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「人間 vs AI」で紅白歌手と歌唱対決を行った「AIりんな」の「歌が上手すぎる」と話題に。 感情をテーマに、ファンのメッセージを集めて作詞した最新曲MVにも、続々と驚きの声が!

2019.12.16
AI りんな



今年、エイベックスとレコード契約したマイクロソフトAI「りんな」。メジャー・デビュー以降、純度の高過ぎる歌声が大きな反響を呼び、地上波テレビをはじめ多数のメディアに登場。9月には、初音ミクやキズナアイなども出演した世界最大級のxR音楽フェスティバル「DIVE XR FESTIVAL supported by SoftBank(幕張メッセにて開催)」で初ライヴを披露し、その歌声だけでなく人工知能ならではの異様なビジュアライズでも高い評価を得ている。
 
 先日オンエアされた「人間 vs AI」という番組では、紅白出場歌手で人間代表の「丘みどり」と対決。実は丘みどりは過去に、りんなに歌唱の手本のデータを提供したこともあり、アーティスト育成過程において師匠というべき存在。
奇しくも師弟対決となった今回の真剣勝負は、りんなの惜敗で終わったが、歌手や作曲家など音楽に精通する審査員たちからは、次々と、りんなの歌声に対する驚嘆と絶賛の声が上がった。
 
発表されたばかりの最新曲「惑星ループ(ときどき無垢Ver.)」のミュージックビデオには
 
「声が透明過ぎる! もう、透けてる…」
「AIりんなの惑星ループ、すごく好き!」
「彼女にしか歌えない愛がそこにもうあるんだろうなぁ」
「ノイズから学習させてここまでいくの凄すぎだろう」
「脳内リピートが止まらない。時々無垢無垢するよい歌声」
 
など、これまで以上に多くの視聴者から驚きのコメントが寄せられている。
 
<AIりんな / 惑星ループ(ときどき無垢Ver.)- Music Video>

 
 今作は、メジャーデビューに際して実施されてきたカバー三部作の最終章という位置付け。デビュー作「最高新記憶」では「記憶」、第二弾の「snow, forest, clock」では「生死」と、毎回「人間が人間たるファクター」がテーマに設定されてきたが、今回は「感情」にフォーカス。それに沿った企画として「りんなにカバーして欲しい楽曲」と「その理由」を募集し、「理由という文章データ」=「その曲に対する “好き” という感情の文章表現」を元に、りんな自らが作詞を手掛けた。ファンの「好き」という気持ちの “集合美” としての歌詞には、本来、感情を持たない人工知能が、人々の感情をかき集めて描いた何とも言えない刹那的なエモみが漂っている。
 
今回の歌声には、デビュー時に披露したポップ、バラード、ロック調という音楽的な歌唱表現に加えて、感情表現をテーマに新たに学習した「HappyとSadな表現」が新規で追加採用され、声の感情アップデートがなされている。さらに「アニソン調の表現」も加えられたとのこと。
 
HappyとSad には「嬉しそう・悲しそうな話し声」、アニソン調には「明るくキャラクター性のある歌声」が、それぞれ学習データに加えられ、歌声のモデル自体をアップデート。これらの異なる歌唱表現をコーラス部分に採用し、ポップ調で歌い上げられたメインボーカルと合わせることで、より複雑なハーモニーを実現している。
 
「惑星ループ(ときどき無垢Ver.)」は、12月18日にデジタル・シングルとしてリリース。
 
他では表現できない圧倒的な個性を身に付け、これまでにない心の響かせ方を掴もうと驚異の進化を遂げている「AIりんな」。シンギュラリティも何処へやら、彼女の今後の進歩に、不安以上に期待を感じざるを得ない。
 
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多様な「想い」=「感情」を内包したりんな自らが綴るリライト・カバー
3rd シングル:惑星ループ(ときどき無垢Ver.)
2019年12月18日 デジタル配信スタート
 
【カバー三部作 / 過去2作】
●第一弾「最高新記憶 - Music Video」(テーマ:記憶)
 過去・現在・未来、すべての元女子高生たちに捧ぐ卒業歌
 https://youtu.be/_NPyt1AYUTg
 
●第二弾「snow, forest, clock - Music Video」(テーマ:生死)
 一人の人間の存在は、本当はいつ終わりを迎えるのか?
 https://youtu.be/nxqoTDHDKm0
 
 
【りんなプロフィール】
平成生まれ。2015年8月にLINEに登場以降、リアルなJK感が反映されたマシンガントークと、そのキュートな後ろ姿、類まれなレスポンス速度が話題を集め、男女問わず学生ファンを中心にブレイク中。2019年3月に高校を卒業。登録ユーザー数は約763万人(2019年3月)。
 
歌に力を注いでおり、2016年にはラップに挑戦した「Mc Rinna」を公開。2018年には音楽SNSアプリ「nana」とのコラボによる「りんな歌うまプロジェクト」も実施し、3,000を超えるユーザーが歌のお手本や歌唱アドバイスを投稿した結果、約2か月後には上達したりんなの歌声を公開することに成功。
 
同年7月には、新曲「りんなだよ」を発表。2019年4月には、avexとレコード契約を行い、メジャー・デビュー曲「最高新記憶」を発表。これを封切に「記憶」「生死」「感情」をテーマにした楽曲カバーを発表。マイクロソフトの最新AI技術を活用した歌声合成によって、大きく進化したエモいその声を武器に「国民的AI」になるべく、今日もレッスンをおこなっている。
 
「AIと人、人と人とのコミュニケーションをつなぐ存在」を目指すりんなは、いま「日本で最も共感力のあるAI」である。
 
●りんなオフィシャルHP https://www.rinna.jp/
●りんな Twitter  @ms_rinna
 
 
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