Powered by Google 翻訳翻訳

NEW

【CHANSUNG】人生を道に例えた時、僕が倒れないようにその道をいつも共に歩んでくれるファンの方に感謝しています。

CHANSUNG(2PM)
NEW

【CHANSUNG】人生を道に例えた時、僕が倒れないようにその道をいつも共に歩んでくれるファンの方に感謝しています。

シェアする

  • X
  • Facebook
  • Line
  • X

2PMとしてデビューし、現在はソロアーティストとしても活躍中のCHANSUNG(チャンソン)。昨年4月、ソロとしては約6年ぶりに日本でシングル「Into the Fire」をリリースし、以降は日本でも活発に活動してきた。そして今年10月29日にはJAPAN 1st Full Album 『DAWN』をリリース。前回のインタビューで約束したとおり、今回は最初から最後まですべて日本語で受け答えしてくれたCHANSUNG。アルバムに込めた想いと日本での活動についてたっぷり語ってくれた。

「『甘く 切なく 強く feat. Jun. K』のコラボ相手で、真っ先に浮かんだのは2PMのメンバーでした」

──JAPAN 1st Full Album 『DAWN』のリリースおめでとうございます! 夜明けという意味を持つ『DAWN』というタイトルはCHANSUNGさん自ら命名したそうですが、どんな想いを込めたアルバムになりましたか?

CHANSUNG 夜明けは1日のスタートですよね。僕の日本での活動も1年半前から本格的にスタートして、その間にシングル2枚をリリースしているんですけど、今回フルアルバムを発売することになり、また新たなスタートというか、これからソロアーティストとしてCHANSUNGがどんな風に足を踏み出していくのか、ということが感じていただけるアルバムになったと思います。

──リード曲「甘く 切なく 強く feat. Jun. K」には2PMのメインボーカルJun. Kさんも参加されています。2人のやわらかい声がマッチした聴き心地のいいシティポップナンバーですが、CHANSUNGさんにとってはどんな曲になりましたか?

CHANSUNG 初めてこの曲を聴いたのは2年前だったかな?この曲を聴いた瞬間、いいなと思って、アルバムを出す時にぜひ入れたいと思いました。当時、プロデューサーさんからデュエットにしたらいいんじゃないかと言われて、僕もそっちの方が曲的にもいいと思ったし、誰とコラボするかを考えた時、まっさきに思い浮かんだのが(2PMの)メンバーたちでした。一番シナジーを出せるアーティストはやっぱりメンバーじゃないかなと思って。メンバーの中でもこの曲はJun. Kさんに似合うと思って、日本で発売するフルアルバムのリード曲になると思うけど一緒にどう?と聞いたら、Jun. Kさんも曲がめちゃくちゃいいねと言ってすぐにOKしてもらいました。

──ということは、CHANSUNGさん自らJun. Kさんにお声がけしたんですか?

CHANSUNG そうです(笑)。その時はドキドキしましたけど、自分の気持ちを伝えることが一番大事だと思ったので、自分の口からちゃんとお願いして。その後は会社経由で正式にオファーがあったとは思いますけど…。

──この曲の中でお気に入りのポイントや好きな歌詞はありますか?

CHANSUNG メロディが特に好きですね。メロディと歌詞、曲の雰囲気が全部ぴったり合っていて、すごくいい曲だなと思いました。シティポップにR&Bを加味した曲調で、調和が感じられますよね。2年前に初めて聴いた時から、「この曲は僕のものです」と大事に取っておいたくらい、お気に入りの曲です。

──Jun. KさんもMVに一緒に登場されています。撮影する時、もしくはレコーディングする時、どんな話をしましたか? 日本での活動についてJun. Kさんから言われたことがあれば教えてください。

CHANSUNG (2PMの)6人じゃなくて 2人で1つの曲を歌うのが新鮮でしたね。僕たちもツアーの中で、スペシャルステージとしてデュエット曲をやったことはありますけど、フィーチャリングで参加するのは初めてで、意味がある曲になったなと思っています。でも、緊張は全然しなかったです(笑)。時間があったらずっと雑談して、楽しく撮影しました。

──日本活動についてJun. Kさんから言われたことはありますか?

CHANSUNG 今回、日本に行く日の出発前に運動しに行ったら、たまたまJun. Kさんに会って、「今日これから何するの?」って聞かれたので「日本に行くよ」と言ったら、「ツアーは11月からじゃないの?」って驚かれたんですよね。アルバムのプロモーションもあるし、バラエティ番組とか朝の情報番組とかいろいろ出る予定があるんだよと言ったら、すごく羨ましがってました(笑)。今日も朝から「ラヴィット!」に出演させていただいて、初めて出演した時は雰囲気がわからないから緊張したんですけど、その後から楽しめるようになりましたね。ビリビリ椅子も楽しかったです(笑)。

──MVはシンプルながらに美しさを感じる映像が素敵でした。OK Goの「I Won’t Let You Down」ミュージックビデオなど、幅広い映像コンテンツを手掛けるコンテンツプランナーの西田淳さんが企画制作を担当されたとのことですが、撮影はいかがでしたか? 

CHANSUNG AIで作ったという背景が曲とよく合っていてよかったし、西田さんとは初めてお仕事させていただいたんですけど、現場も順調でしたね。映像はシンプルな中に大人らしいかっこよさを表現したいと思っていたのですが、狙い通りのかっこいい映像ができたと思います。

──シンプルだからこそお2人の素のかっこよさが際立っていましたね。アルバムには尾崎豊さんの名曲「Forget-me-not」のカバーも収録されています。この曲をカバーすることになったきっかけは? 歌ってみてどうでした? 

CHANSUNG この曲は昔2PMのツアーの中でのソロステージで歌ったことがあって、その時からすごく好きになった曲です。今年のバースデーイベントでも歌ったんですけど、相変わらずいい曲だなとあらためて思ったし、心が動くのを感じていたんですが、ちょうどそのタイミングでプロデューサーさんから、この曲をカバーしてアルバムに収録するのはどうかと言われて、僕はうれしいですけど許諾は取れるのかなって(笑)。そしたら歌えることになったので、よかったです。今回あらためてレコーディングしたんですけど、後に残るものだから精一杯いい形でやろうと努めました。声の出し方に集中するよりも、曲の感情に忠実に、気持ちを込めて歌うことに注力しましたね。

今回のツアーは27曲を披露!「代わりに歌ってくれる人はいないから、大変です(笑)」

──「これからの君のために」はCHANSUNGが主演したドラマ『純喫茶イニョン』の主題歌で、ファンのみなさんにとっては馴染みのある曲だと思います。この曲の反応はいかがでしたか?

CHANSUNG 歌詞もそうだし、ドラマの主題歌にぴったりだなと思うくらい、いい曲だなと思った曲ですね。曲を聴くだけでドラマの内容が想像できるような曲だし、このドラマを観たことがない人でもストーリーを理解できると思います。もしこの曲を聴いてドラマを観たいと思ってくれる方がいたらうれしいですね。

──アニメ『Re:Monster』OPテーマ曲の「Into the Fire」を含め、全12曲が収録されています。今名前が挙がった4曲(「甘く 切なく 強く feat. Jun. K」、「Forget-me-not」、「これからの君のために」、「Into the Fire」)以外で、CHANSUNGさんが個人的に気に入っている曲はなんですか?

CHANSUNG 難しいですね。8曲の中から選べないくらい、全部いいので…。それで今回のツアーではほぼ全曲セットリストに入れていて、それで準備することが多くなりました(苦笑)。アルバム全体としては、いろんなジャンルが集まったアルバムになりましたね。僕が、アーテストとして感じた「こういうジャンル、こういう曲、こういう感性がいい」というものをすべて集めたと言っても過言ではないです。みなさん、何が気になるかわからなかったので、とりあえず全部用意してみました(笑)。その中には僕が作った曲もあるし、前から準備してきた曲もあるんですけど、アルバムを作るとなった時、ノリのいい曲だったりテンションが上がる曲がちょっと少なかったので、コンサートをした時にみんなで楽しめる感じの曲を入れたいと思ってリクエストしたのが「THAT JOY」と「Angel」、「Love The Way U Move」の3曲です。

──アルバム全体を通して伝えたいCHANSUNGさんがもっともレコーディングに苦戦した曲、また逆にとても歌いやすかった曲は? その理由についても教えてください。

CHANSUNG 歌いやすかったのは「Tell Me Your Reason」ですね。この曲は僕が作詞作曲しているので、曲の雰囲気に入りやすかったです。僕は曲を作る時、殆どの場合は歌詞を先に書くんです。伝えたいメッセージやコンセプトが先に思いついて、そこから曲のメロディがついてくるという感じです。普段から歌詞のもとになるようなメモをずっと書いていて、そこから歌詞を書いて、メロディをつけて、と進んでいくのが僕のスタンダードな曲の作り方ですね。

──11月にはアルバム『DAWN』を引っ提げての東名阪ツアー『CHANSUNG(2PM) 2025 Japan Tour [DAWN~The First Step~]』、そして追加公演も決まりました。意気込みをお聞かせください。

CHANSUNG 僕は、ファンミーティングではファンのみなさんを笑わせたいからいろんなものを準備していくし、コンサートよりみなさんとたくさん話すことに重きを置いているんですよね。といっても15曲くらい歌うんですけど(笑)。コンサートは、アーティスト・CHANSUNGとして曲を用意して、ステージを見せるものなので、そう考えると曲数が増えちゃいました。今回のツアーは27曲やります。大変です。

──えっ、お1人で27曲歌うんですか? 

CHANSUNG 代わりに歌ってくれる人はいないですね(笑)。

──Jun. Kさんも参加する追加公演も決定したそうですが、Jun. Kさんとのコラボで楽しみなことはなんですか?

CHANSUNG ツアーでは僕1人でリード曲を歌うので、追加公演でようやくJun. Kさんと歌うオリジナルバーションをお届けできるので、それが楽しみですね。それ以外でもJun. Kさんと一緒に何かしらできるといいなと思って、今準備しているところです。もともと2PMのソロコンサートって、メンバーがステージに登場しないんですよ。今回は追加公演だしということでゲスト出演してくれることになって、僕たちとしては初めてのことですね。メンバーがお客さんとして観に来るのはよくあるんですけど、みなさんと同じように客席に座ってね(笑)。

──昨年4月にリリースされた「Into the Fire」は日本でのソロプロジェクト再始動を飾った曲ですよね。当時から今までの1年半を振り返って、印象に残っている日本での活動はありますか?

CHANSUNG 今年2月に公開された『誰よりもつよく抱きしめて』のプレミアムイベントが印象に残っています。主演の三山凌輝くんと久保史緒里さんと一緒にKアリーナ横浜で映画を上映して、その後にBE:FIRSTさんのライブがあったり、久保さんの朗読があったり、僕もステージを披露したんですよ。韓国でも映画の舞台挨拶はあるけど本当に簡単な挨拶くらいしかしないので、日本の映画イベントはすごいなと思っていたら、「日本でもこういうイベントは初めてです」と言われました(笑)。日本だと普通の舞台挨拶でも30分くらいしっかり映画についてお話したり、撮影した時のエピソードを聞かれたりするので、新鮮でした。

──日本も寒くなってきました。寒い日に心が「甘く 切なく 強く」なるお言葉をお願いします!

CHANSUNG 「甘く 切なく 強く」なる言葉かどうかはわからないですけど…。人生ってよく道に例えられたりしますよね、分かれ道とか、一本道とか。そういう道を時間の流れに沿って歩いたり、走ったりするのが人生だと思うんですけど。その道を、ファンのみなさんがずっと応援してくれて、僕が倒れないように支えてくれることに、僕はいつも感謝しています。みんなそれぞれの道があるけれど、今までも、これからも、その道を共に歩いていけることを願っています。という気持ちを込めて作ったのが「Life Race」という曲です。

──今年も残り2か月となりました。この1年で達成したこと、もしくは達成したいことはなんですか?

CHANSUNG まずはツアーを安全に楽しんで、無事に終えることが目標ですね。今はそれしか考えられません!

──ツアーと言えば、今回は神奈川、愛知、大阪の都市を巡ります。楽しみにしていることは?

CHANSUNG やっぱり食べ物が楽しみですよね。前回もリリースイベントでおいしいものをいっぱい食べちゃいました。ひつまぶしとか、手羽先とか、鉄板焼きとか、お好焼きとか…。カロリーを気にせず食べるとすぐ太っちゃうんで、ガマンしないといけないんですよね。本当に、信じられないくらい太っちゃうので!

──ソロアーティストとしてのCHANSUNGさんのこれからの夢、目標、やりたいことはなんですか?

CHANSUNG アーティスト・CHANSUNGはどんな音楽をやる人なのか広く知ってもらいたいですし、どんな音楽をやっても僕にだけ出せる個性があるアーティストとして残りたいですね。CHANSUNGの感性を音楽から感じてもらえるようなアーティストになりたいです。

撮影 長谷英史

関連商品

MORE INFOもっと知りたい

関連ニュース

関連コラム

記事情報

尹秀姫(ゆんすひ)

ライター

尹秀姫(ゆんすひ)

出版社勤務を経て、現在はフリーの編集・ライター。たまに韓国語の通訳・翻訳も。K-POPを中心にさまざまなアーティスト・俳優にインタビューしています。