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White Explosion

次世代型オールラウンダーWhite Explosion(ホワエク)に北海道ベストスポットを聞いてみた!

2020.02.14
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北海道を拠点に活動する6人組ダンス&ボーカル・グループ「White Explosion」、通称「ホワエク」。札幌を中心にライブ活動をこなす他、YouTubeではメンバー全員で様々な企画に挑戦しています。今回はそんな彼らが、北海道ならではのアクティビティということで、スノーモビルをご紹介。そして彼らが一体どんな集団なのかに迫るインタビューもしてみました!


スノーモビルにジンギスカンに大はしゃぎ!


取材したのは、札幌でも数日ぶりに最高気温が氷点下にならなかったという好天に恵まれた日。まさに取材日和、スノーモビル日和であります。札幌市中央区札幌駅から車で30分以内という立地の「スノーモビルランドサッポロ」に集合してもらって、さっそくスノーモビルに挑戦!
(※会場の許可を得て撮影していますが、実際にはヘルメット、ジャケット着用必須です)
 
3台のスノーモビルに2人ずつ乗ってもらうと、さっそくゴー! 豪快なエンジン音を立てて雪の上を滑走していきます。



慣れた感じは、さすが道産子グループ。気持ちのいい日差しの中、まぶしいほど真っ白な雪の上をグイーンと滑って、戻ってくるメンバーたち。すげえ楽しそうです(笑)。



1周終わって戻ってきたメンバーに撮影のために各車の前後を入れ替わってもらうようにお願いすると、「ヤバい、仕返しされる!」という声が。ん、見えないところで何が起きてたんでしょう? これは後ほど、インタビューで聞いてみましょう。





2周目も爽快に滑った後は、バナナボートとソリにもチャレンジ。



メンバーがまたがると、スタッフのスノーモビルで引っ張ってもらうんですが、地面がデコボコしたところやカーブになると右に左に振れるので、ひときわ大きな歓声が上がります。



ここでもエラく楽しそうな6人、メンバーの仲もよさそうですね。



ひとしきり遊んだらお腹も減ったということでお昼ごはんなんですが、北海道だけに、やっぱりジンギスカンですよね! 



肉と野菜をどんどん焼いて食べていくあたり、若者6人グループだな!という感じがします。



さて、腹ごしらえも終わって、だいぶ気持ちも緩んだ(笑)ところでインタビューさせていただきましょう。
 
 
──初登場なので、まずはお一人ずつ自己紹介をお願いします。お名前と、メンバーの中で自分はどういう役割かというのを、一言ずついただければ。



佐藤 佐藤拓海、ボーカル担当です! 僕は1つ1つのライブを誰かの心に響かせられる歌を届けるように心がけています! (一同ざわめき)
 
三浦 えっ、「役割」ってそういうこと?
 
佐藤 自己PRでしょ?
 
三浦 間違ってはいないけど、それは他のメンバーも一緒じゃん?(笑) 俺だって真面目に歌ってますよ。
 
山田 俺もだよ!(笑)
 
──まあ、それをPRしたいという気持ちは大事ということで(笑)。



大久保 大久保永遠、最年少の19歳です! (一同拍手「ワー」)
 
大久保 今日は緊張してるんですけど……
 
三浦 ウソつけ!(笑)
 
大久保 最年少ということもあって、メンバーの中では「末っ子担当」的な感じです。あと、よく「発言が意味わからない」と言われてるので、「宇宙人担当」もしています!
 
山田 担当なんだ(笑)。



石名坂 ボーカル、石名坂ふぶき、24歳です! ホワエクでは「音楽担当」と自負しておりまして、作曲や作詞もしています。オリジナル曲をワンマンライブで披露したり、6人に曲を作ったりしていますので、今後もそういう部分で頑張っていけたらと思ってます!



三浦 ボーカル担当の三浦拓也です。ホワエクでの役割としましては、僕を中心にYouTubeのホワエクチャンネルを制作・編集していまして…
 
石名坂 編集長!
 
三浦 そうですね、編集長です。あと最近、MV撮影にチャレンジしまして、ワンマンライブの映像も自分たちで制作しているのですが、その時に僕はどうしてか、ちょっと“ジョウラ”になってしまうので“ジョウラ監督”的位置づけも持たせていただいております。
 
大久保 ハハハ!
 
──すみません、“ジョウラ”って何ですか?
 
三浦 あ、「上裸」です。上半身裸という。
 
──あー、「全裸監督」ならぬ「上裸監督」ってことですか。
 
山田 ちゃんと説明しないとさあ、文字で読むと大変だよ?(笑)
 
三浦 そうだね(笑)。スタジオに入ってメンバーを撮影する時に、やっぱ気持ちが入らないんですよね、服を着てると。それで上裸になってしまうと。まとめると、YouTube担当と映像担当、そしてふぶきと僕はグループの舵取りもやってると自負しております!



山田 ホワエクの切り込み隊長、山田恭平です!(一同、笑)普段はラップを担当しているのですが、僕は他のメンバーができない、ちょっとためらってしまうようなところも、迷わず突っ込んで行きます。いい意味で!
 
石名坂 少しは迷っていただきたい時もありますけどね(笑)。
 
山田 そういうところはメンバーに支えてもらいながら、僕はグイグイ攻めていくというキャラです!



坂口 ホワエクのリーダー坂口侑也、24歳です! 僕の役割としては、MC中に一つの爆弾を落としていくリーダーというか。処理に困らせるリーダーというか。みんなに迷惑をよくかけるリーダーというか。
 
三浦 使えないリーダーということですか?(笑)
 
坂口 あ、使える部分としましては、ダンスの振り付けもやっています。曲の振り付けを、これからもどんどんやっていきたいなと思ってます!
 
──そっちを先に言った方がよかったのでは(笑)。
 
山田 すみません(笑)。
 
三浦 自分を下げ過ぎなんだよね(笑)。
 
坂口 リーダーという肩書きだけは大事にしていきたいなと思ってます。(一同、笑)
 

ホワエクは「次世代型オールラウンダー」!



──北海道を拠点に活動されているグループですが、「初めて知った!」という人も多いかと思うので、ズバリ「ホワエクって、どんなグループなんですか」というのをお聞きしたいんですが。
 
三浦 「次世代型オールラウンダー」という肩書きをつけてまして、歌って踊るのはもちろんですけど、僕、三浦が演技の仕事もしていますし、lolの佐藤友祐君と「lol 佐藤友祐の access to smile」というラジオ番組もやってます。あとYouTubeも、事務所の手は全く借りずに僕らだけで制作・運営をやってますし、MVも自分たちで作ったり、ふぶきが曲を作ったりと、何でもオールラウンドにこなすグループです。

──それはなかなか強い個性ですね。
 
三浦 僕らはイベントの受付や、ファンの皆さんとのバスツアーを組んで添乗員もしています。今では本当に「何でもできる」のが僕らの売りかなと。

石名坂 アーティストという枠組みを超えたアーティストです。
 
──会社側からすると、手がかからなそうなアーティストですね(笑)。
 
三浦 そう思います!

山田 僕はグッズのデザインをやっています。次は3月のワンマンライブに向けても、絶賛デザイン中です。

──で、スノーモビルもできると。

一同 できます!
 
三浦 「スノーモビルランドサッポロ」はバスツアーでもお世話になっている大切な場所です。特に恭平はスノーボードなどのウィンタースポーツも得意なんですよ。

 
──では先ほどのスノーモビルの感想は?
 
佐藤 やっぱり爽快感がすごいですよね。普段めったにやらないので、楽しかったです。
 
石名坂 うっすいなあ(笑)。
 
大久保 僕は車の免許を持っておらず、乗り物を運転する機会が無いので今日はスノーモビルに乗ることが出来て楽しかったです。
 
石名坂 空気がおいしくて、この雪山で外を壮大に走れるというのは北海道の魅力の一つでもあるので、この記事を読んだ方はぜひ北海道に遊びに来てほしいですね。
 
三浦 僕は3回目なんですが、飽きないんですよね。何回乗っても、初めて乗った時と同じ楽しさを感じることができます。



山田 僕は地元が帯広なんですけど、近郊に畑が多いので、冬場になるとスノーモビル乗り放題な場所になるんですよ。実家にスノーモービルがあったりもしたので小さい時から乗ってて、何か懐かしい気持ちになりました。「やっぱり好きだな、ウィンタースポーツ楽しいな」と思いました。

坂口 「楽しい」というのはもちろんですが、雪の状態によって走り方が変わるというか。平坦なところもいいですけど、ちょっとデコボコになってるところにあえて行くのも楽しいし、山に登って景色を見るのもいいですよね。天気がいいと、すごく空気もおいしいし、気持ちいいんですよ。
 
石名坂 坂が急なところだと、ジェットコースターみたいだよね。
 
三浦 最初に乗った時、恭平が僕の後ろだったんですけど、ちゃんとしがみついていなかったんですよ。ちょっとカッコいい感じで乗ってたから、僕は急発進と急ブレーキを繰り返して振り落とそうとしたんです。そしたら「前後交代で」って言われて、「ヤバい、仕返しされる!」って(笑)。
 
──あー、あの声は三浦さんだったんですね(笑)。
 
三浦 なのでそういうことは絶対にしないで、安全に楽しんでください(笑)。

 ──さて、拠点である北海道にはどんなこだわりがありますか?
 
石名坂 僕ら6人とも道産子なので、北海道が大好きですし、活動する中でやっぱり一番の味方は北海道の皆さんだという認識でいます。その上で、僕らも「北海道を盛り上げたい」という気持ちが6人全員にあるので、これからどんどん、北海道以外にも活動を広げて行きますが、あくまで僕らの一番の味方は北海道という思いで、北海道の皆さんと一緒に大きなグループになっていけたらなと思ってます。
 
──地元での活動で、「よかったな」と思うことは?
 
石名坂 小さい頃に行ったことがある場所にライブで行ったり。逆に、北海道は本当に広いので、道内でも僕らも行ったことがない場所にライブで遊びに行って北海道のよさをまた知るとか、そういうのはけっこうあるよね?
 
山田 あるね!
 
大久保 YouTubeの企画とかでも、北海道でしかできないようなこと、他の地方にはない、北海道にしかないような場所とかがたくさんあるので、そういうのを活かせるのはいいですね。
 
──そのYouTubeも一部見させていただいたんですが、本当にいろんなとこに行かれてますよね。
 


三浦 北海道は、移動で片道5~6時間かかるところが多いんですよ。稚内もそうですし、最初に行った知床は7時間かかりました。自分たちだけで終日、1日がかりでロケをやったんですけど、そうやって全方向、全部の主要都市をクリアしたんです。なので、YouTubeをやってるおかげで「北海道のいい場所を教えて」と言われたら、「ここです!」ってすぐ答えられるようになりました。なので去年1年YouTubeの活動をしたことで、胸張って「道産子アーティストです!」と語れるようになりましたね。


ホワエク推薦! 北海道観光の“穴場”とは?


──では、それぞれの「北海道ベストスポット」を教えていただけますか?
 
坂口 知床です! 知床は本当に自然がすごくて、そこらへんに鹿がいるんですよ。あとキツネ。
 
三浦 クマもね。
 
坂口 クマはちょっと危険なので、本当に気をつけた方がいいんですけど、もうそこらへんが動物園というかアマゾンですね。
 
三浦 日本のアマゾンね(笑)。
 
坂口 知床って、知られているとは思うんですけど、行く機会ってなかなかないじゃないですか。でも北海道に来た時は、頑張って女満別空港まで行って、それからレンタカーで知床まで行っていただきたいですね。
 
山田 僕はやっぱり地元の帯広に、ぜひ1回は行ってみてほしいなと思いますね。スイーツや有名な豚丼もあるので、かなりグルメが充実しています。

三浦 僕は北海道の最北端、稚内ですね。やっぱり函館や旭川、帯広などが北海道の観光のメインだと思うんですけど、稚内は意外と知られてない良さがあって。例えば、1kmから2km貝殻だけで作られた道があるんです。

 ──貝殻が敷き詰められているんですか?
 
三浦 そうです。車も走れる道で、「白い道」っていうんです。YouTubeでいろんなところに行きましたけど、そういう非日常も味わえたので、僕は稚内が一番面白かったですね。


石名坂 僕は富良野です。ここもYouTubeの撮影で行ったんですけど、ラベンダーソフトを食べたり、時期によってはラベンダー畑がすごくきれいで景色もいいし、本当に過ごしやすくて食べ物もおいしくて。あと一番好きなのは、半分に切ったメロンにソフトクリームが乗ってるご当地スイーツで。あれはぜひ味わってほしいですね。
 
山田 食べたね!


大久保 僕もYouTubeで行った場所なんですけど、北竜町ですね。ひまわり畑がすごく有名で、全面ひまわりの黄色いじゅうたんのような場所があって、すごく感動しました。空気も綺麗で、個人的に好きでした。


佐藤 僕は旭川ですね。まずラーメンがおいしいのと、札幌から2~3時間で行けるので、行きやすさがあるので。ぜひ皆さんラーメンを食べに行ってほしいです。
 
──旭川のラーメンはまた違いますか?
 
佐藤 違いますね。けっこうあっさりしてて、食べやすいと思います。
 
──さすが、6人それぞれに違う土地が出ましたね。では、「知られざるオススメスポット」はどこかありますか?
 
三浦 先ほど言った「白い道」はあまり知られてないと思います。あと同じ稚内なんですけど、最近、車のCMで使われた「北防波堤ドーム」というところが、すごくインスタ映えすると思います。
 
山田 知らないところって難しいよね。全国的には知られてないけど、僕らにとっては普通に知ってる場所ということもあるから。
 
三浦 摩周湖もいいですね。
 
──「霧の摩周湖」というアレですね。
 
三浦 そうです。確かに8割は霧なんですけど、僕らは霧が晴れた様子を見れたりしたので、そういうのは貴重だと思います。
 
山田 雲海テラスは?
 
三浦 それは知らないかもね。
 
山田 トマムというリゾート地のホテルから見える山に雲がかかっていて、ホテルの雲海テラスから一面雲の海が見えるんです。

 
三浦 見られる確率が30%とか40%と低いんです。だから僕らも見れなくて。でも雲海テラスは確かにいいかもね、そういう意味では。
 
──北海道の観光大使とかできそうですね(笑)。
 
三浦 是非したいです!
 
石名坂 そろそろ話が来ると思います。
 
──さて、先ほど東京以外での活動の話がチラッと出ましたが、これまではあるんですか?

三浦 3年の活動の中で、東京が2回、千葉が1回あります。そして今後、3月28日に青森でのライブが決まっています。道外でのライブはその3回ですね。
 
石名坂 代々木で北海道フェアが開催されたときに、北海道のアーティストということで呼んでいただいたこともありますね。
 
三浦 これまでの活動はその数回ですけど、僕らはずっと北海道に根を張りたいという意識はなくて、もちろん関東や本州のお仕事をいただけることは大変有難いです。ただ、北海道ってやっぱりちょっと距離があるじゃないですか。だからそこを埋めるためにYouTubeを始めたというのもありまして。なので僕らのYouTubeは、全国の方に見ていただきたいですね。道産子のアーティスト6人組が面白いことをやってるなと思ってもらえたら、うれしいです。


グループとして成長している実感は?


──さて、順番が逆になってしまいましたが(笑)、肝心の音楽面については?



石名坂 僕ら6人の中での目標というのが、まず「北海道ナンバーワンのアーティストになる」ということなんです。いろんなことをやっていく中で、アーティスト活動としてはあくまでも歌とダンスに重きを置いていくと。その中で「北海道のアーティストといえばホワイト・エクスプロージョン」と出てくるようなグループを目指してやっています。僕の作曲だったり侑也の振り付けといった、みんなの個々のスキルと、グループになった時の全体でのパワーをさらに高めて、より一層アーティストとしてもレベルアップしていきたいなと思ってます。
 
──では、これまでの活動の中で一番印象に残っていることは?
 
三浦 僕は、AAAさんなどの楽曲も作詞されているMio Aoyamaさんに詞を書いていただいた「Imitation Love」と出会った時ですかね。自分たちの曲ですごく好きな曲ができたという感動があったので、その曲が僕らの曲になった時は、とても思い出深いです。

石名坂 僕は、2019年10月のワンマンライブなんですけど、その最後に僕が作った曲を歌いまして。6人の曲を書いたのって、それが初めてだったんですよ。その中でお客さんと一緒に歌うフレーズもあって、僕ら6人と会場の皆さんで手を振りながら一緒に同じフレーズを歌ったあの空間が本当に素敵で、今でも忘れられないですね。
 
大久保 僕はちょっと日常の中での話なんですけど、去年の9月にキロロリゾートで3日間ライブさせていただいたんですけど、その時にホテルに泊まったんですね。3人ずつ2部屋に分かれて、僕は石名坂と坂口と同じ部屋で。それで2日目のライブが終わった夜に、3人でお風呂に行ったんです。脱衣所で服を脱いで、さあ入ろうと思ったら、石名坂が「あ、ちょっと待って」と言うので振り返ったら、全裸でキャップだけかぶってるんですよ! いつもはカッコよくてクールな感じなのに、マッパにキャップの姿は相当面白かったですね(笑)。
 
山田 キャップだけ脱ぎ忘れたってこと?
 
石名坂 脱いで、さあ入るかって時に何気なく鏡を見たら「あ、俺、全裸だけど帽子かぶってる」って思って。
 
大久保 あの姿は忘れられないです(笑)。
 
──ちょいちょい裸の話題が出ますね(笑)。
 
三浦 でも僕ら、まだ一回も裸は出してないんですよ。写真も映像も。一応、清純派グループなんで。(一同、笑い)
 
石名坂 2020年は積極的に出していきたいなと思います(笑)。
 


佐藤 僕は、一番最初のワンマンライブなんですけど……僕、普段は本当に全く泣かないんですよ。ですけどその日は、最後の曲の前に全員がMCをやるということになって、ふぶきが「この6人だからこそできることが~」というような、すごくいいことを言ったんです。それで泣いちゃったことが、僕の一番の思い出ですね。
 
石名坂 でも、もうそれからは完全に泣きキャラですけどね(笑)。すっかり泣き虫で。
 
三浦 前回のワンマンライブでも、ある曲が涙で歌えなくなっちゃって。
 
石名坂 ボーカル担当なのに歌えないっていう(笑)。
 
山田 本当は歌詞が飛んだんだろ?
 
佐藤 いやいや(笑)。
 
山田 僕はもうめちゃめちゃシンプルなんですけど、毎回のワンマンライブが本当に思い出になっていて、これまで4回それぞれ、来てくださる人の数も増えたり、やるたびに思い出ができて。そのたびに、「次はもっと大きい会場で!」「もっとたくさんのお客さんに!」と思います。
 
坂口 僕はやっぱり、1回目のライブですね。一番って難しいですけど、その1回目のライブの時はまだ3曲しかなくて。最初は3曲をずっと練習して、30分のステージを3曲でやる時とかもすごく多くて。MCとかも全然今みたいな形じゃなくて。
 
石名坂 つまんないしね(笑)。
 
坂口 もう今は見たくないくらいな感じなんですけどやっぱり思い出深かったですね。握手会の練習をスタッフさんとしたりしたこともあるし。

石名坂 本当に最初のライブは、僕らはイベント出演者の一組だったんですけど、僕らのお客さんっていうのは知ってる人や身内の人しかいなくて、純粋なお客さんってほぼゼロだったじゃないかなっていうぐらいだったんですよ。そこから考えると、この3年ライブしてきて、今はたくさんの方に囲まれてるのは、本当に幸せだなって思いますね。

──では、少しずつ大きくなっている実感、手応えを感じている?
 
三浦 そうですね。特にこの年末年始に北海道ローカルのTV番組などに出させていただいて、そこから本当にファンの方の人数が増えてきて、ライブに来てくださる方も増えたんですよ。月に1回行っている「イッツ“笑”TIME!!」というタイトルの定期公演も、次の回はチケットが完売しました。

山田 早々にソールドアウトになったよね。
 
三浦 目に見えてファンの人が増えてきているというのは感じるので、僕らもうれしく思いますし、モチベーションも上がってますね。
 
──その定期公演、「笑」という字が入っているアーティストの公演というのも珍しいですが……。
 
石名坂 けっこう自由なライブになってるんですけど、「笑」という漢字を入れているのは、来てくださった方にたくさん笑ってもらって帰ってほしいなという思いがあるので。普段やらないようなミニゲームをお客さんと一緒にやってみたり、あとMCのパートは他のライブより長めにして、そこで面白いことを言ってます。

山田 ワンマンライブはもう「カッコつけて!」って感じですけど、「“笑”TIME!!」の方はわりとユルく、いつもの僕らみたいな感じで。
 
石名坂 そう、“素”だよね。


夢は札幌ドーム公演。5万人の観客で客席を埋めること!


──そして、3月にはまたワンマンライブが決まってますね。
 
石名坂 はい。3月21、22日の2日間で3公演。夜・昼・夜という形で3公演が決まったんですよ。僕ら、まず2デイズっていうのが初めてで、なおかつ3公演っていうのはもう、本当に挑戦でしかないんですけど、その中でどの公演に来ていただいても、皆さんに満足していただけるようなクオリティの高いパフォーマンスと、あとはこの3公演の中でちょっと変化とかもつけながら、全部来ても楽しめるような、そんな道産子魂を皆さんにぶつけられたなと思っております。
 
──ということは、3公演全部、セットリストが違う?
 
石名坂 そうですね。まだちょっと詳しくは言えないんですけど、全く同じライブは一つもないぞと。だから、できるなら3つ全部来てほしいですね。
 
三浦 何より、僕らはMCの打ち合わせを全然しないんですよ。ニュアンスも考えないで立つことが多くて、本当にそのとき浮かんだものでトークが広がってくる感じで。
 
石名坂 だから、たまにめちゃめちゃ滑ります!(笑)
 
三浦 でもたまには、めちゃめちゃウけます(笑)。3公演、絶対MCも違うし、メンバーそれぞれの空気感っていうのが毎回違うと思いますので、3公演全部来てくださる方がいても、全部楽しめるライブになると思います。
 
──これからの目標、「ここでやりたい」という場所というとやはり……。
 
三浦 目標は、やっぱり札幌ドームです! 札幌ドームで5万人を埋めたいなと思っています。というのも札幌ドームは特に埋められるアーティストは限られていますけど、やっぱり僕らは北海道から発信してるので、札幌ドームが最終目標です。
 
──それがグループ全体の大目標だとして、個人的なところも含めた目標を、おひとりずついただけますか?



坂口 ダンスがすごく好きで14歳からやってたんですけど、2年ぐらい前から「振り付けもやりたい」ってずっと言ってたのが、やっとできたんですね。それがすごくうれしかったんですが、もちろん今後もやっていきたいですし、ダンス講師みたいな活動もやっていきたいなという感じなので、ダンスで何か伝えていけたらと。あと、TikTokなどいろいろなSNSを通して、自分のダンスだったり、ちょっと自分で言うのも何ですけど、面白さというのを(一同、笑)どんどん伝えていけたらいいのかなと。数打てば、心に刺さる方はいるのかなという僕ですけど……以上です。
 
──まず身近な人に刺さってるのかどうかが大きな問題という気がしますが(笑)。
 
三浦 刺さりにくいんですよね~(笑)。
 
山田 僕はですね、本業であるラップとダンスをしっかり練習していくというのはもちろんなんですけど、その他に楽器も好きなので、ピアノとかギターとか、そこももっと幅を広げたり、突き詰めて練習して、もっともっといろんな曲を披露してみたいと思います。
 
三浦 僕はもちろん、ホワエクとしてのそういう夢を叶えた後の話なんですけど、歌とダンスも入ったエンターテインメントショーをソロでドームでやりたいなと思ってます。6人でやりたくないってわけではなくて、6人で目標を達成した後、夢を叶え終わってやり切った後に、三浦拓也にしかできないエンターテインメント、歌とダンスだけじゃなくて、最近だと映像とかもあるので……西島隆弘さんのようなエンターテインメントショーというか。「ライブではなく、もうエンターテインメントショーだな」みたいなものを僕も作りたいという目標があります。

石名坂 僕は楽曲提供をやりたいなと思います。自分から生まれてくる音楽を、たくさんの人に届けられたらなって思ってます。



大久保 小さい頃から一つの夢なんですけど、冒険バラエティー的な番組に出演したいと思ってて。外国のすごく広大な場所で、ちょっと危険も伴うような大きい動物とかをカメラに押さえたりするのが夢ですね。
 
石名坂 これ、ちょっと話がずれるんですけど、僕ら6人の「はじめまして」の集まりの時に、スタッフさんから「君たちの夢をそれぞれ聞かせてください」と言われたんですよ。ダンス&ボーカルグループのオーディションで集められたので、みんな「歌を頑張りたいです」とか言ってたんですけど、その中で大久保だけ「深海魚を捕まえたいです」って。
 
山田 帰ればいいのに(笑)。
 
三浦 絶対、入る会社を間違ったんですよ! 電話かメールする人を間違ってるよ!
 
──でも最初から言っていて、今もまだ言うぐらい本気の夢なんですね(笑)。
 
大久保 はい、本気でやりたいです!
 
──よく分かりました(笑)。
 
佐藤 僕はですね、歌のレベルアップはもちろんなんですけど、さっき拓也が言ってたエンターテイメントショーとはまた違った、「ライブ」。僕の場合はライブでやりたいというのと、あとは……今、大久保と山田と僕の3人で、YouTubeでゲームをやってるんですけど、そのゲームをもっとうまくなって、大会に出られるぐらい頑張りたいなと思ってます。
 
大久保 頑張ろうな!(満面の笑み)
 
佐藤 ……そうだな(笑)。
 
──はい、ホワエクのことがいろいろとよく分かりました!(笑) では、最後に締めのメッセージをいただければ。
 
三浦 「avex portal」を読んでくださってる皆さん、北海道には、avex所属でオールラウンドなエンターテインメントを行なっている6人組、White Explosionがいます! YouTubeなどいろいろ、遠くても見れるものもありますし、ぜひ北海道まで来て、僕らにしかないエンターテインメントに触れていただけたらなと思います。そして、北海道が拠点ですけど、またどんどん関東ですとか全国に出られるように頑張っていきますので、ぜひよろしくお願いします!
 
──ありがとうございます! ……こういう時に言うのはリーダーじゃないんですね。
 
坂口 違いますね。
 
三浦 もうバレました?
 
坂口 「リーダー」はあくまで肩書きなので。
 
石名坂 今の「違いますね」がすでに食い気味だったもんね(笑)。




ワンマンライブ「ALL ROUND」
日程:2020年3月21日(土)、3月22日(日)
会場:サンピアザ劇場(北海道札幌市厚別区厚別中央2条5丁目7-2)
時間:会場17:30 開演18:00 
チケット:全席指定¥2,500-(税込)
 
追加公演日:2020年3月22日(日)
会場:サンピアザ劇場
開場 13:00 開演 13:30
チケット:全席指定¥2,500-(税込)
 
【White Explosion(ホワエク)オフィシャルウェブサイト】 
https://avex.jp/white_explosion/
 
【White Explosion(ホワエク)YouTubeチャンネル】 
https://www.youtube.com/channel/UC-tTXzXlP0O5NryH5oKHMFQ
 
【White Explosion(ホワエク)Twitter】
https://twitter.com/avex_hokkaido
 
【White Explosion(ホワエク)Facebook】
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<撮影協力>
スノーモビルランド サッポロ
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営業時間〔9:00~16:00〕
Tel  011-661-5355 (Fax  011-666-0877)
Mail  info@snowmobileland.jp
 
高崎計三
WRITTEN BY高崎計三
1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。

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