女子とラーメンといえば「ひとりではラーメン屋に入りづらい」「男性客ばかりの雰囲気が苦手」「カロリーとか気になって」など、なかなか行きづらい要素があった…のは昔の話。今や日本中で平日週末問わず、人気店や隠れた名店に通う女子が増加中。もはやその象徴ともいえるのが、2015年から開催されている「ラーメン女子博」だ。
「まだひとりではお店に入りづらいという女性に思う存分ラーメンを楽しんでもらいたい」という思いで誕生したラーメン女子博。
2015年横浜赤レンガ倉庫で開催された第1回は2日開催で予想を遥かに超える29,695人を動員し売り切れ続出。翌年の第2回では5日間開催に、そして今年3月の第3回では101,000人を動員と人気はうなぎ登り。お店やメニューのセレクトと、女子に優しいホスピタリティが支持される理由だ。
そんなラーメン女子博をプロデュースするのが、“森本聡子”さん。年間600杯以上のラーメンを食べ、人気ラーメン店を貸し切ってラーメン好きの女子だけで語り食べる「ラーメン女史会」を主宰。そんな彼女が選りすぐりの店をセレクトしたのがラーメン女子博なのだ。
そして今年秋、大阪・名古屋と続けて初の地方進出!
とはいえ、細やかなプロデュースで人気を集めてきたラーメン女子博、これまでと同じことをやるわけがない。
大阪・名古屋会場のおすすめ店舗や森本さんの思い入れをたっぷりうかがいました。
大阪開催のために一ヶ月間住み込みラーメン生活!
-ついに今回「ラーメン女子博、地方進出!」ということになりますね。
森本) ラーメン女子博は最初から日本全国回れたらいいな、と思ってたので、本当に念願の! 大阪進出です。嬉しいですね~、フフフ。
-全国ラーメン制覇を目指している森本さんは、これまで大阪や関西のラーメンはけっこう食べてきたんですか?
森本) これまで自分の中で得意なのは出身の愛知と、もともと博多ラーメン屋で働いたのもあって最初にハマった福岡、それと引っ越してきてからの東京。だから九州・東海・東京の3エリアが中心で、実は関西は手薄なエリアだったんです。
でも、周りからよく「今度大阪行くんだけど、どこのラーメンがおすすめ?」「大阪出身なんだけど、何ラーメンが美味しい?」とか聞かれる率が圧倒的なんです。データでは知ってて薦めることは出来るけど、実際食べてないから申し訳ない! とずっと思ってて。
-むしろ森本さんにとって弱点だったと。
森本) だから、ちょうど1年前くらいに「よし、住もう!」って決めたんです。
-住んだんですか、関西に?ラーメンのために。
森本) そうです(笑)。ちょうどお休みの期間もあったので、一ヶ月くらい住んじゃおうと。それに泊まるところの情報を調べてたら、圧倒的に安いエリアがあって東京じゃ本当にありえない価格だった。だから、もうそこに決めちゃったんですよ。決めた後になってちょっとデンジャーなところだと聞いて。
-大阪で宿が安いエリアというと…日本最後の暴動があったあたりですね(笑)。
森本) そうそう(笑)。タクシーの運転手さんにそこまで行ってくれっておねがいしたら、「ねえちゃん、勇者やなー!」と言われましたね。そこからわたしの大阪ライフが始まりました(笑)。それからヒールにクラッチバッグを、ぺったんこの靴とリュックに変えたところからですね。
-今あの辺は海外からの観光客も多くて、ずいぶん安全になったそうですけども! それで滞在期間中はラーメン屋は何軒くらい回ったんですか?
森本) ラーメンは毎日1日3店舗を心がけて食べまくりました。関西の気になる店すべて行きつくそうと決めてたんで。大阪を拠点に京都も兵庫も行ったし、和歌山・奈良、それに滋賀までぜんぶ行きましたね。
-その一ヶ月で関西のラーメンの特徴って見えてきましたか。
森本) “泡系”ってよばれるクリーミーな白湯(パイタン)系ラーメンがこの1、2年流行っていて、かつそれをミキサーでかき混ぜて、マイルドさにマイルドさを重ねてきたものが流行ってます。あと2017年は鴨ラーメンが人気みたいで、いちばん列が出来てる新店は鴨ですね。あと貝とか煮干しとか鯛だしとか魚介系。
-なるほど、聞いてるだけでよだれが出そうです……。
森本) 関西は関西の独自の流れっていうのが今まであったんですけど、最近は東京の流行りが関西に来ることも多いですね。ミシュランガイドの影響かなとも思いますね。地元だけでなくいろんなものを食べてみたいっていう。
-西も東もいろんなラーメンを食べてみたい! という欲は変わらないと。
森本) 変わらないですね。あと関西だな~ってのが、ネーミングがダジャレ寄りっていうか、「わー、めっちゃ関西!」っていうのが目につきますね(笑)。「くそオヤジ最後のひとふり」とか「世界一暇なラーメン屋」とか、あと「人類みな麺類」とか…だいたい同じ運営会社がやってるんですけど(笑)。みんなひねりたいんですよね。普通の名前をつけたくないのが関西なんだなって。
-味より先に、店の雰囲気がザ・関西っていう。
森本) でも名前は面白いけど味は繊細みたいなところがありますね。“だしが命”みたいなところがあって、全体的に塩・醤油・とんこつは少なくて、鶏白湯と泡系が多い。
-関西圏=うどん、というイメージですけど、ラーメンも広がってるんですね。
森本) ラーメン屋さんたちも、数年前だと「関西はそれほど……」って言ってたのが、今は「勢いあるよ!」ってお店の人が言うくらい盛り上がってますね。人気店だと1時間待ちのところもあったし、時間によっては3時間行くんじゃ? ってお店もありました。
逆輸入ラーメンにミシュラン掲載、大阪に絶品の麺を揃えました
-それで今回のラーメン女子博ですけど、森本さんによる出店するお店選びの基準は何でしょう?
森本) 今大阪で流行ってるラーメンを熱を持って食べまくったので、ほとんど実際に食べ歩かせてもらったところからセレクトしました。やっぱりお願いする時に、実際に食べたところじゃないとお願いしても熱量がないというか、わたしの気持ちが伝わらないので。あと東京のイベントが初めて大阪開催、ということでお店からシビアに見られてたのかなとも思いますし。
-当然頼んでも断られることもありますよね。
森本) また9月というのが全国的にラーメンイベントがある激戦の時期なんですよ。初めてラーメン女子博がラーメン戦国時代の中に突入したというか、わかってはいたけど大変でしたね。でも出るって決めてくれたところは、本当に涙が出るくらい愛を持って「俺たちはやるよ!」って言ってくれました。関西の人たちは一度決めたら愛が深いなって思いましたね。
-ちなみに味はもちろんだと思いますが、それ以外のラーメン女子博として選んだ基準ってありますか?
森本) イベント限定ラーメンなんかもあるんで、イベントでしか食べれないものを楽しんでほしいという気持ちもありますけど、実店舗にも行ってもらえるイベントを目指していて。本当に美味しいラーメン屋さんを自分の舌で選んでるので、まずラーメン女子博で知っていただき、その後お店にも行ってもらって、あらためて友達に紹介したり、情報にしてもらいたい。だから美味しいけどお店が清潔感に欠けてるとか、女子ポイントが低いところは選んでないですね。
-お店の空間ごと推薦できるところだけ選んでると。ではラーメンのジャンルごとにおすすめのお店を紹介してもらってもいいでしょうか。
森本) うーん! 本当は全部紹介したいんですけどね(笑)。
-そこをなんとか! まずは創作系。
森本) 創作だったら「黄金の塩らぁ麺 ドゥエ イタリアン」かな。ミシュランガイドにも掲載されて、横浜のラーメン女子博でも大人気だったお店です。生ハムとチーズのラーメンはこの機会じゃないと大阪では食べられません!
あとサンフランシスコから日本初出店の「MENSHO TOKYO」。逆輸入ってのは初めてで、ヴィーガン(完全菜食主義者。肉はもちろん卵・牛乳なども口にしない)の担々麺を出してもらうんですけど、現地のお店では3時間待ちの大行列が出来るほど人気なんだそうです。ヴィーガンというと味が物足りないんじゃ? と思われそうですけど、豆乳のコクが凄いから一切物足りなさはないんじゃないかな。これは一度体験してほしいです!
-どちらもまず大阪では食べられないメニューですね。
森本) あと「Voyage soup Noodle RAIK」という麺場VoyageとBonito soup Noodle RAIKのコラボ出店も注目してほしいですね。普段から鰹節で勝負しているBonito Soup Noodle RAIKと、ラーメンに乗せているモナカが特徴の麺場Voyage。麺場Voyageは横浜の女子博でも人気で、その時は鮮魚系の綺麗なラーメンを作ってくださったので、大阪でも期待してます。
-ではあっさり系ラーメンだと、どんなチョイス?
森本) 大阪の1部に出てるところだと、「拳ラーメン」がのどぐろラーメンを出していただけるみたいで楽しみですね。ここは私の知る限り、日本で一番、通常メニューにはない“限定ラーメン”を出してるんじゃないかってお店で、店主がもともと和食をやってらした方なので、とにかく引き出しがすごいんです。和の真骨頂を堪能していただけると思います。
2部だと「麺匠 さくら咲く」はスタッフ全員女性で、白湯系で来るみたいですけど、野菜のまろやかさでおいしくいただける一杯だと思います。フォトジェニックさも女性らしさを感じさせます。
あと京都の「山﨑麺二郎」もミシュラン掲載のあっさり系では外せないお店です。イベントも初出店で、山﨑さん自ら来ていただけるみたいですし、味に間違いはないです!
-ではこってり系ではどんなお店が出店されてるんでしょう。
森本) ここは迷いますね~! 背脂とニンニクがたっぷりの「麺屋わっしょい」もおすすめですけど、とにかくこってりしたのを食べたいという人には、山形県「風林火山」が提供する汁なし。これは二郎系初挑戦の人にもおすすめしたいです。マヨネーズがガリマヨ・わさびマヨ・からしマヨの3種類から選べるのもポイントです。この日くらいマヨったらいいじゃないかと、マヨだけに(笑)。
-大阪では普段食べれない地方の濃いお店が多いのも嬉しいですね。
森本) そうなんです。「鶴一家」は横浜から本場の家系ラーメン持ってきてくれますし、札幌の「みそのマルエス」は炙り肉が評判の味噌ラーメン。それに「トラの夢」は大分から来てもらうんですけど、福岡のラーメンよりさらにとんこつ濃度日本一! くらいにギュッと詰まった一杯を味わってほしいです。くさみはないけど、骨の感じがすごいんです。
-迷ったらこれで問題なしですね!
森本) とはいえそれでも迷うとか、当日行きたい店が混んでた、なんて事もあると思うんですけど、そんな時に頼って欲しいのが「IKE麺スタッフ」。
エイベックス・アーティストアカデミーのメンバーたちが、ラーメン女子博のスタッフとして働いてくれます。
具体的には女性専用エリアをはじめとした会場をお客さんが快適に使えるように気を配ってくれたり、さらに今待ち時間がどのくらいかはもちろん、彼らにおすすめを聞くのもアリです。さらにフォトスポットで写真も撮ってくれるし、おねがいすれば一緒にも撮れます。コンシェルジュみたいな役割なので、気になることは何でも聞いてくれれば!
-それにスイーツや美容コンテンツなんかもラーメン女子博ならでは、ですね。
森本) 毎回スイーツは話題のお店に参加してもらうようにしてますけど、ぜひチェックしてほしいのは「ラーメンケーキ」ですね。
ラーメンと同じどんぶりにケーキが入ってるんです。同じラーメンとラーメンケーキを買って、一緒に撮るとインスタなんかも面白いですよね。
-過去3回の横浜からさらにグレードアップしての大阪上陸、楽しみです!
森本P地元凱旋! 名古屋の名店を思い出の公園に集結
-しかもこの秋はなんと、ラーメン女子博は大阪に続いて名古屋でも開催ですね!
森本) そうなんですよ~。これは本当に嬉しい!
-というのも森本さんは愛知出身ということで、地元凱旋! ですね。
森本) ありがとうございます(笑)。やっぱり地元でやりたいというのはずっとあったので、大阪からの良い流れでやれるのは嬉しいですね。しかも会場の矢場公園って、わたし地元にいた時に読者モデルやってたんですけど、いつもこの公園で撮影してたんですよ。だから個人的にも思い入れがある場所で出来て完璧! 高校時代の自分に教えてあげたいです(笑)。
-ちなみに森本さんは愛知県で生まれついてのラーメン好き…だったんですか?
森本) それが実はぜんぜん興味なくって(笑)。子供のころは地元だと家族でスガキヤで食べるくらいでしたね。
-愛知周辺では超定番のラーメンチェーンですね。
森本) それが高校生の時に、通学路にラーメン屋が出来たのでバイトを始めたんです。そしたらそのお店がヒマでヒマで! それでどうやったら流行るんだろうと、ラーメン本買ったり、他の人気店に行って食べたりして研究したんです。その店が博多ラーメンの店だったんで、そこから豚骨にハマってどんどん食べに行くようになって。それで周りからラーメン好きって言われるようになると、「どこがおすすめ?」って聞かれるじゃないですか。それに答えられないのが悔しいから、また食べに行って詳しくなって(笑)。
-それが今やラーメン女子博プロデューサーに。それだけに地元情報が気になるところですが、名古屋のラーメンの特徴とは?
森本) それがなんと、「名古屋駅周辺に本当にラーメン屋さんがない」というのが特徴なんです(笑)。あるとしたら栄なんですけど、味仙とか台湾まぜそばとかちょっと辛い系。名古屋の人ってとにかく「食べて飲みたい」ってのがあるんで、「辛いの食べるとたくさん飲みたくなるよね~」っていうので手羽先でもラーメンでも濃いのが多くなっちゃうんですよね。
-名古屋市内はラーメンのジャンル自体は狭いんですね。
森本) それに名古屋って東京や大阪に比べて車文化なんです。だから名古屋から離れた、車で行く距離になるといろんなラーメン屋さんがあるし、岐阜あたりまで足を伸ばすと自家製麺文化が盛んなので、麺がおいしいお店が多いです。岐阜も名古屋から電車で20分とかで行けちゃうくらい近いところなんですよね。だいたい名古屋はジャンクなラーメンが強くて、岐阜や三重は繊細な分類です(笑)。
-なるほど、東京や大阪とも違う特殊な地域なんですね。そんな名古屋のラーメンでおすすめといえば?
森本) まずは元祖台湾まぜそばの「麺屋はなび」。
名古屋メシの中でもかなりメジャーではありますけど、やっぱり元祖ってひと味違うし、お店は今でも凄く並ぶので、ここで食べて再確認してほしいです。
あと「ソラノイロ NAGOYA」は、
東京の本店はベジそばの第一人者でミシュランも取ってるんですけど、今回は名古屋のお店をセレクトしました。本当にヘルシーなので、普段ラーメンに抵抗あるって人もぜひ連れてきてほしいですね。
「らーめん臺大(だいだい)」は
名古屋の知られざる名物・卵とじラーメンで有名なお店です。薬膳スープとふわふわ玉子で包み込んでいて身体にも良く優しいラーメンです。家族3代3兄弟でやられてるお店で、当日も皆さん来てくれるそうです。ファミリーでの出店は女子博史上初ですね(笑)。
-今回はとにかく名古屋勢の充実っぷりがすごい。
森本) あと「らぁ麺紫陽花×つけ麺丸和」のコラボも注目してほしいです。
紫陽花は名古屋で今一番イケてるラーメン屋と言われていて1、2時間並ぶのは当たり前。東京からわざわざ食べに来る人もいるくらい。そのお店の店主が修行した丸和とのコラボなんです。これがこちらから提案したんじゃなくて、お店の方からたっての希望でのコラボなんです。名古屋ってそういうのが多いんですよ。名古屋でラーメン女史会やる時も、毎回コラボやりたいって言ってくれるんです。
あと「麺屋獅子丸×中華そば生る」も名古屋コラボ。
横の繋がりの強さが名古屋はありますね~。名古屋の人気店を揃えた自信はあります!
-愛知県外からも行く価値あり!ですね。
ラーメン女子博必勝法、何食べても美味しいから何でもOK!
-さてこの秋、大阪・名古屋と続くラーメン女子博ですけど、森本さんから見て「ラーメン女子博必勝法」を教えてもらえますか? 実際会場に行って、おすすめのラーメンチョイス法といった楽しみ方があれば。
森本) ラーメンに限らずなんですけど、どうしても日本人って並んでるところに皆並んじゃうんですよね。空いてるところはハズレなんじゃないかって思って。
先に言っておきますけど、わたしの選んだ店にハズレはないです!
全部当たりだからそこは信用してください(笑)。それに、列が出来てるところって中太麺とかでゆでるのに時間がかかってるだけだったりしますからね。こってり系の方が麺が太かったりトッピングも多かったりして、回転が遅くなって並ぶ傾向はありますね。あっさり系のお店の方が回転が早いから、実は売れてたりしますからね。
-並んでるということがすべて、ではないと。
森本) あと時間によってお客さんのラーメンの好みって変わるんですよ。汁なしは明らかに午前中は混んでいて、あっさりは締めに食べたいという人が多いですね。こってり系はまんべんなくお客さんがいますね。でもわたしから言えば、あっさりからこってりで行ってほしいですね。
-味を楽しむならその順番がいい。
森本) だいたいラーメン女子博に来るお客さんって、2杯は食べる気で来るんですよ。だから最初はまず並んでないところに行って、最初の一杯を食べてみてください。女友達同志で来たんだったら、別々のお店に行ったらシェアも出来るからおすすめです。女子専用エリアもあるので、そこで待ち合わせして。それでお腹を満たした後に、行列店に行く! それがいちばん効率はいいと思います。でももう一回言わせてください、
ラーメン女子博にまずいところはひとつもないです!
-この自信がラーメン女子博を支えてる気しますね。ではラーメン女子博の今後の目標としては?
森本) ラーメン女子博で47都道府県制覇したいし、日本をジャックしたいし、いつか世界でやりたいですね!
-夢がデカい!ということはまだ3都市ですね。
森本) 「そんなにラーメンばっかり食べて飽きないですか」って聞かれるんですけど、日本全国どんなに都会でも田舎でもどこにでもあって、誰としゃべっても盛り上がるし、ラーメンを通しての広がりが楽しいんです。飽きる要素なんてないんですよね。やるたびに地方の良さを知っていくんですよ。その魅力を掘り下げないとイベントって成功しないですし。自分ひとりでは出来ないな、ってやるたびに思うんです。ラーメン屋さんもだし、支えてくださるみなさんがあってのイベントですよね。お店を選ぶだけがすべてなんですけど、熱意がいちばんなんだろうな。
-イベント出演のためにわざわざ大阪に一ヶ月住んで探して、口説きおとす熱意は凄いですよ。
森本) やっぱり「イベントとかうちはいいよ」って人もいて、それでも3回くらいは押します(笑)。なぜだめなんですかって。今回もおねがいしたいと思ったある県で10店舗くらい全滅したところもあるんですよ。それなんかもう県民性ですよね。最初の一歩に遠慮があるというか。
-でもそう言われると口説き落としたくなったりしますか?
森本) いつかは…とは思いますね(笑)。ラーメンのことは彼だと思っていて、どれだけ遠くても、会いに行けるとなるとモチベーションが沸くじゃないですか。それは恋に近いんです。本当に合ってるかわからないけど(笑)。一杯のために6時間かけて行くとか、好きな人のためなら行くでしょう! と。これを熱く語ると「わからんでもないけど、わかんない」って言われますけどね(笑)。
「ラーメン女子博in大阪」
■日時:
1部:2017/9/29(金)~10/3(火)
2部:2017/10/5(木)~10/9(月・祝)
(平日:11:00~21:00 / 土日祝:10:00~21:00 (L.O 20:30))
■場所:長居公園 自由広場
■入場料:無料
※飲食の際には、飲食券購入が必要となります。
※男性のご来場も大歓迎。
■飲食券:ラーメン1杯 900円(税込)
■主催:ラーメン女子博実行委員会
■後援:FM OH!(FM OSAKA)、(公財)大阪観光局
※ 混雑時に、入場規制を行う場合がございます。
※ 内容、スケジュール等は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
「ラーメン女子博in名古屋」
■日時:
1部:2017/10/26(木)~10/30(月)
2部:2017/11/1(水)~11/5(日)
(平日:11:00~21:00 / 土日祝:10:00~21:00 (L.O 20:30))
■場所:矢場公園
■入場料:無料
※飲食の際には、飲食券購入が必要となります。
※男性のご来場も大歓迎。
■飲食券:ラーメン1杯 900円(税込)
■主催:CBCテレビ/サンデーフォークプロモーション/ラーメン女子博実行委員会
※ 混雑時に、入場規制を行う場合がございます。
※ 内容、スケジュール等は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
公式WEB SITE:http://www.ramengirls-fes.com/
Instagram:https://www.instagram.com/ramengirlsfes/
Facebook:https://www.facebook.com/RamengirlsFestival/
Twitter:@ ramengirlsfes
LINE:@ramengirlfes(アカウント名:ラーメン女子博)
ライター
大坪ケムタ(オオツボケムタ)
アイドル・プロレス・B級グルメから大人方面と一見幅広いようで狭いジャンルを手がけるフリーライター。著作にゆるめるモ!田家大知Pとの共著「ゼロからでも始められるアイドル運営」(コア新書)、「SKE48裏ヒストリーファン公式教本」(白夜書房)など。