Powered by Google 翻訳翻訳

【LIVESTAR】avexポータル掲載権獲得イベント《Cブロック1位》あみたんインタビュー

あみたん

【LIVESTAR】avexポータル掲載権獲得イベント《Cブロック1位》あみたんインタビュー

シェアする

  • X
  • Facebook
  • Line
  • X

LIVESTARで行われた「avex portal掲載権獲得イベント」で、見事勝ち抜いたライバーさんたちのインタビュー、第3回はCブロック1位の「あみたん」さん。女優を志して上京し、今はあの人気TVドラマにも出演中という彼女は、ライバーの活動も両立中。その中で感じたこと、両立することのメリットとは?
 

広瀬すずちゃんに憧れて、所属事務所も決めずにまず上京!
 
 

──Cブロック1位、おめでとうございます! 1位を取るのは大変でしたか?
 
あみたん ありがとうございます! 途中経過の段階で1位になったんですけど、追われるのって怖いじゃないですか。他の皆さんが、最後どれだけ伸ばしてくるんだろうと思って、ドキドキしてました(笑)。
 
──では、最終的に1位が取れたと分かった時は、相当うれしかったのでは?
 
あみたん 「よかったー!」って(笑)。リスナーさんもみんな喜んでくれました。イベントの詳細がよく分かってなかった方もいたんですけど、そういう人たちも「1位はうれしい」って感じで喜んでくれてて(笑)。
 
──プロフィールに「女優の卵」と書かれていますよね。でも最近はTVドラマにも出演されていて、もう「女優」なのでは?
 
あみたん いえ、芸能事務所に所属したのが去年の11月からで、それまでは全く演技をしてなかったんですよ。だからまだちょうど1年ぐらいで、ドラマのエキストラ撮影とかはあるんですけど、まだ全然なので。
 
──10月からは日曜劇場「下剋上球児」に出演されているんですよね。
 
あみたん はい。私は今23歳なんですけど、高校1年生の役なんですよ(笑)。周りには本物の高校生とかもいる中で、心配しながら撮影してました。主演の鈴木亮平さんとかとはお見かけする程度で、直接お話ししたりはないんですけど、現場の雰囲気とか分かって、すごく勉強になりますね。
 
──女優を志したきっかけは何だったんですか?
 
あみたん 高校生の時に『SEVENTEEN』のモデルをやっていた広瀬すずちゃんが好きで、芸能界に憧れて。でも芸能界って、モデルさんとか女優とか、いろいろあるじゃないですか。その中で何がしたいかと考えていた時に、映画『ちはやふる』を見ていたら“映画の中にいる人”がうらやましく思えて、それで女優になりたいなと思い始めました。
 
──なるほど。その話からはちょっとズレますが……関西のご出身なんですか? イントネーションが……。
 
あみたん 京都出身で、女優になるために上京してきました。関西でも探せばお仕事はあると思うんですけど、ゆくゆくはドラマに主演したりとか、本格的に女優として活動したいなと思ったので、事務所とか決まる前から上京してました。
 
──思い切って。
 
あみたん はい。先輩とかに話を聞いても、「仕事の量が違う」ということだったので。それこそ日曜劇場とかも、京都にいたら撮影のたびに上京しないといけないじゃないですか。だから今は東京に来てよかったと思ってます。
 
──ライブ配信を始めたのは、いつ、どういう理由で?
 
あみたん 大学3年生の時に、別のアプリでミスコンに参加したのが最初です。そのミスコンで優勝すると芸能事務所に所属できるという特典があって、女優になるために始めたのがきっかけです。
 
──その中で今回、avex portalイベントに参加したのはどういう理由だったんですか?
 
あみたん 私がLIVESTARさんに入ったのが今年の8月だったんですけど、事務所イベントというのが初めてで興味があったというのが一つですね。もう一つは、私は本音を伝えるのが苦手で、普段の配信も楽しくおしゃべりという感じでマジメな話はあんまりしないんですね。でもこの企画で上位に入ってインタビューしてもらえたら、ライバーとしての活動もすごく好きだけど女優もしたいっていう、2つの思いを話せる場ができるなと思ったという感じです。
 
──なるほど。本格的に女優さんになればインタビューとかも増えるはずなので、この機会を練習だと思ってもらえれば(笑)。
 
あみたん ありがとうございます(笑)。
 
──配信を始めた頃から比べると、ここまでにどういう変化がありますか?
 

あみたん いろいろ変わりましたね。それこそ見た目から。最初は髪も短かったし、見られる仕事だからか、自分でも変わったなと思います。配信はこれまでほぼ毎日、基本「楽しい」でやってきたんですけど、LIVESTARさんに入る前に、ちょっと体調を崩してしまった時期があったんです。それで思うように配信をできなかったりして、若干ストレスも感じて。それで初めて休憩期間を取って、8月からLIVESTARさんで復帰したんです。それからの配信は、内容自体はそこまで変わってないんですけど、気持ちの持ち方はちょっと変わった気がします。
 
──以前よりも余裕を持ってできるようになった?
 
あみたん そうですね、やりやすくなったなと思います。マネージャーさんがいろいろ親身になって聞いてくださって、「あみたんはこうだから、こういう風にしたらもっと伝わるんじゃないかな?」とか、的確にアドバイスをくださるんですよ。今まではそういうことがなくて、基本的に「自分でやってください」という感じだったから、こちらも何となくやってて。でも今はそういうコミュニケーションもあるので「あ、考えながらやるものなんだ」って気付いた部分もありますし、「自分の言いたいことは言った方がいいよ」という意見ももらって、以前よりも本音に近い話ができてるかなと思います。
 
──テクニックというとアレですが、適したやり方を考えるということはやっぱり必要ですよね。
 
あみたん やっぱり、お互いに気持ちいいコミュニケーションを取りたいじゃないですか。画面上だから、直接対面するのとは違う部分もあるし。対面での会話だったらすぐ伝わることも、画面上だとこうした方がもっと伝わりやすいとか、そういうことをお聞きして役に立ってます。
 
──LIVESTARに入ってよかったと思うのは、そういう部分ですか。
 
あみたん そうですね、そうやって言ってもらえるのも初めてでしたし。あと、私は本来、一人で何でもやっちゃう方なんですね。だから以前のところでアドバイスがもらえてなかったのも、私が聞かなかったから、というのもあると思うんです。ただLIVESTARさんでは「察してもらえる」というか、こちらから言ってなくても、「あ、分かってくれてるのかな」ということが多くて。配信からどういう子なのかを判断してくださって、でも過度に「こうしろ」と言うわけでもなく、必要な時に必要な言葉をくださるので、メチャメチャやる気にさせてもらってます。
 
──いいことずくめじゃないですか。Pocochaを選んだ理由は?
 
あみたん 以前はミスコンのアプリとPocochaを両方使ってた時期があったんですけど、Pocochaは他の人から「これ、いいよ」ってオススメされて使い始めました。ずっと同じアプリを使い続けてると飽きる時もあるし、自分も新しいことが好きで、勧められると試してみたくなるんですね。他のアプリもいろいろ試してみて、Pocochaはすごく自分に合ってるなと思って、続けました。先ほど言ったように、一時は配信をお休みしていたこともあったんですけど、コミュニケーションが取りやすいというか、既存の方も新規の方も話しやすいのがPocochaのいいところだなと思って、再開する時もPocochaにしました。
 
──Pocochaで配信をしていてうれしかったり、やり甲斐を感じるのはどんな時ですか?
 
あみたん 「ランウェイを歩けます」とか「ドラマに出られます」とか、イベントをメインとしたアプリもけっこう多いと思うんですけど、私もドラマや映画に出させてもらったり、モデルをやらせてもらったりと、配信の特典としてのそういう活動はやり切ったなという感じがあって、自分の力でドラマに出たいと思って今の事務所に入ったんですね。Pocochaはイベントもあるけどそれがメインじゃなくて、毎日コミュニケーションを取る中でメーターを維持したりというのが自分に合ってるなと思ってて。それこそ「ドラマに出たよ」というお知らせをみんなにしたりとか、普通のコミュニケーションが取れるのがいいと思いますね。
 
──出演された「下剋上球児」をみんなで見るという配信もされたそうですね。
 
あみたん 皆さんが一緒に見てくださって、副音声として私がしゃべる感じで、私自身も楽しませていただきました。ただ、私が映った時に「これ!」って言うんですけど、配信の時間差が出るので、テレビを見てる人は「どれ?」ってなったりもしたんですけど(笑)。
 
 
女優になる道として、ライバーの活動は決してムダじゃないなと感じています。
 

 
──今は女優としても活動しつつ配信もされているという状況だと思いますが、1日のスケジュールはどんな感じになっていますか?
 
あみたん 夜は基本、22時から1時までメインの配信をやっていて、朝は……私、メッチャ朝が弱くて、朝配信はほとんどやったことがなくて。まれにお昼があるんですけど、これもほとんどやったことないです(笑)。夕方にやることも時々あるんですけど、撮影がある日は1日埋まっちゃったりするので、おやすみチケットを使う時もありますね。あと、今は舞台の稽古もしていて、それが朝から夕方まで入ることも多いので、そういう日は終わってから配信という感じです。そういう予定がない時は、夕方ぐらいまでは台本を覚えたり、自分の時間に使ってから配信、ということが多いですね。
 
──TVドラマの撮影は、拘束時間が長いことが多いと聞きますよね。
 
あみたん そうなんですよ。1日ずっとということも珍しくないですし、早朝から始まるので始発で出かけることも多くて。そういう時は0時で閉じて、急いで身支度をしてます。
 
──では、けっこうバタバタの時も?
 
あみたん 最近はそういうこともありますね。でも、ありがたいことなので。
 
──一方で、体調も管理しないといけないですよね。撮影現場で調子が悪くなるわけにいかないでしょうから。
 
あみたん そこが難しいところですね。配信を始めたのがコロナの頃で、みんな家にいるのでリスナーさんも多くて、自分も学校に出かけることがなかったから配信も何時間もできたし、ミスコンもやってて。友達に食事に誘われても、配信優先で断ったりしてたんですよ。本当に配信が中心の生活だったんですけど、それをしてると夜中までとか朝までとかになっちゃうので、体調を崩しがちで。今はそういうわけにはいかないので、生活もちょっと変わりました。今は配信が何よりメインというわけではなく、生活の一部として馴染む程度に、という感じで。
 
──では、今は女優としての活動に支障がないようにということが一番?
 
あみたん 配信って、ちょっとの手間でできることじゃないじゃないですか。それこそ全部の時間を費やしてる職業ライバーの方と戦わないといけないとなると……本当はもっと女優業とかに専念したいという気持ちもあるんですけど、配信もやるからにはちゃんとやりたいという思いがあるので、いろいろ考えちゃいますね。
 
──ライバーとして、自分の強みになっているのはどういうところだと思いますか?
 
あみたん 私のリスナーさんはずっといてくださる方が多くて、それこそ初配信からほぼ毎日来てくださってる方もいるぐらいで、一度好きになっていただけると、良さが分かっていただけるというか。よく言われるのは、「話してると癒やされる」ということですね。頑固な部分もあるから、合わないというリスナーさんもいらっしゃるんですけど、そういう意志の強さみたいな部分を気に入ってくださる方からは、「話してて楽しい」と言っていただけますね。
 
──逆に、こういうところをもっと伸ばしたいというのは?
 
あみたん 第一印象と、仲良くなってからだと思われ方が違うみたいなんですよね。だから最初から優しい雰囲気というか、自分らしさを出せるようになりたいと思ってます。第一印象だと「キッチリしてそう」とか言われるんですよ。「しゃべってみたら、思ってたより天然だった」って言われることも多くて。ヌケてるところを見せるのって、難しいじゃないですか。
 
──ましてや第一印象では、難しいですよね。
 
あみたん でも最初から、しゃべりやすい雰囲気をもっと出せればいいなと思うし、「分かってもらいたい」じゃなくて、分かってもらう努力をもっとしなきゃなと思います。女優の仕事をやっていても、「あ、私ってけっこう心を閉じてたんだな」と気付かされることがあって、そういう発見も配信に活かせたりしてます。
 
──両方やっていると、そういう相乗効果もあるんですね。
 

あみたん メチャクチャつながりますね。誰かと1対1の場面で話すのは好きなんですけど、大勢で同じ場所にいるような時は、端っこで話さずにいるのが好きなタイプだったりもするんですよ。それって、閉じてるってことじゃないですか。演技の練習をしていても「閉じてる」って言われることがけっこうあって。そんな私が配信の中で「女優になりたい」と言えたのは、心を開いて本音を言えた瞬間だったと思うので、もっとちょっとしたこととかでも思ったことを伝えていくのは大事だなと、女優の仕事を通じても分かりました。そういうところがつながるなと思います。
 
──女優業とライバーと両方やっていてお忙しそうですが、オフってあるんですか?
 
あみたん 1日、配信も何もしない日はほとんどないですけど、「今日は配信までやることがないな」という日はあります。私、寝るのが大好きすぎて、そういう時間はほとんど寝てるんですよ(笑)。起こされなければ16時間ぐらい寝れちゃう時もあるぐらいで(笑)。
 
──それはすごい! 健康な証拠でもありそうですね。
 
あみたん だからお休みの時は、ホントに必要なこと以外は「それよりも寝ていたい」と思っちゃいますね(笑)。特に今は、「自分の中に閉じこもっていないで、外に向けて発信していこう」ということに気力を使っているので、オフの時は全力で休んでるって感じです。
 
──そうやってバランスを取っているわけですね。さて、ライバーとしてのこれからの目標は?
 
あみたん ライバーとしては、今はB帯にいるので、AとかSとか、もっと上に行きたいというのはやっぱりありますね。ただ以前は、少ない日数でも「やるぞ!」という感じで無理矢理上に行ってる感があったんですけど、最近はリアルも大事にしたいという気持ちがあって。それこそリスナーさんもリアルがあって、毎日来れるわけでもないと思うし、他の趣味とかもある中でもたくさん集まってもらって、上に行けたらいいなと思うようになりました。ずっとつきっきりでいてくださるのはもちろんありがたいんですけど、つきっきりだからこそもめ事みたいなこともあったり、私だけを見てるっていうのは大変じゃないですか(笑)。だから配信がみんなの日常の一部にある感じで、ライバーだけじゃなくて他のいろんなことにも興味を持ってくださっている方々が集まってくれるようになったらいいなと思います。
 
──では、ライバー以外での目標は?
 
あみたん 今、「下剋上球児」では役付きでいただいてはいるんですけど、長ゼリフがあったり主演クラスの方と絡んだりするわけではないので、まずはそうなれたらいいなと思いますね。私は占いが好きで、占いの結果で方針を決めちゃったりするんですけど(笑)、最近、ゲッターズ飯田さんの本に「2年間頑張ったら、夢が叶う」って書かれていて。だから2年後、25歳の時には「あみたん」じゃなくて「松坂亜美」と聞いたらみんなが「ああ!」って分かるように、ドラマの主演だったりで女優として認知されていたいなと思います。あと直近では、アニメが好きなので2.5次元の舞台とかのお仕事がやれたらいいなと思います。歌もダンスも未経験だったんですけど、今はその勉強もしているので。24歳で2.5次元の舞台に出られて、25歳で映像の方で活躍できたらいいなと思ってます。
 
──けっこう具体的ですね。「こんな役をやってみたい」というのはありますか?
 
あみたん 恋愛ドラマや映画を見るのが好きで、三木孝浩監督の作品が特に好きなんですよ。それこそ広瀬すずちゃんが出ていた「先生!、、、好きになってもいいですか?」とか、道枝駿佑さんが出ていた「今夜、世界からこの恋が消えても」とかがすごく好きで。だから恋愛ものの主演ができたらすごくうれしいです。
 
──それも叶うといいですね。ちなみにセリフの覚えは速い方なんですか?
 
あみたん いえ……(笑)。でも、この1年ぐらいでコツみたいなものがちょっと分かってきたので、「あ、慣れなんだな」と思ってるところです。もともと感覚がいい人はすぐに覚えられるんでしょうけど、私の場合はもっと数をこなしたら、もっと効率のいい覚え方が身につくんだろうなと思ってて。ちなみに、配信の中でリスナーさんが言ってたことは、メチャクチャ覚えてるんですよ。そっちの記憶力はいいと思います。だから、それがセリフの方に向けばいいのかなと思ってます。
 
──では最後の質問です。あみたんさんにとって、配信とはどういうものですか?
 
あみたん 自分を出せる場所だと思います。私にとっては「女優になりたい」と言うのも勇気が必要だったんですけど、リスナーさんで「無理だよ」とか言う人は1人もいないし、皆さん純粋に応援してくださるので、私も素の自分でいられるなというのはあるんですよ。リスナーさんって、親とかよりも共有する時間が長いじゃないですか。だから家族みたいな感覚もあるし、ちょっとしたことを共有できるコミュニティがあるのはすごく幸せなことだと思います。
 
──あみたんさんの場合は夢が明確だからというのもあるんでしょうね。
 
あみたん そうですね。テレビでほんの少し映れたとしても、普通の人は誰も気にとめてないですけど、リスナーさんたちは私だけを目当てに見てくださったりするので、出演機会を報告したりできるのはうれしいですね。だから女優を目指す道のりで、ライバーをやっているのは決してムダじゃないと思います。いいことしかないですね。
 
──女優としてもライバーとしても、さらなる成功を期待しています。ありがとうございました!
 

 

撮影 長谷英史

【あみたん Pococha】
https://www.pococha.com/ja-jp/app/users/2b3ac70e-cd6d-4c65-a8f0-5607fe7c6900

【あみたん X (旧Twitter)】
https://twitter.com/jam_jam_315

【あみたん Instagram】
https://www.instagram.com/jam_jam_315.ami/

【LIVESTAR】
https://avex.jp/livestar/

【LIVESTAR X (旧Twitter)】
https://twitter.com/LIVESTARinc

 

 

記事情報

高崎計三

ライター

高崎計三

1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。