今年1月にavexから『AGE OF ZOC/DON’T TRUST TEENAGER』でメジャーデビューしたZOC。始動の瞬間から現在まで加速し続ける様を見せつけて、日本全国の女の子たちを励まし、挑発し、寄り添う唯一無二のアイドルグループ。今年2月には日本武道館公演を開催し、ついに6月9日にメジャーファーストアルバム『PvP』を発売する。
2018年に誕生し、10代20代の圧倒的な支持を受けて、一躍アイドルファンならずとも見逃せない存在となったZOC。オリジナルメンバーである西井万理那と藍染カレン、そして「共犯者」大森靖子。それに昨年加入した巫まろ・雅雀り子、そして3000人を超える応募者が集まったオーディションを経て選ばれた新メンバー・鎮目のどかという6人で始まるZOCの“DISC2”を飾るのが今回のアルバムだ。
新曲はもちろん、ライブで発表していた曲の初音源化、さらに新たなアレンジを加えて現メンバーのボーカルでリアレンジした既発表曲と、ZOCの全てが注ぎ込まれた今アルバムはこの時代にドロップするにふさわしいスーパーヘビー級の一作! 主に新曲についてメンバー全員にうかがいました。
メンバーそれぞれが語るアルバムへの思いとは?
──今回ZOC初のフルアルバムということで、リリースについてや録音の思い出などをうかがいたいんですが、まずはオリジナルメンバーである藍染さん。
藍染カレン ZOC初のアルバムなんですけど、今までライブでやってきた曲やシングルとかをぜんぶリアレンジしてもらって、すごい熱量のアルバムにしていただけたと思っていて、ほんとにそれが嬉しくって。制作してくださったみなさんの熱量に絶対応えたい、という気持ちが強くあったので、これまでやってきた曲にはこれまでライブで培ってきた力とか表現してきたことを全部込めたいって思ったし、新曲はこれからのZOCが伝えていくべきことを伝えられるように気持ちを作りました。レコーディング期間中はこのアルバムのことばかり考えることが出来たのでそれが幸せでした。
──オリジナルメンバーとしてリアレンジも含めて録音するのは感慨深さもありますか?
藍染 そうですね、今回Disc2が始動するにあたって、これまで自分たちが作ってきたものも愛していけたらという気持ちもありますし、新しいZOCになっていく上でそれも大事なことだと思っていたので、しっかり気持ちを込めれるように意識しました。
──続いて昨年加入した、ほとんどの振り付けも担当する雅雀さん。
雅雀り子 わたしはこれまで「歌う」ってことをしたことない人生だったんですね。カラオケとかも行ったことなくて、本当に踊りしかしてこなくって。音楽を聴くってことも作品を作る時に必要な音を探すために聴くみたいな感じで、歌手とかアーティストのアルバムってのを聴いたことがないんです。だから自分が歌うとか声を出すってことに対して気持ちの整理がまだつききってなくって、毎回すごく緊張するんです。靖子ちゃんに「自信持って~」って毎回言われてて「大丈夫かな~?」と思いながらドキドキしながら歌ってます。
──純粋に振付師だった頃と、今メンバーになってからは違いますか?
雅雀 ついつい癖で、歌いながら「こうやったらかっこいいかも!」とか振りを考える方に思考が働いてしまうんですよね~。ただ新曲いっぱい作ってくださって、振り入れの前にレコーディングやると、体にも頭にも浸透して振りも考えやすいです。そういう意味では楽しかったけど緊張してやってました。まだ慣れないし、みんなが自分の歌い方を突き詰めてる最中、すごいドキドキしちゃうんですけど頑張ります!
──続いて、豊富なアイドル経験と共に昨年ZOCに加入した巫さん。
巫まろ 毎日のようにレコーディングがあるってのは大変なことも多いけど、わたしは歌をうたうお仕事がいちばん好きなので、むちゃくちゃ楽しい2ヶ月くらいの日々でしたね。あとわたしが加入する前からあるZOCの曲も今回アルバムバージョンにリアレンジしていただいて歌い直してるんですけど、もともと違う方が歌ってたところを歌ってるので比較対象が他人になるってのが自分の中でプレッシャーだったんです。でも新しいバージョンのわたしが歌ってるのもいいなって思ってもらえるように自分らしく頑張ろうと思いながら挑みました。
──既にある曲を歌い直すということは緊張もありますか。
巫 ZOCの曲は特に歌詞の意味や、その時その時の背景やメンバーが歌ってる印象が強いので、それを歌い直すってのは周りの人とかファンの人はどう思われるんだろうみたいな不安もはありました。でも歌ってるうちに「どっちがいい」じゃなくて「どっちもいいよね」って思ってもらえる仕上がりになったんじゃないかなって自信を持てるようになりました。自分の気持ちも成長できたかなと思います。
──リアレンジだけでなく新曲も多いですよね。
巫 新曲はすごい難しいことにもいっぱいチャレンジしていて、ぜんぶが余裕じゃなくて「ちょっと無理をする」だったのが気持ちよかったです。難しい方がやりがいがあるので、やってて楽しいレコーディング期間でした。
──西井さんはキャリアとしても初のアルバムですよね。
西井万理那 なんだかんだアルバムを出すってことが人生で一回もなかったんですよね。レコーディングでこんなに録ったのもはじめてだったし、音程を覚えるのとか苦労するタイプだから楽しかったけど大変だった。でもZOCの曲が増えることはすごい嬉しかったから「この曲ライブで歌えるんだ」って楽しみでしたね。レコーディングってお客さんがいるつもり、ライブのつもりで歌うと自分的に納得できる音源になるなと思ってるから、ライブで歌ってることを常に想像して録りましたね。
──そして今回からZOC新加入の鎮目さん。加入していきなりアルバムレコーディングってなかなかないですよね。
鎮目のどか わたしはZOCに入って、こうしてすぐにアルバムを出させてもらって、すごくありがたいことだと思うし、それはいままでZOCが積み上げてきたものが形になってるからこそだと思うので、それに感謝してます。だから自分も中途半端な気持ちで取り組んではいけないと思って臨みました。
──人生初のレコーディングがアルバム1枚、大変じゃなかったですか?
鎮目 大変ではなかったです。楽しかったです。しっかり自分の意思をもってレコーディングに参加出来たらと思ってやらせてもらって、いい経験をさせてもらったと思います。
──そしてZOCのプロデューサー兼メンバーである「共犯者」大森さん。
大森靖子 ZOCとしてファーストアルバムを出す時に、今までの楽曲ぜんぶアルバムに入れたいという気持ちはあって、でもこれからのZOCとして、今せっかくアイドルというかたちって楽曲をたくさん作れたりするので今を切り取ったものを出す上で、こんな機会があるのに新曲がないのはちょっとなって思って。アルバムとして世の中に訴えかけるものを作らないと自分は恥ずかしいと思ったので、新曲をとにかく作ろうと思ったんです。
アルバムが出るってきまったときにこれは二枚組にしようと思いましたね。それもこれまで自分はアルバムに向き合ってきた世代なので、アルバムでこそ深いところが描けるところもあるし、広く浅くではなくいちばん深いところまで、いちばん奥まで踏み込む挑戦的なことも出来ると思っていて。
あとZOCやっぱりこの6人の姿を見せたいと思っていて、声と個性を生かすようなディレクションを心がけて、この子にはこういう歌、この子にはこういう指示したりで良い声出してくれるかなってのがあったのと、あと今「歌い手カルチャー」とか「ミュージシャンが歌ってみた」とか、FIRST TAKEみたいな「歌ってみた」の規模感のレコーディングが増えているのでライブアーティストとしては、ライブしていって声を育てていって生で届けていく、それを録音するっていうのが生業だと思っているので、小さい部屋で誰にも聞こえないように録音するってのじゃなくて自分を開放するという意味での声を出してもらいたいってのをメンバーに対してすごく思っていて。それを録ってもらうためにエンジニアさんやスタッフさんに尽力していただいて、ひとりひとりマイク変えてもらったりプリアンプも変えていただいたりとかして、すごくこだわった録音が出来ました。
新規収録曲を解説! 開始5秒でひき殺されてる!?
──たしかに音楽の厚みがすごいですし、新曲+リアレンジ曲によるアルバム全体の構成もすごい。個々のスキルアップも感じます。
大森 まろが言ってたようにちょっと出来ないくらいを皆に提供するというか、「このくらいやってね」ってのを課題として出すんですけど、ちゃんと皆超えてきてくれるし、にっちゃんにいたっては「なんかやって」しか言わないでも、ちゃんとなんかやってくれるので(笑)、にっちゃんに作ってもらったところもたくさんあります
西井 あはは、うれしい!
──通して聞かせてもらいましたが、この「アルバムが聴かれない時代」という現代にそれでも聴かせてやる! という凄みを感じました。
西井 曲順ひとつにも靖子ちゃんこだわってるというのが伝わりました。最後に「REPEAT THE END」持ってくるんだって。わたしならこういう並び順にするかな、でも靖子ちゃんはこうしたんだなって思いながら聴きました。
大森 にっちゃんの並び聞きたい! 最後何にする?
西井 わたしなら最後に「family name」持ってくる。でもそれが素人の考えかもしれない(笑)。でも「REPEAT THE END」ってあの曲は決意を感じる曲っていうか、それを最後に持ってくるのが靖子ちゃんの思いを感じた。
──では曲紹介をお願いしたいんですが、今回はDisc1に収録された新曲7曲の話をお願いできれば。まず一曲目「CO LO s NA」。大沢伸一さんの編曲で、洗練されたムーディな楽曲と思いきや、サビのオルタナぽいテイストで掴まれるサウンドです。
藍染 「CO LO s NA」は1曲目にもってきてもらった曲なんですけど、この前靖子さんのTwitterで知ったんですけど、わたしたち開始5秒で車に轢き殺されてるんですよね(笑)。
大森 それはわたしの解釈なんだけどね!
藍染 「そうじゃん!」って思って、でもそれがZOCだなって始まり方していて好きです。今の時代のことを歌ってる曲だなって思うんですけど、それだけじゃなくてSNSだったり今の情勢のこと、人と人の関わりもそうですし全部を歌ってると思ってて、わたしはそういうところに共感できてやりやすかった曲です。スッと歌えて楽しくて早くライブやりたいって思いました。
雅雀 去年ってこの一年がなかったことにされてるような感覚があって、自分がずっとやってた踊りの仕事とかもすごい勢いでぶっ潰れたりして。「何のためにこれをやってきたんだろう?」ってわからなくなるし、踊りの能力を地道に積み上げてきたのは自分の人生のためだけど、それも見てもらう人がいなければ成り立たない。見せるところもなくなっていくのが当たり前になっていったら、自分は何のためにここまできたのかわからなくなるみたいな一年をすごして、そのフラストレーションも貯まるし、どうしていいかわからないってのをここにぶちこまれてるような気持ちです。「なんで伝わらないのかな、このままなくなっちゃったらどうしよう」って不安をぜんぶ詰め込んでる感じですね。
巫 この曲のアレンジの格好良さがもう大好きですし、「これがNEW NORMAL笑」って歌詞がすごい好きなのと、サビは特別声を張り上げたりしてるわけじゃないんですけど、すごい気持ちいい。アゲアゲな曲じゃないし、人を煽るための曲じゃないんですけど、早くライブでやりたいなって歌いながら思ってて。まさに今日これの振り付けをつけてもらったんですけど、踊りをおぼえたら更に踊りたくなって、これから振りがついたらもっと好きになってく曲が増えると思うと嬉しいですね。
雅雀 ZOCの曲って基本的に激しすぎるし、情報量も多いし、音の疾走感と重さが結構あるじゃないですか。それに負けじと振りをつけようとすると、ついつい動かしたくなっちゃって「みんなごめん!」って思いますね。特に自分がメンバーになって思うようになりました。「何これ、作ってる人バカなのかな?」って(笑)。もう汗の量が尋常じゃないし、オリンピックなのかって。「CO LO s NA」は体力温存しながら間延びせずよくしたつもり。ライブで見て欲しいです!
西井 わたしこの曲がいちばん難しかった。みんなからこの歌の感想聞くたびに「みんなこんなに深く人生を考えて行きてるんだ……」ってことにびっくりする! そこまで考えて歌ってんだって(笑)。
大森 にっちゃんは「足りねえ!」でいいんだよ(笑)。
西井 この曲の歌詞の「足りねえ!足りねえ!」は歌いやすかったんですけど、この歌の感想を取材の時聞くたびに、みんな人生についてすごい考えていろいろ感じながら生きてるんだなって思って羨ましくなりました(笑)。
鎮目 この曲は可愛いって感じもあり、オシャレな感じでもあるって聴いてて思ってて、さっきまろちゃんもいってたけどサビを歌ってて気持ちくて昨日とかお風呂で歌ってて……。
全員 カワイイ!
鎮目 歌っててすごい楽しいし、でも聴いてると自分のことを見つめ直すことが出来ると思う。こういう人たちに、じゃなくて誰が聴いても自分のこととして受け止めれる曲なんじゃないかと思います。
──1曲目からタイトルに「COLONA」と入っていて、時代から目を背けないZOCの決意を感じます。
大森 今ミュージシャンだとコロナや今の状況について言わないが吉、みたいな方が多くて。考えてるふりして絶対自分の意見発さないっていうのは曲を作る人として不誠実だと思うので、自分は絶対にまず曲にしなきゃいけないって思っていて。いろいろ考えてる子から、周りが何言ってるかわかんないって子まで歌ってくれる、それも含めて世界だなって感じでいいグループだなって思ってます(笑)。とにかく「今を切り取る」っていうのは表現者としてやるべきことだと思ってるので、ガンガンやりますよ! って宣戦布告になるかなと思って。
「LiBiDo FUSION」の歌詞に「共感の嵐」なメンバーは……
──続いては「CUTTING EDGE」。6人のパワーが溢れ出す姿が絵に浮かぶような、壮大かつ疾走感ある曲に加えて、全編の歌詞の強さがとにかく印象的です。
鎮目 わたしはこの曲が今回の新曲ではいちばん好きなんですけど、自分にあてはまることがすごくたくさん書いてあって、レコーディングしてる時は「ここ自分にあてはまることだな」とか考えながら歌ってました。それからもたくさん聴いていく中で「ここもそうだ、ここもそうだ」って気づくことが出来て、これからもこの感じを忘れずに新しい気持ちで歌い続けて、もっと良くしていきたいと思ってます。
西井 わたしも新曲の中でいちばん大好きで……お守りみたいな曲です。すごいひとつひとつの言葉に勇気がもらえるし、自分がZOCじゃない立場でこれを聴いたら「あ、そうなんだ!」って自分の人生もっと丁寧に生きようかなって思えそう。お守りみたいに言葉を心に刻んでおきたい言葉がたくさん入ってるなあ。この曲マジで好き。
巫 曲調はすごく明るくて、ポップな歌だと思いきや歌詞がすごく深いというか、しっかりしたことを歌っていて。特に2番Aメロの「やれば出来る私が嫌い」って歌詞は共感します。そんな自分が嫌いだなって思って生きてきたので……そういうと偉そうなんですけど(笑)。自分の思ってる部分じゃないところを好きになられてる感じがやだなあ、って日々思うので。そこが自分の歌割りになってて嬉しいなと思いました。MVでは最高の「こんなんじゃないのに」の顔をしたいって思ってます(笑)。
雅雀 この曲はリード曲というのもあって振り付けを格好良くしなければ、と思っていて、曲調的に疾走感あるけど、重量感も説得力もある。先に歌割りも見せてもらってたので「この子がここ歌うとこうなるよなあ、どうしよどうしよ」ってすごい考えて。ZOCって、絶対ZOCじゃないと交わらない人たちじゃないですか。その人たちがZOCって場所に集まってこの曲を歌うってことにどうしても意味を出したくって、わざとお互いの体に触れ合ったりとか、手をつないで手を引っ張り合ったり、でもすぐ離しちゃったりみたいな振りを入れました。あとサビはめちゃくちゃ格好よくしたいと思って、思い入れが強いですね。格好良くなったはず!
──リード曲というと振り付け担当としてはプレッシャーありますか。
雅雀 見たことあるような振りは入れたくなくって。ただ「わかりにくい良さ」みたいなのにこだわっちゃう性格なんですけど、そういうことしててもどうしようもない。本当はそういうことだけやって評価されたら気持ちいいし、人生救われた気持ちになるんだろうけど……とかいろんなこと考えて、でもそういうのもひっくるめてZOCなので……良い塩梅で!
──最終的にいい塩梅で(笑)。
雅雀 うん、でも頑張ったと思います。頑張った曲です!
藍染 わたしにとってこの曲はレコーディングしていく中で歌唱的な面でいちばん頑張った曲です。キーがすごく高いところで声をパン!と出したいってのがあって、レコーディング中も何回も「もう一回頑張ろう」って録り直してもらって、普段出せない声で歌えたなってのはあります。何度も録ってもらってよかった。あとパフォーマンスしていく中で、一番最初のAメロでにっちゃんが明るくパン!て真っ直ぐに歌ってくれるところの後に、自分の歌割りでドン!と来る感じが楽しい。早くライブで見てもらいたいです。
大森 この曲はすごく自己対話の曲になっていて、さっきにっちゃんが「お守り」って言ってくれたんですけど、歌詞も「そうだねうん」とか他人に投げかける言葉を自分に向けて投げかけるのがポイントになっていて。あと自分が自分と対話していく中で大事にしてきたワードを結構入れていて、『TOKYO BLACK HOLE』って自分の楽曲があるんですけど、それもこの曲と同じでアレンジがクラムボンのミトさんだったんです。その中に『青春が剥がれてく』って歌詞があるんですけど、レコーディングで歌った時に「青春が肌荒れてく、かと思って良い歌詞だと思った」って言われて、たしかに青春は剥がれるんじゃなくて肌荒れるだよなって思ったんですね。それで今回ミトさんとまたやるっていうので「青春は肌荒れて、剥がれるのは清純だな」って思ってその歌詞を入れて。
──その2曲が繋がってるんですね。
大森 でも清純はただ剥がされるものでもない。自分が女の子としてやっていきたいこと、ミスiDの審査員とかやっていろんな女の子を見てきて思ったことが、今トレンドの顔ってのがいっぱいあって、そういうものを決めるオーディションっていろいろあるけど、やっぱり見たことないものを見た時が一番興奮するんです。オーディションの審査員たくさんやってみて、見たことないものを見て面白がれないのはクリエイターじゃないよなって思って、「見たことないものが新しい時代を作っていく」ってことを自分に対して思えるとすごく勇気がでるし、自分と同じような人がいないなってすごく不安になってる人には「それを大事にしてそのままでいてほしい」ってのが自分が言えることだし、自分が自分にも言えることで、言い聞かせてきたことだなって思ったりします。
──それとサビ「女の子女の子……」の連呼も強烈です。
大森 わたしの曲「絶対彼女」に「♪絶対女の子絶対女の子がいいな」ってあるんですけど、わたしの曲ってBGMにならないってよく言われるんですけど、あれは珍しくBGMになる曲調でテレビでよく流れるんです(笑)。これは表題曲なのでZOCでもテレビで流してほしいなと思って連呼してみました。
──なるほど! 続いてはニュージャックスイングでダンサブルな「LiBiDo FUSION」。
大森 「LiBiDo FUSION」担当はまろ! なので他のメンバーに聞いても撮れ高がないかも(笑)。
巫 そうですね! 世の中の恋愛の曲とか聞いてもめちゃくちゃ綺麗事だなって思うんですよ。もっと深い性格の悪い恋愛、いじわるになっちゃう女の子の部分とか、もっとだらしない部分を書いた曲とかないのかなって思ってたらこの曲があって、ほんとに共感の嵐!
全員 爆笑
巫 どこの歌詞も共感できるし、曲調も好きですね。この曲に共感できるってことをファンの人が聞いたら「え、どんな性格してるの?」って思うかもしれないけど、わたし人に期待されたくなくって、もしかしたら男の人と今後写真とか撮られちゃうかもしれないけど、そこで悲しんでほしくないんですよ!
雅雀 何言ってんの!(笑)
巫 勝手に「恋愛なんて知りません」っていうことで期待させて行きてきた人生なので、今はこういう曲に共感するんです。それに、この曲に共感するとは言いにくいけど「わかる!」って女の子はいっぱいいると思うんです。こういう気持ちって持っていいんだよっていう扉を開いてあげたい!
──全員リビドーを開放しろと(笑)。
巫 そうなんですよね~。リビドーを開放してほしいです。そういうのがよくないという世の中の風潮を変えていきたいです! こういう曲をアイドルの立場で歌うことに意味があると思います。
──のどかさんいかがですか、そういう先輩のご意見ですが。
鎮目 まだわからないので、いつかそういう日が来るかもしれないので……その時はまろちゃんを見習っていきたいです。
巫 わかりました! でも15歳でこの歌詞を知っておくことで、そういう場面になってしまった時に一度踏みとどまれるかもしれないから……。
西井 生生しいなあ!
大森 のどかの歌詞のところがいちばん気に入ってるんです。「なんにも知らないって思ってるでしょそんな女ここに来ないよ」って。これは書けたなって思いましたね。
「濃♡厚♡接♡触」は●●●●●さんに聞かれたらヤバい!
──続いて「眼球にGO!」、アレンジは『God Knows…』(涼宮ハルヒの憂鬱)、『もってけ!セーラーふく』(らき☆すた)などで知られる神前暁さんですね。
藍染 このタイトル、もともとわたしが靖子さんのツイートにリプライした時に使った言葉なんです。コンタクト入れるのを「眼球にGOですよ」って言ったのを使ってもらってて。わたしの言葉を使ってもらうのって珍しいからめちゃ嬉しくって! 曲もすっごい可愛くって共感できる部分も多くて、特に「理想偽装するのが好き」ってところが自分! って思ってて、自分の理想に自分を押し込むのが趣味みたいなところあるので、それを楽しんでもらいたいって気持ちがすごくある。
雅雀 これは靖子ちゃんが作った曲にアレンジが神前暁さんというのがもう「神様っ!」て感じで、アイマスだのハルヒだのらき☆すただの書いた人って、何が起こったんだろう……ってそれだけでお腹いっぱいです! 靖子ちゃんの曲に神前さんがアレンジつけるとこうなるんだなあ、て突然オタクの気持ちに戻りました!
巫 最初「眼球にGO!」ってのがカレンちゃんの言葉って知らなかったので、タイトル見た時に「何これ? 靖子ちゃん大丈夫かな?」って思ったんです(笑)。ただ曲は可愛くて、こういう曲調好きなのでライブでやるのぜんぶ楽しみです。
西井 わたしもこの曲歌いやすかった! メロディーがすごい好き。明るい曲好きだから歌いやすかったし。わたし、ZOCの曲を電車できくことが多くて、移動中にこの曲いちばん多く聞くことになるだろうな。何も考えずに聞けて楽しい気分になる!
鎮目 「眼球にGO!」は「CUTTING EDGE」みたいに深い意味を込めて歌ってるとかじゃないけど、普通に楽しんで歌える曲だと思うし、でも歌詞を見たらちゃんと意味もあって凄い曲だなって。ライブのときは気持ちも込めて歌うけど、ちょっと可愛い子ぶって歌いたいなって思います。
大森 藍染は初期からZOCを支えてくれてるオリジナルメンバーですけど、これまで「ZOCの真髄」みたいな歌詞の曲とか、あとZOCとしての成長させる課題曲とか、濃い曲ばかり与えてきてて、キャッチーな曲を藍染に与えてなかったなって思ったんです。それで今までごめんねって気持ちも込めて「眼球にGO」って言葉もらった時に、「はいはい書いてあげるよ」って手癖で書きました。わたしキャッチーでかわいい曲をすぐバズらせるのは得意で、そういう曲は30分くらいで書けるので(笑)。曲にはわたしのかわいいを込めつつも藍染の変な癖とかも歌詞に入れ込みつつ、藍染のかわいいは神前さんかなって思ってアレンジしていただきました。
藍染 これはみんなで歌えて楽しかったし、これからライブで歌えるのが嬉しいです。
──アルバム8曲目「濃♡厚♡接♡触」、80年代っぽいテクノポップなビートに「嫌な奴!」の連呼がインパクトあります。
雅雀 この曲はライブだと仕掛けがあって、グッズにうちわがあるんですけどそのうちわに向かって歌詞の「嫌な奴!」に合せて爆レスするっていうシステムになってるんです。連呼のところで面白いこと出来ないかな~って思って考えて、売上も伸びるかなって(笑)。グッズも売れてみんなも豊かになればいいなって。わたしがついついオタク見ると「わ~っ!」って盛り上がっちゃうから、たまには「嫌な奴~!」ってやってみたいなと思って。
──ちょっとSな心が発芽したんですね。
雅雀 可愛がるだけだと飽きちゃうから、みんな厳しくやってみてほしい(笑)。あと今「濃厚接触」って言葉が迷惑な感じになってしまってるじゃないですか。それを「LibiDo FUSION」ほどエッチじゃないけど、可愛くなってるのが好き。オタクが楽しんでくれればいいな!
巫 わたしもこの曲大好きで「チューも自粛?!絶対無理!!!」とか、小池百合子さんに聞かれたらやばい!(笑)もうインパクトある曲ですし、歌詞も共感できるとこだらけで晴子ちゃんに盗聴されてるのかなくらい(笑)。
大森 何妄想してんの!
巫 わたしも「肝心の時にあざとくない」とか「即レスしちゃうし駆け引きできない」タイプなんですよ! 意外と「夜は清純」とか……。
西井 ぜったいウソだ(笑)。
巫 あと靖子ちゃんの歌詞でその時代の言葉を入れるのが昔から好きで、「濃♡厚♡接♡触」は「靖子ちゃんだったらコロナをどう曲にするんだろう」と思ってたので嬉しいですね。それと個人的にはギターの人(K2-Deeさん)がすごく好きなので嬉しいです(笑)。
西井 この曲ライブ映えしそう。「嫌な奴!嫌な奴!」の所でひとりでめっちゃセリフ喋ってるとこあって、そこを入れたらもっといい曲に聴こえる自信ある!
大森 にっちゃんは本当の嫌な奴じゃなくて「うわ~い、ヤなヤツ~!」くらいの絶妙な感じで言ってくれて最高だなって思いました。
雅雀 絶妙な「嫌な奴!」を言えるのはにっちゃんしかいない!
鎮目 わたしはこの曲聴いてみて、リズムとか良くって楽しいんですけど歌詞とか「チューは自粛?!絶対無理!!!」とかの歌詞の感じはまだわからないところあるので……。
全員 カワイイ!
大森 絶対自粛したほうがいいと思います(笑)。
藍染 わたしはもともと卑屈な性格をしてるので、不満をずっと言ってる部分があるんですけど、それをこんなに可愛く歌っていいのか? って思えて、いつも楽しいです。メロがとにかく好き。
──まろさんもおっしゃってますけど、「濃厚接触」という今っぽいキーワードの料理が見事です。
大森 言葉って人間と同じでいろんな面があると思ってて、「今はこの面しか見えないけど、実はこういう人だよね」とかあるじゃないですか。炎上してる人とかも、その時はダメな面が出てるかもしれないけど、こういう良い所もあるんだよってこともある。言葉も裏表だけでなくていろんな顔があると思ってて、可哀想に扱われてる言葉はちゃんと使ってあげたいなって気持ちがある。それプラス、恋ってしてると天の邪鬼になっちゃったり、好きな人だけど嫌な奴! って言っちゃったりするのも言葉の二面性みたいなのに重なるなって思って、そういうところを書けたらいいなと思って作った曲です。
ZOCを誤解してる人、心がギュッと固まってる人に聴いてほしい!
──そして「FLY IN THE DEEPRIVER」、ここからの2曲は本当にアルバムとZOCにより深みを与えてますね。
鎮目 わたしはこの録音では歌ってないんですけど、まだ自分ではわかりきれないくらい深い歌詞です。でも格好いいし、もっとちゃんと聴いて理解したいなって思える曲ですね。
西井 わたしも分かりそうでまだちゃんとは分かりきれてない。けどわかりそうな気はする。あと「クソ」って連呼あるけど、あたしだけクソって歌ってないんですよ。クソって言いづらくて。でも最後に「綺麗な心守るためさ」って言わせてもらってて、「そこ歌わなくていいよ」って言ってくれる靖子ちゃんがいいなって思った。
巫 わたしもこの曲難しかったです。自分にない引き出しを開けなきゃいけなかったので、挑戦でもあったんです。「クソ!クソ!」って叫ぶように言うのって。「ZOC実験室」の「殺せ!」とかも、わたし普段叫ぶことあんまりないんでで難しかったんです。「クソ」って言う時は淡々と言うので(笑)。この曲の歌詞見た時に「100%理解しきれないな、まだ」って思ったんですけど、この曲はいちばん涙がこぼれてきちゃうんです。わたしの心の中にこういう感情がもっともっとあるのかなって思うので、こういう引き出しも出せるようにツアーとかでは成長していきたいなと思いました。
雅雀 わたしはこの曲大好きなんですけど、靖子ちゃんの言葉や曲もそうだし、入ってる音も自分にとって深いところにいきやすいんです。細かく読み解くとかってよりは流れ込んでくる感じ。それが自分の性に合ってて、実際ライブでやってこの曲が作り出す空気感が大好きで、体が自然に動くんです。体使う職業だからこそ、ざっくりとすごく好き。この河にずっといたいって感じ。ここでついつい辛くなるとあがいちゃったり、これ以上落ちたら怖いっとか気持ちもあるけど、その気持を打ち消されるみたいな。あと純粋に「クソ!クソ!」はわたしは言いやすいです(笑)。
藍染 いろんなことが難しい状況の中で負のエネルギーを絶対出したくないけどどうやればいいのか、って時にこの曲が来てくれた記憶があって。歌詞は「クソ!」って言ってるし、より深く沈んでいく曲だけど、這い上がっていくイメージがずっとあって。この曲でしか表せられない世界観があって、ライブでは不思議な気持ちになります。それをCDに入れられるよう全力で歌いました。全力で歌ってもまだ足りない、って思える曲です。
大森 タイトルの「深い河を飛べ」、これって彼岸のことなんですけど、「彼岸に立っている」って死にたい気持ちってわけじゃなくって、生死のせめぎあいの場所にいかないと表現できない自分てのも表現活動してるとあるんですね。そこに引きずりこむべきか否かは別として、そこでしか出会えない感情や人ってのがいるんです。そのふたりの出会いについての曲で、友達でも恋人でもない運命とか生でも死でもない場所、そういった既にある関係性以外を忘れた場所みたいな認識がステージであり、そういう聖域なので、そういう彼岸みたいな場所をステージに作ってそういう場所にみんなを引きずりこみたいなって気持ちがあります。
──これは音源もですけど、ライブで見たら引きずり込まれるだろうなと思わされますね。
大森 そこで分かりあえたら一生のつながりだから、生きるにも死ぬにも振れずに自分をフラットに保てるんじゃないかなって。そういう肯定もあるよな、って思って作った楽曲で、そういった曲作るときはいつもsugarbeansさんにアレンジをお願いしてるので、これも自然とお願いしましたね、
──そして続けて「①④才」。「FLY IN THE DEEPRIVER」の彼岸からこのトランシーかと思えばノイズありオーケストラありという展開がただただ凄い。メンバー全員に聞きたいんですが時間がないので、大森さん、この曲についてお願いします!
大森 音楽的にもこれ一曲でアルバム1枚分くらいの情報量ありますね。オープニングからいろんなこと言ってるんですけど、技術的にも新しいことはもちろん今まで使われてないもの、変拍子もあったりノイジーだったりと音楽的にも挑戦していて、それぞれのボーカルの特性を活かしてるのが大きいポイントですね。14歳の感情や毒に触れることがひさしぶりにあった一年間だったのでそれを曲にして埋めておかないと自分が先に行けなかったな、って自分のためにも書いた曲でもありました。
──では最後にこのアルバムをどういう人に届けたいか、聴いてほしいかをお願いします。
鎮目 こういう人、ってのじゃなくて、本当にいろんな人に聞いてほしい。どんな人が聴いても、ぜったい自分に共感できる曲があると思うし、「今日はこんな気分だからこの曲」「今日はこれ」ってのがあると思うから、どんな人にでも聴いてほしいです。
西井 もちろんいろんな人に聴いてほしいけど、やっぱり最初からZOC見てくれてる人や、今応援してくれてる人がこのアルバム聞いたら思い出とかも浮かんでくるし、これからのZOCも見えるし。最終的にこのアルバムは希望っていうか、明るい気持ち、前向きなアルバムなのでZOC好きな人に聴いてほしい。
巫 このアルバムほんとにいろんなジャンルの曲が入っていて、普通のアイドルでは絶対にできない曲が詰まってます。ZOCはSNSばっか強いイメージがあったんですけど、そんなんじゃなくって音楽しっかりやってるってのを感じてもらえる一枚だと思う。ZOCを誤解してる人にこそ聴いてほしいです。この曲を通してわたしたちを好きになってくれたら嬉しいです。
雅雀 わたしもいろんな人に聴いてほしいんですけど、個人的には「こうやって生きてなきゃいけない」とか、「自分はどうしてもこうなっちゃう」「こうやって生きるしかないから辛くて悲しい」みたいに心がギュッと固まってる人に聴いてもらえると、どこかでほぐれたり、どうでもいいやって投げ出せるような気持ちになるんじゃないかな。そんな言葉を靖子ちゃんがこだわって作ってくれてる。みんなの人生が声とか歌でぜんぶ詰まってるはずだし、力になれると思うので聴いてほしいです。
藍染 今まではシングルでピンポイントでZOCというものを出してきた部分があったりすると思うんですけど、今回「これがZOCです」ってアルバムを作れたと思うので、今まで聴いてくれてた人もこれから聴くって人も、端っこのいちばん深い部分に届けばいいなってすごく思いますし、そうなれるアルバムだと思ってます。
大森 もちろん仕事としてどんな触れ方でも楽しめるように作ってるので、いろんな人に聞いてほしいというのはあります。表面的に聴いても面白いアルバムだし、何回も聴けば聴くほど新しい気づきがあるように作ってるので。ただ個人的な気持ちとしてはミュージシャンやクリエイターに聴いてほしい。「これくらいはやるよね?」って自信となって、政治でできないこと、医者にできないことでわたしたちがやらなきゃいけないことってのがあることから逃げてるって状況はまずいと思ってるので、「これくらいのことやろうぜ!」ってことを作ったつもりではあります。
『PvP (読み:ピーヴイピー)』
2021.6.9 リリース
<2CD+3Blu-ray+Photobook(BOX 仕様)>
品番:AVZD-96707~8/B~D
価格:¥20,000-(税抜)
※スマプラ対応
<2CD+DVD>
品番:AVCD-96709~10/B
価格:¥6,000-(税抜)
※初回仕様:三方背 BOX
※スマプラ対応
<1CD Only>
品番:AVCD-96711
価格:¥3,000-(税抜)
※初回仕様:三方背 BOX
※スマプラ対応
【収録内容】
■CD
-Disc1- (※3形態共通)
01. CO LO s NA
02. CUTTING EDGE
03. family name PvP 版
04. DON’T TRUST TEENAGER PvP 版
05. GIRL’S GIRL PvP 版
06. LiBiDo FUSION
07. 眼球にGO!
08. 濃♡厚♡接♡触
09. FLY IN THE DEEPRIVER
10. ①④才
11. A INNOCENCE PvP 版
12. AGE OF ZOC PvP 版
-Disc2- (※AVZD-96707~8/B~D、AVCD-96709~10/B共通)
01. ZOC 序曲
02. ZOC 実験室 PvP 版
03. SHINEMAGIC PvP 版
04. 断捨離彼氏 PvP 版
05. チュープリ PvP 版
06. ヒアルロンリーガール PvP 版
07. まろまろ浄土
08. それな!人生PARTY
09. 紅のクオリア
10. REPEAT THE END
■Blu-ray (※AVZD-96707~8/B~D限定)
-Disc1-
NEVER TRUST ZOC FINAL at NIPPON BUDOKAN
推しカメラ:藍染カレン, 香椎かてぃ, 西井万理那
※マルチアングルで再生可能
-Disc2-
NEVER TRUST ZOC FINAL at NIPPON BUDOKAN
推しカメラ:巫まろ, 雅雀り子, 大森靖子
※マルチアングルで再生可能
-Disc3-
NEVER TRUST ZOC at Zepp Tokyo
DON’T TRUST TEENAGER Music Video
■Photobook (※AVZD-96707~8/B~D限定)
NEVER TRUST ZOC FINAL at NIPPON BUDOKAN の
ライブ写真 / オフショットを収めた72P写真集
■DVD (※AVCD-96709~10/B)
NEVER TRUST ZOC FINAL at NIPPON BUDOKAN
<予約先着特典>
■ZOC公式アプリ有料会員限定特典
BOX仕様盤購入限定:メンバー全員サイン入りB2サイズポスター
その他の形態購入:サイン入りポストカード9種
■タワーレコード:メンバー別全6種B2サイズポスター(ランダム)
■HMV:B2サイズポスター(全2種中ランダム)
■楽天Books:ジャケットサイズステッカー
■Amazon:メガジャケ
■汎用特典:オリジナルポストカード
■mu-mo特典:メンバー別6種缶バッジ(直径7.5cm)
『ZOC FOR PRAYER TOUR 2021 SUMMER』
▽詳細はこちら
https://www.zoc.tokyo/schedule/tour/detail.php?id=1001984&fdate=2021-06-10&ldate=2021-09-09
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ライター
大坪ケムタ(オオツボケムタ)
アイドル・プロレス・B級グルメから大人方面と一見幅広いようで狭いジャンルを手がけるフリーライター。著作にゆるめるモ!田家大知Pとの共著「ゼロからでも始められるアイドル運営」(コア新書)、「SKE48裏ヒストリーファン公式教本」(白夜書房)など。