【久保田秀敏】舞台「ダブルブッキング2nd」で新たなダブルブッキングを企てる男を熱演! 「ドキドキ、ワクワクを届けたい」

俳優の久保田秀敏が出演する舞台『ダブルブッキング2nd』が、4月5日(土)より東京・新宿シアタートップスと紀伊国屋ホールで2劇場同時上演で幕を上げる。
本シリーズはキャストが本番中に劇場を行き来しながら、それぞれの劇場を舞台にした異なるストーリーを同時に上演し、両劇場で1つの大きなストーリーを描き、それぞれの劇場にて独立したストーリーになっていながらも、両劇場で観劇することで大きな1つのストーリーが完結する構成となっている作品。
『ダブルブッキング2nd!』は、2008年版『ダブルブッキング!』から17年後の2025年現在を舞台にした作品。紀伊國屋ホールで公演を行う演劇ユニット「ジャッカル」と、新宿シアタートップスで公演を行う「藤雨」の初日の幕が開く数時間前という設定で、それぞれの劇場で起きた出来事を、実際に2劇場で同時に開演し、20名のキャストが演劇ユニットのキャスト・スタッフを演じながら劇場を行き来し、ストーリーを展開していく。
本作品で久保田は新たにダブルブッキングを企てた男・藤崎竜一を演じる。
公開ゲネプロ前に行われた囲み取材で久保田は「前作に引き続き藤崎竜一役を演じます。前作では、柏木幸太郎という役者がダブルブッキングという前代未聞の企画を立ち上げ、2つの劇団を行き来しながらそれを秘密裏に進めるという、とんでもない男がいました。それから17年後の今作では、藤崎が再び面白いことを企て、演劇界に新たな風を吹かせようと、2つの劇団を巻き込んで物語を繰り広げます」と話し、さらに「17年前の柏木幸太郎という役の面白さに感銘を受け、再びドキドキ、ワクワクする作品をお届けしたいと思い、今回もお客様に楽しんでいただけるような作品になっていると思います。作品の中に散りばめられた様々なキーワードを大切にしながら、観客の皆様の心に残る作品にしたいと思っています」と意気込みを語った。
稽古中のエピソードを聞かれると、
「2つの劇団はそれぞれ特徴が全く異なり、僕たちが演じる藤雨は絶叫劇なので常に大声で芝居をするスタイル、一方のジャッカルは割とナチュラルな芝居をするスタイルです。劇場を行き来しながら両方の芝居を見せる必要があるので、例えばジャッカルの役者が藤雨側に来ると絶叫しなければいけないという芝居の違いに苦労し、稽古序盤ではみんな声を枯らしてしまいました」と話し、共演者からも笑いが起こる。
続けて、「堤さんの頭の中には劇場の行き来などがしっかり計算されているので、そこを信頼して、僕たちは気持ちよく演じるだけという感じで、とても有意義な稽古場でした」と振り返った。
この舞台を演じるにあたり稽古を通して得たものについて問われると、
見てお分かりの通りと切り出し、「見ての通り、ここに登壇しているキャストはみんな30歳オーバーで、平均すると40歳近いです。40歳近くなってくると、だんだん膝や足腰、心肺機能が衰えてくるわけですが、この芝居は劇場を行き来しながら芝居をしなければいけないので、芝居と心肺能力を同時に鍛えることができる一石二鳥の舞台だと思って頑張ります」と笑顔で答えた。
舞台『ダブルブッキング2nd』が、4月5日(土)~4月13日(日)まで東京・新宿シアタートップスと紀伊国屋ホールで2劇場同時上演される。
<公演概要>
『ダブルブッキング2nd!』
作・演出:堤 泰之
【公演日時】2025年4月5日(土)~4月13 日(日)
【会場】新宿シアタートップス(東京都新宿区新宿3-20-8 WaMall TOPS HOUSE ビル4階)
紀伊國屋ホール(東京都 新宿区 新宿3-17-7 紀伊國屋書店新宿本店4F)
※2劇場同時上演
【出演】
ジャッカル
《キャスト役》
菊島永輝 馬場良馬
松丸 優 杉江大志
日下部浩介 高田 翔
秦 邦和 三好大貴
《スタッフ役》
グエン・ヴァン・ミン 飯山裕太
三木健太(舞台監督助手) 工藤大夢
野津田隆(舞台監督) 海老澤英紀
生部桐子(作・演出) 井川花林
小久保麻耶(衣裳) 内田敦美
田村 楓(制作) 森高菜月
藤雨‐hujisame‐
《キャスト役》
藤崎竜一 久保田秀敏
興梠浩正 松本幸大
岬エリカ 難波なう
一之瀬るみ 高橋紗良
河合静代 moca
《スタッフ役》
井出嘉郎(演出助手) 佐伯 亮
陣内真琴(制作/藤崎の事務所社長) 竹本かすみ
熊野三千子(舞台監督) 堀江あや子
石沢富之(制作) 月田悠貴
チャーリー若松(元天空旅団座長代理) 水谷あつし
【チケット】
(全席指定・税込): シアタートップス 8,000円/紀伊國屋ホール S席7,000円 A席5,500円
チケット一般発売:3月1日(土)12:00〜 https://confetti-web.com/@/db_2025
【公式サイト】https://no-4.biz/db2nd/
【企画・制作】エヌオーフォー【NO.4】
【宣伝】キョードーメディアス