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BALLISTIK BOYZ

【BALLISTIK BOYZ】タイでの武者修行を経て「Ding Ding Dong」リリース!そして、2年ぶりのツアーへ!!

2023.05.29
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音楽
インタビュー
6thシングル「Ding Ding Dong」をリリースしたBALLISTIK BOYZ。半年間のタイでの活動を経て制作されたこのシングルには、今の勢いをそのまま示したようなタイトル曲だけでなく、ミッドバラード「All About U」、メンバー自身が制作に関わったヒップホップチューン「Lonely」と多彩なカップリング曲も収められている。メンバー7人に各楽曲への思い、それからタイでの活動で得たもの、またツアーについてもお聞きしました!


キャッチーで勢いのある楽曲「Ding Ding Dong」は今の自分たちにピッタリ!
 
 

──さっそくですが、ニューシングル「Ding Ding Dong」についてお聞きします。楽曲に触れた際の印象はいかがでしたか?
 
日髙竜太 勢いがあって、耳に残るキャッチーさがあると思いました。
 
加納嘉将 ミステリアスな中にワクワクするサウンドで、メンバー全員好きな楽曲です。
 
海沼流星 第一印象として、とても勢いのある楽曲だと思いました。まさに、今の自分たちにピッタリだなぁ~と!
 
深堀未来 耳に残りやすくて、力強い楽曲だなという印象でした。

奥田力也 いい意味で特徴があってキャッチーなので、必ずカッコいい作品ができるなと思いました。
 
松井利樹 たくさんのデモを聴いた中で、今のBBZに一番合ってるなと思ったのが、この楽曲への第一印象です。
 
砂田将宏 今までやったことのないサウンドの楽曲で、新しいなと思いました。それにサビがとてもキャッチーだなと。
 
──悪魔と天使の言葉が交互に出てくるユニークな展開になっていますよね。表現の上で意識したことは?
 
日髙 歌う上では特に何かを変えたりはしていないんですが、MV撮影の時は表情や表現の仕方を変えて、強さと柔らかさなど、二面性が出るようにしました。
 
奥田 MVでは、服はもちろん、ヘアースタイルも少し変えて、見え方を工夫しました。
 
──すでに行われているリリースイベントでの反応、手応えはどうですか?
 


加納 タイに行っていた半年があったので、ファンの皆さんと近い距離でお会いできてとてもうれしいですし、楽曲にも期待してくれている方がたくさんいるのを感じられました。
 
深堀 「44RAIDERS」以来のリリースイベントなので、久々にあの距離でファンの皆さんと会えるのはすごくうれしいです!
 
──MVはどのようなものになりそうですか?
 
松井 うまく悪魔と天使が表現されていて、かつロケーションとダンスがカッコよく仕上がりそうです。
 
砂田 今までにないような、スピーディーで展開の速いMVになると思います。COOLでSEXYなBBZが見られるはずです。
 
──ライブではこの曲をどう楽しんでほしいですか?
 
日髙 歌とパフォーマンスの勢いを感じると思うので、ファンの皆さんにも存分に音にノって楽しんでもらいたいです。一緒に歌ったり踊ったり、頭を振ってヘッドバンギングしてもらったり(笑)。
 
海沼 勢いのある楽曲ですし、内容もシンプルで「白か? 黒か?」なので、歌詞に注目していただきながらも、パフォーマンスに圧倒されてください!
 
──これまで、自分の中で「悪魔」と「天使」に囁かれた場面はありましたか? その時はどちらが勝ちましたか?
 


奥田 LIVEが控えているにもかかわらず、「ラーメン」を食べようか迷って……食べてしまいました(笑)。
 
砂田 僕も、昨日の夜ごはんでラーメンを食べるか食べないかで天使と悪魔が戦っていましたが、悪魔が勝ちました(笑)。
 
──ラーメンの前では悪魔が強いですね(笑)。さて、カップリング「All About U」はストレートなラブソングですが、レコーディングの際に意識したことは?
 
日髙 7人でのミドルバラードなので、それぞれの個性がバランスよく生きるように、自分らしさは出しつつも、グルーブ感を崩さないように意識しました。あと、自分はファルセットと地声が入り混じるパートを担当したので、効く人が心地よく思ってもらえるように、キレイに歌うようにこだわりました。
 
加納 シンプルに「会えないけど会いたい」という気持ちを想像して臨みました。
 
海沼 ストレートとは言え、行きすぎず想いを歌っているので、楽曲の中での「距離感」を大事にしました。あとは、ラップチームとして初めてのバラードになるので、声にもこだわって歌いました。
 
深堀 半年、日本で待ってくれていたファンの方々のことを想って歌いました。
 
奥田 そこまで意識しすぎず、自分の持っているものを出しました!
 
松井 ストレートに想いを伝える気持ちで、マイクに向かって歌いました。
 


砂田 メロはセリフを言っているかのように意識して歌いました。サビは強く歌って、サビのラストのラインは囁くように優しく歌いました。
 
──歌詞で“刺さった”フレーズはどこですか?
 
日髙 「キミとなら飛べそう/一緒なら飛べそう」という部分が、僕らで言うと、ファンの皆さんとなら夢を叶えられるという意味で捉えた時に、素敵だなと思いました。
 
加納 「隣にいるだけで」ですね。この言葉だけでこの楽曲の情景が浮かんでくるステキな歌詞だなと思いました。
 
海沼 「連なるレッドライト/滑走路の様で/何処までも行こう」のところです。どこまでも続く滑走路のような道を一緒に歩んでいこう……という感じで、素敵です。
 
深堀 僕は一番最初の「久しぶりだね 元気してたの?」のところです。
 
奥田 サビの「全部信じちゃうよ キミのこと」というところですね。
 
松井 僕は「最後にあった時の涙はもう消え/少し大人びたキミが笑ってる」というところです。
 
砂田 「もう離れたりしないから」というところですね。
 
──この曲のようなバラードをライブで披露する際に意識していることは?
 
加納 バラードのストーリーを分かりやすく伝えるため、抑揚を意識して歌っています。
 
深堀 ミッドバラードなので、しっかりと聴いてもらえるようにいつも以上に曲に感情を乗せるようにしています。


「Lonely」の切ないリリックのモチーフになった想いとは……


──もう1曲のカップリング「Lonely」は、深堀さんのトラックに奥田さん、松井さんのオリジナルリリックが乗ったものなんですね。このトラックはどのように作り上げましたか?

 


深堀 最初に力也から「少しミッドバラードのようなビートがほしい」と言われ、最新のトレンドを自分なりに取り入れて制作しました。
 
──リリックはどのようにして完成したのでしょうか? モチーフは?
 
奥田 僕たちがタイにいてなかなか会えないファンの方の気持ちを遠距離恋愛に変えて、そこに自分の経験を入れて書きました。
 
松井 タイに行っている時に、日本のファンの皆さんと急に会えなくなった日が続いて、僕自身が寂しかったんです。その想いを、遠距離恋愛に置き換えて書きました。
 
──他のメンバーの方は、曲ができてきた時にどんな印象を持ちましたか?
 
日髙 メチャクチャいいな!と思いました。トレンドっぽさもあるし、シンプルに誇らしく思えました。
 
加納 ラップチームによる恋愛ソングですが、こういった楽曲は初めてだし、ファンの皆さんも聴きたかっただろうと思います。本当に、とてもいい曲だなと思います!
 
砂田 曲調にビックリしました。シンプルにいい曲だと思います。
 
──メンバーが制作に参加している曲は、他の曲と意識が違うものですか?
 
日髙 違いますね。メンバーの思いを具現化して作ってくれているので、想いをストレートに込めやすいです。
 
海沼 当たり前ですが、人の気持ちって100%は分からないと思うんです。つらいことほど人は隠したがりますし、他人に話しても理解されづらい。だからこそ、自分にしかない思いを綴ることで、リアルの楽曲として想いを届けられるのが良さだなと思いました。
 
深堀 個人的に、ラップチームが自分のビートを気に入って作品にしたいと思ってくれたことがうれしかったですし、また新しい魅力を引き出す手伝いができてよかったです。
 
奥田 やっぱり自分たちが制作に参加した曲には思い入れがあるので、細かいところまで詰めました!
 


松井 まず制作が楽しかったですし、かつ気持ちがいつも以上にノっているので、この作品をファンの皆さんに聴いてもらえることが、すごくうれしいです。
 
砂田 やっぱり、より思いがこもりますね。
 
──さて、皆さんは昨年8月から半年間、タイに拠点を移して活動してこられました。このタイでの活動で得られたものは?

日髙 メンバーの結束力ですね。自分たちの夢を叶えるために何が必要か、また何が足りないかというようなことを話し合ったりできる、いい時間でした。
 
加納 度胸や自信がついたかなと感じますね。

海沼 大雑把に聞こえてしまうかもですが……何もかもが経験でした。歩いているだけで、こんなにも得られるものがあることに関心を持ちましたし、すべてが初めての経験ばかりで一人の人間として大きくしてもらえたように思えます。
 
深堀 一番変わったと思うことは、メンバー7人の意志がより強く夢に向かうようになったところですね。
 
奥田 よりメンバー愛が深くなった気がします。
 
松井 何よりも、7人の団結が固まったと思います。
 
砂田 メンバーの絆とグループ力ですね。夢への大きな一歩になりました。
 
──タイで一番楽しかった思い出、一番苦労したことは?
 
加納 みんなでパタヤというリゾート地に行ったのは楽しかったです!
 


海沼 正直、楽しいことが2割、苦労したことが8割でした。遊びでもないですし、半年も住ませていただいたので、その国のルール、マナー、言語を覚えるのがとにかく大変でした。改めて、生半可な気持ちで世界は目指せないなと思いましたし、今の自分は誰よりも強いと思える経験だったと思えます。
 
深堀 楽しかったのは、大きなフェスでパフォーマンスできたことです。苦労したのは、向こうの環境に慣れることでした。
 
奥田 一番の思い出は「BIGMOUNTAIN MUSIC FESTIVAL12」に出たことですね。
 
松井 タイで単独ライブができたのが、一番楽しくて幸せな時間でした。ただ、言葉の壁には苦労しましたね。
 
砂田 楽しかった思い出は、メンバーとたくさんの場所に行ってたくさんの思い出を作ったことですね。苦労したことは……全てです。何もかもが大変でしたが、ちゃんとタメになりました。
 
──実際にタイの音楽シーンに触れての印象はいかがでしたか?
 
深堀 想像していたよりも盛り上がっていて、アメリカに近い印象でした。
 
松井 日本よりも音楽シーンが活発だな、と素直に思いました。そして、言葉の意味は分からなくても、心からカッコいいと思える音楽がたくさんありました。
 
──タイでの経験を、これからどう生かしていきたいですか?
 
海沼 誰もが経験できることじゃないので、この大きな経験と、自分たちにしか経験できてないことを、エンターテインメントとして素敵な作品とともに届けていきたいですし、タイでの期間で応援してくださっていたファンの皆様に感謝の気持ちを乗せてお届けできたらと思っています!
 
奥田 LIVEにも他のイベントにも、自分たちがやってきたものを出していきたいです。
 
 
2年ぶりの単独ツアーは、想像を何倍も超える内容!
 
 
──4月からは約2年ぶりの全国単独ツアー「BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR2023 “N.E.X.T.”」が開催されていますね。今回のツアーの見どころは?
 


日髙 ありすぎます!(笑) セットも衣装もカッコいいです。演出にもこだわっているし、ツアータイトルでもある「N.E.X.T.」を存分に感じてもらえると思います。
 
加納 新曲4曲をパフォーマンスするところは見どころです。今までのステージと比べて一番豪華なので、より印象に残るLIVEになると思います。
 
──コロナも明けてきて、ライブでの声出しも可能になってきました。その中で楽しみなことは?
 
砂田 皆さんと一緒に、腹の底から歌うことですね。
 
松井 僕も、ファンの皆さんと歌うことが何より楽しみです。
 
──今回のツアーで、「自分のここに注目してほしい」というポイントは?
 
日髙 一つは僕のハイトーンボイスです。それから27歳になったので、2年前の単独の時よりも大人っぽいところも見せられたらと思います。
 
加納 やはり、歌に注目してほしいです。
 
海沼 常に全力というのは変わりませんが、その中でもタイで成長したことをファンの皆様にお届けしたいので、成長して買われた部分をご覧いただければと思っています。
 
深堀 自分のというよりは、2年ぶりの単独なので、ファンへのメッセージだったりをライブを通して感じてほしいです。
 
奥田 全てです。7人みんな良いところしかないと思っています!!
 
松井 初披露のあの曲とあの曲とあの曲!!(笑) とりあえず会場に来てくださったら、あとは楽しませます!
 
砂田 新曲「All About U」での自分のパートです。沁みさせます。
 
──ツアー期間中、特に気をつけていることはどういうことですか?
 
日髙 食事と、身体のケアですね。ベストなパフォーマンスができるように身体作りをして、疲れを残さないようにマッサージにも行きます。
 
海沼 一番は「健康でいること」ですかね。健康にもさまざまな意味がありますが、一人でも欠けてしまうとダメなので、ファンの皆様のためにも、グループのためにも、自分がかけない様に気をつけています。
 
──ツアー中、ライブ以外で楽しみなことはありますか?
 
加納 ごはん! 各エリアのごはんがとても楽しみです!
 
砂田 僕もいつもご当地グルメが楽しみです。
 
──では最後に、ファンの方へのメッセージをお願いします。
 
日髙 自分たちがNEXTレベルに行ったということを感じてもらいたいですし、皆さんへの愛をたくさん届けられるツアーにしたいと思っています。なので、ぜひLIVEに来てもらいたいです! 必ず「来てよかった」と思っていただけるパフォーマンスを!エンターテインメントを!お届けします!!
 
加納 いつも応援ありがとうございます! 今回のシングル、そしてツアーはとても力が入っていて、自分自身皆さんにお見せするのがとても楽しみです! 引き続き暖かく応援していただけたらうれしいです!
 
海沼 今までも、タイでの期間にも本当にファンの皆様に支えられて、BALLISTIK BOYZはここまで成長できて、素敵なグループになっています。2年間という空白を忘れさせるぐらい最高のライブにしますので、心の底から楽しみにしててください! お越しいただけない方々のためにもリリースイベントも行っておりますので、そちらもぜひ! LOVE!
 
深堀 ツアータイトルにもなっている“NEXT”という、次なるレベル、目標、夢、物語をテーマに進化した僕たちを皆さんに届けられるように、頑張ります!
 
奥田 いつも温かい応援ありがとうございます! 皆さんに会える日を楽しみにしてますし、会える機会を作れるように頑張りますので、これからも応援していただけるとうれしいです。
 
松井 いつもありがとうございます。タイから帰ってきて、新しい作品を作りました。中には、タイにいる時に皆さんのことを想って作った曲もあるので、ぜひ楽しんで聴いていただけるとうれしいです。
 
砂田 皆さんの想像を何倍も超えるライブを作ったので、楽しみにしててください!
 
──ありがとうございました!
 


6th SINGLE「Ding Ding Dong」
2023.05.31 ON SALE


 
 
 

『BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2023 "N.E.X.T."』
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高崎計三
WRITTEN BY高崎計三
1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。

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