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【異色対談!】平井 大にK-1王者 武尊がインタビュー

平井 大、武尊

【異色対談!】平井 大にK-1王者 武尊がインタビュー

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待望のニューアルバム『THE GIFT』をリリースした平井 大。意外なジャンルで、そのニューアルバムを心待ちにしていた人物がいた。それは何と、K-1で三階級を制したチャンピオン、武尊選手! 以前から大ファンということなので、じゃあいっそニューアルバムとかツアーのことについて「ファン代表」としての立場からも聞いてもらおうじゃないかと。そんなわけで、異色な顔合わせの対談が実現しました!

「ニューアルバム『THE GIFT』は夏にドライブしながら聴きたいアルバムですね!」(武尊)

武尊 今日はありがとうございます! 4年ぐらい前にTVのランキング番組で「祈り花」が流れていたのを偶然聞いて、「メッチャいい声……」と思ったのが最初だったんです。そこからお名前を検索して聴くようになって、「Slow & Easy」とか「また逢う日まで」とかはカラオケでメッチャ歌わせてもらってます(笑)。
 
平井 ありがとうございます(笑)。スポーツって自分との戦いというか、自分との対話という部分がかなりあると思うので、そういう部分ではミュージシャンとアスリートの方々も近いものがあるのかなと思いますね。どこまで探求できるのかという部分だったり。あと、ミュージシャンも練習が命ですから(笑)。どこまで自分を探求して練習できるのかというところで、すごく似てる部分があるのかなと。今日はよろしくお願いします。
 
──平井さんは普段、格闘家の方と接する機会も……。
 
平井 ないですね(笑)。ボクシングなんかは好きで、TVで見ることもあるんですけど、直接お会いする機会はなかったですね。
 
武尊 僕は「格闘家らしくない格闘家」なので、いわゆる「格闘家」とはイメージが全然違うかもしれないですけど(笑)。
 
平井 確かにそうですね(笑)。
 
武尊 ニューアルバム『THE GIFT』の曲も聴かせていただきました。メッチャよかったです! 夏にドライブしながら聴きたいアルバムですね。
 
平井 僕は夏のイメージが強いんですけど、ここ数年はドンピシャで“夏”という曲を作ってなかったなというのがありまして。それで今回、久々にみんなが想像する、思い描くような“夏”がうまく表現できた1枚になってるんじゃないかなと思います。
 

武尊 1曲目の「Beautiful Journey」は、聴くと恋をしたくなりますね(笑)。中学生時代の夏の恋を思い出して、甘酸っぱい気持ちになりました。このアルバムはどんなテーマなんですか?
 
平井 今年の初めに「THE GIFT」のシングルがリリースになりまして、そのコンセプトもありながら。「GIFT」って言葉には「才能」だとか「贈り物」だとか、いろんな意味があるんですが、僕のやってる音楽って、昔の音楽、今で言うビンテージなサウンドからのインスパイアがすごく多いので、僕はそういうものを受け継いでいきたいですし、また新しい世代にも引き継いでいきたいという思いがあって。それが僕からの「GIFT」になるんじゃないかという、そんなコンセプトからスタートしましたね。何でもそうですけども、受け継いでいかないとなくなってしまいますから。ただいいものは残っていくと思うので、そういう意味では僕が提案できる新しいポップ・ミュージックというものの形がうまく表現できていればいいなと思いますし、あとやっぱり、僕は91年生まれなんですけども、平成という時代を生きてきたのが令和という新しい元号に変わったわけで、時代の転換期という意味では新しい元号になっても古いカルチャーに対して関心を持っていただける人が増えればいいですし、新しい時代に僕が残したいサウンド感であったりメッセージであったり、そういうものがたくさん詰まったアルバムになればいいなというところで作った作品です。
 
武尊 時代の変わり目というのは意識されたんですか?
 
平井 そうですね、やっぱり物事というのは全て変わっていきますし、時間の流れもどうしても止められないものではありますから、それをどういう風に自分の中でポジティブに消化していくのかっていうのも、一つ人生の大事な部分でもありますから、意識はしますよね。ただ、変わっていく中で、自分はどう変わっていくのかということと、あと自分が根本的に持っているベーシックなものはどこまで変えずに、時代とともに生きていくことができるのかっていうのは、僕の中では大事にしてる部分かなとは思いますね。
 
武尊 僕は3月の試合でケガをして、令和最初の試合はもうちょっと先になる予定なんですが、人生の中ではすごく変わり目なんですよ。これだけ長く欠場することがなかったので、プロデビューしてから初めて自分を見つめ直すことができて、格闘技人生の中ですごく変わり目だなと思ってます。新しい技術を取り入れたり、海外に挑戦したりとか、そういう年になってて。
 

「タイミング的にすごく寒い中で、夏の曲を考えたりしてますよ(笑)」(平井)

武尊 先ほど言われた通り、ニューアルバムには夏の曲が多いですが、曲はどんなところで作られてるんですか? 冬に作られることもありますよね?
 
平井 僕のリリースのタイミングって、だいたい5~7月なんですけど、そこを目指して作ろうとすると、冬に曲を作らないといけないんですよね(笑)。
 
武尊 そうなりますよね(笑)。
 
平井 だから冬に夏の曲を考えて、もし秋とかに次のリリースをするのであれば、夏までに考えなければいけないんですよ。だからすごく寒い中で、夏の曲を考えてたりしますね(笑)。
 
武尊 ハワイによく行かれてるから、そういうところに行って暖かい中で考えてるのかなと思ってました。
 
平井 全然ですよ! 都内のスタジオです(笑)。僕は出身が東京なので、東京にいるのが落ち着くんですよね。でも海も好きですよ。東京から海に行こうとすると、神奈川か千葉か静岡かって感じですけど、僕はだいたい神奈川の海が多いですね。1時間ぐらいで行けますからね。リフレッシュしたい時とか、あとどうしても東京にいると情報がすごく多いので、いろいろ溜まってしまうものがあるんですけど、それをリセットしてくれる役割が海にはあるんじゃないかなと思ってて。だから時間があると行きますけどね。
 
武尊 僕も海が好きなので、よく分かります。平井さんの曲でも、海の感じの曲はすごく好きです。
 
平井 ただ、海に行くと曲を作る感じじゃなくなっちゃうんですよね(笑)。仕事のことを考えたくないなっていうのがありますし。でもそういうところから、自分の中でいろんなものをピックアップして、海に行くからこそ出来上がってくる曲たちっていうのもいっぱいある気がするんですけども。
 
武尊 「これから作るぞ!」という感じで集中して作るんですか?
 
平井 そうですね。リリースが決まって、アルバムを作るとなると、少なくとも12~13曲は作っておかないとヤバいわけで(笑)。僕の場合は、そうなってからですね。そうなる前は、あまり考えないようにしてますね。たぶん、フワッとは考えているんだろうけども、そこに対してはあまり意識していないというか。
 
武尊 今回のアルバム作りで、新たに挑戦したことってありますか?
 
平井 そういう意味で言えば、前作の『WAVE on WAVES』が一番、いろんな新しいものを取り入れてるんですよ。今までそこまで大々的には出てこなかったシンセサイザーの音だったりとか、けっこう人工的な音も入れながら作ったんですけども。それが、僕のオーセンティックなベースにあるアコースティックなサウンド、ナチュラルなものと、人工的な音のミックスってけっこう難しいんですよね。相反するものでもありますし。そこで消化できなかった、「あるべくしてそこにあるような感じ」をどうやって出せばいいのかなっていうのが、今回の挑戦でしたね。新しいというか、続きというか。それが今回はうまいことハマったなという気もします。カチッとしてないんだけど、人工的なサウンドでもあり、同時に僕のベーシックな部分であるアコースティックなサウンドというのも感じてもらえるような、絶妙なバランスの取れた1枚になったんじゃないかと思います。


武尊 タイトルにもなっている「THE GIFT」は「映画ドラえもん のび太の月面探査記」の主題歌でもありましたよね。最初は平井さんと「ドラえもん」というのがあまり結びつかなくてビックリしたんですけど(笑)、あれは映画の内容を踏まえて作ったものなんですか?
 
平井 そうですね。最初にお話をいただいて、台本を読ませていただいたりして。月がテーマでありながら、その月に対してどういう気持ちを抱いてどういう冒険が始まって、どんな出会いがあってどんな別れがあるのかという一連の物語をベースに作った曲ではありますね。
 
武尊 曲と映画の内容がすごくマッチしてますよね。あの曲も、カラオケでメッチャ歌わせてもらってます(笑)。最新曲が出たらすぐ練習するので。あの曲もそうですけど、歌詞の中で日本語と英語がすごく自然に溶け合ってますよね。作詞の時はどう考えてるんですか?
 
平井 英語って表現がすごく直接的なんですよね、比喩があまりないですし。そういう英語の特性があって。一方で比喩表現が使えたり、直接的ではないところに美しさを感じるのが日本語だと思ってるんですが、そのどちらにもよい部分があって、ストレートに伝えたいところは英語の方がより伝わりやすいですし、でもいろいろな風景や情景というのは日本語の方が伝わりやすいなと。そういう使い分けもありながら、あとはサウンド面ですよね。ここは英語が入った方が気持ちいいとか、ここは日本語で歌った方が耳に残りやすいとか、そういうバランスで作ってますけど。でもあんまり意識してはいないのかなあというのが、実際ありますね。出てきたものを歌ってみて、ちょっと響きが違ったら変えてという作業が、スタジオではけっこう続いていきます。
 
武尊 歌っていてもバランスがすごくいいなと感じますし、今、僕は英語を勉強してるんですけど、平井さんの曲を聴いて単語を調べて、英語を勉強してます。歌う時も英語の意味が分からないと感情移入できないので、けっこう調べてますね。そうすると、「ああ、英語と日本語がこうつながってるんだなあ」と改めて分かったり。
 
──歌ってみて難しいなと思うところとかありますか?
 
武尊 今、歌もちゃんと歌えるようになりたいと思って勉強していて、ウィスパーボイスって言うんですかね、ささやくような歌い方は平井さんの歌から学んでます(笑)。あれがメッチャ好きで、心に入ってくるというか。ワーッと声を出すロック系の歌も好きなんですけど、ささやくように歌うと歌詞がすごく心に入ってきて、すごく好きで。
 
平井 ありがとうございます。音楽って自由なものですから、歌っていて気持ちいいと思える形で歌っていただければうれしいですね。

音楽と格闘技、意外な共通点とは?

武尊 曲を作る時に、「自分らしさ」みたいなものは意識するものなんですか?
 
平井 そこは正直、あんまり意識していなくて、必然的に自分らしくなる環境を整えるという方が大事かもしれないですね。だから嫌いなものだったり、見たくないもの、聞きたくないものを極力自分から遠ざけるんですよ。それは人間関係もだし、趣味・嗜好もそうですけど、嫌いなものを周りに置いておくと、そこに染まっていってしまうので、自分が嫌いなものまみれになっちゃうんですよ。でも好きなものだけを意識して生活していくと、好きなものだけになってきますから(笑)。それが自分らしさになっていきますよね。そういうことが、僕の創作活動の中ではすごく大事になっているところで、だからあまり無理しないというのが大事かなと思ってますけどね。
 
武尊 そう聞いていると、音楽と格闘技って最終的な形は全く違うものですけど、精神的なところとかけっこう似てるなと思いますね。僕もけっこう海に行くんですけど、自然に触れて体と心をリフレッシュさせたりっていうのも似てて、共通点が多いなと思いますね。
 
──作品だったり試合だったりに対して、いろんな反応があるというところも共通点だと思うんですが、そういった反応というのは気になるものですか?
 
平井 作品ですからいろんな意見があると思いますし……僕はですけど、賛否両論あるものがけっこう好きで、そういうものを作りたいなと思ってるんですよ。100%いいものってないですけど、その完璧じゃない部分に美しさってあると思いますし、それは僕のファッションにもつながっていて、ビンテージなものが好きですし。古いものって、全然完璧じゃないんですよね。現行のもので新しいものを買ったほうが当然、形も整ってますし、使い勝手もよかったりするんですけど、ビンテージなものって、出てきた年代であったり、昔のものですから手作りのものが多いわけで。そういうところに僕は美しさや温かみも感じますね。「単なる古いジーンズじゃん!」って言ったりされますけど(笑)、僕の中で表現したいのはそういう不完全なものの美しさであったりするので、そこに対して皆さんがどれだけ美しさを感じてもらえるか。それがうまく伝わった瞬間、そういう感想を聞いた時はすごくうれしいですね。まあただ、まだまだ伝わってない部分はたくさんあると思いますし、そういう方々の意見も聞きますけども。でも基本的にネガティブなものって、あんまり自分の中に取り入れないようにもしてますので、そこまで気にしてないかなというのもありますね。
 
武尊 試合中は、どんな反応があるのかとか考えなくて、自分がやることを考えているだけなんですよね。完璧なものよりも不完全なものの方がすごく伝わるものが多いというのはすごく分かります。試合でも、開始10秒ぐらいで一発で倒したら、完璧ではあるんですけど、何も伝わらないんですよね。でも3分3Rの間バッチバチに打ち合って、フラフラになりながらもグッチャグチャに殴り合う試合とかの方が伝わるというのがあって、すごく共感しました。試合が一つの作品と考えたら、同じなんだなと。曲の場合は、リリースしてからも育っていく部分がありますよね?


 
平井 そうですね。重要だと思うのは、僕が普段から感じていること、日常生活で考えていること、それをピュアに、素直な気持ちで表現してみて、そこから聴いてくださる皆様がどういう感想をそこに持って、それに対してその曲とともにどんなストーリーを個々が作っていってくれるのか。それが音楽にとっての完成形だと思うんですよね。自分で作って、自分で「いいな」と思って聴いているだけだったら、単なる自己満ですから(笑)。あと自分が演奏している中でも、過去の曲なんかはライブでいろいろアレンジを変えたりとか、僕の場合はバンドメンバーと一緒にセッションの形でライブをすることが多いので、その時々にしか出せないサウンドだったり、その日の気分で左右されたり、いろんな要素がありますから、曲を同じ形でずーっと残しておくっていうのは難しいんですよ。時間が経って、完成されていくのか、退化していくのかっていう感じですけど(笑)、そこが楽しい部分ですし。
 
武尊 試合でも語り継がれるようなものって、時が経てば経つほど伝説になっていくというか。その後にもいろんな人たちのいろんな試合が重ねられていく中で、その試合を見た上で「やっぱりあの試合はすごかったな」って評価されたりすることもあるんですよね。試合の場合は終わってから変わっていくことはないですけど(笑)、平井さんはライブですごくアレンジを変えるので、ライブバージョンもすごく好きです。
 
平井 8月末からはまたツアーが始まるんですけど、今回のアルバムが「後世に残したいもの」「伝えたいもの」というテーマですから、ライブに来てくださった皆様の心に、30年後とか、もっと時間が経っても残ってるような時間にしたいなと思ってますね。
 
武尊 セットリストとか具体的なことはもうできてるんですか?
 
平井 いろいろと考えていますし、準備も進めていますが、それがどういう形になるかというのは、やってみないと分からないですから(笑)。楽しみにしといていただけたらうれしいですね。
 
武尊 セットリストは気になりますね(笑)。「あの曲、やってくれるのかな?」とか。いろいろファンからの希望とかもあるんじゃないですか?
 
平井 実はあまり気にしてない部分もあるんですけども(笑)、過去の曲を今の自分がどう消化できるのかっていうのは、ライブでしかできないことなので、そのへんもすごく考えながらセットリストを考えてますね。過去にはこういう形でリリースされた曲だけども、今回はバラードでやってみようか、とか。そういうアレンジだったり、ライブ構成ですよね。ストーリーの中で、新しいアルバムに入っててもおかしくないようなアレンジにして、そこの流れをちゃんとつないでいく。それがセットリストというものなんじゃないかなと思ってますから。ライブに来れば、今までCDとかダウンロードで聴いていた曲たちが、新しいサウンドとして消化していただけるので、過去曲に関してもまた違った側面での魅力だったり美しさに気付いてもらえる時間があればいいなと思います。

武尊 そう聞くと余計楽しみになりますね(笑)。「tonight」が大好きで、失恋したら絶対聴きながら泣くんですよ(笑)。「tonight」はライブでも聴きたいですね。
 
平井 そうですよね。それはよく言われます(笑)。
 
武尊 ライブの時のアレンジって、その場の雰囲気で変えたりすることもあるんですか?
 
平井 そうですね。ベーシックなものはリハーサルで作っていくんですけども、そのベーシックから、その日の気分であったりとか……僕も人間ですから、「家出るのめんどくせぇな」って思う日もありますし(笑)、「今日はライブしたいな!」と思う日もありますので、その時の自分の気分だったりとかにはアレンジも左右されていきますよね。
 
武尊 ライブで喜びを感じるのって、どういう瞬間ですか?
 
平井 それはシンプルに、来てくれたお客様が喜んでくれている瞬間、ステージからしか見えない景色ですけども、それはすごくうれしいですよね。あとは演奏の部分で、その時にしか出せなかった音というのがあって、それがうまく表現できている時っていうのはうれしいです。
 
武尊 僕も試合中とか、お客さんが沸けば沸くほどテンションが上がるんですよ。反応があればあるほどうれしくて、そうするとパフォーマンスもまた上がるので。会場の大きさについてはどうですか?
 
平井 そうですねえ……大きい会場にはプラスの面もあればマイナスの面もありますし、小さい会場も同じですから、会場の大きさによって音楽の届け方も変わってくるので、一概に大きければいいとか小さければいいとか、そういうことではないと思ってますけどね。

同じ横浜アリーナで、平井 大ライブの1週間後にK-1の大会が!

武尊 ツアーのファイナルが横浜アリーナですよね。これは何か特別なものになるんですか?
 
平井 ツアーの流れではあるんですが、規模としては僕のツアーの中では一番大きなものになりますから、そこでもまた新しいものを考えています。会場が小さければ小さいほど、伝わるものもどんどん重くなっていくと思うんですけども、小さい会場と同じぐらいの重さで、皆様に伝えられればいいなっていうのはありますね。
 
武尊 そのライブが11月17日ですよね。ちょうど1週間後の24日、K-1の大会が同じ横浜アリーナで開催されるんですよ。
 
平井 ああ、そうなんですね!
 
武尊 僕は今、そこでの復帰を目指しているんです。それが同じ会場でちょうど1週間後というのはうれしいですね。今回、こうして対談もさせていただいてますし、復帰に向けて海外でも練習しているんですけど、向こうで朝と夜に海辺を走る時もずっと平井さんの曲を聴いていたので、そんな人が1週間前に同じ場所でライブすると思うと、いろいろうれしいですよね。
 
平井 ハハハ、ありがとうございます!
 
武尊 横浜アリーナがすごくいい空気になってそうですね(笑)。
 
平井 その流れに乗って勝ってください(笑)。                                                             
 
武尊 実は、まだライブに行かせていただいたことがないんですよ。映像ではよく見ているんですが、生ではまだなので、ライブにも行かせてください。
 
平井 ぜひぜひ! 来てください!
 
武尊 横浜アリーナは試合1週間前なので厳しそうですけど(笑)、ツアーのどこかで行かせていただければと思ってます。もしよかったら、試合も見に来てください!
 
平井 ありがとうございます!
 
武尊 最後なんですが、この先、死ぬまでにどうしてもやりたいことって何かありますか?


 
平井 死ぬまでにやりたいことはいっぱいあるんですよ。仕事の面で言うと、どうしても「慣れ」っていうのが来ちゃうので、「慣れ」が来ないように、音楽に対していつも新鮮な気持ちで触れていたいんですよね。いくつになっても……70歳、80歳になっても新鮮な気持ちで音楽に触れていたいというのが、一つ大きな目標ではあるかな。
 
──武尊選手は70歳、80歳までは……
 
武尊 現役はあと2~3年と思ってますからね(笑)。
 
平井 でも、触れあうということはできますよね。
 
武尊 そうですね。プロとしてはそこまでですけど、体を動かしたりとか、趣味としては引退してからもできることなので。何十年か経った頃に、またお話しさせてください。同い年なので(笑)。
 
平井 ぜひぜひ! よろしくお願いします!
 

撮影 長谷 英史

 
NEW ALBUM
『THE GIFT』
2019.07.31 release


CD+DVD ¥4,500+税
AVCD-96314/B
 
CD only ¥2778+税
AVCD-96315
 
▼CD購入はこちら
https://daihirai.lnk.to/thegift-CD  
 
▼配信はこちら
https://DaiHirai.lnk.to/thegift-digital

 
HIRAIDAI Concert Tour 2019 THE GIFT
8月24日(土) 静岡市民文化会館 大ホール
9月6日(金) 福岡サンパレス ホテル&ホール
9月7日(土) 宝山ホール ( 鹿児島県文化センター)
9月15日(日) 神戸ワールド記念ホール
9月20日(金) 鹿沼市民文化センター
9月22日(日) ホクト文化ホール 大ホール
9月23日(月・祝) 金沢市文化ホール
9月28日(土) 沖縄コンベンション劇場
10月6日(日) 東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)
10月14日(月・祝) 盛岡市都南文化会館(キャラホール) 大ホール
10月26日(土) 広島上野学園ホール
10月27日(日) 松山市総合コミュニティセンター キャメリアホール
11月4日(月・祝) 札幌文化芸術劇場 hitaru
11月10日(日) 名古屋国際会議場 センチュリーホール
11月17日(日) 横浜アリーナ
 
 
【HIRAIDAI Official Website】
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【HIRAIDAI Twitter】
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【K-1公式サイト】
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K-1 大会日程
8月24日(土) K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~ エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)
11月24日(日) K-1 WORLD GP 2019 JAPAN 横浜アリーナ
12月28日(土) K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

【武尊 Twitter】
https://twitter.com/takerusegawa

【武尊 INSTAGRAM】
https://www.instagram.com/k1takeru/

【武尊オフィシャルブログ「NATURAL BORN KRUSHER」】
https://ameblo.jp/kp1-takeru/

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記事情報

高崎計三

ライター

高崎計三

1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。