21日、現役プロバスケットボール選手（アルバルク東京所属）でエイベックス・マネジメント・エージェンシー所属の大倉颯太が、石川県かほく市総合体育館で小中学生を対象としたバスケットボールクリニック『KOA BASKETBALL ACADEMY SUMMER CAMP IN ISHIKAWA』を開催した。

大倉は、東海大学在学中から千葉ジェッツに特別指定選手として加入し、プロとしてのキャリアをスタート。千葉ジェッツでは、Bリーグ優勝や天皇杯優勝、東アジアスーパーリーグ(EASL)優勝など、数々のタイトル獲得に貢献。2024-25シーズンからアルバルク東京へ移籍し、移籍1年目にしてB.LEAGUE ALL-STAR GAMEにも選出された。

「KOA BASKETBALL ACADEMY」とは大倉自身が発起人となり、最高の指導環境を整え、将来性豊かな子供たちの才能をいち早く開花させたい、という想いから2023年7月に東京都と埼玉県で活動をスタート。

今回のクリニックは大倉が「バスケットボールを通じて子どもたちに夢や希望を与えたい」という思いと自身が生まれ育った石川県への恩返しとして、石川県のバスケットボールのレベルを少しでも上げるために企画され、昨年は能登と金沢で初めてサマーキャンプという形で、地元の小中学生を無料で招待して開催しており今回は、3年連続3回目の開催となった。

現役のBリーグ選手である大倉から指導を受けることができる機会とあって、抽選で選ばれた総勢約120名の小中学生が参加。ドリブル、パス、シュートなどのスキルを中心に、子供たちもトッププロとの交流を楽しんだ。

大倉は子どもたちにプロのプレーを間近で見せること、真似をしてもらうこと、そしてできていないポイントを個別で教えること、を大事にしながら、2時間にわたって指導を行った。

本イベント開催への思いについて、大倉は「子どもたちと触れ合う機会が作れて良かった。石川県はバスケットボールのレベルが高く、将来石川県の子どもたちがバスケットボール界を引っ張っていってほしいと思っている。今日のクリニックを通して、何か学びや気づきがあったら嬉しい」とコメントを残した。

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