場18:00 / 開演18:30
2022年5月14日(土) 広島・広島クラブクアトロ　開場15:00 / 開演15:30
2022年5月14日(土) 広島・広島クラブクアトロ　開場18:00 / 開演18:30
2022年5月28日(土) 東京・KANDA SQUARE HALL　開場15:00 / 開演15:30
2022年5月28日(土) 東京・KANDA SQUARE HALL　開場18:00 / 開演18:30
 
 
【lol-エルオーエル- YouTubeChannel】
https://www.youtube.com/user/lolavextrax
 
【lol-エルオーエル- OFFICIAL WEBSITE】
https://avex.jp/lol/
 
【lol-エルオーエル- Twitter】
https://twitter.com/lol_avex
 
【lol-エルオーエル- Instagram】
https://www.instagram.com/lol_official_avex/
 
【lol-エルオーエル- TikTok】
https://vt.tiktok.com/ZSJYCfWmu/