あの360°3D ミニシアターが宮崎に!
2015年7月より、愛知県蒲郡市のテーマパーク「ラグーナテンボス ラグナシア」に登場して話題となっている「avex360°3Dシアター」
(過去記事:http://avexnet.jp/column_detail.php?id=1000147)。
360度、周り全体から飛び出してくる大迫力の3D映像がスゲエ!と評判なんですが、ラグーナテンボスに行かないと体験できないと思ったら大間違い!
なんと! 少しコンパクトになって、全国を移動できるというんです!
その「360°3D ミニシアター」が体験できるということで、九州・宮崎のショッピングモール、宮交シティにやってきちゃいました。
エイベックスの社員がエイベックスの施設を体験して「スゲエ!」とか言っちゃうのもどうなの!?
ということで、今回、エイベックスになんのゆかりもない方に、体験してもらっちゃいました。
それはこの人!
エスファイブの うえの譲治さん!
NE●S加藤シ●アキさんのものまねが得意技で、芸人とアイドルを融合した「芸ドル」として活躍されてます。
まあ、ものまね自体エイベックスとは無関係なんですけどね、プロフィール見たら「宮崎出身」ということで、「これはいい!」とお願いしてしまいました(それだけ)。
ええっ、500円のレシートがあればタダに!?
というわけで、やってまいりました宮交シティ。JR南宮崎駅から徒歩1分、宮崎空港からでも車で約15分という立地の、地元の方にはおなじみのスポットであります。「360°3D ミニシアター」が体験できるのは、3Fの紫陽花ホール。入口にド迫力の恐竜が描かれた、でっかい看板が出ているのが目印です。
料金は1人1回500円……なんですが、実は宮交シティ内でお買い物・お食事をすれば、500円分のレシート(当日分のみ)で1回無料になっちゃうのです。お子さん連れで行っても、宮交シティ内でお昼ご飯を食べた後ならタダで楽しめるわけです。これは親切設計! 取材日は春休み中ということもあって、ご家族で楽しまれている方もたくさんでした!
さてさて、さっそくうえのさんに「360°3D ミニシアター」をナマ体験していただきましょう! 3Dメガネを受け取って、ホール内にドーン!とそびえている(ってほど大きいわけではないんですが)シアターに入ると、ぐるりとスクリーンに囲まれた中で25人が観覧できるようにイスが置かれています。「どこに座れば……!?」と一瞬迷いますが、大丈夫! どこに座ってもアレやコレが目の前に飛び出してくるので、ハッキリ言えばどこでも特等席であります。
目の前の恐竜バトルにのけぞる!
いよいよ上映開始。まずは看板にも大きく描かれていた「DINOSAUR Adventure with Da-iCE 恐竜世界の冒険」から。タイトルの通り、白亜紀の恐竜たちが我が物顔で動き回る世界を巡ることができるんです。
ドデカい恐竜の顔が目の前に迫ってきてガーッと口を開けると、「ヒャッ!」と思いっきりのけぞるうえのさん! 恐竜の尻尾がバシャーン!と水しぶきを立てると、よけようと体を傾けたり、さすがはナイスなリアクション!
……と思ったら、「いや~、ホントにガバーッと来るから、思わず体が動いちゃいました!」と、素の反応だった模様。あ、画作りじゃなかったんですか! いやまあ、それでこそ来てもらった甲斐があったってもんです。
映像もド迫力なんですが、ティラノサウルスなどの恐竜たちが登場すると、ガイドのお姉さんがその生態などを説明してくれます。ま、これも聞いてる余裕があればなんですが。そして終盤には、恐竜たちがド迫力のバトルを展開! 実物大の恐竜たちの生き残りをかけた戦いが、手が届くような距離で展開されると、うえのさんは……あ、声も出ちゃってますね。大興奮です!(笑)
8分ほどの映像が終わって出てきたうえのさん、「いやー、てげすごいっすね!」と第一声。ん? と聞き返すと、「てげ」というのは宮崎弁で「とても」とか「すごく」という意味だそうで、あまりの迫力に思わず、一部宮崎人に戻ってしまった模様。ていうか、それって「すごくすごい」ってことになりませんか(笑)。
手元でホップする剛速球をVR体験!
ホール内にあるのはシアターだけではありません。3D映像を堪能した後には「VR体験ブース」も用意されています。大流行しつつあるVR、まだ体験したことがないという方はここでぜひ! 短い映像ですが、「こ、これがVRか……!」って、思わず唸ることでしょう。
体験ブースに用意されているのは、「もしもキャッチャーになって剛速球を受けたら?」と「もしもレーシングカーに乗ってみたら?」の2本。係員の指示に従ってヘッドホンとVRゴーグルを着け、うえのさんもさっそく体験開始です。
まずは「もしもキャッチャーになって剛速球を受けたら?」。「キャッチャーって渋いですよね」なんて言いながらスタンバイしたうえのさんですが、映像が始まるとさっそく「うわっ!」とのけぞります。こちらは映像が見られないので、ゴーグルを着けてのけぞってる姿だけハタから見てると、なかなかユーモラス。
ただ、その後に僕も映像を体験してみると、「いやあ、こりゃあのけぞるわ! うえのさん、笑っちゃってすみませんでした!」という心境に。試合中のキャッチャーとして、ピッチャーの投げる球を3球受けるんですが、剛速球な上に手元で意外なまでにホップするので、「うぉっ!」となります。いやー、キャッチャーすげえわー。
何度も見たくなるレーシングカーVR!
もう一本のVR体験は、「もしもレーシングカーに乗ってみたら?」。これも先にうえのさんに体験してもらうと、「おわー!」とか「うぉー!」とか叫びながら、やたらと上体が左右に振れています。カーレースのTVゲームをやってると、ただ画面の前でコントローラー持ってるだけなのに、カーブのたびに体が振れちゃいますよね。まさにアレ状態! しかも、キャッチャー編と違ってやたらと左右を見てキョロキョロしています。体が右に傾き、左に傾き、右見て、左見て、と大忙しのうえのさん。やっぱり、その姿だけを見てるとなかなかなモノがあります。
でもこれも、実際に見てみると「うえのさん、すみません!」に(心の中で)。まず映像が始まると、レーシングカーの助手席から見た映像のリアルさに驚き! それもそのはず、実はこの映像は、近藤真彦さんがオーナー兼監督を務めるレーシングチーム「KONDO Racing」のご協力で、実際のコースを走る車の助手席にカメラを設置して撮影されたものとのこと!
それだけに、ビュンビュン走る様子に体が振れちゃうのはもちろん、目の前にはダッシュボードの計器類があり、左を見るとすぐ横にドライバーがいて、右を見ると窓の外のコースが……と、大忙し。2分でコース一周する映像なんですが、何度も見てみたくなるほど。そして気付けば、僕もうえのさんと全く同じ動きになっていたのでありました。「ね、ああなるでしょ!?」と、うえのさん。確かに!
禁断のホラー3D映像に悲鳴連発!
VRも堪能したところで、もう一度「360°3D ミニシアター」に。360°3Dコンテンツは全部で4種類あるので、うえのさんにもう1本体験してもらいます。さっきは恐竜の大迫力映像でしたが、今度の「ザ・ルーム」はなんと15歳以下観覧不可のホラー映像! 「廃墟になった病院では毎夜首なし幽霊が徘徊しいわれのない罪で処刑された母と娘が人間の首を待っているといわれている。この噂、自分の目で確かめてみませんか…」って、説明の文章だけでもう怖い!
ドキドキしながら映像が始まると、冒頭からいきなり大きな●●●が突き出されてギャーッ! 大量の●●が飛んできてウワーッ!(ネタバレ防止のため、一部伏せ字でお送りしております) でも、全部伏せ字じゃあ何が何だか分かんないか。「出るかな……出ないで……」と祈っていたゾンビ的なバケモノはやっぱり大量に出てくるし、生首はモロ自分の体を通過するしで、もうイヤーン!状態。
正直、うえのさんの反応を確認することもできずにこちらも「ワーッ!」とか「ヒーッ!」とかやってたんですが、うえのさんの悲鳴も確かに聞こえてきました。しかも、誰よりも大きいぞ!(笑)
いろいろ出てくる中、廃病院を移動していくんですが、映像の動きで無理矢理運ばれる感覚なので、「進まないでー!」と思うも、それはムリ! その果てに、この怪異の大元だったと思われる巨大な●●●●が登場! もうみんなで「ウワーッ!」と大合唱であります。
こちらも約8分の映像なんですが、終わってみたらヘトヘト。あー怖かった! うえのさんもゲッソリした表情です。「僕、ホラー映画なんかでも女の悪霊みたいなのが一番怖いんですよ! だからあの●●●がてげ怖くて!」って、また一部宮崎弁になってますよ!
というわけで、「360°3D ミニシアター」と「VR体験」を思いっきり味わいまくったうえのさんは「宮崎の人にはぜひ一度、体験してほしいですね!」とニッコリ。5月6日まで開催されているので、地元の方はもちろん、ゴールデンウィークで南九州旅行という方も、ちょっと足を伸ばしてみてください。いやーしかし、どれもこれも迫力あったわー!
「360°3Dシアター+VR」
会場:宮交シティ3F・紫陽花ホール
〒880-0902
宮崎市大淀4丁目6番28号 TEL.0985-51-1311(代表)
アクセス:JRで、南宮崎駅→徒歩(約1分)
お車で(高速道路をご利用の場合)、九州自動車道 宮崎IC→車(約12分)
空港から、宮崎空港→車(約15分)
期間:【前半】3月27日(火)~4月15日(日)【後半】4月21日(金)~5月6日(日)
時間:11:00~20:00(最終上映は19:30)
料金:お一人様500円 ※当日のレシート500円につきお一人様1回無料
※1回の上映ごとに場内入れ替えとなります。
http://www.miyakocity.com/
【うえの譲治(エスファイブ)Twitter】
https://twitter.com/i_jyoji
【TV】
5/11(金)19:00~21:55 OA
CX爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル
【LIVE】
6/3(日)
エスファイブ単独ライブ『アイリスと朝まで』
開場11:00 開演11:30
前売2000円 /当日2500円 +1D
問合せ先 エスファイブ公式Twitter @s05five05
ライター
高崎計三
1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。