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【FC町田ゼルビアvsFC東京】音楽とサッカーの融合、「エイベックス・マッチデー」でMAXとGirls²×Gorieがライヴパフォーマンスを披露

MAX、Girls²×Gorie
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【FC町田ゼルビアvsFC東京】音楽とサッカーの融合、「エイベックス・マッチデー」でMAXとGirls²×Gorieがライヴパフォーマンスを披露

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11月9日、国立競技場でのJ1リーグ公式戦・第36節「FC町田ゼルビアvsFC東京」の一戦は、昨年7月に続いて「エイベックス・マッチデー」として開催。昨年はDa-iCEによるライヴパフォーマンスなどエイベックスならではの演出が多数施されたが、今年もMAXとGirls²×Gorieによるライヴパフォーマンスが行われるなど、エイベックス・マッチデーならではの演出で、同じ東京都に本拠地を置き“新東京ダービー”と呼ばれる一戦を盛り上げました。その模様をレポートします。

「エイベックス・マッチデー」はゼルビアのトップパートナーであるエイベックス・エンタテインメント株式会社協力のもとで行われ、エイベックス所属のアーティストやタレントが出演し、試合以外にも様々なイベントが実施される。昨年の「エイベックス・マッチデー」では当時クラブ史上初となる4万人を超えるサポーターが国立競技場に集まり、今年も46838人(主催者発表)のサポーターが集結し、ゼルビアとしては最大規模のビッグマッチとなった。

最寄り駅である千駄ヶ谷駅から国立競技場までの東京体育館エリアには様々なスタジアムグルメを楽しめる「ゼルビアグルメパーク」があり、競技場の入り口にはゼルビアのマスコットキャラ・ゼルビーをモチーフにしたゼルビードームなど、子供たちも楽しめる遊具やアトラクションが用意された。

競技場内に足を踏み入れれば、落ち着いた雰囲気で試合を観戦できるプレミアムラウンジもオープン。空港のラウンジのような場所で食事とお酒を楽しみながら、サッカー観戦も出来る。そんな通常とは一味違う空間も「エイベックス・マッチデー」ということで、エイベックス・クリエイティヴ・ファクトリーがプロデュースしていた。

そんな様々な催しものを楽しみつつ、試合開始のホイッスルを待っていると、ゼルビアのスタジアムMCを務めるDJのmotsuがDJプレイで客席を徐々に盛り上げる。そしてGirls²×Gorieがスペシャルライヴに登場した。

ライヴ前にGorie、Girls²から鶴屋美咲、山口綺羅、小田柚葉の3名が囲み取材に出席。小学生時代に女子サッカーをやっていたという鶴屋と小田は「皆さんの熱を試合前にバーッ!と上げられるように、精一杯パフォーマンスしたいです」(鶴屋)、「しっかり選手の皆さんを応援しつつ、エールを送ることができるように頑張ります」(小田)と話し、Gorieも「Gorieのことを知っている・知らない関係なく、Girls²のみんなとパフォーマンスを見せて、ファンのみなさんを興奮させたまま試合を見ようという空気を作れたらと思います」と意気込みを語った。

Gorie

「今日はたくさんのお客さんが入るということで、年齢的に踊っている時に筋を伸ばさない、肉離れをしないこと。この冷え込みで半袖で急に動くと危ないので、そこだけ気をつけています。Gorieのことを知っている・知らない関係なく、Girls²のみんなとパフォーマンスを見せて、ファンのみなさんを興奮させたまま試合を見ようという空気を作れたらと思います」

鶴屋美咲

「私たちにとって国立競技場でパフォーマンスさせていただくのは今回が初めてで、すごく緊張もあるんですけど、皆さんの熱を試合前にバーッ!と上げられるように、精一杯パフォーマンスしたいです」

山口綺羅

「私もサッカー観戦がすごく好きで、生で国立競技場という大きなステージでパフォーマンスさせていただくことがすごく嬉しいですし、今回Gorieちゃんも一緒にパフォーマンスしてくれるので、しっかり選手の皆さんを応援しつつ、皆さんのパワーになれるように頑張りたいと思います」

小田柚葉

「2人が言ってくれているように、Girls²として初めて国立競技場のステージに立たせていただくということで、そしてGorieちゃんも一緒にパフォーマンスできることをすごく楽しみにしていました。しっかり選手の皆さんを応援しつつ、エールを送ることができるように頑張りたいと思います」(小田)

この言葉通り、Girls²×Gorieは1曲目の「♡桃色片想い♡」でスタジアムを盛り上げると「PECORI NIGHT」でサポーターたちの熱気にさらなる火を点けた。

試合前半はスコアレスで折り返し、ハーフタイムにはGirls2×Gorieに続いてMAXがスタジアムに登場。ライヴ前の囲み取材ではMAXとして初の国立競技場でのライヴパフォーマンに向けて各メンバーが意気込みを語っていた。

REINA

「私はサッカー観戦がすごく好きなので、今日は町田を全力で応援して、サポーターの皆さんと気持ちを一つにして盛り上がりたいと思っています」

MINA

「私は数えるぐらいしかサッカー観戦をしたことがないので、今日はめちゃくちゃ楽しみにしてきました。今から皆さんと一緒に盛り上がるのが楽しみです」

LINA

「ハーフタイムショーは初めてで、サポーターの皆さんと選手の皆さんの力になれるように応援していきたいと思います」

NANA

「今回のショーが決まった時、MAXファンの方も結構サッカーファンが多くて一緒に盛り上がりたいというコメントをXでもいっぱいもらったので、私たちは歌とダンスで今日の試合を盛り上げたいと思います」

ライヴ前に「リハーサルの時に思っていた以上にスタジアムが広くて、どうやったら後ろの席まで(歌が)届くかな?と思ったんですけど、懐かしい曲も用意してきたので、私たちの曲で1つになれればなと思っています」と話していたNANAだったが「GET MY LOVE!」~「TORA TORA TORA」~「Ride on time」のメドレーでサポーターたちを盛り上げた。

試合後半も一進一退の攻防が続き、0-0とスコアが動かなかったが、後半42分にカウンターからFC東京の安斎颯馬がゴールを決めて先制点を奪う。1点を追いかける展開となったゼルビアも藤尾翔太を投入して同点を目指すが、無念のホイッスル。終了間際の失点で惜しくも敗戦を喫した。第32節のファジアーノ岡山戦以降、勝ち星から遠ざかっているゼルビアだが、エイベックス・マッチデーでは多くのサポーターが声援を送り続けた。試合終了後、Girls²とMAXはそれぞれ連名でライヴ、そして「エイベックス・マッチデー」の感想をこう語っている。

Girls²

「初の国立競技場での大きなステージでとても緊張したのですが、素敵な環境でパフォーマンスさせてもらえてとても嬉しかったです。今回はGorieちゃんも一緒ということで『PECORI NIGHT』を披露させていただいた時には手拍子をしていただいたりと、貴重な時間でした。とにかく広くて開放的な国立競技場でのパフォーマンスは気持ちよかったです。(菱田、山口)

(通常のライヴとの違い)私たち自身、国立競技場でパフォーマンスさせていただくことが初めて、かつ4万7千人の前でパフォーマンスするというところが普段と全く違うところでした。盛り上がりや色んな音も聴こえて、会場の広さをとても感じました。今回はGorieちゃんと一緒にライヴに立たせていただいて、貴重な機会をいただけたことが本当に嬉しいですし、少しでも選手の皆さんへのエールになっていたら嬉しいです。(小田、隅谷)

(音楽とスポーツ、異なるジャンルで盛り上げることについて)このような機会をいただけて本当に光栄です。私たち自身スポーツ観戦が大好きでよく行くのですが、会場に何万人というお客さんがいるのに“ひとつのプレー”で全員の感情が同じ方向になる瞬間があると思います。『わー!』や『惜しい!』や『まだいける!!』など、そこにいる全員が、同じ温度で同時に声を上げるあの感じ。あれは本当にいつ見ても鳥肌が立ちます。

あの時の空気は実は音楽のライヴにも近いものを感じていて、ジャンルが違っても、心が震える“瞬発力”みたいな根っこの部分は同じなんじゃないかなと思っています。音楽とスポーツはジャンルこそ違いますが、どちらも人の心を動かす力があると思います。これからもスポーツ、サッカーの一ファンとして音楽と共にさらに盛り上げていけたらなと思っています。(小川、増田)

(会場に来たファン、サッカーファンに向けて)サポーターの皆さんの熱を肌で感じて感動しました。私たちのパフォーマンスも楽しんでもらえていたら嬉しいです。気になった方はぜひLIVEにも会いに来てください。素敵な経験をありがとうございました!(鶴屋)

MAX

「初めての国立競技場でのライヴパフォーマンスだったんですが、ピッチから見渡すスタジアムのスケールの大きさが圧巻の景色でした。サポーターの皆さんにも、温かい声援を送って頂き、私たちらしい最高のパフォーマンスになりました。一緒に盛り上がってくれたサポーターの皆さんありがとうございました。

(通常のライヴとの違い)皆さんはサッカーを応援しに来ているサポートの方々なので、一緒に踊ってくれるのは難しいのかなと心配していましたが、LIVEが始まると思っていた以上に沢山の方が一緒に踊ってくれて、どんな場所でも音楽が流れればそこがLIVE会場なるんだなと改めて思いました。(音楽とスポーツ、異なるジャンルで盛り上げることについて)最高に盛り上がるマリアージュだと思います。試合中もサポーターの皆さんの声や奏でる音楽での応援も熱いので、ハーフタイムでもさらに楽しさがアップすると思いました。

(会場に来たファン、サッカーファンに向けて)LIVEを通して選手の皆さま、サポーターの皆さまと一緒に気持ちを一つに応援出来たことが、とても嬉しい経験でした。これからも熱い声援でサッカーを盛り上げていきましょう!」

国立競技場でライヴパフォーマンスを行ったGirls²とMAXも言葉にしたように、「エイベックス・マッチデー」には音楽・エンタテインメントとサッカーの融合でしか作ることが出来ない熱が生まれていた。

撮影 長谷英史

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記事情報

中村拓己

ライター

中村拓己

1981年8月18日生まれ、福岡県出身。格闘技ライターとして活動を続け、現在はK-1・Krushのテレビ解説も務める。Twitter:@nkmrtkm