7月17日に、31枚目のシングル「とびきりだれより夏っぽいこと」をリリースしたSUPER☆GiRLS。スパガ恒例の夏曲、今年はヤマモトショウさんが手がける印象的な楽曲になっています。この曲について、さらにこの夏のイベントなどについて、新リーダーの竹内ななみさん、この曲で初のセンターを務める柏綾菜さん、同期2人でカップリング曲のダブルセンターを務める門林有羽さん、今年もTIFが楽しみだという鎌田彩樺さんの4人にお聞きしました!
スパガ恒例、でもいつもとはちょっと違う夏曲「とびきりだれより夏っぽいこと」!
──31枚目のシングル「とびきりだれより夏っぽいこと」は7月17日リリースですが、配信はもうスタートしていて、リリイベも行われてますね。反応はいかがですか?
竹内ななみ 初披露の時は、「あ、今年のスパガは“こっち系”できたんだ!」っていう感じの反応でした。ちょっと今っぽい感じなので、これまでのスパガとはまた違った感じのかわいらしい楽曲になったなっていうのは、私たちもすごく実感してます。
──確かに、スパガ恒例の夏曲ではありますが、微妙に雰囲気が違いますよね。皆さんは、楽曲に触れた時にどういう印象でしたか? では、今回初センターの柏さんから。
柏 綾菜 初めて聴いた時、イントロからもうメチャメチャかわいくて、あと、始まりと終わりに映写機みたいな音が入ってるんですよね。普通はカウントとかから始まったりすると思うんですけど、そこから「あ、普段と違う!」って感じました。TikTokとかで音源が配信されてるんですけど、お友達が「スパガ流れてきたよ!」とか、MV見てくれて「これメッチャいい曲だね! ハマったんだけど!みたいな反応をもらって、たぶん若い子に刺さりやすいのかなと思うので、すごく嬉しかったです。
鎌田彩樺 今回、ヤマモトショウさんから楽曲をいただけるということで、本当にヤマモトショウさんの曲は街を歩いていても聞こえてくるほどだったので、「SUPER☆GiRLSにどんな楽曲をいただけるんだろう?」ってワクワクしてたんですね。それで実際にいただいたものが本当にキラキラしていたし、それが歌詞にも表れていて、すごく女の子らしい、かわいらしい歌詞だったり音だったり、バックもすごくキラキラした音が入っているのがすごく印象的でした。1回聴いたら、イントロの「ララララ~」のところとかも頭から離れなくて、つい口ずさんでしまうような、「どっかで聴いたことあるな~」って思うような、耳馴染みのいい曲だなって思って、私たちもすごく楽しいです。
竹内 最初に楽曲をいただく時は、デモ音源と歌詞のセットでいただくので、本当にまっさらな状態として聴くんですけど、その時に歌詞に注目して聴くことが多いんですね。聴いた人が共感できるような、恋に対するもどかしい気持ちなんかが歌われていて、たくさんの方に「あ、分かる!」って共感を持って聴いていただける楽曲でもありますし、真似しやすい振り付けだったり、ファンの方にレスを送る振り付けとかが散りばめられているので、ライブでは一緒に踊ったり目配せし合ったりとか、本当にいろいろな楽しみ方ができるような魅力が詰まった楽曲に仕上がってるなって思います。
門林有羽 ヤマモトショウさんがスパガのために書き下ろしてくださった楽曲ということで、「どんな夏曲なんだろう?」ってすごくワクワクしてました。去年はすごく爽やかでかわいらしい、初夏を感じられるような楽曲だったんですけど、今回は前作よりもっと可憐で、とびっきりかわいくてすごくキラキラした楽曲で、スパガらしいかと言われたらまた一味違う夏曲になったなと思って。新体制を迎えた私たちは、ここからまた色を重ねていく段階だと思うので、そういう私たちにはすごくピッタリな楽曲だなって感じました。
──この歌詞の中で、一番好きな部分はどこでしょう?
柏 私が一番好きな部分は、サビの「熱っぽいです、今日会いたいかも」のところです。「ぽい」とか「かも」とか、すごく響きもかわいいし、何か流行りそうだな、みたいな。実際、ニジスト(スパガのファンネーム)さんの中ではもう流行ってるんですよ。「ぽい」「かも」みたいな。いいですよね(笑)。
鎌田 私はサビの最後の、「たぶん、好きです、夏が好きです」というところですね。その「好きです」というところにこういう感じの(実演)振り付けがあって、ここはメンバーが日替わりで、来てくれているお客さんに向けて「好きです」「好きです、君が」って伝えてるので、自分の思いも届けられますし、この曲はライブで動画撮影可能にすることも多いのですが、皆さんここをアップしてくれていたりするので、私はこの歌詞が一番好きです。
──もう、レスを送られたファンの方は、それだけで死んじゃいますよね(笑)。竹内さんはいかがですか?
竹内 私はDメロで、「好き、です」っていうセリフの前の「やっぱりそのスペシャルの夏の前に伝えなきゃな?」というフレーズですね。1番と2番で、「好きかも」とか「勘違いです」とか「君が、違う」とか、「別に恋してないし…」みたいな、ちょっと天邪鬼な感じの気持ちが歌われてるんですけど、でもDメロに入って、「でも夏だし、やっぱり伝えなきゃダメだよね」っていう1人の女の子の決心がチラッと見える部分になってるので、この歌詞はすごく好きですね。
門林 全体的にすごくツンデレで、どの歌詞を取ってもかわいくて、ピュアなあまりにこんなにツンデレになってるのかな?って思えるような歌詞で、すごく好きです。その中でも個人的に一番好きなのは、サビの「とびきりだれより夏っぽいこと、みんなでしませんか? それっぽい!」っていう部分ですね。夏といえばスパガっていわれるぐらい「夏スパガ」って言っていて、「とびきりだれより夏っぽいことをしてみんなと過ごしたい」っていう気持ちはそんな私たちがいつも活動していく上で持っている感情なので、それをファンの皆さんに歌を通して伝えられてる気がするんです。そこのフレーズは「わー、ここからの夏、楽しみだなー!」って思いながら、皆さんにもそう感じてもらえたらいいなって思いながら歌っています。
──柏さんは初センターで、MVでも最初と最後に登場していますが、センターをやってみていかがですか?
柏 初めて「センターですよ」って言われた時は固まったんですよね。「ポカーン」ってしちゃって血の気が引くみたいな。本当にそれぐらいビックリして、プレッシャーや不安が一気に押し寄せてきて、「やばい、どうしよう、どうしよう!」みたいな。やっぱり私にとってもニジストさんたちにとっても、夏のスパガって特別だから、そのセンターを自分がやっていいのかなっていう不安が、メチャメチャ押し寄せてきました。でも今は同期とか先輩方とかが「大丈夫だよ、楽しんでやろうね!」って、いつも背中を押してしてくれるのですごく心強くて、楽しみながらパフォーマンスできてます。
──もうだいぶ慣れてきましたか?
柏 いやあ~……いつもはセンターが(阿部)夢梨さんとかだったから客観的にられ見るというか、何回も見てたんですけど、今はもう1回でギブアップみたいな。なかなか慣れないですね。
──前リーダーの阿部夢梨さんにすごく憧れて、MVも繰り返し見ていたけど、それが自分になったら……
柏 自分になったら、ちょっと「うわーっ!」って思います。慣れたらいいなって思ってます。
今年からの新リーダー、竹内さんの“評価”は?
──そのMVなんですが、今年も夏らしさが炸裂の映像になってますね。
竹内 でも撮影の時、けっこう寒かったんですよ(笑)。夏曲のMVって、撮影は夏になる前だから、毎年「夏、最高!」みたいな顔してるけど、けっこう凍えてるんですよね(笑)。毎年恒例です。
鎌田 途中、雨も降ってました。鳥肌立てながら「寒い、寒い!」って言って、踊る時だけガウンを脱いでやってましたね。
──それは大変でしたね(笑)。それを全く感じさせない映像、表情なんだから、皆さんすごいですよ。
竹内 「寒!」みたいな顔はできないですからね(笑)。
──何か撮影中のエピソードはありましたか?
竹内 (坂林)佳奈さんがスイカを頬張るシーンがあるんですけど、スイカは数が決められてたんですよ。スタッフさんが佳奈さんに「スイカ、3個しかないからね!」ってめちゃめちゃプレッシャーをかけてて、「佳奈さん大丈夫かな?」みたいな感じで。私たちもちょっと不安で、「ちゃんとできるかな、佳奈さん……」みたいな(笑)。本当に3切れしかなかったんですけど、2切れ目ぐらいでもう決めてました。「スイカ足りない!」ってならなくてよかったです(笑)。でも、メチャメチャいい画が撮れてたんですよ。
──確かにいい表情でした。それを聞いた上でMVを見ると、あのシーンの見え方もちょっと変わりますね(笑)。で、この曲にちなんでお聞きしたいんですが、今回はストレートに、皆さんが「とびきり夏っぽさを感じること」は何ですか?
竹内 私はセミの鳴き声ですね。今、大学に通ってるんですけど、学校がメッチャ森みたいなところなんですね。だからとにかくセミの数がすごくて、もうセミの音がワーッて鳴ってる中、暑い中を登校してたっていう記憶が去年もあるので、セミの鳴き声を聞くと、「夏だな~」「この季節やってきたな~」って思います。「うるさーい!」とは言いつつも、夏らしさを感じてちょっと聞こえた瞬間うれしくなります。
──また、それが減ってくるとちょっと寂しくなっちゃいますよね。
竹内 そうなんですよ! 「もう夏も終わりか……」ってなっちゃうので。夏に欠かせないなって思いますね。
柏 クーラーが効いてる部屋から、効いてない部屋に移動する時のモワッと感を感じると、「あ、夏だな!」って思います。
一同 分かる~!
柏 夏になるとクーラーはガンガン効かすので余計なんですけど、でもあのモワッと感はけっこう好きなんですよ。一瞬だけ。
門林 私は蚊取り線香の匂いですね。
一同 確かに!
門林 今はもう東京に来て蚊取り線香とかつけることはないんですけど、実家に帰った時についてたり、おじいちゃん・おばあちゃんの家に行ったらついてたりするし、たまに家の近くを歩いてる時に、おうちの中からホワーッと蚊取り線香の香りがしたりして、「夏が来たな~!」って思うのと同時に、学生時代を思い出して、ちょっと青春を思い出します。
鎌田 私は、梅ソーダみたいなのを家族でいつも作るんですよ。梅の実がでっかいジップロックみたいなのに入ってるのを買ってきて、自分たちで種を取って氷砂糖みたいなのを入れて溶かして、何か染み渡った頃に自分たちで炭酸水で割ったりとかして、家族で自由に飲んでるので、その時期が来ると、「夏だ~!」って感じます。
──カップリング曲の話に行く前に、竹内さんは今年から新リーダーになって、いかがですか?
竹内 いかがなんですかね?(笑) でも本当に始まった当初は、自分も全然自信がなくて不安ばっかりの日常だったので、それがメンバーだったり、ファンの皆さんにも伝わった場面ってたくさんあったと思うんですけど、手探り状態のまま半年やっていく中で、ちょっとずつですけど、「リーダーはこういうものでいいのかな」っていうものが、自分の中で気づかないうちに、振り返ってみれば確かに固まってきてるというか、ちょっとずつ自分の中で「これでいいんだ」っていう自信が少しずつついてきてる段階なのかなって感じることが、最近ありますね。
──阿部さんがリーダーの期間が長かったので、その分のプレッシャーもかなりあったのでは?
竹内 やっぱりありました。夢梨さんに頼ってたところだったり、夢梨さんが取りまとめてくださっていたことってたくさんあって、それが年明けに急にいなくなってしまったので、私がやらなきゃいけないことが増えて、みんなも新体制になって不安も募ってる中で、なかなかうまく引っ張っていけない自分がちょっともどかしかったりとかする時期もあったんですよ。でもよく考えてみれば、別に私が引っ張っていかなくても、今のスパガにはメチャメチャ強くて力を持ったメンバーが集まっているので、私が無理に気を張らなくてもいいのかなって、わりと早い段階で気付けました。だから今は、「支える」と言うとおこがましいですけど、みんなと歩幅を揃えて前に進んでいくっていう、そんな感じのリーダー像になってるのかなーなんて、自分では思ってます。
──今日の衣装も、1人だけ色が違いますからね。
竹内 これはたまたまです!(笑) 今回の衣装はピンクと水色の2色に分かれてるんですけど、今日はたまたまこの取材メンバーの中で私だけ水色だったというだけで。私だけ目立ちたいとかじゃないです(笑)。
──他の方から見て、竹内リーダーはいかがですか?
鎌田 リーダーなんですけど、普段はいい意味でリーダーという感じがしなくて。私は、ななみさんがリーダーになる前からけっこう頼りにしてたっていうか、相談とかもしてたし、いろんなことを話してたんですけど、それがリーダーになってからも変わらず、何かあったらななみさんに頼れるし、頼るだけじゃなくて、じゃれ合いみたいに普通の話もメチャメチャするし、めっちゃツッコんでくれるし、本当に人としてメチャメチャ尊敬してるし、好きな人なので、ななみさんがリーダーでよかったなって、すごく思ってます。
門林 すごくしっかりしたリーダーだなって感じてます。もちろん頭もいいですし、出てくる言葉とかがリーダーとしてすごく向いているなって感じる時も多いですね。引っ張っていくリーダーだとか、いろんなタイプのリーダーがいると思うんですけど、ななみんの場合は部活とかしてたのもあって、後輩とかへの声のかけ方とかがすごく上手な子だなって思ってるので、ななみんがいることで6期の子たちともすごく仲良くなってたり、グループの雰囲気がよりよくなっているので、いいリーダーだなって思います。
柏 ななみさんは今のスパガにいなくてはならない存在だと思っていますし、でもどこか抜けてるところもあって、みんなにイジられて「やめてよ!」とか言ってたりして……言っていいのかな?……すごくかわいい部分がメチャメチャあるので、愛されているリーダーだなと思ってます。
──だそうですよ(笑)。
竹内 今日はいっぱい褒められすぎて、照れますね(笑)。
鎌田 褒めちゃった(笑)。
台湾でのイベント、TIF……この夏、必ず見てくれた人を虜にします!
──で、カップリング曲が「今、空は何色だろうか?」。これはやっぱりダブルセンターの門林さんにお聞きしなきゃですね。イントロからギターの音色が印象的で、ロックっぽさもありながら爽やかな1曲ですが。
門林 「とびきりだれより夏っぽいこと」はすごくキュートな、かわいらしいアップテンポな楽曲なんですけど、カップリングにいただいたこの曲はすごくロックテイストといいますか、「とび夏」とはまた違ったメッセージ性の強い楽曲になっています。聴いてくださる方の背中も押せるような、そして私たちSUPER☆GiRLSがたどってきた道のりと歌詞がリンクするような部分もあるので、勇気づけられたい時だったり、「今日、ちょっと疲れちゃったな」って時に聴くと「頑張ろう!」って思えるような、すごく素敵な楽曲になっています。
──坂林さんと同期でダブルセンターというのはいかがですか?
門林 うれしかったです。と同時に心強かったですね。4期って、なぜか「不遇の4期って言われながら過ごしてきた5年間だったりもするので、応援してくださったファンの方に「やっと2人でセンターできたよ!」ってうれしい報告もできました。ファンの皆さんもずっと待ってくださっていたものだったので、みんな「ダブルセンター」と聞いて“卒業”がよぎっちゃったのか、本当にウルウルしながら、「本当に卒業しない?」って聞かれたぐらいだったんですけど(笑)、大好きな同期が隣にいてくれてるのも心強いので、楽しみながら愛されるような楽曲になればいいなって思ってます。
竹内 お披露目の時は、皆さんメッチャ真剣に、一つ一つ聞き逃さないようにしようって、大切に聴いてくださってる方が多かったですね。私はこの曲の歌詞がメチャメチャ好きなので、これからリリースもされて、ライブも重ねていく中で、そういうところにも着目していただければ、これからこの楽曲をちょっとずつ愛していっていただけるんじゃないかなって信じています。
──そんな曲も含んだ14周年ライブハウスツアー完走、お疲れ様でした!ツアーはいかがでしたか?
竹内 最初の埼玉・熊谷公演はツアーの初日というのもあって、私たちも緊張しましたし、お客さんも「今回はどんな曲が聴けるのかな?」という感じで期待値も高かったんですけど、その期待値をはるかに上回るくらいの盛り上がりで、私たちもまだ6月だったのにメチャメチャ汗をかいて、滝汗で、「暑~い!」」みたいになって。本当にライブハウスの醍醐味っていうものを体感できたライブになったなって思います。
鎌田 私はファンの方のお顔を見ながらライブするのがメチャメチャ好きなんですよ。だからリリイベとか野外とかも好きなんですけど、ライブハウスって、ホールに比べたら密閉されてる感じなので、みんなの顔が見えるだけじゃなくて声とかもメッチャ聞こえるし、お互いの温度が分かり合える感じで、私たちだけじゃなくて本当にみんなでライブを作ってる感じがすごくて。いつもよりもメチャメチャ声も聞こえたし、確認映像みたいなのを見たんですけど、そこでもいつも以上に声が聞こえてきて、うれしすぎて画録しちゃうぐらい、もう本当に熱くて。一発目の埼玉からそんな感じで、大阪・名古屋、そして最後の東京もメチャメチャ楽しかったですね。
──そして、7月27日、28日には台湾でのイベント出演も待っていますね。
竹内 台湾、楽しみです!
鎌田 私は初海外なんですよ。初めてパスポートも取りました。
竹内 私は“ほぼ”初です。2歳のとき以来で記憶がないので、ほぼ初で(笑)。
──ライブでの海外は皆さん初めてということですよね。そこはいかがですか?
柏 今のスパガって、リハでもそうなんですけど、すごく雰囲気が良いというか、団結力があるので、海外の方には言葉とか曲が分からなくても、仲の良さとか雰囲気って伝わるじゃないですか。だからそういうところで引き込めたらいいなって思ってます。
門林 今、台湾はアイドルカルチャーがけっこう来てるって聞くんですけど、その場所に私たち、今のメンバーは初めて行くので、どういう反応をもらえるのかっていうワクワクだったり、新しいファンの方に出会えるかもしれないっていうときめきもありますね。あと、一緒に来てくださるファンの皆さんももちろんいらっしゃるので、そういう方たちとも、すごく濃い夏を過ごせそうな予感がしていて、今からワクワクしてます。
──さらに8月になるとTIF(「TOKYO IDOL FESTIVAL」)もありますね。
鎌田 私は本当に昔からアイドルになりたくて目指していて、本当に最後のチャレンジでスパガを受けたらやっと入れたっていう形だったので、TIFが本当に夢だったんです。けっこう見にも行ってたので、自分が出られたらすごいなって思いながら、出ることとかあるのかなみたいな感じで過ごしてたんですよ。だから去年、初めて出させていただいた時に、ずっと見てたステージに自分が立ってるっていうのが夢のことすぎて、本当にTIFにかける想いは他の野外フェスに比べても特別でした。で、去年は雨だったんですよね。野外で雨の中、みんなとタオル振り回して、私の歌詞で「絶好調、天気予報」というフレーズがあるんですけど、メッチャ雨の中で「どうしよう、どうしよう?」とか思いながらそれを歌ってて(笑)。スパガの時だけ雨だったから「ヤバい、ヤバい!」ってなってたんですけど、出ちゃったらもう楽しくて楽しくて! 普段、そんな思い出ってないじゃないですか。今でもメッチャいい思い出だなって思えるぐらいだったので、今年も雨降ってほしいとは思わないですけど(笑)、それと同じぐらい熱くて思い出に残るステージにできたらいいなって思います。「とび夏」とか最強の歌を持ってるので、それと一緒にファンの皆さんとみんなで楽しめたらいいなって思ってます。
──そういうイベントもあるし、この曲とともに過ごす夏が、ファンの皆さんにも楽しみなことと思います。最後に皆さんからメッセージをいただけますか?
門林 本当にグループの顔だった夢梨さんが卒業されて、新体制で飛び回る夏になるなと思っているので、この楽曲が私たちにとってチャンスになるような楽曲になれるように、会場のボルテージを上げられるように育てていきたいですし、出会う方出会う方を虜にできるぐらい魅力的なメンバーが揃っているので、みんなでいろんな方を虜にして、とびきりだれよりも楽しい夏を、皆さんと一緒に過ごしたいなって思います。
竹内 やっぱり「夏スパガ」ってうたってるぐらい、スパガは夏に自信があるっておっきい声で言ってきてるので、これからの季節はスパガを推し始めるのにも一番いい時期だなって思います。「スパガは知ってるけど曲しか聴いてない」とか、「昔の曲とか昔のメンバーしか知らない」っていう方も、ぜひこのタイミングに、「とびきりだれより夏っぽいこと」のMVも公開されてますし、いろいろな場所でライブをさせていただける機会もたくさんあるので、ひと目スパガに会いに来てほしいですね。スパガを「どうせ日本のアイドルでしょ」みたいな感じで、ちょっと斜に構えて見られてる方とかもいると思うんですけど、私は「そんなこと言わずに1回見てみなよ!」って思っているんですよ。ちょっと気になって、「行ってみたいな」とか「ちょっとだけでも見ようかな」って思ってくださった方を、全員1人残らずスパガの虜にできるように、私たちもまだまだSNSとかも頑張りたいですし、この楽曲とともに今年の夏を駆け抜けたいなと思ってます。
鎌田 やっぱりスパガといえば夏で、私自身も夏はいつもすごく楽しいなって思ってるんですけど、そう思えるのは本当にファンの皆さんがいてくださるおかげなので、今年も新しい体制にはなったけど、この14年間、毎回「夏スパガ」ってやり続けたことを今年もやり抜きたいです。この「とび夏」っていう楽曲は本当にかわいいし、年代も性別も問わずみんなが楽しめる、ワクワクするような曲になってると思うので、私たちのことを信じて「とび夏」っていう楽曲と、この6章のメンバーとファンの皆さんとでこの夏、いい景色を見られたらいいなって思います。
柏 やっぱりこの季節は、スパガをいろんな方が見てくださるきっかけになることが一番多いと思うし、でも今のスパガって、いい意味で「この人!」っていう顔がないから、今は誰がセンターに立っても、絶対に素敵で最高なものになると思うので、それが出せたらいいなと思います。まだ何色でもないというか、いろんな色になれるスパガだから、とりあえず1回見に来てほしいです。絶対誰かが虜にするから、迷ってたら絶対見に来てほしいなって、スパガの虜になってくださいって気持ちで頑張ります。
──これからの夏本番がいよいよ楽しみですね。ありがとうございました!
「とびきりだれより夏っぽいこと」
2024.07.17 ON SALE
「とびきりだれより夏っぽいこと」リリース記念パネル展
2024年7月16日(火)~ 2024年7月22日(月)
タワーレコード渋谷店
「とびきりだれより夏っぽいこと」リリースイベント
7/17(水) タワーレコード渋谷
7/20(土)・7/21(日) ダイバーシティ東京プラザ
8/12(月) 都内某所
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ライター
高崎計三
1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。