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waterweedがコロナ終息後に行うツアー会場となる全国22カ所のライヴハウスへの代金先払い。maximum10による『Pay For The Future Now(未来のために今すぐ支払う)』の第一弾として。

2020.07.07



The ProdigyやMuseをはじめ、ラウドのパイオニアでありながら逆輸入バンドとして人気を博したFACTなどを輩出してきたロックレーベル「maximum10」が、音楽業界発のクリエイティヴ・コレクティヴとして活動する「2ndFunction」と共に、新型コロナウィルスの影響に苦しむライヴハウスやクラブを支援することを目的とした『Pay For The Future Now(未来のために今すぐ支払う)』を開始した。
 
以下、2ndFunctionのnoteより、ステートメントを一部抜粋。
 
「私たち音楽業界は、いつも、
 ライヴハウスやクラブに助けられてきました。
 
 新人を見付ける時。
 イベントをやる時。
 
 そんなライヴハウスやクラブが、
 今、この時に最も苦しんでいます。
 
 コロナが終息してから手を差し伸べても、
 振り返してくる手は無いかも知れません。
 
 だから、私たちは、今すぐに
 ライヴハウスやクラブにお金を支払うことにしました。
 
 いつもお世話になっているライヴハウスやクラブに
 いつかお世話になるであろうライヴハウスやクラブに
 いつか必ずコロナが終息し始まるイベントの会場代を
 今すぐに、支払うことにしただけです。
 
 いつか必ず支払うべきお金を、先に支払うだけ。
 だから、寄付ではありません。
 
 だから、正直『無償の愛』ではありません。
 でも、真摯で有効な対策だと思っています。
 
 皆さんのために!などと綺麗事を言うつもりはないです。
 私たち自身のためにも、本当に必要な場所なのです。」
 
企画概要:
https://note.com/2ndfunction/n/n51350eb675a7
コンセプト:
https://note.com/2ndfunction/n/n16c3e41aa95b
 
第一弾は、ラウド創世記からパイオニアとしてシーンを牽引してきたロックバンド「waterweed」との共同企画。「Pay For The Future Now」のコンセプトに賛同したメンバーと話し合いを重ね、バンドのフロントマンでもある大賀が各地のライヴハウスに連絡をし、新型コロナウィルス終息後に行う開催日未定の全国ツアーの会場代金を先払いすることが決まった。
 
waterweed自身、コロナ禍は、最新曲の「Deep inside」が今年4月から始まった人気TVアニメ「キングダム」のエンディング・テーマに決定し、バンド名がTwitterでトレンド入りするなど話題を呼んでいた矢先に起こった出来事だった。予定していたリリースや公演も中止になるなど、バンドとしては苦境に立たされている。が、決してネガティヴになることなく、緊急事態宣言中には、SNSを通じて、これまでは見せるつもりすらなかったであろう弾き語りというスタイルで「Deep inside」を演奏し、ファンとの交流をより深めるなど前向きな姿勢を決して失ってはいない。
 
Twitterのみで公開中の新曲「Deep inside」のティザー映像:
https://twitter.com/waterweed/status/1246825110545158144?s=20
 
生粋のライヴバンドである彼らが。この暗雲が立ち去った後のいつかに、必ず行うツアーを見据えて、今回、先払いを行うのは以下の二十二会場に対して。総額は、約250万円となる。
 
・柏 / ALIVE
・柳ヶ瀬 / ANTS
・横浜 / B.B.STREET ・神戸 / BLUEPORT
・いわき / club SONIC
・岡山 / CRAZY MAMA 2nd Room
・小倉 / FUSE
・佐世保 / GARNET
・宇都宮 / HELLO DOLLY
・酒田 / HOPE
・名古屋 / HUCK FINN
・札幌 / KLUB COUNTER ACTION
・福山 / MUSIC FACTORY
・郡山 / PEAK ACTION
・周南 / RISE
・八戸 / ROXX
・熊本 / SOUND SPACE FACTOR
・高松 / TOONICE
・静岡 / UMBER
・初台 / WALL
・大阪 / 新神楽
・大阪 / 火影
 
maximum10と2ndFunctionは、今後も、このような地道な活動を続けていくとのこと。
 
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maximum10(twitter):
https://twitter.com/maximum10_staff
 
2ndFunction(note):
https://note.com/2ndfunction
 
waterweed:
 
探求の先に辿り着いたスタイルは、自らの“ルーツ”であるメロディック・ハードコアの深化。その道はユーラシアを飛び越え、遂にイギリスの「Lockjaw Records」との契約に繋がる。2018年には「Manchester Punk Festival (英)」と「Burning Ramp Festival (独)」を含む、英・仏・蘭・独・チェコを巡るEUツアーを成功させた。2019年には、新ギタリストが加入し、ツインギターにベースVo &ドラムスの4ピース体制が復活。USの名門スケートブランド「Volcom」からのサポートも決まり、逆輸入的に日本での評価が高まっている。最新アルバムのタイトル「Diffuse」は「拡散」という意味を持ち、それを掲げたトータル50ヶ所以上に及ぶジャパン・ツアーも敢行。まさに、日本各地へと「熱」を拡散している。
 
「Grateful Song(Music Video)」from Latest Album「Diffuse」
 https://youtu.be/BB709SDo50Q
 
http://waterweed.jp
 
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