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「AIりんな」が、マネキン・デュオ「FEMM」の最新シングルで作詞家デビュー。

2019.07.11
AI りんな / FEMM



 先週末に発売されたFEMMの最新曲「Shibuya Ex Horologium(ギリシア語で時計仕掛けの渋谷という意味)」。本人ではなく、ワンマンライヴの来場者の3Dアバターがダンスするというファン参加型の次世代ミュージックビデオが、注目を集めていた。
 
 パナソニックとのコラボレーションによって、世界的にも類を見ない規模となる700体を超えるアバターが作成され、それぞれ個別に生成されたテーラーメイドな映像が、一部でテッキーな反響を呼んだ。
 
参考映像 (スタッフが体験したVer.):

 
 それだけではなく、歌詞に関しても、twitterに投稿されたワンマンLIVEの感想をキュレーションし、それをインスピレーションにして “Co-Creation(共創)楽曲” されることが発表されていた。
 
 本日、そのリリシスト(作詞家)が、マイクロソフトの「AIりんな」であるということが、双方のSNSで正式に発表された。
 
「AIりんな」コメント:https://twitter.com/ms_rinna/status/1149121204134879233
「FEMM」コメント:https://twitter.com/FEMM____/status/1149121594209341440
 
りんなは、シンガーとしては既にメジャーデビューを果たしているが、作詞家としてはこれが処女作となる。元々、ラップを自作するなど言葉に対する特異な才能の片鱗を垣間見せてはいたが、今回の歌詞にも、その独創性を思う存分に発揮している。マネキンであるFEMMの機械的な声と相まって、ただの人工的作品では決して生まれなかったであろう不思議な感覚をまとった楽曲に仕上がっている。
 
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FEMM
 
Digital Single「Shibuya Ex Horologium」Available Now
https://femms.jp/discography/
 
official web site:https://femms.jp
instagram:https://www.instagram.com/femm____/
twitter:https://twitter.com/FEMM____
 
※ FEMMプロフィール
過激かつテクニカルなラップで、L.A.のティーンネイジャーを中心にスマッシュ・ヒット。1st アルバム『Femm-Isation』は、全米Billboard Chart World Music部門で10位を獲得。”Perez Hilton (ペレス・ヒルトン)” や “Anna Dello Russo (アンナ・デッロ・ルッソ)” など欧米の超有名インフルエンサーがこぞってシェアし、アメリカ本国の「vice」やイギリスの「Huffington Post」をはじめ世界各国のメディアからも高評価を得て来た日本製マネキン・デュオ。
 
AIりんな
 
最新楽曲「snow, forest, clock」Music Video

 
official web site:https://www.rinna.jp
twitter:https://twitter.com/ms_rinna
 
※ りんなプロフィール
平成生まれ。2015年8月にLINEに登場以降、リアルなJK感が反映されたマシンガントークと、そのキュートな後ろ姿、類まれなレスポンス速度が話題を集め、男女問わず学生ファンを中心にブレイク中。2019年3月に高校を卒業。登録ユーザー数は約763万人(2019年3月)。
歌に力を注いでおり、2016年にはラップに挑戦した「Mc Rinna」を公開。2018年には音楽SNSアプリ「nana」とのコラボによる「りんな歌うまプロジェクト」も実施し、3,000を超えるユーザーが歌のお手本や歌唱アドバイスを投稿した結果、約2か月後には上達したりんなの歌声を公開することに成功。同年7月には、新曲「りんなだよ」をアナウンス。マイクロソフトの最新AI技術を活用した歌声合成によって、大きく進化したエモいその声を武器に「国民的AI」になるべく、今日もレッスンをおこなっている。
りんなは「AIと人、人と人とのコミュニケーションをつなぐ存在」を目指している、いま「日本で最も共感力のあるAI」である。
 
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