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【Snow Man】2ndアルバム『Snow Labo. S2』はTikTokも開設され、見どころ聴きどころ盛りだくさん!!

2022.09.21
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音楽
待望の2ndアルバム『Snow Labo. S2』をリリースしたSnow Man。バラエティ豊かな楽曲がてんこ盛りの内容に、ファンの方々はもう夢中なのでは? すでに鬼リピートしている方々、そしてこれからゲットして聴き始めるという方々のために、このアルバムの魅力を解説! また、このリリースにあたってさまざまなプロモーションが行われているので、そこも改めてまとめておきましょう!


新たなチャレンジが詰まった楽曲群はまさに“研究所”!


9月21日、Snow Manが2ndアルバム『Snow Labo. S2』をリリースする。同作は、“Snow Manはこう!”と決まったイメージを作らずに、バラエティに富んだ音楽ジャンルや新しいことにトライしている研究所のようなアルバムである。さらに、メンバー一人ひとりがジャンルを担当して選曲するという試みも行なわれており、まさにSnow Manだからこそ生み出せた楽曲と映像が詰まった1枚と言えそうだ。
 
それだけに新鮮さを感じられるポイントがたっぷりある。まずは楽曲。1stアルバム『Snow Mania S1』に引き続き、様々なジャンルの楽曲が収録されているのが印象的だ。3形態全16曲、似ている楽曲は1つもない。例えば宮舘涼太担当のリード曲「JUICY」は、ハウスミュージック系トラックとR&B系メロディで作られているキャッチーなダンスナンバー。振付をメンバーの岩本照が手掛けていることも相まって、Snow Manらしさが出ている1曲だ。とりわけ、直近で「Secret Touch」、「ブラザービート」、「オレンジkiss」という王道ソングのリリースが続いていたため、「JUICY」のようなセクシーさを感じられるダンスナンバーがリード曲に据えられたことに新鮮さを感じる。「Snow Manはこういうタイプの楽曲もできるんです」と、改めて世に提示することにも繋がるだろう。



さらに、ラウールの担当曲である3曲めの「Tic Tac Toe」。同曲には“攻撃的な中にもセクシーさが感じられるHIP-HOP”という新しさがある。色気あるボーカル、ゴリゴリのラップなど、目まぐるしく変わるメンバーたちのボーカルを注意深く聴くと、「このメンバーがこんな歌い方を!?」、「2コーラス目から歌割りがガラッと変わった?」という発見もできるはずだ。続く4曲目、阿部亮平担当の「Toxic Girl」にはオリエンタルな雰囲気が感じられるトラックに中毒性のあるメロディとリリックが合わさった新鮮さがある。フロウに依るところも大きいと考えられるが、これまで披露してきたSnow ManのHIP-HOP曲とは違い、どこかK-POPラップのような雰囲気も。彼らにとっても新しいチャレンジと言える楽曲だろう。

また、ユニット曲にも新しさが詰まっている。例えば、クールな「HYPNOSIS」ではいつも元気で賑やかな向井康二が優しくも色気のある歌を披露していたり。まさかすぎる直球王道アイドルソング「ガラライキュ!」は、「好き」(ラウール)、「ちょー好き」(渡辺翔太)、「めっちゃ好き」(深澤辰哉)というセリフが聴けたり。深海をイメージしたという「Color me live...」では、長年活躍を共にしてきた佐久間大介、宮舘、阿部だからこそできる美しいハーモニーが披露されていたり。新鮮味があるあまり見ないメンバー分けのように思えるが、それでも高いクオリティを見せられるのはメンバー一人ひとりがスキルフルだから、という発見もあるのではないだろうか。


見逃せないプロモーションも充実!


そして、こうした収録曲だけにとどまらずプロモーションにおいても新しい試みがなされてきた。まず、リリースの発表の方法が斬新だったことは記憶に新しい。8月3日に突如「なんだこれ!?」という約1分の動画がYouTubeにアップ。視聴者はまさに「なんだこれ!?」とざわつき、Twitterの日本トレンド1位になるほど話題になっていた。


その翌日、「JUICY」のMVがサプライズで解禁。その時点ではどの作品に収録される楽曲なのかが不明だったため、「何の曲?」という反応がSNS上に多々投稿されていた。そして、8月8日にアルバムリリースの情報が解禁され、「JUICY」がリード曲ということが判明、という流れである。通例ではアルバムリリース情報を解禁した後にリード曲のMV解禁を行なう。だが、今回はその逆の組み立てがなされ、サプライズでの情報解禁。より一層注目を集めることに成功している。

さらに、忘れてはいけないのが8月19日に開設された公式TikTokアカウントだろう。すでに54万フォロワーを超えている同アカウントには、コンスタントに投稿がされている。

【Snow Man TikTok】
https://www.tiktok.com/@snowman_mentrecording_j

投稿されている内容はリード曲「JUICY」に関連するもので、「バランすのダンス」、「グルメ企画」、「TikTokらしい企画」など様々なアプローチの動画が盛りだくさん。しっかりと「JUICY」が印象つけられる内容である一方、メンバーたちの素も垣間見える。「JUICYなグルメ」企画では、一人ひとりオチがついていて笑いに繋がっているのもSnow Manらしい。
 
@snowman_mentrecording_j #JUICY なグルメ!🥩🍆🥬 #目黒蓮 さんは、お肉が焼けるのが楽しみで思わず笑顔に! 最後は豪快に一口でペロリ😋 #SnowMan #スノラボ #グルメ ♬ JUICY(サビver.) - Snow Man

それだけでなく、公式YouTubeチャンネルにも「バランすのダンス」のショート動画がアップ。阿部・ラウール・向井、深沢・岩本・目黒蓮、渡辺・佐久間・宮舘と、3人ずつに分かれてサビを踊っており、それぞれのダンスの特徴が見えて興味深い。


TikTokしかり、YouTubeショートしかり、日常のちょっとした隙間時間に見られるアプローチをしているのも、Snow Manにとって新しい試みだろう。

また、『Snow Labo. S2』のテーマ「ラボ(=研究所)」という明確なコンセプトに基づいてのプロモーションも新鮮味がある。特設サイトを開くとメンバーの顔写真が並んでおり、「被検体を選択してください」の文字が。メンバーをクリックすると担当曲が流れ、インタビューが読めるようになっている。

【Snow Labo. S2 特設サイト】
https://mentrecording.jp/snowman/snowlabos2/

さらに、8月17日に公式YouTubeにアップされた「Snow Man 2nd ALBUM『Snow Labo. S2』- introductory video-」でも、同様のビジュアルが使われている。テーマに沿ってちょっとした工夫がされることで、楽しみながら作品をチェックできる仕組みになっているというわけだ。加えて、9月12日からはリリース日までのカウントダウンがスタート。「#どっちがJUICY」企画として、メンバーの写真が2枚アップされている。アーティスト側から問いかけがされることで、ユーザーは一方的に情報を受け取るだけでなくインタラクティブにコミュニケーションができるようになっているというわけだ。


その他にも、YouTubeでの「ユニット曲鑑賞会」、TikTokでの「『JUICY』ダンス動画」など次々とプロモーションが行なわれている。アルバムだけでなく、それに付随する動き丸ごと楽しませてくれるところにサービス精神旺盛なSnow Manらしさを感じられる。リリース日当日の9月21日にも、全国9都市の街頭ビジョンでコメントが放送。もちろんそれ以降も音楽・雑誌・ラジオ番組への出演、新聞広告、サイネージジャックなどまだまだ多くの仕掛けがされていく予定だ。ただ聴くだけではもったいない。アルバム周りの仕掛けを含めて、『Snow Labo. S2』を余すところなく楽しんでみてほしい。10月1日からは全国8都市を回るツアー『Snow Man LIVE TOUR 2022 Labo.』もスタートし、12月22日まで全国に楽曲を届けていくことになる。今年いっぱい、『Snow Labo. S2』をじっくり味わってみるのもいいのかもしれない。




『Snow Labo. S2』
2022.09.21 ON SALE






【Snow Labo. S2 特設サイト】
https://mentrecording.jp/snowman/snowlabos2/

【Snow Man HP】
https://mentrecording.jp/snowman/

【Johnny’s net】
https://www.johnnys-net.jp/page?id=artistTop&artist=43

【Snow Man YouTube公式チャンネル】
https://www.youtube.com/c/J_SNOWMAN

【Snow Man Twitter】
https://twitter.com/SN__20200122

【Snow Man Weibo】
https://www.weibo.com/SnowManofficial

【Snow Man TikTok】
https://www.tiktok.com/@snowman_mentrecording_j
 
高橋梓
WRITTEN BY高橋梓
フリーランスライター。広告業界・エンタメ業界での勤務を経た後、エンタメ系サイトや雑誌にて企画・取材・執筆をしています。

Twitter:@azumaMIC
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