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【画面越しにロックオン!】ときめき♡宣伝部の「ネットサイン会」に潜入!

2019.04.12
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インタビュー

エイベックスから新たにデビュー、そして初の両A面シングル「ときめき♡宣伝部のVICTORY STORY / 青春ハートシェイカー」が発売となった、ときめき♡宣伝部。全国でリリースイベントが行われていますが、4月6日(土)にはネットサイン会も行われました。「ネットサイン会って何?」という部分も含めてその模様をレポートするとともに、終了後にはメンバー6人に、感想やシングルの紹介、ライブへの意気込みなどもたっぷり語っていただきました!


アイドルが画面越しに呼びかけてサイン!


4月6日(土)午後、エイベックス本社の一室に集まったときめき♡宣伝部のメンバー6人とスタッフ。机の上にはCDジャケットの紙とサインペン、その他モロモロ。これから、ときめき♡宣伝部としては初となる「ネットサイン会」が開催されるのです。
 
リリースイベントやサイン会が行われるのに、開催地が住んでいるところから遠かったり、日程的にどうしても足を運べない……そんなファンの方々もいますよね。そんな方々のために、ネット上でサイン会を開催してしまおうというのが「ネットサイン会」。あらかじめサイトを通じて申し込んでくれた方のためにメンバーがサインをして、その模様をネット配信(今回はLINE LIVE)で生中継してしまうわけです。
 
でも、目の前でサインをしてくれて、手渡してもらえることがサイン会の魅力のはず。その部分をネットではどうやって補うの? そんな疑問を抱いていたんですが、メンバーの行動を見ていたら、その疑問はすぐに解消されました。お客さんは購入時に自分の名前(ハンドルネーム可)を登録しておいて、メンバーがサインを書く前と書いた後に、その人に向かってカメラの向こうから呼びかけてくれるのです。

例えば僕が購入して、「ぽんた」というハンドルネームを登録したとします(購入時にメンバーを一人指定しておきます)。そうすると、指定したメンバーがまず「ぽんたさん、書きますね!」と呼びかけてくれます。で、そのメンバーの写真が入った「アナザージャケット」に「ぽんたさんへ ●●」とサインを入れて、最後にそれを見せながら「ぽんたさん、書きました! ありがとうございました!」とまた呼びかけてくれて、1人分が終了というわけ。なるほど、これを生配信で見ていたら、「サインしてもらってる感」はかなり満たされますね!



というわけで、15時になってサイン会開始! 全体で約3時間の予定ですが、前半と後半に分かれて、メンバーのうち3人ずつがサインに挑みます。前半は青の辻野かなみさん(ニックネーム かなみん)、レモン色の藤本ばんびさん(ニックネーム ばんび)、赤の坂井仁香さん(ニックネーム ひとちゃん)の3人。残りの3人はテーブルの向かい側に座っているんですが、PC画面で配信の模様を見つつ、ファンの方々からリアルタイムで寄せられるコメントを読んだりしています。




待機中のメンバーはだんだんエスカレート!?




サイン中の3人は快調に書いていくんですが、見ていた3人のほうはだんだんとウズウズしてきて……まずは緑の吉川ひよりさん(ニックネーム ひよりん)が動いた! 自分の名前が入ったマフラータオルを持って3人の後ろを通過したり、また戻ったり。サイン中のメンバーは気付かないこともあったりして。紫の杏ジュリアさん(ニックネーム ジュリ)もタオルを持って通過、ピンクの小泉遥香さん(ニックネーム おはる)はなぜか赤・青・黄の3人分のタオルを首にかけつつ、自分のタオルを持って通過したり。



そんな「見切れ登場」もだんだんバリエーションが増えて、下からズズズズッとせり出すように現れたり、またズズズズッと消えたり。極めつけは拡大コピーされたひとちゃんの顔写真を顔面に貼って、赤のタオルを持って通過。ひとちゃんに見つかると、「正体はひよりんでしたー!」って、すぐ分かります(笑)。
 
生配信のコメントにも反応するメンバーたち。土曜の午後なので「バイト終わったよー」という声があれば「お疲れ様ー!」。「誕生日祝ってー!」「おめでとー!」など、こういうのもファンの皆さんにはうれしいですね。そうこうしていくうちに時間も経ってきて、開始から1時間が経つ頃にはだいぶサインも進んできました。生配信の視聴者数もどんどん増えていき、その数にも喜ぶメンバーたち。さあ、前半のメンバーはもうちょっとです!



待機メンバーの行動もさらにエスカレート。ひよりんとジュリの2人はなぜか、映画館で流れる「no more 映画泥棒」のパフォーマンスを始めるし、ひよりんは何と観葉植物の鉢を抱えて現れるしと、やりたい放題(笑)。またコメントの「ぷく顔やってー!」という要望に応えて、アップでぷく顔を見せたり。



そんな中、4時25分にはひとちゃんが「書き終わりましたー!」とフィニッシュ! かなみん、ばんびもやがて自分の枚数を終えて、彼女たちの席にはおはる、ジュリ、ひよりんが入って書き始めます。


サインを持っての画像もプレゼント!




サインを書き終わったメンバーはお仕事終了……というわけではありません。彼女たちはすぐに別室に移って、今自分が書いたサインを1枚ずつ持って写真撮影。この画像データも、購入者の元に送られるというわけなのです。
 
 なので、この「ネットサイン会」で購入すると何が起きるかというと……
◎メンバーが自分の登録名を呼びかけてサイン開始を知らせてくれる。
◎自分の登録名入りでサインをしてくれる。
◎また登録名を呼びかけてサイン終了を知らせてくれる。
◎書いたサインを持って撮った写真のデータがメールで送られてくる。
◎サインが入ったアナザージャケットの紙が郵送で送られてくる。
 と、ここまでがワンセット! 好きなメンバーにこれだけしてもらえたら、もう天国ですね!

後半担当のおはる、ジュリ、ひよりんの3人がペンを走らせる中、かなみん、ばんび、ひとちゃんも撮影を終えて部屋に戻ってきました。ひとちゃんはコメントを次々に読んで返事をしまくったり(これもうれしい!)、ばんびは後ろからサイン中のメンバーにちょっかいを出したり。終了の6時が近づくと、まずおはるがフィニッシュ、次にひよりんがフィニッシュ。彼女たちも撮影に向かいます。



スタートが遅かったジュリが最後に残ると、空いた席にばんびやひとちゃん、かなみんが次々に座ってジュリを応援。みんな優しい!
 
そして5時55分、ついにジュリもフィニッシュして全員分のサインが終了! 最後はみんなでカメラの前に並んで、見てくれていたファンの皆さんに挨拶。そして1人ずつカメラの前でアップを披露し、「スクショタイム!」。それも終わって、最後に締めの挨拶をして、いよいよネットサイン会も終了。最終的には約5000人という視聴者数でした。



ファンにとってはいろいろとたまらない要素がてんこ盛りのネットサイン会。もちろん配信を見ているだけでも楽しいんですが、当事者になったら満足度は半端ないはず! 皆さんもお気に入りアーティスト、アイドルのネットサイン会が開催された際には、参加してみることをオススメします!


「ファンのみんながそこにいるつもりで、サインしてました」


というわけで、3時間のネットサイン会を終えたメンバーにお話をお聞きしました!
 
──お疲れ様でした! 終わった直後なんですが、まずはネットサイン会の感想をお願いします!

坂井 普通のサイン会はやったことあるんですけど、ネットサイン会というのは初めてで。これだと遠方の方とか、サイン会には来にくい人にもサインを書くことができて、すごく今っぽいし、いいなと思いました。
 
吉川 どこでもつながれるからね。
 
坂井 そうそう。
 
辻野 あとでサインを持った写真を撮ってお送りしているんですけど、記念がいっぱい増えていいなと思います。
 
──普段のサイン会だと直接対面できるといううれしさがありますが、ネットサイン会だとハンドルネームをたくさん呼んでもらえるので、それはそれでファンの方はうれしいだろうなと思いました。
 
小泉 そうですね。
 
坂井 普段、あんなに呼ぶことないもんね(笑)。
 
──通常のイベントとは、気持ちの面で違うものですか?
 
吉川 画面越しにファンの方たちが見てくれてると思うので、「見てくれてるんだな」という気持ちは変わらなかったです。
 
坂井 やる気持ちとしては、直接目の前にいないというだけで、みんながいるつもりでやってたので、そこはそんなに違った感じではなかったと思います。
 
──むしろ、通常のイベントより自由度が高かったのでは?(笑)
 
全員 (笑)
 
吉川 今回、3人ずつだったので、待機してる3人はやっぱり画面に出たくなっちゃう気持ちがあって、今回は自由にやらせてもらいました(笑)。
 
小泉 自由すぎたけどね(笑)。
 
坂井 観葉植物とか出てきてたじゃん!
 
小泉 植物が出てきて、「どうしたんだ!」と思って(笑)。
 
吉川 意外と軽かったんですよ(笑)。
 
 
その地方にちなんで披露する“ネタ”とは一体?
 
  
──ネットサイン会だけでなく、リリースイベントなどの回数も増えていますが、そちらでの反響はどうですか?
 
小泉 ありがたいことに、「人が多くなったね」って言われるようになったのと、女の子がすごく増えたんです。
 
 そうだよね!
 
坂井 「乙女エリア」っていう女性限定エリアがあるんですけど、そこがどんどん大きくなっていってたり、「初めて来たよ!」っていう方が多くて、それがすごくうれしいですね。それとイベントでは、今回からひよりんが、ライブの最初のほうに……
 
吉川 ネタをやるんですけど……
 
藤本 芸人さんみたいに言ってる(笑)。
 
坂井 自信満々に言わないで(笑)。



吉川 その土地に合わせるんですよ。例えば京都だったら「教頭」の格好で登場したり、名古屋ではスガキヤのマスコットの「スーちゃん」の格好をして登場したりっていうのを、今回からやらせていただいているので、装備とかも……
 
辻野 装備!(笑)
 
吉川 格好とかもけっこう本格的なんですよ! そこに力を入れていただいているので、ありがたいなと思ってます(笑)。
 
──ネタってそういうことなんですね(笑)。各会場でのウケはどうですか?
 
吉川 私、ウケたかウケなかったかをけっこう気にするタイプなんですけど、ウケた時ははけた瞬間に「よっしゃー!」って思ったり、「今日はちょっとウケなかったなー」とか(笑)。でも握手会で「今日はよかったよ!」って言ってくださる方が多いので、次回も頑張ろうと思って全力でやらせていただいてます!
 
小泉 ホントに芸人さんみたいになってますね(笑)。
 
──杏さんは昨年10月に加入して、現メンバーでは一番の新メンバーということになりますが、このネタをどう思ってますか?
 


 面白いと思います! 面白いときは面白いし、面白くないときは「ちょっと面白くないな」と思います(笑)。
 
坂井 言っちゃうんだ!
 
吉川 正直でいい!(笑)
 
──さて、4月10日に「ときめき♡宣伝部のVICTORY STORY / 青春ハートシェイカー」が発売されました。両A面シングルということなので、3人ずつで「VICTORYチーム」と「青春チーム」に分かれてもらって、それぞれの曲をアピールしてもらいたいと思います。
 
辻野 どう分かれる?
 
坂井 じゃあ「グッとパー」で分かれようか。
 
全員 「グッとパーで分かれましょ!」(と、全員がグーかパーを出す。2回目で3人ずつに)
 
──あっ、分かれましたね!
 
坂井 じゃあおはるとぴよがジャンケンして、勝った方が「VICTORYチーム」ね。ジャンケンポン!

小泉 勝った!
 
坂井 ばんびとひとかとおはるが「VICTORYチーム」ね。
 
──話してもらう前に、今のチーム分けが恐ろしく手慣れてましたね! 「グッとパーで分かれましょ!」の声も全員ピッタリ揃ってましたし(笑)。
 
辻野 チーム分けをする機会が多いので、慣れてるんですよ(笑)。
 
 
メンバー自身が語るシングル収録曲の魅力!
 
 
──なるほど!(笑) では先に「ときめき♡宣伝部のVICTORY STORY」のアピールを!



小泉 ハイ! タイトルの「VICTORY STORY」は「勝利の物語」という意味で、二代目ときめき♡パープルのジュリアが加入してからの私たちの決意を歌った曲になっています。だから力強い歌詞だし、「ちょっと落ち込んだりもするけど、そんなことにも負けずに頑張っていこう」という内容なので、自分自身も勇気づけられて、好きな曲です!
 
坂井 おはるが言ってたとおり勇気づけられる曲で、とき♡宣らしさが詰まってる曲だと思います。曲のテンポ感だったり雰囲気だったり、そういうのがすごくとき♡宣っぽくって、好きだなと思います。私が特に好きなところがあって、落ちサビなんですけど、そこをぴよとおはるが歌ってるんですね。私はレコーディングの前から、「この2人に歌ってほしい」ってずっと思ってたんですよ。そしたら本当に2人に歌ってもらえることになって! そこのメロディも好きですし、そこはみんなが2人を見てる振りつけになってて、ライブ中そこではいつも感動してます(笑)。
 
藤本 もう一曲の「青春ハートシェイカー」が甘くて「恋愛!」って感じの曲なんですけど、こっちは「元気!」っていう感じで真逆のジャンルです。この曲の注目ポイントは、サビを2人ずつで歌ってるんですよ。気付いてる人、いるのかな? 2人で歌うのが、聞くのも歌うのも、1人とも全員とも違う感覚があって、すごくエモーショナルな感じなんです。目を合わせて歌うし、歌ってても「あ、来る!来る!」って一つの楽しみになってます。
 
小泉 MVも、今回初めてストーリー仕立てになってるんですよ。ときめき♡宣伝部を本当の部活に見立ててお芝居をしていて、学校で撮影させていただいたんですけど、それも「青春ハートシェイカー」とは別の意味の“青春感”があって、そこも好きだなって思います。

──では負けずに「青春チーム」もお願いします!



辻野 「ときめき♡宣伝部のVICTORY STORY」とは反対で、今っぽい女の子の恋愛ソングなんですけど、いろんな恋愛の気持ちを歌っていて、「ハートシェイカー」というぐらいで心がかき回されちゃうぐらいもどかしい感じが、今恋をしている方でも、青春時代に恋をしたなーという方でも、その時の気持ちを思い出せる歌になっています。振り付けも、ファンの方と一緒にやりやすい、真似をしやすい振りになっていて、ライブでも盛り上がる一曲です。
 
 この曲は私が出ている初めてのMVなんです。遊園地で撮影させていただいて、「どんな感じなんだろう?」って少し緊張していたんですけど、楽しくて、自然な感じにできたかなと思います。曲自体はかなみんも言ったようにもどかしい恋の気持ちを歌ったものなんですけど、まだ恋を経験したことのない、「恋ってどんな感じなんだろう?」って子でも、「ああ、こんな感じなんだろうな」って、聞いてて楽しくなるような曲です。もちろん恋をしてない人でも楽しめる曲です!
 
吉川 サビが「自分自身が嫌いでも良い気がした/君のこと好きになれたから」ってなっていて、後ろ向きなんだけど前向きなサビに向かって盛り上がっていくところがすごく好きです。けっこうパワーを使うような、息切れしちゃうぐらいハードな曲なんですけど、歌ったり踊ったりしていてファンの方との一体感も生まれるような曲だと思うので、ライブハウスでやるのが本当に楽しみです。
 
坂井 それホントに分かる!

吉川 ファンの熱気ととき♡宣の熱気が合わさって、「もっと回せ~!」って大変なことになると思います。それと、遊園地で撮影したMVは歌詞に合わせてコーヒーカップで「もっともっと回せ♪」ってやってて、デート感覚も味わえるものになっているので、ぜひそちらも見ながら楽しんでいただきたいと思います。
 
小泉 両A面になるって知らされて、メインになる2曲を初めて聞いたときに、どっちもよすぎて、「これ、どっちがメインになるんだろうね」って言ってたんですよ。で、「ときめき♡宣伝部のVICTORY STORY」のほうになったので、「あ、なるほどなあ!」と。でも「青春ハートシェイカー」になったって言われてても、「あ、なるほどなあ!」って思ってたと思うんですけど(笑)。
 
坂井 どっちかというと「ときめき♡宣伝部のVICTORY STORY」のほうがとき♡宣らしさがあるからメインになったのかなあと思いました。
 
吉川 ジュリアが入ってから初めてのシングルでもあるし、エイベックスさんで初めてのシングルでもあるので、トータル的に初めてのことが多かったり、新たなスタートとして一番ピッタリなときだったと思うので、「ときめき♡宣伝部のVICTORY STORY」でよかったなと思ってます!
 
──それから曲としては、CDのTYPE-Cどんふぃく盤に「ドンフィクション」が、TYPE-Dむちゅう盤に「きみに夢中ガール」が、そしてTYPE-Eすぷりんぐ盤には「Springood!」が収録されていますね。それぞれの曲について、代表して「話したい!」という方に話していただければ。
 
辻野 「ドンフィクション」は、私たちが初めてドラマ主題歌を担当させていただいた曲で、「タイムラインを遡って」とか、昔だったら絶対に出てこないような歌詞を使って、今っぽいかわいらしい恋愛を歌っています。ドラマにもピッタリだったんですけど、いい曲なんですよ。かわいらしい恋愛ソングですね。
 
吉川 「きみに夢中ガール」は、最初、「ほんと迷惑」っていう歌詞から始まるので、それだけ見たら何か怖い歌なのかなと思うんですけど、その歌詞さえもテンポ感と曲調で柔らいでいるんですね。すごく強い言葉なんですけど、音楽に合っていて、ファンの方に突き刺さるようなフレーズが入っていると思います。途中で「右回り 左回り」って歌詞が出てきて、そこもファンの方と一緒に踊れる振り付けになっているんです。「ここはこんな風に盛り上がってください」ってレクチャーする動画を公開したので、みんな完璧に覚えてくださっていて、ライブでもすごく盛り上がる曲になりました。

──一人だけ反対を向いたりしないようにしないとですね。
 
小泉 それはたまにメンバーがやります(笑)。
 
──そうですか(笑)。「Springood!」は?



坂井 すごくいい曲なんですよ。私は特に2番の歌詞が好きで、今の私たちのことを歌ったような歌詞になってるんです。ライブで歌っているときも、自分たちの気持ちをファンの皆さんに伝えているような気持ちになれて、歌っていてすごく楽しいし、特に歌い出しをおはるが歌ってるんですけど、それがすっごく素晴らしくて、いつもイヤホンで聴いてて「ああ、おはるの歌声はいいなあ」って癒されてます。
 
小泉 すごく春に合っている曲で、この時期は新生活とかが始まる方もいらっしゃると思うんですけど、そういう方たちにピッタリな曲だと思います。新しいことを始める時って、不安とか心配とかがつきものですが、それすらも楽しみとか、「もうちょっと頑張ってみようかな」っていう気持ちに変えて、そういう皆さんの背中をちょっとでも押せる曲になっているので、聞いて少しでも前向きになってもらえたらうれしい曲です。
 
 
仙台でのライブが楽しみな理由とは……
 
 
──さて、これらの曲を引っさげて5月2日からはいよいよ全国5都市で6日9公演の「春のライブハウスロックオンツアー2019」が始まりますね。
 
小泉 私たちもずっとライブをしていて、特にライブハウスではお客さんの熱気を感じられるというか、ファンの方との一体感もすごく感じられるので、アツアツなセトリにしたいですね。みんなで一緒に踊れる曲とか、みんなと一緒に何かができるツアーにできればいいなと思ってます。
 
 ライブハウスのツアーは、私は初めてになるんですけど、すごく楽しみだし、いろんなところに行くことで、その地域の方とも会えるのも楽しみですね。9公演全部内容が違うので、盛り上がって楽しそうだなって思ってます!
 
──藤本さんはどうですか?
 
藤本 5月2日の初日が仙台なんですよ。東北に行くのって、けっこう久しぶりですよね?
 
辻野 そうだね。
 
藤本 全部楽しみなんですけど、仙台さんは……
 
──さん付け!
 
藤本 (気にせず)特に楽しみですね!
 
坂井 何で何で?
 


藤本 「萩の月」と牛タンが大好きなんですよ。だからやっと会えるなーって!
 
坂井 ばんび、ライブについて聞かれてるんじゃないの?(笑)
 
全員 (笑)
 
藤本 大丈夫です! 春ツアーは前回も裏話とかの企画もあったので、それを超える企画を……まだ詳しくは言えないんですけど、楽しみにしてもらいたいなって思います!
 
──食べ物が楽しみな土地だと、より気合いが入る感じ?
 
藤本 いえいえ、全然全然!
 
坂井 全部楽しみだけど、食べ物もあるとさらに気合い入るよね!
 
藤本 さらにね! 全部ワクワクなんですけど、その土地に着くと「おお~、♪はっぎのつきっ、だな!」って、楽しみ感がより増すって感じですね!
 
 
12月の中野サンプラザに向けて走る!
 

──その先に決まっているのが、12月21日、中野サンプラザでの「ときめき♡宣伝部のどきどき♡クリスマスパーティーvol.5 in 中野サンプラザ」(通称・ときクリ)ですね。

小泉 今年は12月に発表されて、約1年かけてそこに向かって突き進むということにも意味があるような気がしています。2000人以上のキャパを満員にしたいという挑戦をしています。やっぱり難しいことだとは思うんですけど、そこを越えられないとその先の景色も見えてこないから、ライブハウスツアーも大事なステップにして、12月に向けて頑張っていきたいという思いは、6人全員、すごく強いと思います。
 
──でも今日のネットサイン会は4998人、ほとんど5000人の人が視聴してくれたわけじゃないですか。
 
小泉 5000人の方が来てくれたら、中野サンプラザも余裕だよね!(笑)
 
 そうそう!
 
吉川 いっつも思うよね!
 
藤本 しかも今日の配信はけっこう長い時間だったじゃないですか。それを5000人も見てくれてるんだから、ライブはもっと楽しいと思うんですよ! だから全員までは行かなくても、8割・9割来てくれたらすごいことになると思うので、ぜひよろしくお願いします!
 
辻野 その通り!
 
──「半分でも」と言うのかと思ったら、8割・9割はかなりなものですよ(笑)。でも、自分たちが成長してきているという手応えとか実感はあるんじゃないですか?
 
小泉 いやもう、エイベックスさんに、相当恵まれた環境にいさせていただいているので!
 
吉川 エイベックスさんからはすごくチャンスをいただいていると思うので、そこを生かすのは私たち次第ですからね。
 
坂井 頑張ります!
 
小泉 こうやってメディアの方にインタビューをしていただく機会も、最近多くなってきてすごくありがたいです。それに関東近郊だけじゃなくて地方とかに行っても街なかのビジョンとかに映していただいてたりするので、それもすごく大事なことだと思っていて。もちろん、今のファンの方々もすごく大好きだけど、まだ私たちのことを一度も見たことない方とか、全く知らないという方にも、「私たちがときめき♡宣伝部です!」っていうのをちょっとでも知っていただければと思ってるんです。今年はそういう方々にも見ていただける機会を増やしていければと思っています。
 
──では最後に、エイベックスへの移籍、両A面シングルの発売、ライブハウスツアーに12月の中野サンプラザと、何かと盛りだくさんですが、ここからどんなものを見せていきたいか、お一人ずつお願いします。



辻野 今回、エイベックスさんから新たにデビューさせていただいたのと、ジュリアも入ってきてくれたっていうことで、いい形でスタートを切ることができている感じがしていて、自分たちも身が引き締まる思いがしますし、私たち自身もこの先が楽しみになるスタートだと思っています。この感じをキープしつつ、私もさらにスキルアップなど頑張って、少しでも「あっ、とき♡宣にロックオンされたな」って思ってもらえるようにしたいです。そこから中野サンプラザにつなげられる2019年を過ごしていけるように頑張りたいなって思ってます!

藤本 エイベックスさんにはいっぱいチャンスをいただいてるなって思ってて、今までにない、また新しいチャンスだなと思ってます。アイドルに全然興味を持っていない方にも興味を持ってもらうっていう点では、とき♡宣は清楚……清楚? ……初々しくはないんですけど清楚な感じだと思うので、そういう人たちにも目を向けてもらえればと。パフォーマンスも、そのチャンスにちゃんと追いついて、ライブに向かう気持ちとかも成長させていく必要があるのかなって思っていて、今までの「頑張るぞ!」とはまた違った部分に目を向けていければなと思ってます。

坂井 今回、エイベックスさんからデビューさせてもらったり、メディアとかにもいろいろ出させてもらったり、スタッフさんからすごくチャンスをもらって、すごく恵まれた環境にいるので、これをムダにしないでみんなの期待も裏切らないように、パフォーマンスをもっと上げていきたいなと思ってて。一人一人もそうですし、6人のパフォーマンスももっとレベルアップして、初めて見た方にも「この子たち、何かいいな」って思ってもらいたいんです。個人的には、私はもっと歌のテクニックを身につけていきたいなと思っているので、歌もダンスももっとカッコよくできればいいなと。中野サンプラザでは、スタッフさんをはじめ私たちのことを今までずっと支えてくれた方にも「ありがとう」って感謝の気持ちを伝えたいし、「これから私たちと一緒にVICTORY STORYを作っていこう!」っていうのを伝えられるようなライブをしたいなと思ってます!

小泉 いろいろ環境が変わる中で、変わらないものが一つだけあるとすると、みんなが前向きに夢に向かって頑張っていこうという気持ちは結成当初の頃からずっと変わっていないんです。それをずっと見守ってきてくれているファンの方もたくさんいて、私たちはその方たちに元気を与えようと頑張っているけど、実際にライブをすると私たちが元気をもらうことばっかりなんですよ。だから、満員の中野サンプラザのステージに立って、「ありがとう」の気持ちを伝えるのはもちろんのことなんですけど、やっぱり一つの目標を乗り越えたというのを実現したくて、その意味でも今年は勝負の1年になるかなと思っています。「勝負をしてる」って思っていたら、今のところ、だいぶいい方向に来ているなって自分でもちょっと思うので、これをバネに、さらにいい進歩を続けていけるように。ちゃんと一つの目標を乗り越えて、次の目標に行けるように、そしてそんな私たちのことを応援したいなって思ってくれる人が増えていくように、頑張っていきたいなって思います。
 
 去年のクリスマスライブの時は、私は加入してまだ2ヵ月ちょっとしか経ってなかったこともあって、まだ他のメンバーに追いつけてなかったところもあったと思うんですよ。でも今年はすごくいいチャンスをたくさんいただけているので、それをちゃんと自分たちで吸収して、期待に応えられるようにしたいです。ニューシングルも発売されたし、握手会とかリリースイベントとかで地方も行かせていただいたし、これからも全国のいろんなところに行く機会があると思うので、たくさんの新しい方に「ときめき♡宣伝部を応援しよう」って思ってもらって、そのファンの方たちと一緒に年末の中野サンプラザを成功させたいと思っています。ライブハウスツアーもありますし、いろいろとライブもあると思うので、そこでしっかり大きくなって「去年と違うね」って、「大きくなったね」って言ってもらえるように、これからの期間も気合いを入れて頑張っていきたいと思ってます!

吉川 エイベックスさんに所属させていただいて、ありがたい気持ちで一杯なので、所属させていただいたからには、「とき♡宣のいいところをエイベックスさんに見せたい!」って気持ちがすごく強いんです。なので、中野サンプラザとかも、結成当初からいるメンバーはもう5年になるので、(一部メンバーから悲鳴)、そろそろ花を咲かせたい!
 
小泉 ホントそれ!
 
吉川 つぼみはできたので、咲かせたくてしょうがないんですよ! 私たちもたくさんの人を笑顔にしたいからこそステージに立っていて、私たちを見てくれている宣伝部員さんたちをもっともっと笑顔にしたいなと思っているので、満員の中野サンプラザで、たくさんのオレンジのペンライトが光る景色を見たいですね。今年の目標は中野サンプラザで、そこに向けて走っているので、もっともっと突っ走っていきたいと思います。そこでエイベックスさんに「とき♡宣っていいね!」って言ってもらえるように、あと半年ちょっと、頑張っていきたいです!
 
撮影 長谷 英史


avex 1st Single 「ときめき♡宣伝部のVICTORY STORY / 青春ハートシェイカー」
2019/4/10リリース!

 
◎TYPE-A ときめき盤(CD+DVD) ※初回生産限定盤            
AVCD-94408/B ¥3,000(TAX IN)
◎TYPE-B どきどき盤(CD+VR) ※初回生産限定盤
AVCD-94409 ¥2,500(TAX IN)
◎TYPE-C どんふぃく盤(CD)
AVCD-94410 ¥1,000(TAX IN)
◎TYPE-D むちゅう盤(CD)
AVCD-94411 ¥1,000(TAX IN)
◎TYPE-E すぷりんぐ盤(CD)
AVCD-94412 ¥1,000(TAX IN)


ときめき♡宣伝部 春のライブハウスロックオンツアー2019開催決定!
♡公演情報♡
【日程】5月2日(木・祝)
【場所】darwin(仙台)
【時間】開場15:30/開演16:00
 
【日程】5月3日(金・祝)
【場所】梅田クラブクアトロ(大阪)
【時間】開場16:15/開演17:00
 
【日程】5月5日(日)
【場所】名古屋クラブクアトロ(名古屋)
【時間】開場15:30/開演16:00
 
【日程】5月6日(月・祝)
【場所】渋谷クラブクアトロ(東京)
【時間】(昼公演)12:15/13:00 (夜公演)16:15/17:00
 
【日程】5月12日(日)THANK YOU SOLD OUT!!
【場所】渋谷クラブクアトロ(東京)
【時間】(昼公演)12:15/13:00 (夜公演)16:15/17:00
 
【日程】5月18日(土)
【場所】DRUM Be-1(福岡)
【時間】(昼公演)12:30/13:00 (夜公演)16:30/17:00
 
■2019年「ときクリvol.5」開催決定!
2019年12月21日(土) 中野サンプラザ(東京)           
 
【ときめき♡宣伝部オフィシャルサイト】
http://toki-sen.com
【ときめき♡宣伝部オフィシャルTwitter】
https://twitter.com/sendenbu_staff
【ときめき♡宣伝部オフィシャルBLOG】
http://lineblog.me/sd_tokisen/
【ときめき♡宣伝部オフィシャルInstagram】
@tokisen_sd
【ときめき♡宣伝部公式YouTubeチャンネル】
「とき宣ロックオンちゃんねる」
https://www.youtube.com/channel/UCPO-HYS3fdDIKlMMgpcCzdg
 

 
高崎計三
WRITTEN BY高崎計三
1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。

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