東京は雨ばかりだった7月も過ぎ、やっと梅雨も明けて夏本番! いよいよバカンスの季節到来! ということで、サマー・バカンスにピッタリのニューシングル「Forever Young」をリリースしたばかりのSOLIDEMOのメンバーから中山優貴さん、木全寛幸さん、手島章斗さんの3名に、海辺まで来ていただきました!
と言っても泳いでもらうわけではなく、今回体験していただくのは、お台場に期間限定でオープンしている「食」と「音楽」の上質空間「avex dining oasis」!
まさに都会のオアシス風な店内で、特製料理とドリンクの数々を楽しんでもらいながら、ご紹介いただきます。もちろん新曲のこと、そして今年の頭に世間をザワつかせた“あの話題”のことも聞きました!
特製ドリンクとフードに喜びっぱなし!
──今日はお台場まで来ていただいたわけですが……(ドリンクが運ばれてくる)来ましたね、中山さんと手島さんは「モルフォンレモネード」、木全さんは「ザ・プレミアムモルツ〈香る〉エール」ですね。
手島 おおっ! すっげえオシャレ!
木全 ホントだ! 俺のもめっちゃオシャレ!
手島 いや、変わらんやろ! 普通のビールやろ!(笑)
中山 (しげしげとドリンクを見て)何コレ!?
店舗スタッフ レモンのクエン酸に反応して、かき混ぜると紫色に変わるんですよ。
中山 (かき混ぜる)おお~っ! ホントだ!
手島 うわ、スゲエ!
──驚いていただいたところで、乾杯しましょうか。では新曲の発売を記念して……
一同 フォーエヴァー・ヤ~ング!
木全 (ビールを飲んで)うまっ! 何コレ!?
手島 だからビールやろ!(笑)
──フードの方もどうぞ!
一同 いただきま~す!
手島 じゃあ「グルテンフリー冷麺」から……(器を持ち上げて)えっ、待って、もううまいよ!
──まだ食べてないじゃないですか!(笑)
手島 匂いの時点でうまいんだよ! (すする)ん~~~~っ! うまいよ!
中山 絶対うまいヤツだよ!
木全 じゃあ俺も……(一口すする)うわ、おいしい~~! そしてオシャレな味がするぅ~~~! 何だよ、コレ! 冷麺の概念を覆してくるぅ~~~!
中山 じゃあ俺は「グルテンフリー唐揚げ」を……おお! コレもヤバい!
手島 カレー味じゃん!
中山 だね! カレー味だ。(冷麺もすすって)ああ、これもうまいわ!
木全 俺も唐揚げを……うわっ、ビールが進むぅ~~~! 唐揚げに合いすぎるよ~!
もちろんデザートもうまい! 食べるのが止まりません!(笑)
──あっ、そうしてるうちにデザートまで来ましたね。「ストロベリーシェイブアイス」です。
手島 おおっ! イチゴすげえ! 上に乗ってるのは何? (一口食べて)うわ、フワッフワ!
店舗スタッフ 上に乗ってるのは豆乳のエスプーマと言って、ガスでふわふわにしてあるソースなんです。イースト酵母を使ったスーパーフードになっていて、夏バテ防止にも最適なんですよ!
木全 かき氷でただでさえスッキリするのに、夏バテまで防止してくれるんですか!
手島 メッチャまろやか!
木全 かき氷にスプーンを刺した時とは違う感覚だね!
店舗スタッフ ハイ、凍らせたイチゴを丸ごと削ってます。砂糖を使ってないので、スッキリとした甘さになってます。
木全 ホントだ! 甘すぎないから永遠に食べられるよ!
手島 ビールに合う?
木全 コレはビールじゃないね(笑)。
中山 (スプーンを刺して)ホントだ! 全然感覚が違う!
木全 でしょ?
中山 (食べて)あ、後半からイチゴが猛ダッシュで追いかけてくるヤツだ!
木全 そうそう! 最初は投入のフワッとした食感が来るでしょ? そこからイチゴがすげえ勢いで追いかけてくるよね!
中山 イチゴのオーバーラップ、ヤバいね!
手島 サッカーか!(笑)
木全 こっちは「グラスフェッドビーフのヘルシータコス」行きまーす! (頬張る)コレもうめえ~~! 肉とソースとトルティーヤが合いすぎる! これもビールですね!(と、ビールを飲む)
──ビールが進みまくりですね(笑)。
中山 結局、全部ビールじゃん!(笑)
木全 コレ、ソースがメッチャうまいよ! 食べてみ?
手島 (タコスにかじりつく)うまっ! このお肉は何か秘密があるんですか?
店舗スタッフ 牧草を食べて育った牛の肉を使ってるんです。脂身が少なくて「オメガ3脂肪酸」という栄養素をたくさん含んでいて、健康にもすごくいいんですよ。
手島 完全にマッチョメシじゃん!
木全 脂質が少ないのは女性にもありがたいよね! どれもおいしいけど、俺的にはやっぱり冷麺がホームランだなあ! このおつゆがうまいよね! ホントに、飲む前に顔を近づけた時点でうまい!
店舗スタッフ ニンニクがガッツリ効いてますからね。
木全 ああ、それだ! これも永遠に飲んでいられるなあ(笑)。酒で割って飲んでいたいですね。
上:グルテンフリー冷麺 左:グラスフェッドビーフのヘルシータコス 右:グルテンフリー唐揚げ
夏にうってつけの新曲「Forever Young」。オススメのシチュエーションは?
──ほとんど完食じゃないですか! お楽しみいただいたようで何よりです(笑)。さて、新曲の「Forever Young」、ホントに夏曲!って感じですね。この取材に来る途中、お台場に向かうゆりかもめの車内でも聞いてたんですが、東京湾を一望する景色にすごく合ってました!
一同 あ~! ありがとうございます!
手島 今日は天気もいいですしね!
木全 天気のいい日のドライブとか合いますよね!
──SOLIDEMOのシングル曲もいろんなタイプの楽曲がありますが、ここまでストレートに「夏!」っていう曲は……
中山 「Orange」以来だよね。
手島 そうだね。シングルのA面としては、ホントに「Orange」以来の夏らしい曲ですね。
中山 この曲をシングルにしようって決める時も、けっこうたくさん候補がある中からみんなで選んだんですけど、最終的にはメンバーの意見が一致してこの曲になりました。歌詞も、「日頃つらいことあるけど、今日は忘れて楽しもうよ」みたいな、男8人いるからこそできるような内容なので、レコーディングも楽しかったですね。
手島 僕も最初にこの曲を聴いた時に、「一番SOLIDEMOっぽくみんなが歌えるんじゃないかな」ってビビッと来たんですけど、歌詞も「イヤなことはあるけど、今日だけは仲のいい仲間とはしゃごう」みたいな、僕ららしい内容なんですよね。僕らのファンの方同士で友達になったり、SOLIDEMOの会場に来て友達になったよって方たちも多いので、そういう方も一緒に楽しめる曲になってるんじゃないかなと思います。振り付けも一緒にできるところもあるので。
木全 夏って、イベントがすごく多いじゃないですか。イベントを通して、「その年の夏の曲」みたいな感じで思い出に残ることって、けっこう多いなと思うんですよ。この「Forever Young」はすごく夏っぽいサウンドですし、今年の夏はこの曲とともに素敵な思い出になればいいなと思いますし、そういう風にできる曲かなと思います。
──「あの年はあんなことがあったなあ」と思い出した時に、BGMとして浮かんでくるような。
木全 そうですね! そこにリンクしながら、思い出として位置づけてもらえるような曲かなと思います。
手島 あと、Bメロへの展開がすごく面白い曲なんですよ。そこも僕ららしくて、急にアカペラになったりとか、急に曲調が変わったりするので。そういうところも注目しながら、MV等々、見てみてほしいと思います。
──カップリングの「The Good Life」も夏らしさに溢れてますよね。
中山 さっきの話ですが、「Forever Young」とこれで、どちらをA面にするかで最後まで迷ったんですよ。
──ああ、それは迷いそうです(笑)。
中山 いろいろ考えた結果、最終的に「Forever Young」がA面になったんですが、この曲はとにかくオシャレなので、僕らも歌ってて楽しいですし、振りの中で内輪ノリみたいな部分もあるんですよ。ファンの方に向けてやるというよりは、僕らの内輪ノリを見て楽しんでいただく感じで。そういうところも新しいかなと思います。
手島 僕の大好きな曲です!(笑) 曲調が好きなんですよ。なので、僕のファルセットに注目してください!ということで。よろしくお願いします!
木全 夏っぽくもあるけどオシャレで、「Forever Young」よりもだいぶ大人な感じですよね。僕の勝手なイメージなんですけど、海にドライブする時に、行く時の車中では「The Good Life」、そして海に着いてから「Forever Young」が聴きたいかなと。
手島 俺、逆だわ!
木全 おっ、ホント!?
手島 俺は行くまでの車中ではみんなでワイワイしながら「Forever Young」を聴いて、夕べの海でお酒とか飲みながら「The Good Life」が聴きたい。
中山 分かる。俺もそっち派かな。でもまあ、人によっていろんな聴き方で楽しんでもらえればね。
手島 これ1枚で、海に行くパッケージは揃ってるから(笑)。
──帰りの車中はどうしましょう?(笑)
木全 「One For Friends」?
手島 おお~、いいねえ! ボケるかと思ったら、意外にいいの来たね(笑)。
──レコーディングはスムーズでしたか?
手島 人によりけりですかね。歌割りも人によって全然違うので。プリプロしてみて、「ここは誰々の方がいいよね」とかやっていくので、ホント人によって違いますね。今回で言うと、この3人の中では僕が一番長くかかったかなと思いますけど。
中山 録るパートが多いからね。
手島 あと最近は、必ずオクターブ上をやらされるんですよ!(笑)。ムチャやろ(笑)。ディレクターさんが「章斗、頼むわ!」って言ってくれたからなんですけど、「Forever Young」でもAメロで隠れミッキーみたいなノリで入ってるんですよ(笑)。オクターブ上でうすーく入ってるんで、そこはしっかり聴いてみてほしいですね。僕の頑張りの勲章なので(笑)。
メンバー自身が「ひと夏の思い出」を語る!
──さて、この曲に引っかけて、皆さんの個人的な「夏の思い出」をお聞きしたいんですが。
手島 夏の思い出! ケツメイシさんみたいな。
中山 ちょうど今、BGMで流れてるしね。
手島・木全 流れてないよ!(笑)
──どう聴いても洋楽ですね(笑)。で、夏の思い出なんですが(笑)。
手島 僕は広島出身なので、小っちゃい頃、夏にはよく友達家族とかと一緒にキャンプとかバーベキューとかに行ってたんですよ。それが今でも思い出すぐらい楽しかったですね。自然が好きで、海辺とか川べり、山の中とかにキャンプに行ったりして、そこでご飯を食べたり、みんなで遊んだり虫を捕ったり、肝試ししたり。それはすごく楽しかったですね。
──いいですねえ。最近はどうですか?
手島 SOLIDEMOに入ってから行けてないので、行きたいですね~! 「Forever Young」の歌詞にも「キャンプサイト目指して」って入ってるし。
中山 僕は家族で行った海外旅行がいい思い出ですね。やっぱり大人になるにつれて、家族で旅行に行く機会ってなくなっちゃうじゃないですか。だから学生時代とかに、家族4人でスケジュールを合わせてハワイ旅行に行ったりしたのって、今考えたらけっこうレアだなと思いますね。海に入ったりとか、一緒にかき氷食べたりとか、夜遅くまでやってるお店に行って、家族でTシャツ買ったりとかして。そういや家族の思い出って最近ないなって思って、また行きたいなと思いますね。
木全 僕は大学生の時、夏になるちょっと前に「富士山に行こう!」って言って、その翌日に富士山に行ったことがあるんですよ。学生ならではだと思うんですけど(笑)。準備もせずに出かけたら、5合目ぐらいで台風が来てて、「これ以上登れない」ってなって。それで帰ると思いきや、「じゃあ名古屋行こう!」つって車で名古屋に行ったんですよ。でも、けっこう遠いじゃないですか。
──ええ、何しろ県からして違いますからね(笑)。
木全 それで、静岡のダーツができるゲーセンとかを転々としながら名古屋に向かって行ったんですけど、着いた頃には夜遅くなっちゃって、お店とかどこもやってなくて。「どうしよう?」って言いながら、結局帰ることにしたんですよ。
中山 何それ(笑)。
木全 そこからまた1日ぐらいかけて車で帰ったんですよ。その時間の使い方がすごく贅沢だったなと思うんですよね(笑)。車の中でも何をするわけでもないのに、すっごく楽しかったんですよ。それがすごく印象的で、楽しかった思い出ですね。
──友達同士でも、働き始めるとなかなかできないですからね。
木全 ですよね! 「明日、富士山に行こう!」って言って1日で帰る予定だったのに、結局何日もかかったんですよ。そんなことができるのって学生の頃だけなので、いい思い出になってますね。
衝撃を呼んだ“あの件”について、そして5周年イヤーの意気込みとは?
──ところで、2月にTV番組で「8人のうち3人が身長サバ読み」という衝撃的な事実が明らかになってましたが……。
木全 あっ、そうなんです! 「avex portal」さんにはこれまで何度も登場させていただいてましたが、改めて……
一同 (3人で頭を下げる)すみませんでした!
──いえいえ、謝っていただかなくて全然いいんですけど(汗)、カミングアウト以来、反響はいかがですか?
手島 ファンの方たちは本当に優しくて、「身長どうこうじゃなくて、これからも歌ってくれればいいよ」って言ってくださったんですよね。ホントに優しいです。でもあの後、身内とか周りからは、メチャクチャいじられるようにはなりました。
木全 だよね。ファンの方たちは「大丈夫だよ!」って言ってくれるんですけど、あの番組で僕たちを知ってくれた方とかは「あ、あのウソついてた人たちだ!」とか、ヘタすると「あ、詐欺集団!」とか(笑)。まあでも、そうやってでも覚えていただけるのはありがたいことですからね。そう思いつつ受け止めてます。
──しかし、TVでそれを明かすというのは、かなり勇気のいることだったんじゃないですか?
手島 まあ、いつかは告白しなきゃいけないことでしたからね(笑)。それを番組で取り上げてもらえたのはありがたかったですけど、勇気はいりましたよね。僕はどっちかというと、悩むというよりはバレてた方なので……(笑)。知り合いからはデビュー当初から「お前、176やんけ」ってLINEが来てましたし(笑)、ファンの人にも「絶対180cmないでしょ!?」とか言われてて、「あるよ!」って頑張って言ってたんですよ。むしろ佐々木と向山の方が勇気がいったんじゃないですかね。
中山 そうかもね。
木全 僕はMCなので、今までは「僕たちは全員の身長が180cm以上の~」って言ってたところを、「平均身長が~」って言わなきゃいけなくなったんですよ。最初の方は、けっこう間違えてたよね?
手島 そのたびに会場から笑いが起きてたよね。
中山 彼が言い直すたびに、僕らは謝るっていう(笑)。
木全 もう口が覚えちゃってるんですよ! だからそれが笑いになったんですけど、そうするとちゃんと説明しないと、知らない方もいらっしゃるので。そうやって、ちょっとずつ修正しながらやってました。
──でも最終的に感じたのは、ファンの優しさ、温かさだったと。
手島 そうですね。優しいファンでよかったです……。お前が言うなって話なんですけど(汗)。
中山 いやいや、一番身にしみてる人だからね。
──そしてグループとしては5年の節目を迎えて、4月にはTDCホールでアニバーサリー・ライブも行われました。
木全 そうですね。4月に5周年を迎えて、この1年間は「5周年イヤー」ということで大切にしながら活動していきたいなと、みんなで確認し合いました。
手島 デビュー当初から掲げてた日本武道館公演という夢は全員が持ち続けてるので、その目標に向かって、Collars(SOLIDEMOファンのこと)の方々とはキャンペーンも含めて盛り上げていきたいと思ってます。僕らもいろいろ計画を立てたり、「こういうことをしたいね」って話をしてるんで、頑張っていきたいなと思いますね。
木全 今は5周年ということでキャンペーンもやらせてもらってますけど、僕らはこれまで、ファンの方とともに築き上げてきた5年間だと思んですよね。だからこそ、改めてこの5周年イヤーをファンの方と一緒に作っていきたいなと思いますね。
中山 5年やって、自分たちは何が得意で、どこが武器で……っていうのが何となく分かってきたので、長所をより伸ばしていくのがいいのかなと思いますね。最初のうちはいろんなことに挑戦するのが大事で、「あ、自分たちはこんなこともできるんだ」とか思いながら年齢を重ねていく中で、8人でやるアカペラだったりが武器だっていうことも分かってきました。そこを磨いてより一層強めていきながら、もちろん今までやったことのないことにも挑戦していければいいのかなと思います。
──中山さんは9月からまた舞台もありますよね?
中山 そうですね。役者もやらせてもらってますし、そこで初めて見るという方にも見てもらえるので、そこから「他にも7人、面白いヤツらがいるよ」って知ってもらうきっかけになればなと思います。
木全 もちろんSOLIDEMOとしても、これからもこの新曲を持っていろんなところに行かせていただくと思うので、楽しみにしていてほしいですね。
Forever young
2019.8.14 ON SALE
[CD+DVD] SOLID 盤 AVCD-94434/B ¥2,160(税込)
[CD] EMO 盤 AVCD-94435 ¥1,080(税込)
【SOLIDEMO OFFICIAL WEBSITE】
https://solidemo.jp/
avex dining oasis@DECKS東京ビーチ
https://avexdiningoasis.jp/
ビアガーデンプランのご予約はこちらから/ spn.ozmall.co.jp/restaurant/6330
https://www.instagram.com/avex_dining_oasis/
ライター
高崎計三
1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。