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【ブレイク前夜!】泣きながら歌う“こはならむ”をまとめてみた

2022.04.20
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音楽
YouTubeから音楽シーンに忽然と登場し、「泣きながら歌うシンガー」として知られる“こはならむ”。彼女はどこから現れてどうやってブレイクしたのか、そしてどのような点が多くの人々の共感を得ているのか? 4月20日、ニューシングル「主人公」を配信リリースし、今や国境も越えて愛されている彼女の足跡と特徴をまとめてみました!


「泣きながら歌う」カバー動画で大ブレイク!


本名も顔も一切出さずに歌声を披露するシンガー、“こはならむ”。彼女が活動を開始したのは2019年9月のことでした。初投稿はツミキの「アノニマスファンフアレ」。


約2週間後の2曲目、くらげPの「わたしのアール」には早くも、後に大きな特徴として知られるようになった「#感情を込めて#歌ってみた」のハッシュタグがついていて、現在では46万回もの視聴回数となっています。


「感情を沢山込めて●●歌ってみた」シリーズが登場するのは約8ヵ月後、2020年5月。wacciの「別の人の彼女になったよ」という絶妙な選曲、大サビの感情のこもり方が大きな共感を呼び、こちらは32万回以上の視聴回数に。何よりも、囁くようなつぶやくような、それでいてここぞという時には大きく伸びるその歌声にハマる人が続出し、だんだんと評価を高めていきました。


注目を一気に集めたのは、2021年2月の「泣きながら『心做し』歌ってみた Piano ver」。冒頭の語りから聴く人の胸をギュッと掴んでくる上に、サビをただ聴いてるだけでもらい泣きしてしまいそうなこの動画は、一気に500万回以上を記録(2022年4月現在では660万回以上)しました。ここから認知度も急上昇で、今やYouTubeチャンネルの登録者数は33万人! 動画の総再生回数は3900万回を記録し、その数はまだまだとどまるところを知らない勢いです。


カバー動画が人気を呼ぶ一方で、2020年8月の「不器用なぼくが捧げる花」以降はオリジナル楽曲も配信リリース開始。2021年5月の2ndシングル「ごめんなんか聞きたくなかった」は、その歌声が聴く者の感情を揺さぶる魅力で言葉の壁を超え、韓国・台湾・アメリカでも評価されるようになりました。


メジャーデビューからコンスタントに楽曲をリリース!


メディアに紹介される機会も増えていった彼女がメジャーデビューしたのは、2021年11月。クリエイターユニット・HoneyWorksのプロデュースによる「迷えるヒツジ」「不完全花」の2曲が同時リリースされ、この2曲は、人気インフルエンサーらがキャストに起用されたことでも話題となったYouTubeドラマ「add9Code」の主題歌・挿入歌にもなりました。「迷えるヒツジ」はきらびやかなポップサウンドに乗って軽やかに跳ね、「不完全花」ではサビで「感情を沢山込めて」歌い上げ……と、まさに彼女の持つポテンシャルを多面的に生かした2曲は、メジャー初登場にふさわしい作品に。



続く2ndシングルは、今年1月の「涙の融点」。今作では人気ボカロP・40mPのプロデュースで、冒頭では抑えられていた感情がサビで溢れ出し、後半にかけてどんどん勢いをつけていく不思議なパワーを持った楽曲。彼女を支えるようなギターとピアノによる演奏も特徴的です。この曲は学習塾「フリーステップ」のWEB CMソングに起用されています。
 
この曲でも顕著なのが、ボカロ曲の特徴でもある高いキーも自在に操る彼女のボイス。耳元で囁きかけるような静かなパートから、助走なしで天空に駆け上がるような高音パートまでをシームレスに表現してみせる歌唱力と表現力は唯一無二。そここそが、多くの人々をやみつきにさせる彼女の最大の魅力です。


3月にリリースされた3rdシングル「私の幸せは私が決めるの!」は、プロデュースに再びHoneyWorksを迎えた楽曲。印象的な歌い出しから、タイトル通り自分に素直に生きることをパワフルでいながらキュートに宣言していて、悩み多き毎日の中でもしっかりと踏みしめながら生きていく人々に寄り添う応援ソングとなっています。この4月からはテレビ東京系のドラマ「メンタル強め美女白川さん」のオープニングテーマにもなっているので、ドラマの内容にもぴったりフィットした歌詞の世界を、そこでもお楽しみください。そういえば第1話がオンエアされた直後の4月7日には、彼女自身も「私の曲がテレビで流れたの感動 余韻…」とツイートしていましたね。




ニューシングル「主人公」は疾走感溢れる応援ソング!


そして前作からわずか3週間というハイペースで配信された4thシングルが「主人公」。こちらはシンガーソングライター・水野あつ提供の楽曲で、疾走感のあるバンドサウンドに乗って、まさにこはならむの歌声が駆け抜けていくような印象。誰もが自分という物語の主人公というテーマの中、「私は今を全力で生きてる」「遠回りでも進むんだ」という歌詞の力強さに勇気づけられる応援ソングになっています。この曲は生見愛瑠さんが出演する医療脱毛フレイアクリニックのTVCMソングにも使用されているので、テレビから聞こえてきた彼女の歌声にハッとした人も多いのでは?
 
誰もが認めるであろう、彼女の魅力のひとつが、「ギャップ」。1曲の中での静と動のギャップもあれば、素顔を一切出さないミステリアスな存在のわりに、ツイッターでたまーに微笑ましい日常を垣間見せるあたりもギャップを感じずにはいられません。
 
活動の幅が大きく広がった現在も、YouTubeチャンネルの動画アップを怠らないあたりも、一種のギャップかも。カバー動画も増えていますし、1月から始まったこはならむ全編自主制作によるラジオ番組「こはならむRADIO」も、毎回多様なゲストを迎えて好評配信中。この番組で聞ける彼女の柔らかいおしゃべりが好き、という人も多そうですね。
 
しかもこの4月からはこはならむファンクラブ『Bouquet』もスタート。楽曲もさらにコンスタントにリリースされそうですし、今後の活躍からも目が離せません。というより、どこにいても目に、耳に入ってくるレベルになってきそう。サイトやツイッターから情報チェックもお忘れなく!



「主人公」
2022.4.20 デジタルリリース

医療脱毛フレイアクリニックTVCMソング
 
 

  【こはならむ Official Site】
https://avex.jp/kohanalam/

【こはならむ YouTube】
https://www.youtube.com/channel/UCW0p7VdWVO0bn0_FELopJpQ

【こはならむ TikTok】
https://www.tiktok.com/@lam_dayo

【こはならむ Instagram】
https://www.instagram.com/lam_dayo/

【こはならむ Twitter】
https://twitter.com/Lam_dayo


高崎計三
WRITTEN BY高崎計三
1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。

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