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【いぎなり東北産】東北から殴り込み!10周年を迎えてメジャーデビュー。みんなで描いた夢だからこそ見える景色を、これからもみんなで見ていく。

いぎなり東北産
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【いぎなり東北産】東北から殴り込み!10周年を迎えてメジャーデビュー。みんなで描いた夢だからこそ見える景色を、これからもみんなで見ていく。

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「とても」「すごく」の意味を持つ宮城県の方言「いぎなり」を冠し、東北出身の9名のメンバーで構成された『いぎなり東北産』(以下、東北産)。スターダストプロモーション所属の、東北レッスン生グループとして東北地方を中心に精力的に活動し、23年には『わざとあざとエキスパート』がTikTok楽曲ランキングにて月間1位を獲得すると活躍の場を拡大。10周年目前となる今年7月には東北レッスン生グループとしては初の快挙となる単独日本武道館公演を完遂させました。そして8月にはavex traxからのメジャーデビューを発表。いよいよ10月8日にメジャーファーストシングルが発売となる東北産の個性豊かなメンバーたちが、新たな挑戦に向けての思いをたっぷり語ってくれました。

雑草魂でやって来て10周年。新たなステージに向けて

──メジャーデビュー、おめでとうございます!

一同 ありがとうございます!

──目下リリース記念イベントを重ねていますが、シングル発売を目前に控えた現在、どんな気持ちで過ごしていますか?

橘花怜 宮城県産の橘花怜です。この9人でメジャーデビューすることができてすごく嬉しいですし、ここまで来るまでに本当にたくさんの方に支えていただいて私たちは夢を叶えることができたから、これからは、エイベックスの方をはじめ新たに関わってくれる皆さんと一緒に、誰かの夢を応援できたり、それが叶ったりする、そういうことができるような存在になれたらいいな、と思っています。

律月ひかる 秋田県産の律月ひかるです。少ないスタッフさんと自分たちだけでこの10年間コツコツやってきて……私は最初の頃、中学生だった時は秋田の家から片道5時間を高速バスで通っていたんですけど、そうやって今までの日々を頑張ってきて、こんな風にメジャーデビューできて、たくさんの大人の方が増えて、華やかになって、ケーキをたくさんもらえたりして「おお!これがメジャーデビューか」と思ったりして。これからは自分たちだけではできなかったこととか、もっといろんな素敵なことができるようになるのかなって思っていて、それが楽しみです。

北美梨寧 宮城県産の北美梨寧です。ずっとこれまで目標にしていた日本武道館公演を終えて、新たにメジャーデビューすることを皆さんにお伝えできて、この『らゔ♡戦セーション』という曲で「ここから戦っていくぞ!」っていう新たな目標ができたので、その気持ちを胸にもっと頑張っていきたいなと今、思っています。

葉月結菜 宮城県産の葉月結菜です。10年間、地方営業所で、しかも自社レーベルで活動してきて、本当に3、4人で曲を作るところから、イベントの運営に至るまで全てやっていただいていて、すごく大変そうなところをたくさん間近で見ていました。そういうなかで、私たち自身も10年間の活動を踏まえて、もっとこういうことがやりたい、あんなことがやりたいっていうアイディアも増えてきたので、これからは新しい仲間をたくさん増やして、いろんなことができるかなと思うと、すごいワクワクでいっぱいですし、今すでにいろんな方に支えていただいているのを感じているので、その恩も返していけるくらい成長していけたらいいなと思っています。

安杜羽加 福島県産の安杜羽加です。これから変わっていくことはたくさんあると思うんですけど、その中でもやっぱり東北産の変わらないものもあると思うので、変化を恐れずにいろんなことに挑戦して、もっと次のステージに行きたいな、と意気込んでいます。

吉瀬真珠 仙台産の吉瀬真珠です。まず、これまでの10年間が第1章だと思っていて、メジャーデビューから第2章が始まったと思っています。「遠い存在になっちゃったんじゃないか」と言われることもありますが、そういうわけではなくて、いつも応援してくださる皆さんを、もっと、楽しませることができて、ドキドキワクワクさせられるような、そんな私たちになれたらいいなと思っています。

桜ひなの 岩手県産の桜ひなのです。もともと「インディーズで日本武道館 に立つ」っていうのが夢で、10周年を目前にそれを叶えられたことが「すごいな!」って、純粋にすごく思っています。じゃあ、ここからどうするのかというときに、新たな方々に力を借りることで「ここからまた新たな一歩を踏み出すことが本当にできるんだ!」って、すごく嬉しくて。はやくエイベックスを東北産色に染め上げて、みんなでわいわい楽しく新しい道を進んでいけるのがすごく楽しみです。

藤谷美海 山形県産の藤谷美海です。10年アイドルを続けてきたけど、新人アイドルみたいな気持ちで「真新しい私たち」みたいな気持ちで頑張っていきたいと思うし、変わらないこの9人で10年目にメジャーデビューできたことがすごく嬉しいし、これからも変わらない面白さで頑張りたいと思います。

伊達花彩 宮城県産の伊達花彩です。私は、いい意味で気持ちがあんまり変わらなかったんです。もちろん、これからのドキドキ感はあったんですけど……、これまで自分は自分らしく、グループとしても東北産らしくいようっていう心構えでやってきたから、そこからあえてガラリと変わるんじゃなくて、ジャケ写もMVもこうして東北産らしいものが撮れたりして。そこに今までにないくらいたくさんの人と関わることが増えて、素敵な作品ができて、「これからの私たち、すごい楽しみだな!」っていうワクワク感が今は溢れています。

──「メジャーデビューが決まった!」という第一報は全員揃って聞いたのですか?

一同 はい!

──みんなでどんなふうにその瞬間を分ちあったかは、覚えていますか?

花彩 どんな感じだったっけー!?

梨寧 ご飯食べてたよね?

結菜 あ、でも、それまでにエイベックスの方がいらっしゃってご挨拶をしたりしていたので「あ、もしかしたら……」みたいに、みんな薄々は感じていて「どうするのかな」って思っていたところで、仙台のごはん屋さんに全員が集められて、そこで発表されたんだよね。

一同(口々に) うん(笑)。

結菜 それで、 やっぱり私たちの中ではエイベックスはすごく大きな会社っていうイメージだったので。そんなビッグなところからデビューできるんだという嬉しい気持ちでいっぱいでしたし、私たちは、いろんな思いがあって、あえてメジャーデビューをしないという選択をしてきたので……、なんだろう、色々と考えているなかで決まったことでもあるので強い味方ができて「心強いな」と思いました。

──今、色々な思いがあったことを「躊躇」と言いかけて、多分ネガティブに聞こえないようにと言葉を選び直してくれたのだと思います。気持ちの面で躊躇う部分があったことのニュアンスを、よかったらもう少し教えていただけますか?

結菜 10年間やってきて、現実をたくさん見てきたなか、「インディーズでも、頑張れば日本武道館まで行ける!」「できるところまではできるんだ!」と思ってきて……、

──つまり、インディーズで大きな目標を達成してきた自分たちに対して誇りを持っていたからこそ、今メジャーアーティストになることに対して、複雑な感情になったということですか?

結菜 そういう部分もありました。ただやっぱり「ちょっと限界だな」っていうのも見えていたので、日本武道館っていう大きな舞台を機に新しい環境に踏み出すのもすごく大事だなと。10年間ずっと同じ場所にいたので、転勤とか異動みたいな感覚もあり、ちょっと緊張感もあったりしました。

──先ほど、ひかるさんが「これがメジャーか……!」と話していましたが、今こうして活動しているなかで、そんな実感を抱く場面は他にもありますか?

梨寧 これまでリリースイベントをこんなにちゃんとしてこなかったので、純粋にいろんな地方に行って、新曲をどんどん披露するという(他のグループの)皆さんがやっていることを10年目にして初めてやっているので、もうずっと新鮮な気持ちです。

羽加 単純に、スタッフさんが多い。

花彩 大人が多いよね!

羽加 これまではけっこう「いない!スタッフが!」、「どうしよう、私たちしかいない」ってことが多々あったんですけど、今はたくさん助けていただいていて「ああ、すごいなあ」って思います。

ひなの お弁当がすごい豪華……。

一同(口々に)分かる(笑)。

ひなの 今まで食べたことないものとか、「え!? これテイクアウトできるんだ!」みたいなものとか。ドーナツが毎回あったり、差し入れだとか、そういったことで喜ばせようとしてくださることが嬉しいです。私たちってすごく単純なので(笑)。

──逆に、こういう待遇があったら!と期待していることは?

羽加 (小声で)クルマ……!?

一同 わあーっ!!(拍手)

結菜 人数が多いもので(笑)。

──送迎車は切実な願いなのですね(笑)。環境が変わってなにかハプニングや事件はありましたか?

梨寧 実はこの衣装、水でも汚れやすくって。いろんなところでメンバーとスタッフの悲鳴が聞こえるんですけど(笑)。それを予防するために最近ゴミ袋に穴を開けてかぶってみんなでご飯食べてます。「もう汚さないように」と徹底されて、慣れてきて最近はちょっと悲鳴も減ってきました!

『らゔ♡戦セーション』に込められた、東北産だからこその“カワイイ”って?

──メジャーデビューへのワクワクを伺ったところで、いよいよ発売になるファーストシングルのお話へ。『らゔ♡戦セーション』はキラーフレーズの「好きっちゃ!だべだべ」が印象的なのももちろんなのですが、底抜けに明るく、メンバー同士で楽しんでいる感じが出ていて「いぎなり東北産って、こういうグループなんだな」と純粋に響いてきました。皆さんご自身はこの曲に対してどんな思いがありますか?

花怜 本当に、東北産だけの、東北産だからこそ出せるかわいさがすごい詰まってる曲だなと思っていて。歌詞にも東北弁が入っていたり「カワイイしかバズんないのつっまんないでしょ?」っていうのも、すごい東北産らしくて。そういう「らしさ」を持ったままメジャーデビューできることはすごく嬉しいなと思いました。

花彩 「誰と誰のラブ話 それも悪くないけど(一回は撮られたい♡)」っていう歌詞がちょっとアホっぽくて、そこが東北産らしくて好きです。

美海 私は最初の「らぶり中 バズリ中 らぶり中」っていうのが好きなんですけど、「バズり中」って、(「中」を)入れるところがすごい良くて。「バズっていくぞ!」っていう気持ちも感じられるし、かわいいし。その言葉を繰り返し言っている感じがすごく好きで。イントロが始まって皆さんの顔を見て、こんな歌詞を歌ってるとバズるぞって思ったり、すごいいい気持ちになります。

──リリースイベントを重ねるなかで感じている手応えは?

@the_made_in_tohoku 「らゔ♡戦セーション」よろしくお願いします📡💕 #いぎなりらゔ戦 #いぎなり東北産 #いぎなりavex #スターダストプロモーション #fyp @たれみみるんちゃん @北美梨寧 ((きたみりね @ゆなゆな @しんじゅ(吉瀬真珠) @かれんくん(橘花怜) @完全無欠の美少女 @ふじたにみう/藤谷美海 @伊達花彩 (だて かあや) ♬ らゔ♡戦セーション (どーん ver.) – いぎなり東北産

羽加 『らゔ♡戦セーション』はTikTokで音源を使って振り付けも投稿しているので、最近はみんなで踊れるようになってきたというのもあるんですけど、そういうTikTok向けなだけじゃなくて、声出したり一緒に踊ってくれたりしてライブでも楽しめるよ!っていう曲なので最近はお客さんと一緒になって楽しめていると感じています。

──ここまで、たびたび「東北産らしさ」という表現が皆さんから出てきていてますが、ズバリ東北産らしさとは?

ひなの 私は「楽しむところを全力で楽しむのが東北産だな」って、すごく思っていて。もちろん、“カワイイ”(がバズる)時代なんですけど、東北産はライブになるとすごい自分たちが楽しむ! お客さんを楽しませることよりも、まずは自分たちで楽しむことを優先しちゃって。

一同(口々に) そうだね~!(笑)

ひなの そんな東北産を観て、お客さんが「楽しいな!」って思ってくれる。そういうところだと、私は思っています。だからそこを忘れずに、例えば振り付けも、どんどん自分たちで気持ちを上げて盛り上げていったり、掛け声をどんどん自分たちで増やしていって、わかりんが『さいしょのシングルです!』という曲で「HEY!」っていっぱい言ってくれてるんですけど、そういう、自分たち発信で楽しもうとしているところがすごい東北産らしいな、青春だなって思います。

結菜 “カワイイ”がバズる時代になったので、そこに私たちも最初は乗っかろうというかというところで、かわいい曲を作ったのが最初だったんです。そこでうまいこと、いい感じにバズって。そして今回もデビュー曲で、“カワイイ”系の曲ではあるんですけど、「カワイイしかバズんないのつっまんないでしょ?」みたいな、ちょっとトゲがあるというか(笑)。その “カワイイ” っていうところ=王道に真っ向勝負するのではなく、ちょっと違ったかわいさに行くところが東北産らしさかなってすごい思いますね。“カワイイ”だけじゃなくて、“おもしろい”とか。あとはちゃんとパフォーマンスもアツい!とか。そういうところは、東北産は雑草魂が根本なので、それを忘れずにかわいい曲をやるところなんじゃないかなと思います。

──泥臭くやってきたんだ!という自負があるのですね。

一同(声揃え) はい!

──ではこれから戦っていくなかで他のアーティストやアイドルに「ここだけは負けない!譲れない!」と思っているのはどういうところですか?

ひなの 闘争心じゃないかな。

花怜 そうだね。

一同 うんうん。

ひなの 本当に東北産は負けず嫌い。全員が個性豊かで、それぞれ好きなものも違ってバラバラかなって思うんですけど、勝負事ってなると一気に団結力がもう500倍ぐらいになって、戦闘力がすごい上がるんですね。そういうのもデビューシングルの殴り込みをかける!みたいなコンセプトと一緒で、戦闘体制に入るのが得意なので。

──実際その団結力を発揮して数多の戦場を駆け抜けてきたのですか。

梨寧 ありましたね! スターダストプロモーション内のガールズグループが出るイベントでバトルをしてきたので。ああいうのはメンタル的には大変なんですけど、私たちは「イヤだー!」って言いながら結局は勝ちに行くので(笑)。イヤイヤ言いながらも絶対に1位を目指す東北産にはすごい闘争心を感じます。

変わっていくなかでも変わらない東北産らしさを貫いていく

──その闘争心を武器に、9人変わらず10年頑張ってきたのは実際すごいことだと思います。これまでを振り返って、いい意味で「ああ、このメンバーのこういうところは変わらないな」とか、逆に「このメンバーはこういうところが成長したな」と思っていることは、ありますか?

ひなの 私は個人的に、一番末っ子の花彩ちゃんが末っ子のまま育ってくれたのがすごく嬉しくて。やっぱりこう……どんどん大人っぽくなっていって、一番の良さである無邪気なところが抑えつけられてしまうことって多いと思うんです。でもウチ(=東北産)の教育方針は、長所を伸ばすところなんです、短所は置いておいて。花彩ちゃんの一番のびのびとしているところをぐんぐんと伸ばして育ってきたので、何も変わらないままここに来てくれている。私たちの特攻隊長だと思ってて。すごい面白いです。

花彩 でも本当にこの性格で、よく10年みんな一緒にいてくれたなって、すごい思ってます。本当にクソガキでやってきて、クソガキで育ってきたんですけど。ちょっとは緩和されたかなと思うんですよ、クソガキ具合は……(首を傾げるひなのに)ちょっとね!(笑)。みんなが私の失言で笑ってくれたりだとか、本当に長所を伸ばしてくれたのは「愛だな」って思います!

結菜 私は、リーダーの花怜に対して「変わらないな」、そして「変わらないでいてくれてありがとう」っていう気持ちがすごいあって……

羽加ひなのひかる (正面に座っている花怜が結菜の言葉に涙をこぼすのを見て)わー!!

花怜(結菜の言葉に感動して泣きながら)ごめんなさい!

結菜 私は、いぎなり東北産らしさである泥臭さ、根性や雑草魂みたいなところを一番花怜が持ってるなって思っているんです。10年やっているなかで、私たちも、「かわいいに全振りしたい!」とか「かっこいいの、やりたい!」とか……成長すると、思春期でトンチキソングをやることに抵抗がある、ということもあったんです。でも花怜はブレずに、与えられたことに対して一生懸命まっすぐに向き合って、ずっとやっていて、そのおかげで私たちも気持ち的な面でも、そういうブレなさ、まっすぐさという東北産らしさを守ってこれたのだと思います。

花怜 (涙で声を震わせながら)私から見ていて、みんなは、変わらないなかでもどんどん自分で考えて、自分なりの道を探して、だからこそ今、9人全員がそれぞれの輝き方で輝いているんですよ。だから、全て思考が伴っているからこそ変わっていける、そういうメンバーが私にとっては憧れで、自分にもどんなふうにしたらいいのか、すごい悩むことはあったんですけど、今の言葉で救われました。

結菜 ハハハ!

一同 (みんなで結菜を拝み)聖母だね!

花怜 誰も……、誰一人として置いてかないところが東北産はずっと変わってなくて。だから、こうやって9人みんなでここまで歩いてこれたなって。

──そんなみなさんが、新たな挑戦に向けエイベックス本社に挨拶に来る動画を拝見したのですが、「一番になりましょう」と声をかけてもらっていましたね。あれを聞いて鼓舞されましたか?

一同(口々に)嬉しかったよね!

梨寧 ちゃんとした大人の方がたくさんいたので、私たちも「ちゃんとしなきゃ!」みたいな感じでちょっとスン!ってしてたんですけど、あの一言でちょっと私たちを取り戻して(笑)「行くぞ!」って感じになって、緊張感がほぐれました。

──実際に一番に、この世界のテッペンを獲るためには、これからの東北産にとって、どんなことが必要になると考えていますか?

梨寧 最近は私たちのプロフィールに「かわいいを踏み台にしてバズりたいグループ♡」とあるのですが、そういう、“カワイイ”も全力でやるし、それすらも踏み台にもするし、全部にまっすぐに、ファンの皆さんと一緒に向き合っていけたらいいなって思ってます。

真珠 これから知名度がすごく必要だなと思っているので、テレビCMに出たり、音楽番組に出演してもっと全国の方に知っていただける機会を掴めるように、頑張りたいなって思っています。

花怜 今まで10年間も目の前のことを全力でやってきて。正解がない世の中なので一生懸命やることしか知らなくて。でもそれで、こうやって本当にたくさんの方に支えていただいて、ここまで来ることができたので、これからもそういうご縁を大切にして、目の前の物事に対して何事にも全力で、雑草魂でぶつかっていって……、きっとその先に見えるものが私たちにとっての一番だと思うので、できることの最大をこれからも更新していきたいと思っています。

──では、これからの展望や挑戦したいことについて、目先のやってみたいことでもいいので、教えてください!

美海 「こうなりたい!」みたいな感じなんですけど。この9人が歩いているときにSPが付くくらいに……

一同 (笑)

美海 普通に歩いててSPが付くってことは、もう人だかりができて、出待ちもすごくて、誰も手が触れられなくて……みたいな。そういうなんか存在になりたいなって思っています。

ひかる 私は芸人さんがMCの冠番組がやりたいです!

──この方にお願いしたい!という芸人さんはいますか?

ひかる え、どうしよう……お笑いが好きだから「一緒にやるのはちょっとな」とかも思っちゃうし……(しばらく悩んで)やっぱりちょっと秘密で(笑)!

羽加 フェスに出たいですね。それも、アイドルフェスじゃなくて、ロックフェスがいいって思っています。私たち、アツいライブをするので、アイドルファンよりもロックファンに刺さるかも、という期待をちょっと込めているのと、そういうフェスに出られたらかっこいいなと思うので、ガンガン狙っていきたいです。私たちもロックファンの方たちにコールとかしてもらったらアガると思うので。

ひなの 私はアニメの主題歌を担当してみたいです。もともと好きなアニメもですが、これから生まれるアニメでも、東北産は青春曲が多いので、青春系のアニメもすごい似合うだろうなって思うし。

──アニメが好きということは、主題歌のみならず声優として出演することも目標ですか?

ひなの !! それはすごく興味があって……ぜひ。声優のお仕事ができたら、もうその暁には本当に幸せすぎて、天井を突き破っちゃいそうです(笑)。あとは、メディア露出をしたいので、私は個人的にはドッキリ系の番組に出てみたいです。

──仕掛けられたい、ということですか?

ひなの いつもはけっこう仕掛ける側なので、仕掛けられてみたくて。ドッキリをされて自分がどんな反応するのか、自分が見てみたいんです。

花彩 私は大きいライブ会場で、トロッコとかやりたいです!やれることが増えると、東北産はそれぐらいお客さんを集められるアイドルになったんだ!って思えるかなって。

花怜 私はいぎなり東北産っていう名前で、勝手に東北を背負っているつもりで頑張ってるので、もっともっと大きくなって、東北のいろんな大きなステージでライブができるようになりたいですし、東北の企業とコラボして、東北を盛り上げていけたらと思ってます。あとは、今まではどこでもみんなと笑顔になれたらそれでよかったんですけど、日本武道館 っていうひとつの目標を目指してみんなで頑張ってきて、そこで見えた日本武道館 の景色がすごい綺麗で、自分たちが今まで頑張ってきたからこそ見えた景色だなと思っていて。だから、そういう私たちがみんなで夢を描いたからこそ見える景色をこれからもみんなと見ていけたらすごく幸せだなと思うので、この先もいろんな夢を描いて、みんなの夢を叶えられるぐらい大きくなれるように、頑張っていきたいなと思っています。

結菜 私は野球が好きなんですけど、仙台には東北楽天ゴールデンイーグルスという球団があるので、そのホームスタジアムの楽天モバイルパーク宮城でライブをしてみたいです。これは未だに誰もやったことがなくて。というのも天然芝の球場なので、かなり難しいことのようなのです。それでもなんとか実現する方法を考えたいです。やっぱり東北出身のグループで、今までずっと仙台でライブをやってきて、ここ数年で東京に進出してきた感じなので、やっぱり「地元は忘れない!」という意味も込めて地元で大きいライブがしたいですし、仙台で3万人くらい入る会場なので、そのぐらいお客さんを集められたら仙台への経済効果が上がって……、それは私たちが直接関与することではないですけど、やっぱり生まれ育った故郷がすごく潤うっていうのは嬉しいことなので、仙台で美味しいものをたくさん食べて、私たちのライブを見て帰ってくれたら嬉しいなって思います。

梨寧 私は海外進出をしたいなと思っているので、みんなで海外に行きたいです!

真珠 私は少年漫画が好きなので、漫画に東北産の物語が掲載されればいいなと思っています! それぐらい濃密な10年のストーリーがあるので。

──9人組ですが、主人公は……、

真珠 (他のメンバーは真珠に手を差し出すなか)そこは、自分で!(笑) 

──目標にもそれぞれの個性が出ているのがまさに東北産らしいですね。ぜひ、全部叶えてくれるのを楽しみにしています。さて、月が変わり、今年も残すところ、あと3ヵ月になるのですが……、

一同 ええええええ! やばい!

──あっという間だったようですね(笑)。たしかに今年は日比谷野音に日本武道館と大きい舞台も続き、さらに今こうしてリリースに向けて精力的に活動中ですが、やり残したことってありますか?

花彩 えええ! ありすぎる! まだリリイベしかしてない!

一同 (笑)

羽加 東北産には毎年夏休み制度があるんですけど、なんと秋休みをいただけたんです。

一同 キャーっ! ありがとうございます!(拍手)

羽加 それが生きがいで(笑)。みんなそれぞれ羽をたくさん伸ばして、さんざんたくさん遊んで、帰ってきて、また頑張りたいなと思っているので。

──おやすみはどうやって過ごしますか?

真珠 おじいちゃん、おばあちゃん家に行きます。

一同 いい子ー!

花彩 ママと海外旅行!

一同 おおー!すごい!

美海 家族で陶芸します! 親に陶芸でカレーのお皿を作ったことあるんですけど、それを見た家族が「やりたい!」って言ってて、みんなで陶芸しに行きます。

羽加 みんな、素敵ね……! えっ、私ですか? まだノープランですね。引きこもっちゃいそうな気がしてて。なんかね、本当は……、休みってなかなかないんです。9人って。だから本当はね、もし一日だけ、みんなが貸してくれれば9人でオフしたいなって思ってるんですけども。

一同 わあ、かわいいー!

羽加 かわいい?(笑) 思いっきり打ち上げたいですよね! 本当に何も気にせずに丸一日。

ひなの 枕投げとかしてみたい!

花彩 えー、やってみたい!

ひなの 青春しよ!

羽加 ね! なんかそんなこともできたらいいなと思ってます。

──楽しい話は尽きないですね(笑)。これから、新たなステージに入って東北産らしさ全開でバリバリ活躍していくと思いますので、そのためにも英気を養って頑張ってください!

一同 ありがとうございます! 頑張ります!

撮影 堀内彩香