12球団初の球団公式ダンス&ヴォーカルグループとしてオリックス・バファローズの勝利を後押ししてきたBsGirlsが、男女混成となって大変化! 男性5人組「BsGuys」と女性9人組「BsGirls」からなる14人組「BsGravity」という新体制になりました。メンバー14人全員に、新体制になっての意気込み、4月3日にリリースされたニューアルバム『GRAVITY』のことなど、めいっぱい伺いました!
最初は賛否両論で不安……男性メンバーたちの気持ちはどう変わった?
──今年から男女混成の「BsGravity」という形になった中で、NUIさんはリーダーに就任されたわけですが、NUIさんの思うリーダーの役割とは?
NUI みんなをまとめるだけじゃなくて、パフォーマンス面でももっとパワーアップできるようにみんなを後押しするのと、チームとファンの架け橋になれるような存在になれたらなと思って、活動させていただいています。
──BsGirlsからBsGravityに変わったことは、外から見ても大きな変化ですが、中にいると余計ですよね?
NUI そうですね。想像以上に大きく変わっているのですが、一番変わったのはパフォーマンス面ですね。男性が入ったことにより、力強さなどニュアンスの出し方が全然違うので、そこが少し難しいところでもあるんですけど、工夫しながら頑張ってます。
──そこはまだ試行錯誤中という感じですか?
NUI 確かに試行錯誤はしてるんですけど、ファンの皆様からは新しい魅力として見ていただいていますね。
──HIYORIさんは今年で3年目ですが、新しくサブリーダーということになりました。意気込みは?
HIYORI これまでたくさんの先輩方に学ばせていただき、助けていただき、支えられてきたので、次は私がそれをできるようにリーダーのNUIさんを支え、メンバーのみんなのことも支えられるようなサブリーダーになりたいなって思ってます。
──全体が男女混成でBsGravityという形になった中でのBsGirlsは、これからどうしていこうと思っていますか?
HIYORI これまでの先輩方が築き上げてくださったことを引き続いてやっていくのと、新しいグループになったので、さらにパワーアップした新しいBsGirlsを皆様にお見せできればなと思います。
──今のBsGirlsの魅力とは?
HIYORI メンバーも入れ替わり、それぞれ個性があって今までとは違った感じのBsGirlsになっているんじゃないかなと思います。
──BsGuysとして男性メンバー5人が新しく加わった中で、KOTAROさんはサブリーダーということですが、そこでの意気込みは?
KOTARO 正直、最初は不安の方が大きかったんですけど、今は先輩方の背中を見ながら自分も勉強させていただき、しっかり周りを見て、リーダーのNUIさんを支えていけるように頑張っています。
──BsGuysとして、BsGirlsに対していい意味でのライバル心みたいなものはやっぱりあるんでしょうか?
KOTARO そうですね。やっぱりBsGirlsのパフォーマンスを見るととってもカッコいいなと思うんですけど、BsGirlsが出してる魅力とBsGuysの出せる魅力はまた別のものがあると思うので、BsGuysとして、「カッコいい」という面をもっと引き出して頑張っていけたらなと思っています。
──ここからは改めて、BsGuysのメンバーの皆さんにお聞きします。今回、初めて男性メンバー5人がBsGuysとして加入したことで、今はどんな思いがありますか?
JUNKI 僕はもともとダンス&ヴォーカルグループとして活動するということに憧れていて、しかも野球が好きで野球に関わる仕事がしたいと思っていたので、その2つを同時に叶えられるということですごく期待を込めてオーディションに参加しました。今はその一員として、こうして活動してステージにも立たせていただいているので、幸せな気持ちです。
IBUKI 僕も、もともと野球とダンスのどちらも好きで、ダンスに関係した仕事に就きたいと思っていた時に、このBsGravityのオーディションをみつけて応募しました。最初、男性メンバーが入ることにBsGirlsファンの方々からはあまりいい印象を持たれてなかったようなので、ちょっと心配はあったんですけど、1月のお披露目イベントやオープン戦のパフォーマンスでいい印象を持っていただいて、それはこれからの活動の励みになるかなと思っています。
──最初はいい印象ではなかったんですね。
IBUKI そうですね。BsGirlsが10年間活動してきて、「男のメンバーが入るのはどうなんだ」みたいなことがSNS上でも言われていて、ちょっと気になってました。だから不安な面も多少あったんですけど、僕自身、男女混成になることの楽しみもあったので、今はいい反応をいただけていてよかったです。
RYUTO 女性だけで10年活動してきたところに男性が入るということで、男性にしか見せられないパフォーマンスって絶対あるなって思ってて。今はお披露目イベントやオープン戦を終えたところですが、やっぱり男性にしか出せない魅力というところにはこだわってやっていて、男女の色の違いを出せたらいいなと思っています。
──ここまでの活動で、その点についての手応えはいかがですか?
RYUTO 最初はメチャクチャ不安だったんですけど、だんだんと女性ファンも増えてきて、一方で男性ファンからかけてもらうかけ声もだんだん大きくなってきているので、そういう点には手応えがあって、BsGravityに入れてよかったなと思っています。
U-KI 12球団初の男女混成ダンス&ヴォーカルグループということで、不安もあったんですけど、ゼロから1を作り上げる立場になれるということで、正直、新しい景色を開いていけるワクワク感の方が、プレッシャーよりも大きいんで、毎日楽しくワクワクしながら活動させていただいてます。
──そもそもBsGirlsの活動についてはどう見ていたんですか?
U-KI 加入以前から、BsGirlsの存在や活動は見ていました。12球団で唯一ということで、初めて見た時は「球界にこんなユニットがあるんだ!」って驚きましたし、クールでカッコいいなと思いましたね。
──そこにBsGuysが加わる効果ってどういうものでしょう?
U-KI 女性とは違う力強さもあると思いますし、幅も出せると思います。球場に来たお客さんがBsGuysからBsGravityのファンになってもらうというのもあったらいいですし、逆にBsGravityを通じてBsGuysを知ってもらうというのもできたらと思います。
──球団のファンの方々からはどんな反応をもらっていますか?
IBUKI 自分自身、「BsGravityの末っ子キャラ」として売ってるんですけど、ファンの方からは親目線で見られてるなと思ってます(笑)。男性ファンからも女性ファンからもDMとかコメントをもらうのですが、皆さん自分の親みたいな感じなんですよね。だからファンの方からすると、「兄弟」というよりは「息子」みたいな感じで応援してもらってるのかなと思います。
──見守ってもらっている?
IBUKI そうですね(笑)。オープン戦のパフォーマンスでもガチガチに緊張していて、写真に写っても全然笑えてなかったりするんですよ。それに「緊張してるのかな?」とかコメントいただいて。でも今は「緊張ほぐれてきたかな?」っていうコメントをいっぱいいただいているので、成長を見届けてもらっている感じがします。
──先ほど、他の方からも「最初、男性メンバーが入ることにあまりいい反応がなかった」という話がありました。今はどんな感じですか?
IBUKI はい、確かに最初はSNSでも「どうなんだ?」みたいな感じだったんですけど、いざ僕らがデビューして活動を始めたら、だんだんと肯定的な意見が増えてきて、「最初は否定的だったけど、実際に見たらカッコいいじゃん!」とか言われるようになってきました。やっぱり、実際に見ないと分からないことって多いんだなって。男性や若いファンの方もBsGuysのファンになってくださってて、「認めていただけてるんだな」と実感してます。
過去の定番曲も男女混成になって大きく変わった!
──ここからはBsGirlsの継続メンバーの皆さんに伺いたいと思います。昨年の活動を経て、今年「こうしたい」と思っていることは?
MAHO 昨年の活動での経験や、先輩方から教わったことを生かして、ダンススキルを上げて球場をさらに盛り上げていきたいと思っています。先輩らしくなれるようにも頑張ります。
──具体的に伸ばしたいところというと?
MAHO 普段から全力で踊ってるんですけど、全力プラス、振りとかをもっと細かく表現できるように練習していきたいと思っています。
AYAKA 昨年はずっと先輩についていくので緊張してたんですけど、今年は後輩も入ってきたので、自分にストイックになって成長もしつつ、後輩たちの面倒も見られるような先輩になりたいなと思っています。役割はだいぶ増えたんですけど(笑)、楽しく活動させてもらっています。
YUKARI 今年から男女混成グループになったので、女性にしか出せない色気だったり表情だったりを出していけたら、男女混成ならではの魅力になるかなと思っています。私は3年目になるので先輩らしく引っ張っていきたいですし、もっと向上心を持ってこの活動を頑張っていけたらと思っています。
──実際に後輩が入ってきて、先輩らしさは出せていますか?
YUKARI パフォーマンスの部分で頑張っています。
SAAYA 私は、2年目になって後輩もできて、グループも新体制になったので、今までやってきたことを生かしながらどんどんレベルアップして、もっとたくさんの方にグループも私個人も好きになってもらえたらと思ってます。それでオリックス・バファローズの後押しにもなれればと思います。
──具体的にレベルアップしたいところはありますか?
SAAYA 私は一番低身長なんですけど、新メンバーはけっこう身長が高いし、男性も入ってきたので、それに負けずに大きくダイナミックなダンスができるようになりたいと思ってます。
HINATA 昨年は1年目ということもあり、覚えることがたくさんありました。ヴォーカルなので歌詞割りもあるし振りもあって、覚えることに追われる一年でしたが、2年目になり後輩もできたので、自分のことに精一杯になるんじゃなくて、もっと周りを見て、チームのために自分が動けるように頑張っていきたいなと思っています。
──今の時点ではどうですか?
HINATA ヴォーカルリーダーになったこともあり、自分が引っ張っていかないといけないという責任感もあるので、昨年とは全然違う感じで活動しています。昨年は1年目で「大丈夫かな」という緊張だったのですが、今年はチーム全体を見たり、自分のことだけじゃない緊張感も出てきたので、「先輩になったんだな」と実感してます。
──次は新加入のお2人にお聞きします。新たにBsGravity、BsGirlsに加わっての意気込みは?
FANA 新加入ですが、先輩方に負けないようなパフォーマンスで頑張りたいなって思ってます。私は昔からダンスを習っていて得意ですし、手足が長いので、ダイナミックなパフォーマンスを期待していただけたらと思っています。
YUIKA 今年から男女混成になるので、昨年までのBsGirlsとはまた違った力強いパフォーマンスなどで皆さんと一緒に盛り上げていけたらなと思っています。私は曲によって表情を作るのが好きなので、カッコいい曲の時はカッコよく、楽しい曲の時は笑顔全開で踊って、という印象の違いを大事にしてやっていきたいです。
──今年の活動でやりたいことは?
FANA 球場でのパフォーマンス以外にも、いろんなイベントとかにも呼んでいただけたらうれしいです。
YUIKA オリックス・バファローズの公式エンタメ有料サイト「BPB DX」で、BsGravityがいろんな企画をやらせていただいてるんですけど、その中でスポーツ企画をやってみたいなと思ってます。
──次はBsGirlsのヴォーカルメンバーのお2人にお聞きします。今年からBsGirlsのヴォーカルは2人になって、人数としては少なくなりましたが、どう受け止めていますか?
HINATA 女性ヴォーカルが2人になると聞いた時は、すごいプレッシャーを感じましたし、昨年1年間で覚えた4人の歌詞割りとか構成が全て2人用に変わると考えると、すごく心配でした。でも、新体制になり男の子たちが入ってきて、今ではヴォーカルチームもすごく団結しているなと思うし、全体を見てもチーム感があってすごくいい状態だと思っています。BsGirlsで女の子2人だけで歌う時も、この2人にしか出せない魅せ方ができて、パフォーマンスのレベルも2人になったから落ちるということもなく、むしろ上がっていってる気がしています。4人でも2人でも、そして14人でも、パフォーマンスしていて本当に楽しいです。
AYAKA 私も最初に聞いた時には「どうなるんやろう?」って思いが強かったんですけど、一緒に1年間頑張ってきたHINATAと2人なのでやりやすいというのもあるし、お互いに1年間一緒にやってきたからこそ分かることもあるし、4人から2人になっても大丈夫やろうっていうのはけっこうありました。ヴォーカルリーダーがしっかりしてくれてるし(笑)、男の子たちはみんな個性が強くて、みんな分け隔てなく言いたいことを言ってくれるので、かなり助かってます。
──定番曲の「SKY」のような曲も男女での歌割りになって、そこも大きな変化ですよね。
AYAKA そうですね。今までの女子4人やったら「みんなで合わせよう」ってなってたんですけど、男の子が加わって低い声とかも入るようになったので、声質の幅が広がったのはすごく強くなったなと思います。男性メンバーが入ることにはファンの皆さんの間でも賛否両論あったんですけど、私としては、この声質の変化はすごくいいなと思いました。
「GRAVITY」は、新体制のスタートにふさわしい楽曲!
──では次は、ヴォーカルメンバー4人にニューアルバム『GRAVITY』について伺いたいと思います。まず新曲4曲を、それぞれ紹介していただけますか?
HINATA 冠曲の「GRAVITY」は、今年から新しくBsGravityになっての1曲目で、初めてこの楽曲を聞いた時に、鳥肌が立ったのを覚えています。これを、男の子5人と女の子9人でパフォーマンスしているのを想像した時に、今までにないグループになるんじゃないかなとすごく思いました。BsGravityで出す1曲目にすごくふさわしい楽曲なんじゃないかなと思ってます。早く皆様にお見せしたいです。
──オープン戦などでの反応はどうですか?
HINATA 男女混成になったことで賛否両論もあったんですけど、実際にパフォーマンスしたら「カッコいい」「好きです」みたいな温かい言葉をたくさんいただいていて、ファンの皆さんにすごく救われてます。
JUNKI 2曲目の「Raring to go!!」は、「GRAVITY」というカッコいい曲と相反してすごくキャッチーな感じなので、「Raring to go!!」があるからこそ「GRAVITY」も生きると思いますし、ライブでもみんなで一緒に手拍子をして盛り上がれる曲になってます。また歌詞が前向きで、背中を押してくれるようなフレーズがたくさん入っていて、落ち込んだ時とかに聴いてもらえたら前向きになってもらえると思うので、いろんな人に届いてほしいと思います。パフォーマンスすると、ファンの皆さんが「こっちもいいね」って言ってくださるので、うれしいなと思っています。
AYAKA 3曲目の「Pandora」はBsGirlsだけの曲なんですけど、今年BsGirlsとしては9人になって、ヴォーカルも2人になったところで、新体制になったBsGirlsにしか出せない魅力が詰まった楽曲になってます。自分とHINATAの声質が結構違うので、お互いに合った歌詞割りになってますし、パフォーマンスも、誰がセンターに来てもどこを見てもカッコいいなって言っていただけるような曲です。この曲はまだ大勢の人の前ではパフォーマンスしていないので、それもすごく楽しみです。
RYUTO 4曲目の「WITNESS」は、BsGuysの5人だけの楽曲なんですが、僕らにとって1曲目なので、イメージは「白い紙」なんですよ。白い紙って、いろいろな色を付け足していけるじゃないですか。メロディーラインもBsGirlsにはなかったものだと思うし、歌詞には「変わっていく」っていうことが表現されていて、サビの歌詞も変化していくという思いを乗せた曲になっています。だからまさにBsGuysのスタートにふさわしい曲で、これから僕たちが自由自在に変わっていけるという思いが伝わる曲だと思います。
──5人でパフォーマンスしていて、いかがですか?
RYUTO お客さんも自分たちも初めてのことで、すごく新鮮な気持ちですし、ここからBsGuysならではの応援の仕方を生み出していければと思っています。
──では、今回のアルバム『GRAVITY』全体としての聴きどころはどこでしょう?
HINATA BsGravityとしての初アルバムで、全員でパフォーマンスしている「GRAVITY」と「Raring to go!!」だけじゃなくて男子だけの曲、女子だけの曲も入っていて、BsGravityとしてのいろんな魅力が一つに詰まってるのかなと思います。全曲すごくいいので、たくさん聴いてほしいんですけど、特に「GRAVITY」はBsGravityの一番いいところが詰まった楽曲になっているので、そこに注目していただけたらと思います。
JUNKI 1枚の中でBsGravityのいろんな魅力を感じてもらえるというのが、やっぱり一番の聴きどころになってます。ファンの人の間でも、「私はこの曲が好き」「僕はこっちが好き」みたいな感じで盛り上がってもらえたらいいなと思ってます。僕たちメンバーの間でも好きな曲は分かれますし、「この曲のこのパートが好き」「この歌詞が好き」というのもいろいろ分かれるので、僕たちとしても自信作です。
AYAKA 男の子が入ってきて初めてのシングルで、パフォーマーもヴォーカルもすごく幅が広がった作品になってると思います。新曲4曲はヴォーカルとしてもけっこう大変やったんですけど、みんなで力を合わせてできました。個人的には「Raring to go!!」がすごく好きで、明るく爽やかで「頑張ろう!」って応援する感じの曲になってます。
RYUTO ヴォーカルの4人はそれぞれ本当に個性溢れるメンバーなんですけど、今回、その4人でレコーディングした「SKY」と「Take Me」の新バージョンが入ってるんですね。今までは女子だけで歌われていた曲を、初めて僕ら男子も入って男女で歌ったものなので、そこは新鮮味もあると思いますし、注目していただけたらうれしいです。
──個人的に、自分のパートで一番聴いてほしいところはありますか?
RYUTO 2ヵ所あって、まず「GRAVITY」の中の「この引力に抗う術などnothing」というところです。これはいろんな意味が込められた歌詞だなと思っていて、4連覇を目指しているオリックス・バファローズが持つ引力、僕らBsGravityが持つ引力。それに抗う術はないと。もう一つは、「君も例外ではない」という歌詞があるんですけど、ここも聴く人によっていろんな受け取り方ができると思うので、この2ヵ所には注目してもらえたらと思います。
ファンの皆さんの温かい声援が、不安な心を救ってくれた!
──では改めて皆さん全員にお聞きします。1月のお披露目イベントからオープン戦まで、イベントも含めていろんな活動をされてきて、ここまでの感想はいかがですか?
HINATA 1月のお披露目イベントで初めてファンの皆様にBsGravityをお披露目したんですけど、その時点ではやっぱり賛否両論ありました。ステージに立つことに不安もあり、ファンの皆様の反応がすごい心配だったんですけど、2月3月とミニライブをしたり、宮崎春季キャンプにも出演させていただいて、そういう活動をどんどん重ね、SNSでもどんどん自分たちが発信されていくたびに、「BsGravityいいね」っていう声が増えてきているっていうのをすごく実感してて。ライブでもみんなで全力でパフォーマンスしてるので、自分たちをいいって言ってくださる声がすごく増えてきてるなとは思います。
JUNKI まずお披露目イベントは、もう本当に賛否両論があって、特にやっぱりBsGuysに対しては冷たいというか、コメントとかを見させてもらってても「本当に僕らは受け入れてもらえないんじゃないか」とか、それこそ「ステージに立った瞬間、ペットボトル投げられたらどうしよう、、、」みたいに思っていたぐらいなんですけど、僕は歌が得意っていうストロングポイントがあったので、「歌声で黙らせてやるぞ!」ぐらいの強い気持ちでパフォーマンスをさせてもらいました。でも、実際にステージに立ってみたら、すごい温かく受け入れてもらって、すごく気持ちよく歌わせてもらったんですね。でもそれは、僕が歌が得意やからということではなくて、会場にいるお客さんの温かさによって気持ちよくさせてもらったんだなって思って。それからは不安もなくなっていって、日に日にステージが楽しいものになっていったので、まだ開幕前でリリース前からこんなにステージが楽しいと思えるのは本当に幸せな環境だなっていうのを、率直に感じてます。
AYAKA お披露目会の時は、いろんな声があった中のお披露目だったので、やっぱりいろんな複雑な気持ちがあったんですけど、ファンの皆様がすごく温かくて。その後もいろんなステージとか球場でのパフォーマンスでも皆様からの、「頑張ってね」とか「応援してるよ」っていう声に、いつもすごく救われてます。
RYUTO 1月のお披露目イベントの時は、もう本当に率直に怖くて(笑)。本当に10年、女性だけでやっていたグループに男性が入るっていうのは、もし僕がファンだったらイヤですし、その気持ちは分かるんですよ。でも、逆に申し訳ない気持ちでちっちゃく動いてたら、「何だこいつら?」ってなっちゃうなと思って、お披露目の時は逆にもう何も気にせずにやりました。でもその時から比べると、反応が本当にいい方向に変わってきたんですよ。やっぱりファンの皆様も僕たちも、グループの色っていうのが分かってきて、応援しやすくなったのかなっていう手応えはありますね。僕たちBsGuysの時も歓声が上がりますし、受け入れられてきたのかなとは思います。
MAHO BsGravityになってからも、昨年と変わらずに応援してくださるファンの皆様や、新しく見つけてくださって来てくださる方もたくさんいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。いつも本当に温かいご声援ありがとうございます。
SAAYA 新体制になっても、変わらず応援してくださるファンの皆様とか、また新しくファンになってくださった方が多い印象を受けてるので本当にとてもうれしいし、メンズが入ったことによって、女性ファンの方も増えたなっていう印象なので、本当にいつも応援してくださるファンの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
NUI ファンの皆様は本当に想像してる以上に温かく迎えてくださって、私たちも自信を持ってパフォーマンスできてるなと思うので、皆様に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
YUKARI 最初は、男女混成グループになってどういう反応なんだろうってすごく気になっていたんですけど、いざステージに立ってパフォーマンスしたら、いろんな方々の温かいご声援が思ったより多くて、うれしかったです。
IBUKI 期待されているっていうのもあったので、やっぱり多少はプレッシャーがあったんですけど、一発目のお披露目のイベントの時、ステージに上がった瞬間からそれまでガチガチだった緊張がもうなくなって、すごく楽しく踊れました。そこからずっと宮崎春季キャンプもオープン戦の時も、すごく楽しく踊れたなっていうのがまず第1の印象でした。
KOTARO お披露目イベントのときは、最初だったのでとても緊張したんですけど、ファンの方がすごく温かく受け入れてくださって本当に楽しめました。そして、リリースイベントでは、今回リリースさせていただく曲全て披露させていただいて、その後の特典会などでファンの方と少し話す機会とかもあったんですけど、「すごくよかったよ」とか、「男性が加入してくれてすごくうれしかった」とかそういう声を聞くことができて、とてもうれしかったです。
U-KI 緊張もあったんですけど、すごい温かく皆さんに迎えていただいて、特にリリースイベントだと球場よりもかなり距離が近くなるので、1人1人と触れ合える感じがして、すごく楽しくパフォーマンスできました。
YUIKA お披露目イベントやリリース記念イベントなどは、お客様とすごく近い距離でパフォーマンスさせていただいて、名前を書いたボードなどを持ってくださってる方がいらっしゃって、それがすごくうれしかったです。オープン戦では大きな球場でパフォーマンスをさせていただけたこともすごく楽しかったですし、うれしかったです。
FANA どれもすごく緊張していましたが、ファンの方々に温かく受け入れていただいて、温かいご声援や、手作りの名前の入ったボードやタオルを掲げてくださったりと、すごく私自身も楽しんでパフォーマンスできました。
HIYORI 最初はやっぱりいろんな意見があったので、少し不安とかもあったんですけど、ファンの皆様の温かいご声援で私たちもすごく元気になれましたし、もっと頑張ろうと思いました。
バファローズはリーグ4連覇&日本一奪還へ! パフォーマンスで後押ししたい!
──今年、オリックス・バファローズに期待したいことはどういうことですか?
HINATA 昨年は日本シリーズでの優勝を逃してしまったので、今年は必ず優勝できるように私たちも全力で応援しますし、日本一奪還を自分たちが少しでも後押しできたらいいなと、すごく思ってます。
JUNKI もちろん日本一奪還ですね。バファローズは昨シーズン、吉田正尚選手が抜けてちょっと打線が乏しくなるんじゃないかと言われてたんですけど、打線もチャンスで繋がってましたし、それプラス今年は西川龍馬選手が加入してさらに熱くなりますし、投手では山本由伸投手も抜けたんですけど、投手王国って言われてるだけあって、やっぱりピッチャー陣の戦力的には12球団で一番なんじゃないかなっていうのは、見ててすごく思うので、ケガなく実力を発揮していただけたら、たぶん優勝するんじゃないかなって勝手に思ってます。その実力以上のプラスアルファを出してもらえるように後押しするのが僕らの役割だと思うので、チームの縁の下の力持ちじゃないですけど、お客さんも選手も僕たちも含めて雰囲気をアップできるようにしていきたいです。
AYAKA 日本一奪還のために自分たちも全力でパフォーマンスして、チームの勝利の後押しができるように頑張りたいと思ってます。
RYUTO 狙うは一つ、日本一ですよね。僕たちもそこを目指して球場でパフォーマンスしてるんですが、ただ単に選手に「頑張って」っていうのではなくて、「一緒に勝つ」っていうのが一番ですね。
MAHO 私もリーグ4連覇と日本一に向けて、精一杯応援したいです。
SAAYA リーグ4連覇と日本一を達成してほしいので、たくさん試合に勝ってほしいです。
NUI みんな思ってると思うんですけど、やっぱり昨年すごく悔しい思いをしたので、4連覇と日本一奪還はすごく願っています。
IBUKI まずリーグ4連覇と日本一奪還はもちろんなんですけど、個人的には若手選手の成長に期待しています。
U-KI リーグ4連覇に向けて、全員でチームを盛り上げていければと思ってます。もちろんBsGravityとしても勝利を後押しできるようなパフォーマンスをしていきたいです。
──では最後に、これから球場などでのパフォーマンスを重ねていく中で、ここに注目してほしいというポイントはどこですか?
HINATA BsGravityになって、ダンスの構成も難しくなったり、移動も多くなって複雑になっているんですよ。球場で遠くから見ると小さく見えてしまうと思うんですけど、それでも「わっ、あの子たちカッコいい!」って思ってもらえるように頑張りたいと思います。また、球場の大きなスクリーンにも映るんですけど、その時もどこを見てもカッコいいと思ってもらえるように、これからもパフォーマンスしていけたらと思っています。
JUNKI やっぱり球場の後ろの方のお客さんから見ると遠く感じると思うんですけど、どこを切り抜かれてもカッコいいパフォーマンスをしたいなと。僕はグループの中で身長が一番高いのが唯一の取り柄なんですけど(笑)、その身長だったり長い手足を生かして、遠くの人たちにも届くくらいダイナミックなパフォーマンスに、ぜひ注目していただけたらと思います。
AYAKA 今年は14人全員、衣装が一人ずつ違うので、見つけてもらいやすいと思うんですよ。そこも見どころなので、注目していただきたいと思ってます。
RYUTO BsGravityは、1人1人の強い個性があることで、1人1人だけを見たら全員が違う踊り方をしてるんですけど、全体として見ると揃って見えるんですよね。球場は広くて、皆さんからの距離は遠いと思うんですけど、そこに注目して見ていただけたらと思います。
MAHO 大きい球場の中でも、上段からでも見つけていただけるような、ダイナミックなパフォーマンスを見てほしいです。たくさん見つけてください!
SAAYA 男性も入ってグループ名も変わって、本当に新しくパワーアップした姿を見てほしいですし、あと衣装が1人ずつ違うので、そういった細かいところ、私やったらこの金髪で見つけてもらいやすいと思うので、みんなの良いところをたくさん見つけていただけたらなと思います。
NUI 今シーズン、男性が入ったということで、すごく新しいことにも挑戦していけるシーズンだと思いますし、球場でのパフォーマンスの仕方とか変化してるところが多いので、そういうところも楽しんでいただけたらなって思ってます。
YUKARI 試合前のオープニングパフォーマンスだけじゃなく、イニング間には、男性も加わった新しいハリセンタイムがあるので、皆さんと一緒に盛り上げて、全力で応援したいと思っています。
IBUKI 自分はダンスのスキルとかも、他のメンバーよりまだまだ未熟ではあるので、これからそういう部分の成長をファンの方々に見てもらえたらなと思ってます。BsGravity全体としては、男性が加入したことで、パワーアップしたパフォーマンスの一面も見ていただけたらなと思ってます。
KOTARO 今年から男性が加入して、「どういうものを見せてくれるんだろう」って思ってる方もたくさんいると思うので、遠い所から見てもすごくカッコいいなと感じてもらえるように、目を引くようなパフォーマンスができたらいいなと思っております。
U-KI やはり男性が入ったっていうところがすごく強みになると思うので、そこを見ていただいて、より球場の熱気を上げられればと思ってます。
YUIKA 球場が大きいのでそれに負けないような、大きくて迫力のあるパフォーマンスで、皆さんと一緒に応援していけたらなと思ってます。
FANA 14人の個性を生かしつつ、14人がまとまって一つの作品をパフォーマンスすることを心がけて練習しています。まとまっていながら、14人全員の個性を皆様に伝えられたらなと思うので、そこに注目してもらいたいです。
HIYORI 新ユニットということで新しい風を吹かせて、私たちにファンを魅きつけて、チームに勝利を引きつけて、みんなで戦っていければなと思います。
──分かりました。ありがとうございました!
ニューアルバム
『GRAVITY』
2024.4.3 ON SALE
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ライター
高崎計三
1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。