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坂本龍一総合監修〈音楽の学校(=コモンズ・スコラ)〉プレイリストで楽しむ書籍としてリニューアル!

2021.06.02
坂本龍一



坂本龍一総合監修〈音楽の学校(=コモンズ・スコラ)〉プレイリストで楽しむ書籍としてリニューアル!第1弾『vol.18 ピアノへの旅』を2021年7月下旬に発売!
ピアノ成立史のミステリーを追って、楽器と音楽の長い旅をたどる──
 
2008年にVol.1『J. S. バッハ』でスタートし、2018年『ロマン派音楽』まで17巻(CDと本)をcommmons/エイベックスから刊行してきた、坂本龍一監修のユニークな音楽全集〈音楽の学校=コモンズ・スコラ〉。
このVol.18から、音楽をプレイリストで聴きながら読む書籍としてリニューアルし、アルテスパブリッシングから書籍として刊行することが決定!
デザインとともに造本仕様も一新し、よりお求めやすい価格で届けられる。
その第1弾として、坂本が最も慣れ親しんでいる楽器、ピアノをテーマにしたvol.18『ピアノの旅』が2021年7月下旬に発売される。
再始動する〈スコラ〉に注目だ。
https://artespublishing.com/shop/books/86559-232-0/

 
【第1部】
鼎談 坂本龍一×上尾信也×伊東信宏
ピアノの起源への壮大で自由な旅—紀元前ローマ、ギリシャやイスラム世界まで視野を広げて、ピアノ成立史のミステリーに挑む!
 
【第2部】
対談 坂本龍一×伊東信宏
静かで弱い音楽へ—近現代のピアノ曲を語る
バッハからライヒまで、不自由で儚い楽器=ピアノの本質に迫る!
 
◎Spotify・Apple Musicのプレイリストと音源(CD)ガイド付き
◎カラー構成: 国立音楽大学楽器資料館を訪ね、鍵盤楽器の歴史を体験。
 
 
commmons: schola:  コモンズ・スコラ
坂本龍一総合監修〈音楽の学校〉
『vol.18 ピアノへの旅』
坂本龍一+伊東信宏・上尾信也・小室敬幸 著
 
定価:本体2000円[税別]
四六判変型・上製・200頁(うちカラー8頁)
ISBN 978-4-86559-237-5 C1073
発行・発売:(株)アルテスパブリッシング
クリエイティヴ・ディレクター:空里香
制作協力:KAB Inc.、commmons
取材協力:国立音楽大学、同大楽器学資料館 
ブックデザイン:中島美佳 写真:かくたみほ
 
 
コモンズ・スコラは、坂本龍一総合監修の「音楽全集」。音楽の洪水を泳ぐ指針として企画編纂され、
2008年から18年まで17巻をエイベックスより刊行。NHK教育TVの番組(2010年)も好評を博しました。
 
2008年にVol.1『J. S. バッハ』でスタートし、2018年『ロマン派音楽』まで17巻(CDと本)をcommmons/エイベックスから刊行してきた、坂本龍一監修のユニークな音楽全集〈音楽の学校=コモンズ・スコラ〉。
このVol.18から、音楽をプレイリストで聴きながら読む書籍としてリニューアルし、アルテスパブリッシングから刊行することとなりました。デザインとともに造本仕様も一新し、よりお求めやすい価格でお届けします。
 
リニューアル第1弾のテーマに選んだのは、坂本龍一がもっとも長く深く付き合ってきた楽器、ピアノ。だれにでも正確で大きな音が出すことができて、「楽器の王様」とも呼ばれるピアノは、ギターと並んで世界的にもっともポピュラーな楽器です。
 
現在、私たちが慣れ親しんでいるタイプのピアノが生まれたのは、約300年ほど前、18世紀初頭のイタリアでのことですが、では多くの弦とハンマーアクションを備えた鍵盤で音を出す、というピアノの基本的な仕組みは、いったいいつ、どのようにできあがったのでしょうか? ピアノが生まれるまでの歴史をたどっていくと、意外なほど多くの謎に包まれていることが分かってきます。
 
本書では、紀元前のローマ、ギリシャやイスラム世界まで視野を広げて、そのピアノ成立史のミステリーに挑むとともに、工業化の粋を極めたピアノという楽器とその音楽の本質を多彩な視点から縦横無尽に語り合います。東日本大震災で出会った「津波ピアノ」に象徴されるように、ピアノを不自由で儚い楽器ととらえ近代に抗う坂本の楽器観・音楽観も浮き彫りとなります。
 
ゲストに迎えたのは、ピアノよりさらに古い鍵盤楽器の成立史に詳しい研究者・上尾信也さんと、中欧・東欧の芸術音楽、民族音楽の研究者でピアノをめぐる文化史にも造詣の深い音楽学者・伊東信宏さんのおふたり。
 
対談・鼎談のなかで取りあげた楽曲のCD音源ガイドを掲載するとともに(伊東さんに加えて気鋭の音楽ジャーナリスト・小室敬幸さんも参加)、この巻からSpotifyとApple Musicのプレイリストをご用意して、リンクQRコードでご案内します。
 
 
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