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【avex ROYALBRATS】ワンマンライブリハーサルに潜入レポート&インタビュー

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【avex ROYALBRATS】ワンマンライブリハーサルに潜入レポート&インタビュー

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ダンスのプロリーグ・第一生命 D.LEAGUEで活躍するプロダンスチームavex ROYALBRATS(以下、aRB)が、8月28日から3都市でワンマンライブツアーを行う。そんなaRBがツアーに向けて行っているリハーサルに潜入! リハーサル後のメンバーへのインタビューも交えてお楽しみください。

ダンスだけでなく演劇要素も! 練習も入念!

8月初旬、都内某スタジオにてaRBがワンマンライブの練習を行っているところに、我々取材班は潜入。ダンスチームのリハーサルということで、激しいダンスを練習しているのかと思いきや、いきなりセリフの読み合わせが始まった。今回のワンマン公演ではダンスだけではなく、演劇の要素が入っているステージが楽しめるようだ。

これもaRBならではの魅力の一つ、彼らはエンターテイメント性を大切にしているダンサー集団であることは周知の事実。スマートフォンを見ながらセリフや全体の流れを確認しつつ、台本にはない要素やメンバーそれぞれの魅力を取り入れられないかなどを議論しながら着実に内容を仕上げていた。和気藹々と公演の制作を進めている様子は、彼ら自身がワンマンライブを楽しみにしている一つの証拠だろう。

セリフの読み合わせが進んでいくと、ダンスパートの練習も始まった。過去のD.LEAGUEで披露した作品と、今回のワンマンオリジナルの演劇が織り混ざりながら進んでいく公演となっているようで、ダンスが詳しくなくとも、aRBの過去の作品を知っていても知らなくても楽しめるだろう。

リハーサルはディレクターのYuta Nakamuraを中心として、セリフとダンスの振り付けが入り混じった複雑な構成を一つずつ確認しながら進めていっている様子が印象的であった。
セリフの一つ一つに対しての動き方や表情なども入念に調整、指導しタイミングも入念に作り込んでいく。お笑い芸人がネタを作っている熱量と相違ないだろう。頭の中で流れをシュミレーションしながら、実際に流れを試し着実に作り上げている様子だった。

D.LEAGUEの緊迫した戦いのステージとは違い、自分たちのやりたいことだけを詰め込んだステージに向け彼ら自身も楽しんでいる様子が見受けられた。取材班にサービスショットを撮らせてくれたりと、プロの余裕を見せてくれるシーンも。

メンバーインタビュー!「ワンマンライブでは自分たちのことを応援してくれている人たちに向けて愛を届ける作品」(Kanta)

リハーサル後にインタビューに答えてくれるとのことで、ディレクターのYuta Nakamura、メンバーのKanta、Daikiの3名に、話を聞いた。
 

──D.LEAGUE23-24シーズンを振り返ってどうですか?
 
Yuta Nakamura 昨シーズンは、初めて決勝大会であるCHAMPIONSHIPに行けなかったことなどもあり、悔しい思いもかなりありましたが、今では切り替えて来シーズンの準備を手厚くやっているので、来シーズンを迎えるのがとても楽しみです。
 
Kanta 悔しい気持ちはかなり強かったのですが、オフシーズンが忙しすぎて振り返る暇もなく、次に向けて動いている感じですね。
 
Yuta Nakamura オフの日はほぼ無いに等しいですね(笑)。ワンマンツアーが終わった後に1週間のオフを作っているので、それを楽しみにしています。
 
──チームの状態はどうですか?
 
Yuta Nakamura 今まで事前の準備万端の状態でシーズンに臨めたことがなかったのですが、4年目を迎えて今まで以上に体制が整えられているし、今は余裕を持ってチームのことに取り組めているので、早く次のシーズンで試したいなと思っています。
 
Kanta 初年度はディレクターについていくだけのチームでしたが、今ではチーム内にしっかりと役割分担ができてきているので、ワンマンライブの練習をしていても余裕を持って動ける環境にはなっていると思います。

──ワンマンライブの練習はD.LEAGUEのステージと比べてどうですか?
 
Yuta Nakamura ダンス作品の部分に関しては、自分たちのダンスを今までかなり踊り込んできているし、自分たちで作った曲を使っているのでそれほど苦労していませんが、初めて6公演やることや、各公演で少しずつ内容が違うことなどを考えると、そういう点で苦労するかなと思っています。
 
Daiki だいぶ楽ですよね。いい意味で楽しんでリラックスしてやれてる印象があります。楽曲から作品制作を行うシーズン中とは違って、今までやってきたことに演出面を加えたものをYutaさんを中心に作り上げている感じです。
 

Kanta D.LEAGUEでは、自分たちのことを好きかも分からないジャッジやお客さんに対して、攻めの作品を作らなくてはならないですが、ワンマンライブでは自分たちのことを応援してくれている人たちに向けて愛を届ける作品なので、気持ち的にリラックスして取り組めています。
 
──ワンマンライブの練習中にセリフを練習しているシーンがありましたが、難しさは感じますか?
 
Yuta Nakamura エンタメ慣れしているメンバーが多いので、しゃべらせてみたら意外と上手かったり新しい魅力を発見できたりしているので、セリフを入れても苦しくはないという印象です。どうやったらお客さんに自分たちが思う面白さが伝えられるかなという悩みはありますが、昨年のワンマンでもセリフありでやっているので、難しいことだとは思っていないですね。
 

「ワンマンライブも僕らの本業。同じ熱量で見てほしい!」(Yuta Nakamura)

──今回3都市開催に至った経緯を教えてください。
 
Yuta Nakamura ツアーをやったと言いたかったからですね(笑)。去年よりレベルアップしたかったのと、全国のファンやお客さんが行きやすいように3都市開催にしました。
 
Daiki ツアーをやると聞いた時は、不安な気持ちなどはなく、純粋に楽しみだなという感想でした。去年のワンマンライブなども見ているので、メンバーみんなといろんなところに行けることが楽しみです。
 
 
──ワンマンまでの過程を楽しんでいるような印象を受けますが、苦労していることなどはありますか?
 
Yuta Nakamura ワンマン以外の練習なども同時並行しないといけないので、制作スピードなどが上がらないところなどは苦労していますね。自分たちの持ちネタとして持っている作品がD.LEAGUEで勝負するための作品なので、それをワンマンライブという勝負ではなく楽しんでもらうステージ用に改良するのに苦労していますね。あとは去年のワンマンとは違うものを見せないといけないと考えているので、そこには少し頭を悩ませていますね。
 
Daiki 僕とYutaさんはシーズン中の作品に1度も出場せず、作品の制作に集中していたので、振り付けをワンマンに向けて覚えることに、とても苦労しています。
 
──去年のワンマンと違うもの、とはどんなことを考えているのか教えてください。
 

Yuta Nakamura 会場の作りもありますが、去年よりも距離感が近く、生感のあるステージになっていると思います。昼夜の2公演が各都市であるのですが、昼と夜で内容が違うので、両方見てくれたら嬉しいなと思っています。ダンスも見て面白いし、D.LEAGUEでは見られないダンス以外の部分も見てもらえると思います。

──ワンマンライブの見どころを教えてください。
 
Daiki 「ザ・aRB」みたいなところですね。自分は去年からチームに参加しているのですが、外から見ていた時に感じていたような、aRBはこういうチームだと感じる部分が詰め込まれていると思います。D.LEAGUEでは勝負する作品を作っているので、縛り付きのテーマの中でのチームが見れるとは思うのですが、ワンマンではそういった縛りがなく、aRBの魅力全開だと思うので、楽しんでもらえると思います。
 
Kanta D.LEAGUEでは、8人で踊ることが決まっていますが、ワンマンでは少人数でのステージなども見れるので、いつもと違うところを見てもらえると思います。あとは、ワンマンの中で出てくる作品が、昨シーズンのものだけではなく、今までのaRBの作品全てからの抜粋のような形なので、昔から応援頂いている方も、最近知って頂いた方も楽しめる内容になっていると思います。

Yuta Nakamura うーん、見どころか……Yuta Nakamuraのダンスが見れるところですかね……(笑)。自分たちの魅力を存分に提示するので、お客さんもaRBはこういうチームだよねって思って楽しみにきてもらえると、答え合わせができるようなワンマンになればいいなと思っています。前回のワンマンライブも好評で、今年はもっと楽しんでもらいたいし、D.LEAGUEも本業だけど、ワンマンライブも本業だと思ってやっているので、同じ熱量で見てもらったら嬉しいなと思っています。

──ワンマンに向けての意気込みをお願いします!
 
Yuta Nakamura とにかく頑張るので、その姿を見てもらえればなと思っています。来て面白くなかったということはないと思っているので、周りの人たちも誘ってきてもらえたら、楽しませる自信はあります。
 

Daiki 全部出し切りたいなと思っています。楽しみというのが一番ですが、D.LEAGUEのステージに出ていなかった分、ワンマンライブでは活躍できればと思っています。
 
──これからのaRBの活動に一言お願いします。
 
Kanta もう4年目になって、言うこともないよって感じなので、優勝しかないですね。勝ちます!
 
Yuta Nakamura 来シーズンは優勝したいと思っているし、今までで一番準備もできているので、自分たち自身でどこまでできるかが楽しみだし、これまでの集大成を見せられればと思っています。勝ちます!

aRB LIVE TOUR 2024は、8月28日(水)の東京公演、8月30日(金)の名古屋公演、8月31日(土)の大阪公演の3都市で昼夜の2公演が行われる。インタビューからも分かるように楽しいライブになることは間違いないだろう。是非会場に足を運んでみてはいかがだろうか。
 
 

撮影 沼田 学


ワンマンライブ「aRB LIVE TOUR 2024~Sweet Lemonade & Spicy Guarana~
 
〈東京〉
8月28日(水)@1000club(横浜)
Sweet Lemonade公演 open 14:15 / start 15:00
Spicy Guarana公演 open 18:15 / start 19:00
 
〈名古屋〉
8月30日(金)@ElectricLadyLand
Sweet Lemonade公演 open 15:00 / start 15:30
Spicy Guarana公演 open 18:30 / start 19:00
 
〈大阪〉
8月31日(土)@江坂MUSE
Sweet Lemonade公演 open 13:30 / start 14:00
Spicy Guarana公演 open 17:00 / start 17:30

★Ticket information
https://royalbrats.avex.jp/live/

【avex ROYALBRATS WEBSITE】
https://royalbrats.avex.jp/

【avex ROYALBRATS Instagram】
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記事情報

roto

ライター

roto

株式会社duep代表。ダンサー/クリエイター/DJとして、様々な領域で活動している。ダンス関連の企画や運営に多く携わっている。SNS総フォロワーは200万人超。