【Snow Man】6thシングル「ブラザービート」はマジで追いきれないほどのボリュームなので、基本だけまとめてみた

2022.03.30

【Snow Man】6thシングル「ブラザービート」はマジで追いきれないほどのボリュームなので、基本だけまとめてみた

6枚目のシングル「ブラザービート」をリリースしたSnow Man。3月頭には表題曲のMVも公開されており、すでに聴き込んで（見込んで？）いる人も多いでしょう。映画「おそ松さん」の主題歌にもなっていることもあり、過去最大の露出とも言われるプロモーションも展開されています。実際にどんな露出かは映画『おそ松さん』オフィシャルサイト（https://osomatsusan-movie.jp/）でチェック。ここでは、露出すべてを追うのは到底ムリなので、この曲を巡る基本的なことを、過去の展開も振り返りながらまとめてみました！

「ブラザービート」はありそうでなかったポップなパーティーチューン！

3月30日にSnow Manの6thシングル「ブラザービート」がリリースされた。表題曲「ブラザービート」は3月25日公開の映画『おそ松さん』の主題歌になっており、Snow Manの楽曲にありそうでなかったポップなパーティーチューンだ。作品にフィットするかのような賑やかさも楽しく、聴いてよし、パフォーマンスを見てよし、自分で歌ってもよし、といいとこ尽くし。イントロのギターリフは王道ロックンロールそのもので、一聴するとかっこよさそうな印象を受けるが、歌が始まると映画の世界観とメンバーの個性が表れているラップが繰り広げられている、一度で二度楽しめる楽曲だ。そして歌詞全体で表現されているわちゃわちゃ感もSnow Manらしく、歌詞をじっくり見ながら聴きたくなってくる。

さらに、3月2日にはSnow Man公式YouTubeチャンネルにてMVが公開。カラフルでポップな空間と衣装に身を包んだSnow Man、モノトーンを基調とした宇宙空間でダンスをするスーツ姿のSnow Manの2つが楽しめる。メンバーたちは意図的にファニーな表情を見せたりもしているが、アメリカンポップテイストのデザインがオシャレな仕上がりになっている。ちなみに、深澤辰哉のパート〈イーアルサンスー〉は中国語で「1、2、3、4」という意味。それにちなんでMVの再生回数1234万回を達成しようというファンの動きがあり、盛り上がりを見せていた。

また、3月9日にはDance Practice動画も公開。こちらはアメコミ風背景の前でダンスをしており、MVとはまた違ったポップさとオシャレさを感じることができる。こうした映像と楽曲のギャップもSnow Manらしさのひとつなのかもしれない。

すでになにかと注目を集めている「ブラザービート」だが、Snow Manはこれまでもシングルリリースをする度に様々な施策を行なってきた。例えば、5thシングル「Secret Touch」のリリース時。「#スノタッチ」、「#冬のSnowは切なすぎて」、「#SecretTouch」など恒例のハッシュタグはもちろん、TikTokとコラボレーションを行ない、楽曲に合わせてスライドショーが作れるエフェクト「スノタッチ」をリリース。このエフェクトを使って多くの投稿がされ、盛り上がりを見せていた。

今作においても映画『おそ松さん』と併せてかなり多くのプロモーションが行なわれている。日々テレビ番組にSnow Manメンバーが出演しており、より多くの人へ「ブラザービート」と『おそ松さん』をアピール。また3月21日に開催された『第34回マイナビ東京ガールズコレクション 2022 SPRING/SUMMER』にもおそ松さん＆物語終わらせ師に扮したメンバーが登場し、ステージを盛り上げていた。

そして、今回もSNSやネット上でのアプローチがかなり多い。例えば、東宝MOVIEチャンネル内にアップされている「映画『おそ松さん』のおそま通信」（https://www.youtube.com/playlist?list=PLmnMiSXtJEB1CptWOTKfK45qacuQgvaGi）では、キャラクター紹介やお知らせ、「ブラザービート」に乗せたクランクアップ映像などが楽しめる。

また、『おそ松さん』公式TikTokアカウントも開設（https://www.tiktok.com/@osomatsusan_sn）。メンバーたちによるメッセージとともに映画公開までのカウントダウンが行なわれていた。

さらに、「ブラザービート」Official Twitter（https://twitter.com/sn__20200122）では阿部亮平、向井康二、佐久間大介による「ブラザーゲーム」動画が投稿されている。いわゆる「コールした数字と上げた親指の数を一致させるゲーム（指スマ）」と「人差し指で相手の指を攻撃していき、両手が5以上になったら負けのゲーム」という馴染みのあるゲームなのだが、オリジナルのかけ声で楽しそうに遊ぶ3人の姿が実に平和でほっこりする。まだチェックしていない方はぜひチェックしつつ、自身でも遊んでみてほしい。ブラザービート旋風が巻き起こるきっかけにもなりそうだ。

カップリング曲もお楽しみ！

このようにお楽しみコンテンツがてんこ盛りの「ブラザービート」では、ファンのことを「ブラザー」と呼んでいる。実際、公式ツイッターにアップされている動画でも最初に「ブラザーの皆さん、Snow Manです！」とメンバーたちが挨拶をしている。そして、ファンのことを「ブラザー」と呼んでいるだけあり、「ブラザービート」にはファンに対するメッセージも込められている。歌詞の〈結局結ばれてんだ僕らbrother〉をファンとSnow Manの関係性を言い表していると解釈すると、メンバー同士の関係性やパーソナリティをファンへ改めて提示しているように聞こえてくるはずだ。Snow Manは今年でデビュー3年目。日に日にファンの数は多くなってきているが、どのファンもSnow Manを心から応援し、心からSnow Manにハマっている。そしてメンバーもファンへ楽しいコンテンツを届けようと動いてくれている。まさにSnow Manとファンは深い絆で結ばれた「ブラザー」のような良い関係といえるだろう。そして、その輪に入ることで映画『おそ松さん』のような楽しい毎日を送ることもできそうだ。

ちなみに、「ブラザービート」には他にもカップリング曲というお楽しみがある。「REFRESH」はSnow Manらしいデジタルサウンドのダンスナンバーで、メンバーが出演しているミンティア「瞬間ミント打法ダンス」篇のCMソングにもなっている。YouTubeにはDance Video YouTube Ver.がアップされており、岩本照が振付を担当したダンスが楽しめる。“岩本節”たっぷりのダンスを味わうだけでなく、歌詞と振りのリンクにも注目してみるとより一層楽しめそうだ。

「From Today」は跳ねるようなグルーヴが楽しく、明るい気持ちになれるメロディと歌詞が特徴だ。始まりの季節にふさわしい1曲と言えるだろう。ちなみに、同曲が使われているラウールと渡辺翔太が出演しているモスバーガー「なにが変わった？」篇のCMも要チェックである。「イチバンボシ」は切なさを感じつつも、背中を押してもらえるようなメッセージソング。Snow Manたちが新生活を応援してくれているかのようで、今の時期にこそ聴きたくなる。

今作にも素晴らしい楽曲が多々収録されており、今後名曲として定着していきそうなものばかりだ。

デビューからを振り返ってみると、雑誌は予約時点で重版決定、新しい発表があれば即座にトレンド入りなど、毎日のようにグループ名が話題に挙がると言っても過言ではない人気っぷりを見せつけてきたSnow Man。しかもパフォーマンスではキラキラしたアイドルらしい一面を見せたり、クールでかっこいい姿を見せたり、ワイワイ楽しそうな掛け合いがあったりと変幻自在だ。その多面性を知ると、多くの人を虜にしているのも頷ける。その一方でバラエティ番組で体を張ったり、芸人や先輩ジャニーズメンバーからいじられたりと、“お茶の間感”も強い。そのギャップこそがSnow Manの魅力の一つであり、老若男女から支持される理由なのだろう。そして6thシングル「ブラザービート」でもSnow Manらしさと、新たな魅力を世の中に発信していくことになる。また一歩、スターへの階段を上がっていくことは間違いなさそうだ。この先、さらに多くの人気を集めていくSnow Manからまだまだ目が離せない。

6^thシングル「ブラザービート」
2022.3.30 ON SALE
映画「おそ松さん」主題歌