3人のメンバーが自ら楽曲を作詞作曲、さらにダンスの振り付けまで創り上げるガールズユニット“callme”。
2017/8/9には夏のステージを意識した5thシングル「One time」をリリース、彼女たちにしか出来ないサウンドとパフォーマンスをより深化した新曲だ。既にTOKYO IDOL FESTIVALをはじめこの夏の大きなステージでも披露し、一歩進んだ“callme”の世界でフロアを熱狂させている。
そんな3人にライヴやリリースイベントが続く夏の暑気払いも兼ねて、女子ラーメン会を開催!
お店のチョイスをお願いしたのは、年間600杯以上ラーメンを食べる、女性のためのラーメンイベント「ラーメン女子博」プロデューサーである森本聡子さん。
選んだお店は東京は阿佐ヶ谷駅そばの「箸とレンゲ」。「麺や庄の」「二丁目つけめんGACHI」など人気店が揃うMENSHOグループ8店目のお店で、日本各地から厳選した食材を使い、麺は店内の石臼で挽いた国産小麦を使用というこだわりのお店だ。
お店に着くやいなや、店頭のメニュー表などを見てさっそく盛り上がる3人。
オーガニックな雰囲気のインテリアに、テーブルの上のちょっとしたものまで統一感ある小物類、店員さんの制服もラーメン屋というよりはパン屋さんのようで、女の子が好きになるポイントが満載!
-森本さんは “callme”の3人のために、なぜこの店を選んだんですか?
森本) 7/25にオープンしたばかりの新店なんです。こちらのお店は自家製麺はもちろん、素材も農家さんの顔が見えたりと、すべて手づくりにこだわってるんです。麺やスープは自家製ってラーメン屋さんは多いんですけど、こちらみたいに食材の畑までこだわるところはあまりないんですよ。“callme”のみなさんが作詞作曲振り付けまで全部自分たちでされていると聞いたので、合ってるんじゃないかなと思ったんです。
あと、お店がある阿佐ヶ谷ビーンズって商業施設が女性に向けたところなので、女性も入りやすいのかなというところで選んでみました。
この日、3人と森本さんをガイドしてくれたのは、MENSHO代表のラーメンクリエイター・.庄野智治さん。
用意されたラーメンは、ただ美味しいだけでなく内臓器官の活躍を活性化させる和歌山産の山椒や、ビタミン豊富な土佐柚子など、全国からの身体にいい素材が詰まっているだけに、説明を聞けば聞くほど迷ってしまう!
“callme”の3人も実はけっこうなラーメン好きだった!?
-“callme”の皆さんは、普段はラーメンってけっこう食べる方ですか?
RUUNA) 仙台にいる時より、東京に住むようになってラーメン屋さんに行くことが増えたんですよ。スタッフさんですごいラーメン好きな方がいて、全国行くたびに「この街はここがいいんだ~」って教えてくれて、どんどん詳しくなってくんです(笑)。
MIMORI) ライヴの日はどうしても遅いご飯になっちゃうので、そういう時に開いててパパっと食べれるところっていうと、ラーメン屋さんになりますね。みんなカウンターに並んで黙々と食べます(笑)。
KOUMI) 3人で行くと3種類の味が楽しめるので、みんなでシェアして食べたりします。
RUUNA) スタッフさんに連れて行かれるまで、カウンターで食べたこともなかったんです。
MIMORI) 外食がすごい増えましたね。親のありがたみがわかります(笑)。あまり自炊しないんで、近くの中華屋さんによく行くんです。ラーメンも好きなので、曲作るために家に篭ってる時は出前とか頼んでます。それかもう究極はカップラーメン(笑)。
森本) すばらしいラーメン好きですね(笑)。
RUUNA) 好きなカップラーメンを見つけると、いつも報告してくれるんですよ!
MIMORI) ○に正の字の…マルちゃん正麺! あれが好きなんですよー。麺がすっごく美味しくって。自分でチャーシューとか煮玉子を載せて食べてます(笑)。
森本) ラーメン好きでもわざわざ買ってきた具をカップ麺に載せる人はそんなにいないかも(笑)。わたしもやってみよう。
MIMORI) 乾燥の具だけじゃ足りないんですよ!
今、ラーメンは仙台が熱い!?
話に出たように仙台市出身の3人。あまり仙台=ラーメンのイメージはないが、森本さんもちょうど最近仙台市に行ったばかりで、街のあちこちで新店が出来るなど、市内でラーメンが盛り上がってきてるのだとか。
森本) もともと3人の好みのラーメンというと、どんなラーメンなの?
RUUNA) 油そばとかけっこう好きなんですよ。
森本) 意外! ちょっとこってりしてる方が好きなんだ。それは東北の血なのかな?
KOUMI) そうなのかなあ……。
森本) 東北の人に好きなラーメンを聞くと、けっこう「こってりしたのが好き」って言われるんですよ。あと汁なしとか。食べごたえを求めてるのかな。
RUUNA) もともと仙台は味噌ラーメンが多いんですよね。
森本) そうだよね。好きなラーメンを聞かれたら味噌って答える?
RUUNA) そうですね。昔食べてたから味噌って言っちゃうこと多いです。
KOUMI) でもわたしスーラータンメンとかも好きですね!
森本) いい! それは女子のいいセレクト。辛くてすっぱいやつですね。仙台にいたころはラーメンは結構食べに行ってた?
MIMORI) “味よし”ってラーメン屋さんがあって、おばあちゃんの家に行った時とかよく食べてましたね。
森本) 味噌ラーメンが美味しいところね。仙台で好きなラーメン教えてください、って聞いたら3人に1人は“味よし”って言われます。
RUUNA) あと仙台で人気だと“仙台二郎”(ラーメン二郎仙台店)。いつも並んでますね。
森本) あそこが出来てから仙台はこってり系のお店が増えたんですよ。今、仙台はラーメン屋さんが盛り上がってきてますね。
RUUNA) あの近くにある“嘉一”(中華そば嘉一)も好きなんです。
森本) 湯切りが独特なんですよね。
KOUMI) すごーい! 今も月に一度は仙台にお仕事で戻ってるんで、おすすめのお店教えてください!(笑)
注文した品が到着!
それぞれ頼んだのが“KOUMI”さんが「ぶどう山椒の麻婆麺」、“MIMORI”さんが「紀州梅塩らぁめん」。そして“RUUNA”さんが「土佐柚子塩らぁめん」。一品ずつ来るたびに「いい香りする~」「スープが艶ってる!」「インスタ映えしそう!」と大賑わい。取材は15時過ぎだったんですが、“KOUMI”さん曰く「今日はこのために昼も軽めにして、命かけてきました!」というだけに気合が違う。
-ではひとりずつ感想をおねがいします! まず“KOUMI”さんが「ぶどう山椒の麻婆麺」。
KOUMI) 食べた瞬間の山椒の香りがすごくて! 口に入れた瞬間に山椒が鼻まで広がってきて、いいアクセントになってます。それにごぼうとかメンマ、ナスまで入ってるので一回で何度も楽しめます。特にナスが甘くて好きです。それに麺もすごくて、こっちにも山椒の味が染みこんでて、もう山椒パラダイス!みたいな感じです(笑)。
-“MIMORI”さんが「紀州梅塩らぁめん」。
MIMORI) とっても美味しいです! 麺の感じが初めてです!小麦の香りなのかな。柔らかくて美味しくて、それにスープが……いつもラーメン食べた後ってこってり具合が気になったりするんですけど、これはぜんぜん気にならずに何杯でも行ける感じですね。Sサイズ注文したんですけど、Mにしておけばよかったくらい(笑)。あと梅がすごい合ってますね。
-“RUUNA”さんが「土佐柚子塩らぁめん」。
RUUNA) 「土佐柚子塩らぁめん」いただいてるんですけど、やっぱり小麦を挽いてるだけあって、香りがぜんぜん違くてびっくりしました。ゆずがお肉に載ってて、ヘルシーな感じで女の子は嬉しいですね。あとセットで頼んだ杏仁豆腐にも山椒が乗っててこれから食べるのが楽しみです!
-では森本さんも限定商品の「トウモロコシの冷たいつけ麺」を食レポおねがいします!
森本) ものすご~く「トウモロコシ」です! (笑)毎年庄野さん率いるMENSHOグループでは、“夏限定”でとうもろこしラーメンをやってるんですよ。今年はいつも以上に美味しさが増してるな~と思い庄野さんに聞いてみたところ「昨年までは、1杯あたりとうもろこし2本分だったのを3本分に増量しました」との事でした。こんなに冷たいスープにとうもろこしがマッチするなんて正直驚きです!これにあわせる自家製のモチモチ縮れ麺も相性が良いし、ほぐした鶏肉にタピオカがコーティングされていて、つけダレに入れてるとトゥルットゥルになってきます。生バジルとトマトソースの組み合わせも絶妙で、この丼の中は確実にイタリアの風が吹いていますね!(笑)
「箸とレンゲ」はラーメンはもちろんセットもいろいろあって、10種類のお惣菜の中から3種選べたり、ジャスミンライスとの組み合わせなど、とにかく満足感が高い! SサイズとMサイズがあるのも魅力!いろんな意味で女の子の好みのツボを突くお店です。
ニューシングル「One time」について
すっかり完食いただいた“callme”の3人に今回のニューシングル「One time」について話していただきましょう。
MIMORI) 「今を大切に」っていうのがこの曲のテーマです。「One time」というタイトルにもその思いを込めています。人って、明日に向かってがむしゃらに頑張ったりしてる途中に過去を振り返ると、後悔することもあると思うんです。それってどういう時かというと、一瞬一瞬を大切にしてない時じゃないかって思ったんですよ。こなすように日々を流しちゃったりしてて、もったいないことが多いなって感じたんです。だったら、一瞬一瞬を一生懸命生きることが将来の自分につながるんじゃないのかな、と思って作った曲です。とにかく“callme”の今の一瞬を誰にも見逃してほしくない、という思いで書きました。
-歌詞にそのメッセージを込めた部分はありますか?
MIMORI) 最後のサビの手前にある「感じて」って言葉がいちばんのメッセージかな。「自分も感じたい」って思いと、みんなにも今を感じて欲しいって気持ちです。
RUUNA) あと今回のシングルなんですけど、たくさんの幅を見せたいなと思って、発売するCDの形態毎に違う曲を入れていて、全部で6曲の新曲を作ったんです。ミニアルバムみたいな感じですね。特に個人盤といって、メンバーそれぞれの顔がジャケットのCDは各メンバーが作詞した曲が収録されているので、ひとりひとりの歌詞の書き方や世界観、歌い方をより堪能してもらえるんじゃないかな。
KOUMI) わたしは英語のラップとか好きだったので、そういうところをフィーチャーしたりして。わたしたちも勉強になりましたし、グループとしても新しい引き出し出せたと思います。
-夏の夜に似合うダンサブルな曲ですよね。
MIMORI) 実際、夜に作ったんですよ。あと夏っぽさを出したくて曲のイメージを青にしたのと、わたしたちの曲は曲の芯がピアノなので、ピアノが入ってきてからダンスの見せ場を作ったり、ライヴ感を重視して作った曲です。
-Music Videoも青のイメージですよね。皆さん凄いメイクされてますけど、あれは?
KOUMI) 蛍光メイクなんです! 蛍光塗料で顔と髪を塗って、そこにブラックライトをあてると映画『アバター』みたいな感じになるんです。人間じゃないっていうか独特の雰囲気で、2面性みたいなのを表現したいと思ってチャレンジしてみました。これまでと違った世界観を楽しんでもらえたら嬉しいです!
夏のダンスフロアにハマる爽やかさと中盤のピアノからラグジュアリーな空気も加わったりという構成も凝った一曲「One time」。まだまだ続く暑い日を時に盛り上げ、時にクールダウンしてくれそうだ。
そして最後に今回の女子会にちなんで、こんな質問をしてみました。
-では最後に“callme”の皆さんに無理やりな質問しますけど、「One time」をラーメンに例えたら?
森本) それは聞きたい!
MIMORI) あははは! なんだろー? でも透明感でいったら塩ラーメン!
KOUMI) さわやかで夏っぽい感じね。
MIMORI) 今日のメニューで言ったら、ゆず塩が一番合ってる。
RUUNA) シンプルな中に研ぎ澄ませましたみたいな感じが曲であるので、ラーメンでいったら塩ですね~。
-それにどんな具を載せたい感じですか?
MIMORI) 個人的には玉子を乗せたいです、煮玉子大好きなので。ただの好みです(笑)。
RUUNA) ラーメンに入ってる青菜大好きなんですよ。あっさりしたラーメンに合うじゃないですか。(ラーメンを見ながら)これは小松菜かな? 乗っていてほしいです。
KOUMI) わたしは山椒ですね! ゆず塩にさらに山椒で、ダブルで楽しめる味で(笑)。
-爽やかでいて、いろんな味が楽しめそうですね!
KOUMI) 味わってほしいです! 「One time」は発売日の後もリリースイベントありますし、全国いろんな場所に行かせてもらう予定ですので、楽しみにしてもらえたら嬉しいです。
MIMORI) また行った先でいろんなラーメン食べれたらいいなあ~(笑)。
「One time」2017/8/9発売(日本テレビ系「バズリズム」POWER PLAY)
[CD+DVD] [Type-A] AVCD-83891/B / ¥2,000(税込)
[CD+DVD] [Type-B] AVCD-83892/B / ¥2,000(税込)
[CD] [Type-C] AVCD-83893 / ¥1,000(税込)
[CD] [Type-D] 【mu-mo・イベント会場限定商品 KOUMI盤】AVC1-83894 / ¥1,000(税込)
[CD] [Type-E] 【mu-mo・イベント会場限定商品 RUUNA盤】AVC1-83895 / ¥1,000(税込)
[CD] [Type-F] 【mu-mo・イベント会場限定商品 MIMORI盤】AVC1-83896 / ¥1,000(税込)
【callme Official Website】
http://avex.jp/callme/
【callme公式 Twitter】
https://twitter.com/callme_official
【イベント情報】
◆ラーメン女子博2017IN大阪
一部:2017/09/27~2017/10/03
二部:2017/10/05~2017/10/09
会場:長居公園 自由広場
http://www.ramengirls-fes.com/
【取材協力】
箸とレンゲ
住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南2-42 BeansてくてA-4
TEL 03-5929-7989
公式サイト:http://menya-shono.com/hashitorenge/
ライター
大坪ケムタ(オオツボケムタ)
アイドル・プロレス・B級グルメから大人方面と一見幅広いようで狭いジャンルを手がけるフリーライター。著作にゆるめるモ!田家大知Pとの共著「ゼロからでも始められるアイドル運営」(コア新書)、「SKE48裏ヒストリーファン公式教本」(白夜書房)など。