12月8日にチャンソン(2PM)が、東京・ダイバーシティ東京プラザにて「これからの君のために」リリースイベント〜Just for you now〜を開催した。チャンソンといえば今年4月にソロシングル「Into the Fire」をリリースしたばかり。その当時、日本でのソロシングルリリースはおよそ6年ぶりということで本人も「すごく緊張しています」と語っていたけれど、リリースイベントではファンを前にリラックスした笑顔をたくさん見せてくれた。

熱い反応を受けながら、4曲を披露！会場は大盛り上がり！

12月とは思えない日差しの中、まずは「HIGHER」でご挨拶。この曲は2015年に2PMが10枚目のシングルとして日本でデビューした曲。歌詞にもあるとおり、まさに雲ひとつない青空の下で歌い終えたチャンソンは、観客の熱い反応に「うれしいですね」とにっこり。この日は昼にもリリースイベントを開催したのだが、「今からR&Bとバラードを歌うんですけど、昼はずっと汗かいていたくらい暑かったです。それに日差しがまぶしかったから、バラードに集中できなかったです」と笑い混じりに紹介した。

2曲目に披露した「My Everything」のは今回リリースしたシングル「これからの君のために」のカップリング曲。歌う前に「ウィンクしたら答えてくれたの。天才じゃない？」とファンが連れていた赤ちゃんのレスポンスに驚いたり、曲紹介をした時の観客のリアクションに「反応いいな」と喜んだり、日本のファンとの出会いを心から楽しんでいる様子が伝わってきた。パフォーマンしながらもステージを右に左に歩き、自分の目の前のファンを見つめながら歌う姿に黄色い歓声が飛んだ。

続く「これからの君のために」は11月20日より放送が始まったチャンソン主演のドラマ「純喫茶イニョン」の主題歌。「MVもドラマの内容に沿って作りました」と紹介し、「僕もいい曲だと思います」と照れ笑い。緩やかなストリングスから始まる正統派バラード曲をチャンソンが持ち前のあたたかい声で歌い上げ、その歌声に客席からは大きな拍手と歓声が湧き上がった。歌い終わると、「こういうイベントをひとりでやるのが初めてなのですが、やってよかったです」とチャンソン。「年末だから、この瞬間が思い出として残るようです。全部みなさんのおかげです」と1年の締めくくりにいい思い出になったとイベントを振り返った。

ラストは2014年に2PMとして日本でリリースした8枚目のシングル「ミダレテミナ」を熱くパフォーマンス。それまでのしっとりとしたバラードとは正反対のビートの効いたクラブサウンドに、観客もコールで熱く反応。最後にはみんなで楽しく盛り上がってリリースイベントは終了した。

チャンソンがミステリアスな喫茶店のマスターを演じるドラマ「純喫茶イニョン」は“途切れた縁が再び繋がる”という噂のレトロな喫茶店が舞台。会えなくなった人との再会を夢見てお店を訪れる人と、チャンソン演じる喫茶店のマスター・シウが繰り広げる物語は時に甘く、時に切ない。そんなドラマ「純喫茶イニョン」の主題歌「これからの君のために」は、ドラマの内容を反映した切ない歌詞のラブバラード。ドラマの世界観を踏襲したストーリー仕立てのMVもぜひチェックしてみて。

映画「誰よりもつよく抱きしめて」
2025年2月7日(金)公開
三山凌輝、久保史緒里（乃木坂46）、ファン・チャンソン（2PM）、穂志もえか、永⽥凜、北村有起哉、北島岬、⽵下優名、酒向芳
公式HP：https://dareyorimo-movie.com/

撮影　長谷英史