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【Snow Man】「タペストリー / W」確固たる絆と様々な表情を持つSnow Man沼にハマれ

2023.03.15
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3月15日にリリースされたSnow Manの両A面ニューシングル「タペストリー / W」。今回もSnow Manらしく、楽曲に合わせてさまざまな仕掛けやプロモーションが展開されています。リリース時期になると、あらゆる角度からこれでもかと押し寄せてくる情報にうれしくて目が回るファンも多いことでしょう。そこで今回も、たくさんの情報を整理しつつ、ここだけのアレもこっそりプラスしてお届けします! これを読んでニューシングルを何倍も楽しんでください!
 

「綴る・繋ぐ」がテーマの「タペストリー」キャンペーン!
 
 
3月15日にSnow Manの8thシングル「タペストリー / W」がリリースされる。同作は両A面シングルとなっており、「タペストリー」はメンバーの目黒蓮単独初主演映画『わたしの幸せな結婚』、「W」は土曜ドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)の主題歌。それぞれの作品の色も反映されている仕上がりになっている。シングルとしては約8ヶ月ぶり、2ndアルバム『Snow Labo. S2』からは約6ヶ月のリリースとあり、多くの人からの注目を集めているのは言うまでもない。
 
そんな同作では、楽曲に即したテーマが設定されている。今回も各曲のテーマにあわせた様々な仕掛けやプロモーションが展開中だ。まず、「タペストリー」は「タペストリー=綴織」にちなんで「綴る・繋ぐ」というテーマが設けられている。楽曲の中にも「綴る」、「繋ぐ」をいうワードを連想させる仕掛けがされているのはお気づきだろうか。Snow Manといえば、9人の息のあったユニゾンが楽曲のポイントの一つだ。しかし、同曲においてはハモリパートはあれどユニゾンは一切なく、メンバー一人ひとりが歌い繋いでいくような歌割りになっている。Snow Manというグループの絆を感じられることはもちろん、メンバーそれぞれの歌声を楽しむこともできる。各メンバーが同曲を歌でどう表現しているのか、たっぷり味わえるはずだ。
 
さらに、テーマに紐付いて「#綴れつないでいこう」というハッシュタグも登場。このハッシュタグとともに公式SNSには様々なコンテンツが投稿されてた。例えば、2月14日に公開されたMV。
 
Snow Man「タペストリー」Music Video.

 
Aメロが「繋ぐ」というテーマに沿ってワンカットで撮影されているだけにとどまらず、衣装を変えることで時代を「繋ぐ」様子も描かれている。また、同曲には『わたしの幸せな結婚』の原作からインスパイアされたであろう「グレーとピンク(桜色)」というテーマもある。それにちなんでMVでの衣装はグレーとピンクで統一。視覚的にも雅やかで儚いイメージが作られていると言えそうだ。さらに、公式YouTubeのショートにリレーダンスがアップされたり、公式Twitterでは和装のオフショットを添えて歌詞を読み綴っていくボイス企画が行なわれたり、「#つながるスノ」というハッシュタグとともにDance Practice動画のオフショットが公開されたり……。様々なところで「綴る」、「繋がる」というテーマを感じることができる。

だが、それだけで終わらないのがSnow Manらしいところだろう。TikTokではメンバーたちが絡まりあったものを時間内に解けるかにチャレンジする「絡まる糸チャレンジ」なるバラエティ企画も発信。岩本照、向井康二、佐久間大介は縄跳び、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太はパーカーの紐、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太はイヤホンを一心不乱に解いている姿を見せている。20~30秒という短い動画だが、そこにはワチャワチャと賑やかに楽しんでいるメンバーたちの姿が。「かっこいい」だけで終わらないSnow Manの魅力もしっかり発信されているのだ。
 
ちなみにもう一つ、「映画との連動」というテーマも設けられている。主題歌となっている『わたしの幸せな結婚』が明治・大正期が舞台ということもあって和装が採用されている他に、「#わたしの幸せな瞬間」というハッシュタグとともに、Twitterではメンバーの「幸せを感じる瞬間」が投稿されている。それに連動するように、映画公式TikTokでは出演者たちが3つの幸せな瞬間を語る動画が公開されてた。
@watakon_movie #わたしの幸せな結婚 #幸せな瞬間3選 #目黒蓮(#snowman) #映画わた婚 ♬ オリジナル楽曲 - 映画『わたしの幸せな結婚』3月17日(金)公開
他にも、映画との繋がりが感じられるシーンがあるはずだ。ぜひ、映画公開後にその繋がりを感じてみてほしい。
 
 
「W」のテーマは二面性。白スノ・黒スノ、好きなのはどっち?
 
 
もう一つのタイトル曲「W」には、「白の中にも黒があり、黒の中にも白がある」というような「二面性」がテーマ。楽曲にソロパートはなく、サビ以外は基本的に2人で歌う歌割りになっており、そこに上ハモや下ハモが入っている形だ。その組み合わせも、最年長の深澤と最年少のラウール、縁の下の力持ち的存在の阿部とグイグイと前に出て場を盛り上げる向井といった一見対極に思える組み合わせから、心の中に熱いものを秘めている佐久間と宮舘のように実は似た者同士である組み合わせまで、様々なパターンが楽しめる。この組み合わせにも、テーマである「二面性」が表れていると言えよう。
 
そして同曲では、二面性にちなんで「#白スノ黒スノ」というハッシュタグが誕生。サビの歌詞にも〈白と黒の狭間〉が登場しており、同曲を的確に表しているハッシュタグと言えそうだ。このハッシュタグとともに、3月1日には白と黒が基調となっているYouTube Ver.のMVが公開。
 
Snow Man「W」Music Video YouTube Ver.

 
白と黒だけが使われている最大限にシンプルな空間の中で、メンバーがそれぞれに対比するかのような衣装をまとって踊る内容である。2コーラス目以降には、メンバーの二面性が見えるような対称的な2パターンの衣装を着たカットを見ることができ、多角的にテーマを感じることができる仕上がりだ。
 
そして同曲には「映像美」というコンセプトも。MVのセットがシンプルな上に、白と黒という色が映えるカラーリングのため、メンバーたちの美しいディテールまでもが表現されている。全身が映る引きの画角ではダンスをしているメンバーたちの身体の使い方や佇まい、寄り画では楽曲の世界観やテーマが表現されている表情を鮮明に見ることができる。これも画質や映り方にこだわった映像美があってこそだろう。

Snow Man「W」Dance Practice

 
ちなみに同曲は、ロックサウンドに乗せて9人が歌い放つアグレッシブなダンスチューン。こういったタイプの楽曲はSnow Manにとって久々だ。振付は、s**t kingzのkazukiが担当。スタイリッシュさと力強さが混在しつつ、メンバーの魅力が引き出されているダンスをキレキレに踊るクールなSnow Manを待っていた方も少なくないだろう。デビュー以降、メンバーそれぞれが自分の武器を活かして多方面で活躍をしてる一方、YouTubeのバラエティ企画や冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)など全員が揃った時のワチャワチャした姿の印象が強くなりつつあるSnow Man。実際、TwitterにアップされているMV撮影の合間でペアになって「W」を作るという「Wポーズチャレンジ」でも、各メンバーがキュートな表情を見せており、“楽しいSnow Man”、“かわいいSnow Man”が表現されている。それを考えると、同曲で最高にクールな姿を見せているのもある意味Snow Manの二面性に繋がっているのではないだろうか。
 
そして、Official HPには「えいっと!8枚目だ!」公開された。
曲のおすすめポイントや衣装についてだけでなく、歌詞にちなんだ一問一答では、ルーティーンや毎日の習慣などプライベートが垣間見れる質問に答えてくれている。
https://mentrecording.jp/snowman/web_catalogue_10/

リリースの度に異なるコンセプトを的確に表現してきているSnow Man。全3形態のCDには、「W」の完全版MVや「タペストリー」のマルチアングル映像、ビハインド映像、バラエティ企画など様々な映像も収録されている。それらをチェックすることで、より深く各テーマを味わえるはずだ。ぜひ、余すところ無く8thシングルを堪能してみてほしい。そして、確固たる絆と様々な表情を持つSnow Manの沼にさらにハマってみてはいかがだろうか。
 


「タペストリー / W」
2023.3.15 ON SALE




【Snow Man HP】
https://mentrecording.jp/snowman/

【Johnny’s net】
https://www.johnnys-net.jp/page?id=artistTop&artist=43

【Snow Man YouTube公式チャンネル】
https://www.youtube.com/c/J_SNOWMAN

【Snow Man Twitter】
https://twitter.com/SN__20200122

【Snow Man Weibo】
https://www.weibo.com/SnowManofficial

【Snow Man TikTok】
https://www.tiktok.com/@snowman_mentrecording_j

 
高橋梓
WRITTEN BY高橋梓
フリーランスライター。広告業界・エンタメ業界での勤務を経た後、エンタメ系サイトや雑誌にて企画・取材・執筆をしています。

Twitter:@azumaMIC
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