DJ KOOのファン発案のサプライズバースデーパーティーが11日に開催。
都電荒川線の車両を貸し切り、手作りの装飾をまとった”DJ KOO号”でファンからKOOへサプライズを実施した。
 
荒川車庫前に集まった約10名のファンたちは緊張した様子で準備を進行。このパーティーへ参加するため、名古屋や大阪など、遠方からも駆け付けた。
「元々は、DJ KOO号を走らせたら面白いんじゃないかなと仲間内で話していて」と、当初はファン同士での取り組みとして考えていたようだったが、
「せっかくだったらKOOさんに乗ってもらいたいと思って。KOOさんの誕生日(8月8日)から1か月経ってしまったのですが、まさか実現するとは。本当に緊張です」とファンは落ち着かない様子。
 
電車の先頭には、KOOのアーティスト写真が飾られると、車内はミラーボールなどの華やかな装飾で彩られ準備は完了。
ファンがKOOスタイルのサングラスを身に着け、いよいよ「栄町駅」にてKOOが乗車。
 
テレビ番組のロケだと聞かされていたKOOは「え！何これ！？」と、驚きの表情を見せる。
ファンたちから「KOOさん、お誕生日おめでとう！！」と祝福の声が上がり、KOOの大好物であるパンで作られたバースデーケーキが贈られた。
KOOは「本当に全く分からなかった！すご～！ありがとう！！」と喜びを爆発させた。
 
その後、約1時間に渡って都電荒川線を走行しながら、サプライズバースデーパーティーを敢行。
ファンたちが自ら考えたTRFやDJ KOOに関連したクイズや大喜利のコーナーや、質問コーナーなどを実施。
また、1日のa-nationで初披露となったSAMとのJ-RAPユニット『B.O.C(SAM & DJ KOO)』のデビュー曲『NARIYAMA NIGHT』をKOOが生歌唱。さらにKOOのモノマネをするお笑い芸人・NASUMIがゲスト登場し、本人の前でモノマネを披露するなど、終始温かな雰囲気でパーティーは進んでいった。
車両が終着地点の荒川車庫まで戻ってくると、車両の前で、記念写真撮影を行い終了。
 
KOOはファンに対して「今日は本当に感激しました！ありがとう。実は今日9月11日は、僕が2017年に脳動脈瘤の手術をした日で。毎年この日になると僕は『生まれ変わったんだ、だから日々を大切に生きなきゃいけない』と思い出します。今年は、より大切な日になりました。本当にありがとうございました」と、何度もファンへ感謝の言葉を投げかけた。
 
ファンたちの目からも涙が溢れ、「ずっと健康で頑張ってください。一生応援します！」の言葉が投げかけられ、KOO本人にとっても、ファンにとっても最高のサプライズパーティーは幕を閉じた。
 
イベント終了後、DJ KOOに話を聞くと、「本当に感激しています。本当は僕から感謝を伝える場を作っていかなきゃいけないと思っているんですけど、こんなに愛を感じられて最高DO DANCE！！でした」と興奮冷めやらぬ中話した。
続けて「長年DJ、TRFをやってきて、そしてB.O.Cとしてもデビュー出来て、本当に続けてきて良かったなと。これからも皆さんの期待に200パーセントで応えていきたいと思いますし、その日の為に気持ちも体も、みんなが喜んでくれるための準備をしっかりしていきたいです」とKOOは力強く語ってくれた。
 
63歳を迎えても尚、パワーアップしていくDJ KOOの活躍に増々の期待が高まる。