2021年９月にNCT 127がリリースした3rdアルバム『Sticker』は米ビルボード200で３位を記録、韓国では発売１週間でダブルミリオンセラーを達成した。そんな彼らが10月25日、リパッケージアルバム『Favorite』をリリースする。今年、世界中で爆発的な人気となったNCT 127とは、一体どんなグループなのか？

そもそもNCT 127とは？

NCT 127は、BoAをはじめ東方神起、SHINee、EXOなどを輩出した韓国のSMエンターテインメントよりデビューしたボーイズグループ。NCTはNeo Culture Technologyを、127はソウルの経度（東経127度線）に由来する。もともとNCT 127は、“開放”と“拡張”をテーマとしたNCTという大型グループのユニットのひとつ。メンバーの数に限りを設けず、コンセプトごとに活動メンバーを決めるNCTの中で、NCT 127はソウルを基盤とし世界へ羽ばたくグループ。。現在はテイル、ジャニー、テヨン、ユウタ、ドヨン、ジェヒョン、ジョンウ、マーク、ヘチャンの９名で活動している（「Sticker」活動時）。

名門SMエンターテインメントからデビューした彼らは、歌とラップ、ダンスといったパフォーマンスはもちろん、ルックスも兼ね備えた“スーパーヒューマン”。甘く切ないバラードからゴリゴリのEDMまで、どんなジャンルもNCT 127の色に染め上げる。また、個性派揃いのメンバーも魅力のひとつ。先日は韓国でコメディ番組「SNL KOREA」にメンバー総出で出演。真面目な彼らが真剣にお笑いに取り組む姿が、むしろ面白さを倍増させていた。
 
2016年７月に韓国でデビューした彼らは、2018年5月に日本デビューを果たす。翌年には全10カ国27都市45公演のコンサートツアー「NCT 127 ‘NEO CITY – The Origin’」を開催し、日本でも9都市22公演を行っている。日本人メンバーのユウタは今年２月、インスタグラムのフォロワー数が日本人男性タレント１位（日本人タレント３位）になったことでも話題になったが、10月時点でフォロワー数は700万人に達し、その勢いは衰えない。今年9月にリリースしたアルバム『Sticker』は米ビルボード200で３位になっただけでなく、トップアルバムセールス、トップカレントアルバムセールス、ワールドアルバム、インディペンデントアルバムの4部門で1位を達成。全世界のアルバムセールス集計サイトMediaTrafficのユナイテッド・ワールド・チャートでも1位を記録し、世界中を熱狂させている。
 
 
メンバーはどんな人？
 
 
では、各メンバーの特徴を、一人ずつ見てみよう。
 

テイル
メンバー最年長ながら、やさしい性格のせいか年下メンバーからよくいじられる愛されキャラ。張りとあたたかみのある高音ボイスはバラードがよく似合う。今年７月にインスタグラムを開設するなりフォロワーが100万人を突破。初投稿から1時間45分でフォロワー数100万人を突破したのは世界最短記録だとして、ギネス世界記録に登録された。
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ジャニー
鍛え上げられた肉体とワイルドな風貌の見た目に反して、中身はおちゃめ。アメリカ・シカゴ出身のため英語が堪能で、かつ性格も紳士的でフレンドリー。バラエティ番組などで、わちゃわちゃしているメンバーたちを微笑みながら見守る様子が印象的。明るくポジティブなマインドでNCT 127のムードメーカーを担っている。
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テヨン
NCT 127の頼れるリーダー。パフォーマンスしている時は鋭い眼光とキレッキレのダンス、声の緩急と高低を自在に操るスキルフルなラップで場を圧倒するカリスマとして君臨するが、普段はのほほんとしているギャップが魅力。マークとともにラップメイキングに参加することも多く、音楽面でもグループを支えている。
https://bio.to/taeyongPR

ユウタ
16歳で大阪から単身韓国に渡り、SMエンターテインメントから初めて日本人メンバーとしてデビューしたみんなの頼れる兄貴分。隙きあらば他のメンバーをイジることを忘れない、グループ愛にあふれた人物でもある。現在、Inter FM＆全国FNS系列曲にてラジオ番組『NCT 127 ユウタのYUTA at Home』でDJを務める。
https://bio.to/yutaPR

ドヨン
歌うことが大好きな天性のボーカリストで、高い歌唱力を持つNCT 127が誇るメインボーカルの１人。真面目で仕事熱心な性格もあって、休日にも練習室にこもって歌っているほど。美しく甘いやわらなか歌声を持ち、イージー・リスニングの曲にベストマッチ。そのためドラマOSTなどでも大活躍している。
https://bio.to/doyoungPR

ジェヒョン
ハイトーンを得意とするNCT 127のボーカリストの中で唯一、重く響く低音ボイスが持ち味。ボーカルだけでなくラップもダンスも得意なオールラウンダーでもある。黙って佇んでいる時は男らしく、笑顔を見せれば周りをとろかす甘い顔に、パフォーマンスしている時は大人の色気を放つ、全方位の魅力を持つ。
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ジョンウ
2018年1月よりNCT 127に加入。イケメン揃いのNCT 127の中でもスタイルのよさがひときわ目立ち、長い手足から繰り出される切れ味鋭いダンスが印象的。端正なルックスに反して性格は泣き虫で甘えん坊な面があり、普段からメンバーたちにくっついていることが多い。
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マーク
NCT 127の中では下から２番目だが、しっかりしていて物怖じしない性格と唯一無二のラップスキルで、精神面でも実力面でもグループに欠かせない存在。カナダ出身で英語がネイティブのため、北米ツアーやアメリカの授賞式、テレビ番組出演の際にはジャニーと共にスポークスマンとして活躍する。
https://bio.to/markPR 

ヘチャン
NCT 127の最年少で、いつも元気なムードメーカー。頭の回転が早く、年上のメンバーにも臆さずイジる度胸もある、笑いにも愛嬌にも貪欲。韓国では“蜂蜜ボイス”と称賛されている超ハイトーンの美声は、NCT 127の曲には外せない。ボーカルの実力もバラエティ力も兼ね備えた最強の末っ子。
https://bio.to/haechanPR 

 
リパッケージアルバム『Favorite』がついにリリース！
 
 
そんな彼らが10月5日にリリースするリパッケージアルバム『Favorite』は、3rdアルバム『Sticker』に加えて、タイトル曲「Favorite」、「Love On The Floor」、「Pilot」の新曲３曲が追加収録される。
 
タイトル曲「Favorite (Vampire)」は物憂げな口笛から始まるR&Bベースのダンス曲。メロウなメロディに合わせて語られるのは、結ばれることのない悲劇的な恋物語。だが、そんな恋の終わりをもってしても、あなただけが自分のすべてで喜びであるとドララマチックに表現している。NCT 127の大人セクシーな魅力が味わえる曲。
 

「Love On The Floor」はメンバーのマークがラップメイキングに参加。愛する人に向けた気持ちをロマンチックなダンス曲に昇華した。「Pilot」は感覚的なビートとボーカルの感性がハマるミディアムテンポのR&B。愛する人のパイロットになって、いつでも旅をしているような幸せを味あわせてあげる、という甘いメッセージが込められた曲だ。
 
『Sticker』のタイトル曲「Sticker」も収録。リズミカルなボーカルとベースラインが印象的なヒップホップベースの曲で、マークとテヨンがラップメイキングに参加したことでよりNCT 127らしさも加わった。西部劇を近未来風にアレンジした不思議な世界観のミュージックビデオや、「地球の言葉でそれはLOVE」というインパクトのある歌詞も話題になった。

 
3rdリパッケージアルバム『Favorite』は、赤いカバーの「CATHARSIS」バージョンと青いカバーの「CLASSIC」バージョンの２種類がリリース。いずれもフォトブックが付属するが、バージョンによってコンセプトも衣装も完全に異なる写真になっているこだわりぶり。毎回、デザインセンスに定評のあるNCT 127なだけに、アートワークにもぜひ注目してみてほしい。

3rdリパッケージアルバム『Favorite』2021.10.25 ON SALE

 

【NCT 127 Information】
https://bio.to/nct127WE