【大塚 愛】21周年記念ライブ「本当に宝物です!みんながいる限り音楽活動を続けます!」 『大塚 愛 LOVE IS BORN ~21st Anniversary 2024~』
大塚 愛が9月8日に『大塚 愛 LOVE IS BORN ~21st Anniversary 2024~』を東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催した。
大塚 愛の誕生日が9月9日であり、デビュー日が9月10日であることから毎年恒例となっているアニバーサリー&バースデーライブ。デビュー20周年イヤーを駆け抜け、アーティストとしての活動のフィールドを広げ続ける大塚 愛。本公演では彼女の往年の代表曲から最新曲まで16曲を届けた。
夏の名残りと秋を感じる涼しい風が入り混じる気候の中、会場には大塚 愛のデビュー21周年を祝福しようと場内は満員のオーディエンスで溢れかえっていた。
ピアノインストゥルメント曲『trois』が流れる中、巨大なテントの中から黒をベースに白のドットのセットアップ衣装で登場すると「会いたかった―」と叫び、記念すべきライブのオープニングは『summer lovely days』で幕が開けた。
歌い上げると「元気―?」と呼びかけ、続けて自身の代名詞のサマーチューン『PEACH』を軽快にかき鳴らすと、オーディエンスも応えるように両手を挙げ、飛び跳ね一気に場内がヒートアップ。
そして最初のMCでは「すごく幸せ。今日来てくれてすごく嬉しい。だって最後の41歳だからみんなと過ごしたいじゃない」と感謝を伝え、「41の1が最後です。そして21周年の1公演目。だから始めて演奏する曲をやります」と話すと大塚らしく「初めてやるからどうなるかしらないけど」と笑いを誘いつつ、昨年リリースしたミニアルバム『marble』に収録されている『マゼンタ』初披露。続けて「みんなこの曲覚えているかな?みんなのことすごく好きって曲」と投げかけ、2009年リリースの『drop.』を披露し新旧織り交ぜたセットリストを序盤から展開。
少し間があった後「ごめん、待たせたね」と言いながら登場すると、「みんな私と一緒に歳を取ってるの知ってるんだから、そろそろ1回休憩入りたいでしょ」と、大塚が笑顔で話すと弾き語りコーナーへ。今回弾き語りで披露する楽曲はファンクラブで募りファンの意見で決めたという。「ファンクラブに入っていない人はこういうコミュニケーションが待っているからこれを機に入ってみてもいいんじゃない?」と投げかけ、大塚のバラード楽曲の中でもメッセージ性が強い『クラゲ、流れ星』を夕日のようなオレンジ色の照明に照らされながらしっとり歌い上げた。
これまで曲作りに対して「縛られるのが嫌で、自由でいたいと、もがきながら苦しんでいた時期もありました」と苦悩や葛藤があったことを吐露する場面も。それでも「自分で思うものでいいじゃん、みんなが1番。みんな求めているよと言ってくれて作った曲です。今でも私を自由にさせてくれる曲です。」と伝えると『羽ありたまご』を繊細なピアノの音色とともに溢れ出る感情を振り撒きながら歌い上げた。
そして夕暮れ時から場内が夜のようなマジックアワーのような世界観になると、リリース以降愛され続ける夏曲『プラネタリウム』ではブルーのライトに照らされ、無数の星がスクリーンに散りばめられた。続けて、満天の星空が映し出されると、リズミカルなトラックが特徴的な『星空レコード』では、スクリーンに映し出された星空に大塚が描いた油絵が次々と流れては消える演出と大塚の歌声が叙情的な世界を作り出された。
ライブが中盤に差し掛かると「1年に1度の感謝祭、全員集合の日、みんな元気だった?」と呼びかけると割れんばかりの拍手が起こり、観客からも「愛ちゃんも元気?」と投げかけられると「何とかなってる」と笑顔で応えた。
7月に20年の感謝の気持ちと次にバトンタッチするという想いで個展を開催した大塚。それを経て、今回のライブは新しい山に登る「山登りキャンプ」がテーマであると言い、朝、昼、夜とライブのシチュエーションを説明。
そして「今は夜なのね、みんなで夜にキャンプでやるものといえば」と問いかけ「キャンプファイヤー」と観客が呼応すると大塚が「火をつけてみます」と井桁型に組まれた薪のセットに点火し、4名のバンドメンバー達と焚火を囲うように座り思い出話で盛り上がった。そして「みんなで21年前に戻って、思い出してほしいということであの曲をやりたいと思います」と話し、焚火を囲いながら星空を見上げ、デビューシングルの『桃ノ花ビラ』をアコースティックに披露し場内を優しく包み込んだ。
歌い終えると、「ついにカウントダウンに入ってきましたよ。41歳でいられるのもあと数時間」と話すと、バンドメンバーから「シンデレラ」と突っ込まれ「うん、そうだ」と返し場内の笑いを誘う。そして「今日はお祝いをしに来てくれたんじゃない?」と集まったオーディエンスに投げかけると場内から「おめでとう!」とお祝いの声が行き交った。「この話をしたらあの曲しかないよね」と投げかけ『Birthday Song』を披露すると会場全体から手拍子と「ハッピーバースデー」の大合唱が起こり一気に祝福ムードに。曲の最後に焚火の火を消すとさらに大きな歓声と祝福の拍手が沸き起こった。
ライブはラストスパートへ。『妄想チョップ(ケンモチヒデフミRemix)』大沢伸一(MONDO GROSSO / RHYME SO)が大塚 愛に書き下ろしたコラボ楽曲『vanity(大沢伸一より)』カップリング曲の『フフフ』を連続で披露し大塚 愛の世界観が一曲ごとに広がっていく。
そして、太陽のように明るい照明が再び朝が来たかのように会場全体を照らすと大塚の「行くぞー」の掛け声で彼女のライブでは欠かせない『未来タクシー』を披露すると、オーディエンスも楽しそうに左右に手を振り会場は一体感に包まれた。
そして、「本当に今日来てくれてありがとう」とあらためて感謝を伝えると「最後の曲になっちゃった、私もめっちゃ久しぶりにやるからちょっと忘れてた」と話し、「みんなもいっしょに入ってもらわないと成立しない曲ナンバー2」と紹介し、ずっと俺たちバケーションだぜー」と叫び、隠れた名曲『ココ夏バケーション』をオーディエンスと一緒に歌い上げると、感謝の気持ちを込めて会場の全体に視線を送り、深々とお辞儀し、笑顔でステージを後にし、本編の幕は閉じられた。
オーディエンスがアンコールを求め「もう一回、もう一回」と大合唱を見せると、大塚が再びステージへ登場。「写真を撮り忘れたから、戻ってきました」と会場を笑わせる。
「みんなと過ごすこの時間が本当に宝物です!21年私と一緒にやってきてくれて本当にありがとうございます」と再び感謝の想いを伝え、「みんながいる限り、私は音楽活動を続けますから!22年目もやります!」と力強く宣言した。
そして「あの曲やらずに終わる気なの?」と投げかけ、何度も「あの曲やるの?」と問いかけると観客は「やるー!」とありったけの声で応えた。
往年の名曲『さくらんぼ』のイントロが流れ、金のテープが舞い上がると雰囲気は最高潮に。ステージ上も客席も笑顔で溢れかえった。大塚が客席にマイクを向け「せーの!」と振ると観客は「もう1回!」と絶叫!大熱狂の中、集まった観客と共に誰もが知る名曲を歌い上げ、大塚 愛の歴史を巡ってきたアニバーサリーライブは幕を閉じた。
22年目を迎えても尚、新たな山に登り挑戦と進化を続ける大塚 愛のこれからに期待したい。
<セットリスト>
01.summer lovely days
02.PEACH
03.マゼンタ
04.drop.
05.クラゲ、流れ星
06.羽ありたまご
07.プラネタリウム
08.星空レコード
09.桃ノ花ビラ
10.Birthday Song
11.妄想チョップ(ケンモチヒデフミRemix)
12.vanity
13.フフフ
14.未来タクシー
15.ココ夏バケーション
・アンコール
16.さくらんぼ
撮影:田中聖太郎
「大塚 愛 LOVE IS BORN ~21st Anniversary 2024~」U-NEXT独占見逃し配信
【配信時間】
見逃し配信
2023/9/22(日)18:30 ~2023/10/6(日)23:59まで
詳細はこちら▼
https://t.unext.jp/r/otsukaai
※視聴可能デバイスに関しては以下をご確認ください。
https://help.unext.jp/guide/detail/supported-devices-of-live-distribution
※ライブ配信には1時間に最大約5.5GBの通信量を消費します。当日はWi-Fi環境での視聴を推奨します。
※日時や配信内容は変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
<大塚 愛 公式サイト>
・公式X:https://twitter.com/ai_otsuka99
・公式Instagram:https://www.instagram.com/aiotsuka_official
・オフィシャルサイト:https://avex.jp/ai/
<大塚 愛 「THE FIRST TAKE」>
・大塚 愛 / プラネタリウム – From THE FIRST TAKE (音源)
https://avex.lnk.to/planetarium_thefirsttake
・大塚 愛 / さくらんぼーカクテルー – From THE FIRST TAKE (音源)
https://avex.lnk.to/sakuranbo_cocktail_thefirsttake
・大塚 愛 – プラネタリウム / THE FIRST TAKE (動画)
・大塚 愛 – さくらんぼーカクテルー / THE FIRST TAKE (動画)