COLUMNコラム

アーティスト
WARPs UP

【日中混合ボーイズグループ WARPs UP】英語、中国語、日本語の3カ国語がミックスした「POWER_信」僕らを信じてついてきてほしい

2022.01.14
アーティスト
話題
音楽
インタビュー
日中混合ボーイズグループとして活動しているWARPs UP。Wind Assemble Radical People-Syndicate:「革新的な風を創造できる集団」を意味する彼らは現在、日本人メンバーの2人が中国で活動している傍ら、中国人メンバーのLANGYI(ランイー)とMINGJUN(ミンジュン)が日本で活動している。そしてこの度、LANGYIとMINGJUNの2人が新曲「POWER_信」をリリース!どんな楽曲になったのか、そして今後の活動展開についても話を聞いた。
 
 
新曲のタイトルで「信」に込められた2つの意味とは?




──1月14日にデジタル配信される「POWER_信」について、まずはどんな楽曲になったのか教えてください。
 
MINGJUN 2人としてリリースする初めてのオリジナル楽曲で、WARPs UPらしい、クールなダンスチューンになりました。
 
──レコーディングで大変だったことは?
 
LANGYI 僕は日本語のリズムが一番難しかったです。例をあげると、僕が歌った「この鼓動が世界を熱く変える」というパートは、この符割りに決まるまで4回バージョンを変えたものを作ったんです。それでスタッフさん、先生、プロデューサーさんと僕で話し合って、それで今のバージョンになりました。日本語のリズムは本当に難しいですね。
 
MINGJUN 日本語の発音は、今回は意外に大丈夫でした。自信、あります!
 
LANGYI 前より本当に自信が持てるようになりました。2年前の「Rock Tonight」の時は全然自信なかったですけど(笑)、レベルアップしましたね。
 
MINGJUN あと、今回は初めてSNSのティーザー用にセリフをレコーディングしました。最初は2人とも普通の感じでやってたんですけど、最後はちょっとなんか中二っぽい感じになりました(笑)。アニメのキャラクターっぽいというか。
 
LANGYI めっちゃ恥ずかしかったです(照)。
 
MINGJUN 僕たち、知り合って、今年で5年になるんですけど、初めて見た感じがしました(笑)。
 
LANGYI でもMINGJUNはアニメ大好きだから似合ってたと思います。
 
──中国語では手紙という意味、そして日本では信じるという意味の“信”をタイトルにつけた意味について教えてください。



MINGJUN 「POWER_信」は、WARPs UPを守るという想いを込めた楽曲なので、僕らを信じてついてきてほしいという気持ちと、ファンのみなさんへの手紙のような曲という意味で、ダブルミーニングな言葉として“信”とつけました。
 
LANGYI “POWER”は力ですよね。力はみんなに必要なものなので、僕たちからみなさんにパワーをあげたいという気持ちと、ファンのみなさんから僕たちがいつももらっているパワーを合わせて、一緒にパワーを持って未来に進んで行きましょう、という想いを込めた曲です。
 
MINGJUN そして、一番重要なこと! “信”は信念にも通じる言葉ですよね。信念を持って進むという気持ちもこの曲に込めています。
 
──MVはタイトル“POWER”にふさわしい力強いダンスが印象的でした。MV撮影の時に心がけたこと、また撮影時のエピソードは?
 
LANGYI MVの見どころは僕たちの群舞ですね。今回はWARPs ROOTSという僕たちの後輩ののメンバーと一緒にパフォーマンスしていて、“POWER”というタイトルにぴったりのダンスになったと思います。そして今回もコレオグラファーのYUMERIさんに振り付けをお願いしていて、練習の時から一緒に踊りながらディティールを調整しました。どういう感じにしたほうがいいか、練習しながらどんどんブラッシュアップできたので、全体的な雰囲気は本当にパワフルになったと思います。YUMERIさんはいつも僕たちにダンスを教えてくれる先生で、以前にリリースした「Hali Gali」も振り付けてくれたんですよ。
 
MINGJUN エピソードとしては、MV撮影のために床に水が張られていていたのですごく滑りやすくなっていて、最初は慣れなくてめっちゃ滑ってました(笑)。僕たちもだけど、ROOTSのみんなも練習の時より大変だったと思います。
 
LANGYI 特にダンスブレイクのパートは、ROOTSのメンバーは外にスライドして立って踊るから、3、4回ぐらい大変なシーンがあったんじゃないかなと思います。ROOTSのみんなカッコよかったです!


──英語、中国語、日本語の3カ国語を用いた歌詞はWARPs UPならではの特徴だと感じました。3カ国語を1曲のうちにミックスして歌うのは大変なのでは?
 
MINGJUN うーん、そこはもう大丈夫ですね。日本語はそんなに上手じゃないけど(苦笑)、でもちゃんと歌詞として伝わるように歌えるようになったので、大丈夫だと思います。英語も2人も上手ではないですけど、(英語は)話せるので。
 
LANGYI 例えば前の「Rock Tonight」は日本語のみと中国語のみのバージョンがあったけど、「Hali Gali」とか「Cloud 9」以降は今回の曲「POWER_信」も含めて3カ国語ミックスの歌詞だから新鮮に感じられる部分もあるし、WARPs UPらしさが出せたかなと。僕たちならではのオリジナルな曲になったと思います。
 
MINGJUN (3カ国語ミックスの曲を歌うアーティストは)たぶん他にはいないんじゃないかな。
 
LANGYI 日本語の歌詞に英語が入っていたり、中国語の歌詞に英語が入った曲はあるけど、僕たちは日中ミックスのグループだから、新しいことをしたいんです。
 
──歌詞の中でもっとも気に入っている部分はどこですか?
 
LANGYI 僕はバース2のところ、「誰かじゃ意味がない 代わりはいない 比類なき僕ら what more to say」というパートですね。ここは本当に僕の心のサウンドです。みんなも、僕たちも、代わりはいない。だからこそ、僕らだからできること、僕らにしかできないことをファンのみなさんに示していきたいです。自分のこと、大事です。そのことをファンのみなさんにも伝えたいです。みんなが特別な存在です、誰も同じじゃないんです。

MINGJUN 僕は最初の英語の歌詞です。「We won't stop No matter what comes up in our way We won't stop Cause we don't want to have any regrets at the end」というところですね。このフレーズは曲全体のテーマを示してるような内容で、歌った瞬間から僕も力がもらえるし、力を感じられる歌詞で、大好きです。
 
──この曲でファンの方に伝えたいことは?
 
LANGYI この曲を通じてみなさんに力を贈りたいです。自分がやりたいことをがんばって続けていけば、自分が欲しい答えは絶対に手に入るし、目指した未来に絶対たどり着けるって思うから。未来の自分は、今、がんばっている自身自分に絶対に感謝します。だから、どんなことがあっても後悔がないように進んでいってほしいです。僕もそうやってずっと前を向いて立ち向かって行こうと思っています。
 
MINGJUN 力とは、いつも自分が想い続けている信念のことだと思います。でも、「Give up」という言葉は言いやすい。なので、初心と信念を強く持っていよう、ということをみなさんに伝えたいですし、僕も初心を忘れずにこれからも活動し続けます!
 
 
そもそもWARPs UPの魅力とは?
 


──現在は2人でWARPs UPとして活動を続けています。日本でやりたいことは?
 
LANGYI 日本には素敵な景色やおいしい食べ物がたくさんあるので、旅行してみたいです。僕は旅行が大好きなので、日本のいろんなところに行きたいです。そしていろんなところでライブして、日本各地のファンのみなさんに会いたいですね。
実は、一番行きたいところはもう行ったことがあるんです。北海道と沖縄。でも、何回でも行きたいです(笑)。
もちろんそれ以外のところにも行ってみたい。日本各地の文化とか、その地域の特別な食べ物とか、現地に行って味わってみたいです。
僕は中国の南の方の広東出身だから、地元では雪を見たことがなかったんですよ。広東はめっちゃ暑いところなんです。北海道は今はいっぱい雪が降っていて、景色がとても素敵でキレイですよね。それに僕はスノボも好き。前は人工雪で滑ってたけど、北海道の雪はもう全然違うんです。だから日本のいろんな場所に行って、ライブして、その後はMINGJUNとスタッフさんも一緒に遊んで、おいしい食べ物を食べて、そしたらめっちゃ楽しいと思います。
 
MINGJUN WARPs UPとしては日本だけじゃなく中国でもミュージックチャートで1位を取れるくらいの存在になりたいです。そのためにもがんばります!
日本では、LANGYIが言ったみたいに旅行してみたいですね。仕事で北海道には一回だけ行きましたけど、遊びじゃなくて仕事だったから。旅行としてひとりで東京以外のところに行ってみたいです。
 
──MINGJUNさんはひとりで行きたいんですね(笑)。
 
MINGJUN もちろん、みんなと一緒にも行きたいけど、まずはひとりで行きたいです(笑)。
 
LANGYI いや、わかるよ。ひとりにはひとりの楽しさがあるからね。僕も映画見る時はひとりで見るのが一番楽しいです。孤独じゃないですよ(笑)。
 
MINGJUN (笑顔でうなずく)
 
──初めてWARPs UPを知る方もいると思うので、はじめましての方に向けてWARPs UPの魅力を教えてください。
 
MINGJUN 僕たちは日中混合のボーイズグループです。中国で活動をしていた僕たち2人も含めて、性格がまったく違うメンバーが集まって、新しいモノを作って、いろんなカテゴリーを超えていこうという願いを持っています。
 


LANGYI 僕たち、性格が全然違うんですよ。ファンからは、僕はWARPs UPのお母さんと言われていて、MINGJUNはやんちゃな弟?(笑)
 
MINGJUN LANGYIがお母さんっぽいのはわかるかも。やさしくて、ディティールにいつもこだわりがあるよね(笑)。
 
LANGYI 女性には女性ならではのパワーがあるし、僕は男だけど女性のパワーの感覚を持っていると言われるのは嬉しいです。僕は全世界のお母さんはいつも大変だと思うし、幸せになってほしいですから。
 
MINGJUN 大きな願いですね(笑)。
 
──自分ではなく相手のことを紹介するとしたら、どんな人だと言いたいですか?
 
LANGYI MINGJUNは顔がちょっと怖いから、最初に会った時は少し怖いと感じると思うんですけど、でも友だちになってみたら本当に心があたたかい人です。いろいろなことで手助けをしてくれる人ですし、性格はかわいいセクシーボーイ(笑)。ファンの人はたぶん、MINGJUNのことをかわいいと思う人はかわいさだけ、セクシーだと思う人はセクシーさだけを感じていると思うんだけど、実際はそれがミックスされた感じがMINGJUNです。ヤングセクシーというか(笑)。
 
MINGJUN LANGYIのチャームポイントは、オンとオフのギャップが激しいところ。さっきも言ったとおり、ファンのみなさんがお母さんっぽいと言うくらい、やさしいところが見た目からも感じられます。でも、僕と一緒にいる時はめっちゃ変! というか、ビビリです(笑)。何でも怖がるんですよね。特に虫。
 
LANGYI 虫は大嫌い! 
 
MINGJUN 虫は何でも嫌いだよね(笑)。
 
LANGYI 夏にセミが飛んできたらもう死んじゃう(笑)。かわいいけど、怖いです。
 
MINGJUN 僕は全然平気です。
 
LANGYI 虫に関しては僕は忘れられない思い出があって…。子どもの頃、掃除の時間に虫が僕の顔に着地したことがあるんですよ! それで、虫が大嫌いになりました。
 
MINGJUN 僕は虫は好きじゃないけど、怖くはないかな。
 
LANGYI 前に部屋にクモが出た時、MINGJUNがティッシュで捕まえてくれたもんね。
 
──2022年はWARPs UPにとってどんな1年にしたいですか?
 
LANGYI 今年は楽曲もたくさん発表したいです。それに、今年はROOTSのメンバーと一緒にライブも予定していますので、ぜひ楽しみにしてほしいです。

MINGJUN  ROOTSが今回はバックダンサーとして僕たちのMVに出演していますので、みなさんにもぜひ注目してほしいです。ライブ以外では、初めてのファン・ミーティングをやりたいです。でも最近またちょっと難しい状況になってしまっているので、状況がよくなったらぜひやりたいです。いろんなところでやりたいですね。日本以外にも、いろんなところに行ってファン・ミーティングをやりたいです。



──最後に、ファンのみなさんにメッセージをお願いします。
 
LANGYI 僕たちの今を詰め込んだ「POWER_信」を聞いて、パワーを受け取ってください! 今回はMVもカッコいいので、何回でも見てください。今回のMVはいい意味でヤバいです!
 
MINGJUN みなさんの応援のおかげでやっと新曲を発表することができました。本当にありがとうございます。この曲に込めた僕たち2人のパワーを感じてください。これからもいろんなコンテンツを届けていくので、楽しみしてください!
 
撮影 長谷英史
 

 
「POWER_信」
2022.01.14 デジタルリリース


 
 
【WARPs UP OFFICIAL WEBSITE】
https://avex.jp/warps/
 
【WARPs UP Twitter】
https://twitter.com/WARPsUP/
 
【WARPs UP Facebook】
https://www.facebook.com/warpsofficial/
 
【WARPs UP Instagram】
https://www.instagram.com/warpsup_official/
 
【WARPs UP YouTube】
https://www.youtube.com/c/warpsup
 
 
尹秀姫(ゆんすひ)
WRITTEN BY尹秀姫(ゆんすひ)
出版社勤務を経て、現在はフリーの編集・ライター。たまに韓国語の通訳・翻訳も。K-POPを中心にさまざまなアーティスト・俳優にインタビューしています。
もどる