7月14日にフジテレビ系で放送されたばかりの『オールスター合唱バトル』。第4回を迎えた今回は、「ミュージカル合唱団」と「ミリオン再生合唱団」が500点満点でダブル優勝という劇的な結末を迎えました。その「ミリオン再生合唱団」のメンバーの半分を構成していたのが、avex creators labo「muchoo (ムチュー)」のクリエイターたち。彼らは一体何者なのか、そして「muchoo」って何?そんな素朴な疑問を、クリエイターの皆さんにぶつけてみました!
まさに個性豊かなメンバーたち、まず自己紹介から!
──まずは、このavex portalのコラムには初登場ということで、自己紹介をお願いできますか?
RIOSKE ペルピンズのRIOSKEです。TikTok、YouTube、InstagramといったSNSを中心に活動しておりまして、昨年メジャーデビューもしております。
KAZ ペルピンズのKAZです。RIOSKEと同じでアーティスト業と、あと個人的に社長業をやりながら活動させていただいています。
おかのやともか(以下おかのや) おかのやともかです。今回の『オールスター合唱バトル』はるーかと一緒に“るーとも”というハモリユニットで参加させていただきました。SNSでの音楽発信や、メジャーアーティストのサポートコーラスをやっております。
るーか るーかと申します。今回の『オールスター合唱バトル』にはおかのやともかさんと一緒の“るーとも”というハモリユニットでの出演となりまして、普段はオリジナル楽曲を中心に自分のアーティスト業と、あとはTikTokやYouTube、InstagramといったSNSでシンガー活動をしております。
──るーとものお2人とRIOSKEさんは、ゼスプリのキウイのCMで歌ってらっしゃるんですよね。
るーか そうなんですよ。それもmuchooさんからご紹介いただいた案件なんです。
──なるほど、そのあたりも後ほどお聞きしたいと思います。
Masa Masaと申します。今回の『オールスター合唱バトル』はPLUS Unison.というユニットでの出演となっておりまして、普段はおかのやともかさんとるーかさんと一緒にJETSというアカペラグループで、SNSで活動したり、あと個人のシンガーとしてライブ出演したり、サポートのコーラスをやったりしております。
石橋かのん(以下、石橋) 石橋かのんです。普段はPLUS Unison.のYouTubeチャンネルで活動させていただいております。
和佳奈 和佳奈です。今回の『オールスター合唱バトル』にはPLUS Unison.の一員として参加しています。普段はシンガーソングライターとして、リサイタルとかイベント出演とかで音楽活動しております。
七海うらら(以下、七海) リアルとバーチャルを行き来するパラレルシンガーの七海うららと申します。リアルですが顔出しはなしというスタイルでの歌手活動に加えて、バーチャルの姿でオンラインライブなども行っておりまして両軸で活動するという意味の造語なんですが、「パラレルシンガー」として活動しています。去年、2023年5月にエイベックスからメジャーデビューして、そこからライブやリリースなどの音楽活動を行っております。
財部亮治(以下、財部) シンガーソングライターの……
一同 (笑)
財部 はい、シンガーソングライターの……
RIOSKE ホントに?(笑)
財部 そうですよ! シンガーソングライターの財部亮治と申します。YouTube歴が今年でもう13年目になりまして(一同拍手)、長くやっております。自身のオリジナル楽曲をいっぱい出したり、YouTubeではカバー動画を出してるんですけど、ここ1年ぐらい急に白くなりまして。
──いや、白いだけじゃなくて生き物の種類が変わってませんか(笑)。
財部 そうなんです、突然変異がありまして! ちょっと耳が生えてきたのが最近の悩みでして、でも聞こえやすいのでいいかなと。
──なるほど(笑)。ということで全員に自己紹介をいただきましたが、何よりもまず、今回の『オールスター合唱バトル』、優勝おめでとうございます!
一同 ありがとうございます!(拍手)
──すごいメンツの中での優勝でしたよね。まずはやり終えての感想からいただけますか?
RIOSKE 僕たちペルピンズは昨年末の『第3回オールスター合唱バトル』でも別の合唱グループの一員として出演したんですけど、その時は惜しくも負けてしまったんですね。その時の悔しさとか、「こうすればよかった」という点を、今回の「ミリオン再生合唱団」で活かそうと言っていて。本番前まではやる気もすごくあったし、自信たっぷりだったんですけど、他の出場グループの完成度を聞いた時に、「これはヤバいな」と思いました。
──他のチームも錚々たる顔触れでしたしね。
RIOSKE はい。僕の個人的な感覚では、正直、優勝まではどうだろう?という気持ちでいたので、最後はもう、「このチームで最高の思い出を作ろう!」と思ってラストの曲を歌ったんです。それで僕たちの気持ちが届いて優勝に繋がったんですけど……でも、いまだに信じられないというか。でもやっぱり僕たちの絆、思いが届いたんだなと思って、嬉しいなという気持ちでいっぱいです。
KAZ 前回、僕らは2位だったんですよ、そこがメチャクチャ悔しかったんですけど、今回のメンバーを見た時に、普段から交流のある方だったりして、皆さんすごく真面目な性格のメンバーが揃ってるなと思って。なので今回は練習の段階からグループLINEを作って、練習をたくさんしたりとか、みんなで意識するポイントを明確にしました。
──前回の結果を受けて、いろいろ考えたところがあったんですね。
KAZ そうですね。前回の経験を受けて、今回かなり意識したポイントがあって。もちろんコーラスがしっかりできているのは当然で、その上で一体感とか表情というところも大事だなと。音符をなぞるだけじゃなくて、みんなでこの合唱というものを楽しんでる姿を、本番でも見せられるようにしようと、練習から積み重ねていきました。あと今回、他のチームと違う点は、本番前にまず自分の声をレコーディングしていただいて、「全員の声が重なるとこういう声になるよ」というものを、1回作ったというのがあります。
──共通イメージをまず実際に形にしたわけですね。
KAZ これはたぶん、普段から僕らがレコーディングをしてSNSに上げているという特徴が、今回この練習のやり方に活きたのかなと思うんですよね。みんなで見えるゴールということと、気持ちの高め方というところを、かなり精度高く本番に作り上げることができたので、「何か、本番は緊張していつの間にか終わっちゃった~」というのではなくて、しっかり地に足をつけて、「絶対高得点を取ってやる!」という気持ちで挑めました。もちろん他のチームもそれぞれかなり手ごわくて、同点で決勝に進んで、先に最高点、500点満点を取られたという状況の中で、僕らは最高点じゃなければ優勝できなかったんですよね。そのプレッシャーの中で本領発揮できたのは、練習でかなり作り込めたからだなと思ってます。だから、ただ運が良くて優勝できたというわけじゃなくて、本当にちゃんとみんなで優勝を目指して、チーム一丸となって頑張って獲れたなと思います。
──先にイメージを作り上げて、それをしっかり形にできたと。
KAZ はい。でも、それだけだと100点なんですよね。今回、審査員の方に「101点を出したかった」と言ってもらえて。そこは本番の逆境の中で、僕らは他のチームに比べると、知名度的にも期待度的にも難しかったと思うんですよ。でもその中で発揮できたリアルな気持ちが乗ったことが、その点数に繋がったなと思ってて、そこも含めてすごくドラマチックになったなと思います。
おかのや 全部言われてしまいました(笑)。
KAZ あーっ、すみません~!
「うまく歌おうというんじゃなくて、この場を全力で楽しもう!」
おかのや 私は普段、アカペラで他の人と歌うということはやっていましたし、今回の「ミリオン再生合唱団」の中でも一緒にアカペラをやってるメンバーが多かったんですけど、合唱というのは初めてのチャレンジだったんですね。人数は20人もいるけど、パートが3つしかないというのは初めての音楽スタイルだったので、すごく新鮮な気持ちで参加させていただきました。他のチームが「歌姫合唱団」だったり「ミュージカル合唱団」だったり、皆さん第一線で歌ってらっしゃる方々で、しかもミュージカルはチームで一つの音楽をつくりあげる、しかも音楽だけじゃなくて場の雰囲気とか空気も創るということに日々取り組まれている方たちと戦うとなった時に、「うわー、これ、勝てんの?」みたいな気持ちは正直あったんですよ。
──そうなりますよね。
おかのや でも今回の審査基準が、「上手な音楽をする」というところじゃなくて、審査員の心にいかに響くか、心がどれだけ動かされたかというところだという話を聞いて、「これはちょっといけるかもしれないな」と。自分たちは普段、似たような音楽活動をしてて。みんなバラバラでもあるんですけど、でも似てる部分があって。みんなで一致団結して頑張っていこうという気持ちとか、仲の良さとか、一緒に音楽して「楽しいね!」という気持ちは、どこのチームよりも強く感じていたんです。本当に当日、特に決勝は、それこそ「100点取らないと絶対勝てない」みたいな、もうどれだけ頑張っても難しいんじゃないかと思っちゃうような状況ではあったんですけど、逆に「とにかく自分たちで一番楽しい音楽をしよう」みたいな気持ちだけを持ってステージに挑んで、結果その姿が、審査員の方に響いたから優勝することができたんじゃないかなと思います。優勝自体もすごく嬉しいし、決勝の時のみんなの高揚感、場の痺れみたいなものが、すごく忘れられない、貴重な経験になりました。
るーか 僕はもう単純に、優勝できたことがすごく嬉しかったし、振り返ると「楽しかったな」という思いがあって。歌だけじゃなくて空気作りとかの部分でも、もう本当にプロ中のプロみたいな方々もいる中で、自分たちがそこを頑張るというよりは、自分たちらしく「楽しい」を前面に出した様子だとか、そういう部分が自然と見えたのが一番良かったんじゃないかなと僕は思っていて。それでいうと、先にレコーディングをして歌の全体像を自分たちでいち早く掴んでいたりしたので、他のチームよりも早く、身振りとか表情とかに意識を向けることができたんだと思います。それが結局、当日ものすごい緊張感の中でも自然と自分たちを出せたことが、優勝に繋がったのかなと個人的には思います。
Masa 僕らの出番が、最後だったんですよ。
KAZ そうだった、忘れてた!(笑)
Masa 決勝の順番をくじ引きで決めた時にRIOSKEがラストを引いて、「これは流れが来たか?」と思ったけど、やっぱり「ミュージカル合唱団」の方々が素晴らしい演奏されて。それこそ最前列の、かなり近い位置でそれを聴いていたので、もうビリビリに彼らの凄さを感じてたんですよ。でも、その歌が終わって僕らが出るとなった時に、他のチームの方々が「頑張れ!」「いけるぞ!」って言って鼓舞してくださって。それがみんなの心に響いたのか、「もう思いっきり楽しんでやろう」と思えて、それでいい演奏ができたのかなと思いますね。普段、少人数でアカペラやったりライブに出たりとかとはまた違って、たくさんの人が集まった時の力がすごく発揮されてたなというふうに感じたんですね。合唱もやっててアカペラもやってる身からすると、人の声でお届けするという部分では似てるかもしれないけども、そうやって団結した時の人の力というのはかなり凄いんだなというのが分かって、すごく貴重な経験になりましたね。
石橋 私はこのチームの中でも知名度がないというか、「何をされてる方?」みたいに思われるんだろうなってちょっと思ってて。他の皆さんとは一緒にお仕事もしてましたけど、私よりずっとすごい方々だと思ってたので、そのチームの一員として自分がいることがまず不思議、みたいな感じだったんです。練習の時も「ちゃんと入っていけるのかな……」とか「ちゃんとチームの一員として見てもらえるのかな?」って思って、すごく不安だったんですけど、皆さんめっちゃフレンドリーで超優しくて、年齢関係なくというか、練習もすごく意見を交わしながらできるし、ちゃんとみんな自主練とかもしてくるし、凄いなと思って。第一線で活躍されてる方たちなのに、皆さん裏ですごく練習したり努力したりしてるんだなと思って、私も頑張ろうと思いました。その先輩たちの背中を見ながら練習したり、本番やオンエアを迎えたことが自分の成長にすごく繋がったんじゃないかなと思って、本当に貴重な体験をさせていただけたなと思います。決勝では、「ミュージカル合唱団」がすでに500点満点を出されていたので、みんな「どうしよう、どうしよう」ってなってたんですけど、最後円陣を組む時に「うまく歌おうとしないで、この場を全力で楽しもう」という感じにみんながなっていて、点数とかは一旦置いておいて、今までで一番楽しいパフォーマンスができたなと思いました。すごく楽しかったです。
──前の「ミュージカル合唱団」が500点満点だったからこそ、いい感じで開き直れたというところもあったのでは?
Masa 本当にそうですね。あれで逆に吹っ切れたみたいなところはあるかもしれないです。
おかのや 例えば495点とかだったら、狙いに行っちゃって、逆にうまくいかなかったかもしれないですよね。
YouTubeクリエイターへの見方を変えたかった!
和佳奈 私は、今回参加させていただいて「本当によかったな」と思うことが二つあって。一つは、すごくいい音楽を浴びれたということですね。『オールスター合唱バトル』はTVでは見たことがあったんですけど、画面越しでも感動するし、いいなって思ってた部分もあったんですけど、やっぱり「これってどのぐらいリアルなのかな?」って感じてた部分もあったんですよ。今回、自分が中に入ってみて、その理由が本当に分かりましたね。本番では自分は一観客になって、いろんな方のプロの演奏をあれだけの近さで生で聴けて、すごく体がゾクゾクしたのを覚えてるんですよ。自然と涙が出てきて、これまでテレビ越しに見てた感動は、もっと強いものだったんだなというのをまず一つ感じて、それがすごく良かったです。二つ目は、自分がその良い音楽をできたというところなんですけど……普段、自分が歌を練習する時って、どうしてもテクニックのこととか発声のこととかが中心になるんですけど、本番ではそれを忘れられるぐらい馴染んでたり、プラス気持ちの部分が乗っかる時というのは、あんまり覚えてなかったりするんですよ。
──ほう。
和佳奈 記憶に残ってないというか……逆にいろいろ考えちゃう時の方が、後から後悔が生まれたりとかするんですけど、ぶっちゃけ今回、「オトナブルー」と「浪漫飛行」を演奏してる時の映像が全然思い浮かばないんですよ。ハイになってたのか分かんないですけど、それだけ気持ちの部分が、テクニックとか忘れて染み込んでて、プラスアルファで気持ちが乗っかってた瞬間だったんだなと思って。普段自分が歌う時って、あんまりそういう感覚はないので、その感覚を改めて感じて、「あ、いい音楽がみんなでできたんだな」ということが今回学べた、良かったことでしたね。
七海 私はまず、バーチャルで活動をしているというところもありまして、リアルの世界で皆さんと一緒に歌うということ自体が初挑戦だったんですよ。ネット越しで、リモートでやりとりとかコラボするみたいなことは実際あったんですけど、お会いして、その場で生で歌うみたいなことがなかったので、まずそこで自分の声がどう馴染めるのかとかが不安で。ソロでやっている時は、自分の魅力をどんどん伝えなきゃという気持ちもありますし、個性を磨かなきゃという気持ちもあるんですけど、逆に合唱ってみんなで一緒に歌うので、悪目立ちしちゃ駄目だなとか、いろいろ考えて事前に練習に挑んでたんです。普段歌ってるメロディーラインとはまた違う、コーラス的なところだったりとか、本当に初めての経験だったので、最初はすごく戸惑ったんですけど、やっぱり直接皆さんと顔を合わせて、練習の時に円になって歌ったりもしたんですよ。みんなで目を見ながら歌って、「こういう歌のコミュニケーションの取り方、メッチャ楽しいな!」と思って、その時に覚醒したというか、合唱の楽しさに目覚めたみたいなところがありました。あの感じを思い出しながら本番に挑んで、みんなと一緒に学生時代の部活みたいな、「青春」というものを思い出す時間だったなと思いましたし、自分たちもソロで活動していたり、芸能界とかTVという世界とはまた違う、ネット文化というところからの発信がスタートなので、知られない、見てもらえないというのがまず当たり前というところからスタートなんですね。だからこんなに多くの方に、まず見てもらえる中で歌えてるというところも嬉しいですし、これがまた電波に乗って視聴者の方に届くということを考えるだけでもすごくワクワクするというか。現地でもすごく手応えがあって、指導をしてくださっていたスタッフの皆さんとプロデューサーさんも、もう泣いて喜んでくれてたぐらいだったんですよ。
KAZ 支持されすぎてたよね(笑)。
Masa (スタッフの感極まった声を再現して)「よかったです~!」って。
七海 それぐらいスタッフさんたちも皆さん温かったですし、自分からするとすごい雲の上のような存在の芸能人の方とか芸人さんとか、歌姫の皆さんとかもいっぱいいらっしゃった中で、いろんな方が初対面なのに声をかけてくださって、「歌、すごくよかったです!」「動画見ます!」とか言ってくださったり、「あのステージを観てファンになりました!」って言ってくださった方がいたりとかで、その後SNSでメッセージくださったりもしたんですよ。現地だけでの反応もいただけたというところで、自分の磨いてきた歌が間違ってなかったなとか、自分がやってきたものが認めていただけたという実感もあったので、実際に放送後も視聴者の皆さんの反応もすごく楽しみだなと思っております。
財部 僕は「YouTube音楽」がメチャメチャ好きで、今はもうYouTubeだけじゃなくて「SNS音楽」がメチャメチャ好きなんですよね。2009年ぐらいからずっと聴いていて。最初の頃は、「YouTubeで活動してる」というだけですごく蔑まれたり、YouTuberイコール迷惑系としか見られないし、テレビで取り上げられても、最初の頃は本当にお金のことしか言われないし。ホントに「いくら儲かってるんですか」とかしか言われなくて。
KAZ 分かる!
財部 本当に最近、いろんな芸能人の方々もYouTubeに入ってきて、ちょっと知ってもらえるようになりましたけど、それまでは本当に蔑まれすぎていて。「オールスター合唱バトル」公式のTikTokのコメントを見たりすると、やっぱり何かちょっとナメられてるというか、「何でお前らいんの?」みたいな空気感があるんですよ。収録の時も、確かにすごい芸能人の方々がいっぱいいらっしゃって、でも僕はこのチームのみんながメチャメチャすごい人たちだって知ってるから、「いやいや、待てよ」みたいな。「聞いた? 皆さん、メチャメチャ凄いんですから!」って思ってるから、絶対に負けたくなくて。ここで絶対にいい結果を出して、ネットじゃなくて地上波に乗って、僕たちの見え方が変わったらいいなというか。この合唱団だけじゃなくて、YouTubeだとかTikTokとか、同じような活動をしてる人たちの見方がマジで変わったらいいなと思ってたんですね。でもやっぱり、他のチームのメンツがみんな凄すぎるんで、毎回ビビリ散らかすんですよ。SNSを見てても、芸能人の出演者が発表されるたびに、「うわ、やば!」「キッツ、これ!」って思うんですけど、「いや、でも俺たちだって凄いから!」って毎回思って。本番も、皆さんの演奏を聴くたびに結構心が折れて、みんなも「うわ、ヤバい!」みたいな反応してるんですけど、でもその度に「いやいや、知ってる? 君たちだって、メッチャすごいからね!」って。「いや、こっちもバケモノ揃いだから!」って思って、「全然戦えるでしょ!」って、どんどん思えるんですよ。自分1人だったら、あんまり自信が持てないみたいなところがあるんですけど、皆さんの顔を見たら、「いや全然いけるわ!」って思えて。
Masa いやいや、アナタの顔!(笑)
財部 俺の顔は、俺自身は見れないからね!
おかのや 本番の時はみんなメチャクチャ緊張してたし、プレッシャーも感じてたんですけど、でも財部さんの顔を見たら、「いけるかも?」っていう謎の安心感があって。(一同、拍手)
財部 こんな見た目してますけど、でもこれはこれで戦略的なものもあって。1回目、「何かふざけたヤツらが来たな」と思われて、でも、歌声を聴いたら凄すぎて「ヤバ!」ってなる、そのギャップも出たらいいな、と思ってこのメイクもやってて。あとこの番組、ちょっと変というか。
──変?
財部 『合唱バトル』っていうタイトルなのに、どのチームも他のチームのことをすごく応援してるんですよ。ギスギス感は全然なくて、メッチャ応援するんですよ。単純に音楽をみんなで楽しんでる感があって。それも相まって、結構のびのびとできたし、感動もするし、すごく素敵な番組だなってすごく感じましたね。その中で力を出し切れたのは、すごく良かったなって思います。
──そのギャップは十分効果出てると思いますよ。今も、「すごく真面目に話してくれてるなあ、この顔で」と思ってますから(笑)。
Masa 一番熱いことを言いますからね!(笑)
KAZ めっちゃ真面目なんだなって、いつも思う!(笑)
優勝するまでに、全員が取り組んだ練習とは?
──ところで、少し話にも出てましたが、皆さん拠点もバラバラの中、練習ってどんな風にやってたんですか?
KAZ 実際、全員集まれたのは1回だけでしたね。
Masa しかも本番の直前でしたよね。
おかのや その上、短かったですよね。全員が揃ったのは1~2時間ぐらいしかなくて。
KAZ 一応、対面での練習自体は7~8回あって、それぞれ皆さん3~4回来れたらいいな、ぐらいの感じだったんですよ。全員その分が1回で部分部分でみたいな感じ。ペルピンズの2人は全部出たんですけど、RIOSKEがリーダーだったので、毎回の練習内容を引き継ぎながら、動画に撮って全員でシェアして。皆さん真面目なのでちゃんと見てくださって、自分で練習してくださったことが本当に良かったですね。
RIOSKE こんなに大勢いると、誰かがやってくれればいいやという感じになりがちですけど、みんながそれぞれ真剣にやってくれて、思いをちゃんと受け止めてくれたから、スムーズにできたというか。大変でしたけど、みんなが頑張ってくれたおかげで、一つになれましたね。
──高校の合唱コンテストなんかでも、練習の温度差で揉めたりしがちですよね。
RIOSKE 逆にみんな真面目すぎたんですよ。いつもは「よりスペシャルなものを出さなきゃいけない」という部分があるんですけど、今回は「合唱だから癖を出しちゃいけない」とか思い込みすぎちゃってて。最初は「みんなを邪魔せず、みんなに溶け込む歌を歌わなきゃいけない」という考えでやってたから、途中で「あれ、何かちょっと違う?」みたいになったんですよ。だから逆に、それぞれが今まで歌ってきた個性のまま、合唱やってみない?という感じに、途中で切り替えたんです。そしたら全く違う音色が生まれて、「これだ!」みたいな。
KAZ そこから変わったよね。途中で「個性を出そう」となった瞬間、特に「浪漫飛行」はそこからかなりパワーが前に出たなと思います。
七海 皆さん、まず「歌がうまい」という前提なので、これが成り立つんだと思うんですよ。ピッチが取れてない方がいたりとか、リズムのズレがあったすると、一気にガタガタになって、ただ個性がぶつかり合うみたいになっちゃうと思うんですけど、ベースがお上手で、その上で個性を出せてるというところもあるので、そこがうまく合致したのかなって。
KAZ 確かに。普通はバラバラになっちゃうもんね。
──基礎が高いレベルで揃ってたということですね。
KAZ 今回はソロパートがそれぞれあったので、その出方とかはけ方のタイミング、みんなのノリ方みたいなところは、かなり厳しくやりました。今回のチームでは、たぶんそういうのがちょっと苦手という方が多かったので、表情とかも含めて、怒号を浴びせながらやってました。
Masa 怒号あった?(笑)
KAZ 大きい声ね(笑)。「ここで入るよ!」みたいな。
RIOSKE 僕らはカメラが友達なので、普段はそんなに動くことがないから。
KAZ 今回は動きがちゃんとあって、そこが一番不安要素が高くて。歌よりもそれが緊張に繋がるってことを知ってたので、早めに練習でその動きの緊張感を取りたかったというのがあったから、結構口うるさく言いましたね。
財部 ペルピンズの2人とおかのやさんの3人がすごく引っ張ってくれたんですよ。そのおかげでチームがどんどん強くなっていった感は、かなりありますね。
RIOSKE 財部さんもだいぶ引っ張ってましたけどね(笑)。
財部 俺は引っ張ってはなくない?
Masa 特にメンタル面でね。
財部 僕はふざけてるんで、すぐ怒られてました(笑)。
石橋 本当に画面越しでずっと見てたみたいな方たちだったので、カメラが回ってないところではどういう人たちなんだろう?って思って、正直怖かったんですよ。(一同・笑い)「すごく冷たい人たちだったらどうしよう」とか、皆さん歌もお上手なので、「めちゃくちゃ細かく指導されたら、ついていけなかったら……」とか思うととても怖くて。初回の練習の時とかは特に。そしたら先生も急に歌わせるし……。
七海 自己紹介代わりに歌うっていうのがあったんですよ。
石橋 その時は「とんでもない現場に来てしまった」と思ったんですけど、逆に気遣ってくださったのか、「みんなで頑張ろう!」みたいな温かい空気感というか、すごくウェルカムな感じで接してくださったので、すごく過ごしやすかったです。2回目からは毎回練習に行くのが楽しみなぐらい、すごくフレンドリーな空間でした。
RIOSKE 一緒だよ! 行くのが楽しみって思える現場ってあんまりなくて、今までなかった青春を作ってもらえたみたいな感じでしたね。この数回会って、しかもこの結果を出せて、すごくよかったですね。
──RIOSKEさんは、リーダーとしてそういう空気を作ろうとしてたわけですよね?
RIOSKE 僕は本当にリーダーに向いてないんですよ! だから最初に「リーダーお願いします」と言われた時に、「いや、ちょっと考えませんか?」と。どっちかって言ったらKAZちゃんの方がリーダー気質で、人を引っ張っていく力がすごくあるんですよ。でもこうなったからには、自分なりの引っ張り方というか……空気感を和らげるとか、みんなと仲良くするとか、温かい空間を作るというのは得意なのでそこに徹しようと思って。ただただみんなといい思い出を作ろうと思って、やってましたね。
KAZ その空気感はめっちゃ伝わったし、RIOSKE自体が柔らかいので、すごく楽しい空気感の中でやれたなと思ってて。後付けだけど、RIOSKEがリーダーでよかったなって。
おかのや 後付け?(笑)
KAZ (慌てて)結果オーライというか、優勝したから……。
Masa 「優勝したから」って!(笑)
おかのや RIOSKEみたいなタイプが、リーダーのあるべき姿だなと私はすごい思ったよ!
RIOSKE いや、それはホントに、みんながいたからなの!
Masa これがリーダーたる所以だよね!
RIOSKE KAZちゃんやともかみたいに引っ張ってくれる人がちゃんといてくれたから、俺がトップにいて引っ張るんじゃなくて、本当に1列になって一緒に進んだって感じです。
一同 (拍手)
Masa 後付けでね
KAZ 優勝したから。
RIOSKE 優勝してよかった~!(笑)
財部 いいチームなんですよ!
そもそもmuchooって?
(muchooスタッフのみなさん)
──さて、皆さんが在籍している 「muchoo」というのは一体何でしょう?
財部 音楽に特化したMCN(マルチチャンネルネットワーク。複数のクリエイターと提携し、総合的にサポートする組織)ですね。この活動をやっていると、急にYouTubeの体制が変わったりして戸惑うこととかもあるんですけど、エイベックスが運営するmuchooさんのおかげでのびのびと活動することができています。初めて知った時は「めちゃくちゃいいじゃん!」と思って、すぐに飛びつきました。同じような活動をしている人たちとの横のつながりってなかなかできないんですけど、muchooさんはそこをすごく繋いでくれるし、いろんな面でのサポート、バックアップがすごく素敵なところです。
──先ほどから皆さんのお話を伺っていても、いろいろと繋がりがあるんだなというのは分かりました。具体的にはどういう形なんですか?
財部 例えば僕はPLUS Unison.の皆さんと、それこそmuchooさんから「コラボ動画を撮りませんか」というお話をいただいて、エイベックスメドレーみたいなものに出させていただきました。
七海 私も参加させていただきました!
財部 だから『オールスター合唱バトル』の時も、実際にお会いしてないという方も中にはいらっしゃったんですけど、映像の中でコラボさせてもらったりとか、そういう繋がりの方もいて。そういうことを通じて、僕の好きな「YouTube音楽」の新しいジャンルやクリエイターも知れたり、いろんな意味で刺激ももらえるし、繋がりもできるという場所ですね。
muchooスタッフ muchooは2020年11月からスタートしていまして、「夢中」と「music choose」をかけた名称になっています。今までの人生で音楽を選んだ方、これから選んでいきたい方を支援したいという思いから発足されました。
──クリエイターの一覧を見ると、ソロ、バンドなどさまざまな方がいらっしゃいますよね。活動の形式は問わない?
muchooスタッフ そうですね。YouTubeで活動されている方がメインですが、歌だけではなくて「バイオリン弾いてみた」とか、ピアニストもいますし、声だけで音楽を作ったりと、本当にいろんなジャンルの方がいらっしゃいます。皆さん「music choose」の選び方が違うというか、それぞれの志がある中で、その形に合わせて支援できたらと思っています。例えばエイベックスグループが持つタイアップ案件の中で、「これはmuchooの●●さんがいいんじゃない?」ということがあればご紹介しますし、冒頭に出たゼスプリのCMなどもそういう形ですね。エイベックスグループ全体のスタッフがmuchooの存在を知ってくれているので、マスに向けた活動だったりタイアップだったりという案件が入りやすいというのはあります。
──「私もmuchooで頑張りたい!」という場合は、どうしたらいいんでしょう?
KAZ 公式サイトのお問い合わせフォームにコンタクトいただければ(笑)。僕らはるーともさんに紹介してもらったんだったっけ?
るーか そうですね。僕が入って、おかのやさん、ペルピンズと、数珠つなぎみたいな感じでしたね。
おかのや 同じ音楽系クリエイターの中での口コミというか。他にもいくつか、音楽系のMCNはあるんですけど、「実際、どこがいい?」みたいなことは横の繋がりで広がってるところがありますね。
KAZ 『オールスター合唱バトル』のキャスティングも、muchooさんのお声がけで実現できたというのもあって、SNS以外でもイベントやTV出演もあったりして、クリエイターの枠を広げるチャンスにもなってます。それと、「SNSで今こういうのがバズってるので、こういう投稿をしませんか」という感じでアドバイスもくださったり、普通に投稿するよりもmuchooに入った方が動画の収益率も高くなったりとか、いろいろとメリットがありますね。僕らもmuchooさんに入っていなければ出していなかった動画がいくつもあるので、「チャンスを掴みたい」という方や「SNSでの活動をちゃんと仕事にしたい」という方にはピッタリだと思ってます。
おかのや テレビCMとかマスとの繋がりというところでは、いちクリエイターとしてSNSでやっていく中だとなかなか得られないクリエイターとしての信頼性みたいなものを、エイベックスが運営するコミュニティでやっているというところで補ってもらえているので、そういう部分でも入ってよかったなと思います。
るーか 僕もmuchooさんのご紹介でCMソングだったり、ものまねのTV番組に出させてもらったりもしています。もともとはネット中心で動いていて、そもそもマスの方々との繋がりもないんですけど、muchooさんに入ってるというだけで僕たちに関する信頼を担保してもらえているというのは、すごく大きいのかなと思います。
muchooスタッフ 「恩恵」という点では、クリエイターの皆さんだけじゃなくて、我々も受けています!エイベックスのメジャーアーティストが新曲をリリースする時に「歌ってみた」動画を投稿して頂いたり、拡散して頂いたりするので、そこはお互いにWin-Winになっていて大変有難いですね。これからはサポート領域をより広げていきたいと考えていまして、コラボとか番組出演をもっと増やしていきたいですし、ゆくゆくはメジャーアーティストとmuchooのクリエイターが一緒に何かのクライアントワークに取り組むということができればと思っています。例えば、企業さんが製品やサービスのアピールをメジャーアーティストを使っていきたいという時に、同時にmuchooのクリエイターによってバイラル(SNSなどによる拡散)もお手伝いするというように、クライアントワークを一気通貫で、音楽で解決しますよというのが理想ですね。
これからやりたいことは……「YouTube文化祭」!?
──では最後に、皆さんがこれからやりたいこと、目指す方向性などについて、お一人ずついただけますか?
RIOSKE 今回の合唱バトルを経て、すごい感じたんですが、これだけ心躍る音楽をするのってすごく久しぶりだなって思って。自分の原点というか、歌を始めたときの思いをよみがえらせてくれたんですよ。こういう心躍る音楽とか、人の心に届くものを作るのってすごくやりがいがあるし、自分もそうだし、聴いてくれてる側もすごく幸せな気持ちになるという、そういうコンテンツをこれからたくさん作っていきたいなという気持ちが芽生えました。
KAZ 今回の『オールスター合唱バトル』オンエア後に、YouTubeで「浪漫飛行」の歌唱動画を上げているんですが、放送をきっかけに、新たに合唱とかユニゾンとかコーラスの素晴らしさみたいなものにすごく気付けて、自分たちのコンテンツでもどんどん発信していこうというきっかけになったので、今後増えていくだろうなと思っていて、たくさん上げていきたいなと思っています。
おかのや 今回の『オールスター合唱バトル』の撮影が終わった後に、他の出演者の方々と少しお話する機会があって、そこで「めっちゃSNSで見てるよ!」って言ってもらえることも多かったんですね。それもあって、SNSっていうのは音楽をやっている人たちに自分たちの発信を見てもらえて、認めてもらえる、すごく素敵なツールだなって改めて感じて、これからもSNSを通じて発信していきたいという気持ちがより強くなりました。「いろんな人に見てもらいたい」とか「有名になりたい」「曲を売りたい」という気持ちも、もちろんあるんですけど、どちらかというと私はそういう新たな音楽仲間に知ってもらって出会って繋がって、新しい音楽をどんどん見ていけたら嬉しいなって思ってます。。
るーか 今回、『オールスター合唱バトル』出演して結果的に優勝できたというのもあって、今まで自分がやってきたことにより自信がついたというか、テレビで優勝することができたというのが一つ自分の信頼というか、自分の中で信頼できる自分に繋がるなと思っていて。自分のコンテンツをもっと自信を持って、もっと多くの人に見てもらえるように、自分のやっていることをみんなに発信できたらなと思っております。
Masa 今回出演させていただいて、自分たちの演奏が自分自身にも響いたというのももちろんあるんですけど、僕がテレビ越しに見ていたプロの方々の演奏を間近に聴けた機会でもあって、自分自身の演奏も含めて、表現をするということに対してすごく好きだなという思いが、より再確認できたなと思っていて。もちろん自分としては歌っていくこともしていきたいと思いつつも、ミュージカルとかの演技であったりとか、自分の声を使って表現していくとか、そういうのもやっていきたいなと個人的に思っているので、歌だけではなくて、いろんなことに挑戦して、表現者としての自分をより磨いていきたいなと思っています。
石橋 私は、今回初めてのこと、勉強することだらけで、新しい感情をたくさん吸収できたなと思っています。普段はPLUS Unison.がほぼほぼメインなんですけど、最近少しずつソロのお仕事とかもいただけるようになってきた中で、他の方の演奏や皆さんの練習してる姿を見たりして「まだ勉強できることがたくさんあるな」ってすごく感じたので、自分からも積極的に挑戦していきたいなと思いました。
和佳奈 スタジオで聴いて自分が感じた感動とか、自分たちが歌って優勝できたこの結果とかを全て含めて、人の心を動かす音楽をずっとこれからもやり続けていきたいなと思いますし、また『オールスター合唱バトル』に出たいなと思うので、また呼んでもらえるように、個人の活動も頑張りたいなと思っております。
七海 私の活動自体はまだまだ知られていない状態で、テレビで皆さんの前に出た時にどういう反応が得られるのか、不安もありドキドキもありという感じなんですけれども、実際に収録で皆さんと一緒に歌ってみて、改めて思ったことがあって。音楽の表現の仕方ってバーチャルだろうがリアルだろうが関係なく、みんなに共通した良さがあるというか、見せ方だけで劣ったりしないというか。顔が見えていようが隠れていようが、どういう見た目だろうが、その歌の良さだったりその人たちの魅力というのがきっとたくさんの人に届くはずだと思って、私はあえて違うスタイルで活動しているんですね。それが世間の方々から理解が得られるかは分かりませんが、少しずつでも今ネットカルチャーの方々が紅白に出たりとか、テレビに出ることも増えてきて、少しずつ自分たちみたいなネット発信の活動というのも、メジャーのアーティストさんだったりとか、テレビでも受け入れやすくなってきてるのかなとは思うので、こういった新しい活動スタイルを皆さんにも少しずつでも受け入れていただけるように、たくさん発信して魅力を届けていける歌をやっていきたいなと思いました。
財部 「今後」とはちょっと違うかもしれないですけど、僕は「YouTube文化祭」というのをやりたいなって、昔からずっと思ってるんですよ。
──「YouTube文化祭」ですか?
財部 今って、例えばSNSもそうですし、テレビも、NetflixだったりABEMAだったりTikTokだったり、それからライブ配信だったりとか、みんながそれぞれ好きなものを見る時代かなって個人的には思っていて。僕は昔は、「絶対TVに出るぞ!」「絶対ミュージックステーションに出るぞ!」みたいな感じだったんですけど、それが今はどんどんどんどん変わってきて、自分たちが好きなものを作って、それに好きな人たちが集まっていくみたいな場を作りたいなって思っていて。あと、高校生の時に文化祭委員長だったというのもあるんですけど(笑)、YouTube文化祭というのをやりたくて、廃校とかを使えないかとか探してるんですね。本当に学校みたいにして、お客さんは全員、その日は制服OK、体操服OKで、僕は校長先生としてダブルのスーツを着て、みたいな感じで。そうやって本当にみんなの好きなものを集めて、音楽だけじゃなくて、例えばショートドラマ作ってる人たちは「演劇部」として出てもらったり、コメディー系をやってる人には漫才をやってもらうとか、いろんな人たちのカラーを、各教室だったりとか、体育館ライブとかでやったりして、最後はみんなで風船を膨らませて「We Are The World」を歌って「超ハッピー!」で終わるみたいなのをやりたいなとずっと前から思ってるんですけど、なかなかできてなくて。でも本当にそれをやるためには、やっぱり自分自身の知名度をもっと上げないとダメかなと思っているから、それに向かってちょっと頑張りたいなと思っています。
一同 (拍手)
RIOSKE そうだ! あと、今回の『オールスター合唱バトル』は同点優勝だったから、次は単独優勝したいですね。
──それも含めて、皆さんのこれからの活躍を楽しみにしています。ありがとうございました!
【七海うらら】
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<合唱バトル参加者>
まーびろ、石橋かのん、Masa、和佳奈
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ライター
高崎計三
1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。