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【BALLISTIK BOYZ】第一章終了「第二章がどうなるかワクワクしてます」

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【BALLISTIK BOYZ】第一章終了「第二章がどうなるかワクワクしてます」

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3月26日、初のベストアルバム『Chapter 1』をリリースするBALLISTIK BOYZ。タイトル通り、彼らがスタートからここまで歩んできた「第一章」の道のりを収めた内容となっています。今回はメンバー全員に、収録曲の中で個人的なポイントとなった曲やそれにまつわるエピソード、そしてここから始まるという「第二章」についてなど、いろいろとお聞きしました!

これまでの自分たちを一度締めくくり、形として届けるための『Chapter 1』!

──BALLISTIK BOYZは2月22日に台北で『BALLISTIK BOYZ LIVE 2025 in TAIPEI』を行いました。初の海外単独公演となりましたが、いかがでしたか?

加納嘉将 自分たちは世界で活躍するアーティストを目指しています。そういう中で、海外で初の単独ライブを開催できたということは本当にうれしかったです。台北は何度か行かせていただいていて、ファンミーティングなどはやっていましたが、ライブという形は初めて。今回成功させられたことで、さらに台北でもより大きなステージに立ちたいという目標を改めて立てることもできました。

砂田将宏 初の海外での単独ライブをソールドアウトで成功させられたというのは、一つの夢が叶った瞬間でもありますし、自信にもつながりました。こうやって一つずつライブの会場の規模を上げていけば、本当にワールドツアーという夢を叶えられそうだなと思いました。台北で次はもう少し大きな会場でやりたいですし、他の都市でもやりたいなと強く思いました。

日髙竜太 ライブでは、台北のアーティストの楽曲をカバーさせてもらったんですよ。原曲通りにマンダリン語で歌ったのですが、そのおかげもあって反応が良かったので、やってよかったなと思いました。

──全編マンダリン語って、簡単ではないでしょうしね。

日髙 まぁまぁ(笑)。

砂田 いやいや、頑張って練習してたじゃん(笑)。

日髙 ……はい、頑張りました(笑)。

──そして3月26日にベストアルバムがリリースされます。“第一章”という意味の単語『Chapter 1』をタイトルに冠した思いを教えてください。

日髙 自分たちとしては今年から“第二章”を始めていくという気持ちがあって。その前に、これまでの僕たちを形に残しておきたいなと思いました。同時に、形にしてこれまで応援してくれたBALLY’Sの皆さんに渡したいという思いもあって、これまでを一度締めくくるという意味で『Chapter 1』にしました。

──改めて形にしてみて、BALLISTIK BOYZの“第一章”はどのような章だったなと思いますか?

砂田 あっという間のようで、すごく深い6年間でした。デビューして、コロナ禍に入って、なんとか動き出して、次はタイに行って……と本当にいろいろな経験をさせてもらったので、経験値としては普通の6年間よりももっと深い。本当に大きな経験をさせてもらったからこそ、成長もできましたし、もちろん悔しい思いもたくさんしました。その結果として、みんなの志が1つになって日本武道館公演(BBZ EVOLUTION)というものも叶えることができました。ただ、僕らはここで満足せず、さらに上にいこうという気持ちがあるので、“第二章”と銘打って、ここからさらに登っていけたらと思っています。

──そんな6年間の間にリリースした楽曲のなかで、音楽やグループに対する意識が変化するなど、ご自身としてのターニングポイントになった楽曲をお一人ずつ教えてください。

松井利樹 僕は「Animal」です。

──その心は?

松井 ……どちらも同じでしょう(笑)。

加納 なぞかけじゃないのよ(笑)。

松井 あはは(笑)。単純にこの曲が好きというのもありますし……、この曲はデビューしてから2年くらい経ってから出した曲ではあるのですが、すごく感情を乗せられた楽曲だったんです。

──どうして気持ちが乗せられたのだと思いますか?

松井 何でなんだろう……。自分でも不思議なんですけど。曲の力もあるだろうし、技術が追い付いてきたというのもあるだろうし。いろいろな偶然が重なって、自分のなかで“こう見せたい”“こう歌いたい”という欲望が湧いてきて、見せ方に1つ1つにこだわった楽曲でした。そこからずっとそれが続くようになって今に至るので、本当にターニングポイントだったなと思います。

日髙 僕は「In My Head」です。語弊を生むような伝わり方はしてほしくないのですが、それまでの作品のレコーディングは自分的にあまり納得がいききっていなかったんです。もちろんそのときのベストは出していたんですけど……。それが払拭されたのが「In My Head」。改めてリリース順に聴いてもらうとわかると思うのですが、声の質とかクオリティが「In My Head」前と以降で全然違うんです。もちろん技術も付いたし、何より自分らしく歌えるようになってきたのが、そのあたりだったと思います。ボイストレーニングにもしっかり通うようになったタイミングでもあって、歌に対する自信がついてきたのがそのあたりだったのかなと思います。

奥田力也 僕は「HIGHWAY」ですね。この曲は歌詞とメロディの制作に関わらせてもらった曲で。BALLISTIK BOYZになる前、ニューヨークにいた頃から自分で歌詞を書いたりメロディーを書いたりしていたので、BALLISTIK BOYZでもいつか自分で書いた曲をリリースできたらいいなと思っていたんですが、それが実際に叶ったのがこの曲。思ったよりも早い段階で叶ったのでうれしかったです。“努力ってこうして報われるんだな”と感じることができて、改めて自分がやってきたことは全部間違いじゃなかったんだと思えたことが本当にうれしかったです。それに、デビューして間もない未熟な僕にそういうことをやらせてもらえる環境もありがたいなと思いました。いろんな気持ちが乗った、すごく個人的に思い入れの強い1曲です。

──ちなみにご自身が制作に関わった曲をリリースしたことで、何か心境に変化は生まれましたか?

奥田 曲に対する向き合い方は変わったような気はしますね。もちろんそれまでの曲もちゃんと向き合っていましたけど、自分が書いたことでより“もっとこう伝えたい”という探究心も芽生えましたし。それに、1回作ったことで「次はこういう曲を作ってみたいな」とアイデアも湧いたりして。自分にとってプラスなことばかりでした。

『Chapter 1』のジャケットアートには何かが隠されている……のか?

深堀未来 僕は「N.E.X.T.」。この曲は僕も作曲に携わらせてもらいました。タイに行って、それまでの活動が一度ゼロになったような感覚の中、各々がいろいろ考えるようになって、メンバーの志が一つになって、より高みを目指して……となっているときに作った曲で。自分ももともとトラックを作る勉強をしてはいて「いつかはBALLISTIK BOYZの曲を」とは思っていたんですけど、いざ作ってみると「自分がもっとできればもっとグループの役に立てるのに」と思って、さらに勉強をするようになったので、自分の中でのターニングポイントですね。それに、タイへ行って、ファンの方々がどれだけ僕たちにとって大切な存在かというのも改めて感じて。その思いを綴った、初めて7人で作ったので思い入れが強いです。

加納 僕は「Drop Dead feat. TRINITY」です。この曲はタイで活動していたときに、タイで活躍しているアーティスト・TRINITYと制作した曲なのですが、僕らにとっては、とにかくタイでの半年間の生活がすごく大きな経験で。言語が違う方々や僕らのことを知らない人たちの前でどうパフォーマンスしたら盛り上がってもらえるのかをメンバーと日々探求した半年でした。そのぶん、日本の活動環境のありがたみも改めて感じることができましたし、すごく自分にとって成長できた半年だったなと。そのなかで制作した「Drop Dead」は、海外のライブでのパフォーマンスを意識して“どうやったらタイの方々にもより楽しんでもらえるのか”を考えながら作れたなと思います。

海沼流星 僕も「Drop Dead feat. TRINITY」です。この楽曲をきっかけにメンバー全員が制作に入るとか、メンバー全員で楽曲に向き合うとか、いろいろな変化のきっかけになった曲。それこそ全編英語詞というのもこの曲が初めてで。全編英語詞ということで苦労はありましたけど、完成してみると、やっぱり英語にしたことでうまれたカッコ良さがあるし、海外のお客さんが興味を持ってくれるきっかけになったりしていて。そういう勉強になったことも含めて、お気に入りの1曲です。

──この曲はグループ全体としての変化にもつながったとのことですが、メンバー全員が制作に関わるようになって、ご自身には何か変化はありますか?

海沼 もちろん活動する上ではライブも大切ですけど、やっぱり楽曲はすごく大事だなと思うようになりました。楽曲が良ければライブもいいものに仕上がると思うので。そう思うと、“自分たちに今必要な音楽は何か?”“世の中の人が求めている音楽は何か?”を考えて、選択していく必要がある。そこに難しさも感じますが、そういうことを常日頃からメンバーと話し合うようになったというのは変化かなと思います。

砂田 「HIGHER EX」はほぼほぼ自分たちで制作した曲。未来がトラックを作って、トップラインと歌詞には力也と利樹も入って。そもそものアイディアはメンバー全員で出し合ったし、ミュージックビデオの編集にもメンバーが立ち会いました。そういう曲がシングルのリード曲になって、それが、理想の形だなと思ったんです。ずっと僕たちがやってきたことがやっと1つの形になった曲でした。今後の活動のなかで、これが当たり前になっていくのが理想で、そのなかで「あれが最初だったね」って言えるターニングポイントに「HIGHER EX」がなるだろうなと思います。

──「全部自分たちでできた」という事実は自信にもなりますよね。

砂田 はい。同じメンバーが作ったのに、初めてこの曲を聴いたとき「すげえな」って思っちゃいましたもん。「これが作れんの、すげー!」って。リスペクトです。

──今作『Chapter 1』のジャケットも、メンバー皆さんのアイディアがもとになっているそうですね。このジャケットに込めた思いや、実はこんなものが隠れているみたいなものがあれば教えてください。

砂田 “第一章を締めくくるアルバム”と考えたときに、本のイメージが湧いたんです。だからまずアルバムを「Chapter 1」というタイトルにして。だったらジャケットも本みたいにしたらかわいいし、“ファンの人に思い出として持っておいてもらう”“思い出を形にしてプレゼントする”というコンセプトにもふさわしいんじゃないかと思って、こういうデザインにしました。デザインをしてくれたのは、デビューアルバムのデザインもしてくださった尾沢早飛さん。特典のトートバッグも、デビューアルバムに入っていたものと全く同じでロゴだけ新しくなっていて。昔から応援してくださっている方にとってはエモいデザインになっているんじゃないかなと思います。

奥田 ちなみにこのジャケット、逆から見たらスフィンクスの影が入っていたりして、いろいろ隠されているんですよ。

──えっ、本当ですか? 全然気付きませんでした。

奥田 嘘です(笑)。

日髙 でも何かあるかもしれないので、探してみてください(笑)。隠されたメッセージが届けばいいですけどねぇ(笑)。

砂田 意味深だな(笑)。でも発想は自由ですから。

──そしてここから第二章が始まりますが、どんな第二章にしたいですか? もしくは、どんな第二章になりそうですか?

日髙 どうなるんだろう……、とりあえず楽しみですね。第一章にこれだけの、しかもバラエティ豊かな楽曲があるということは、第二章では今まで以上に出会いや挑戦があるんだろうと思うんです。そう思うとワクワクします。

──第二章で叶えたい夢や到達したい目標などはあるのでしょうか?

砂田 まずはアリーナツアーですね。

奥田 そもそもどこまでが第二章になるんだろう? 第二章にはどんな謎があるのか気になりますよね?(笑)

日髙 第二章が終わったときに、この『Chapter 1』のジャケットを見たら、もしかしたらどんな謎が隠されていたかわかるかもしれません(笑)。

撮影 長谷英史

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記事情報

小林千絵

ライター

小林千絵

1985年生まれ。音楽ナタリー編集部を経て、2019年よりフリーランスに。音楽・映画を中心に、エンタメ系の記事の執筆をしています。好きなスポーツチームは名古屋ダイヤモンドドルフィンズと川崎フロンターレ。8月は高校野球ばかり観ます。