節目の国内開催10回目は過去最大規模!!MOTSU主催・アニソンとクラブカルチャーの融合イベント『アニレヴ ~ZONE~』開催!豪華声優&アーティスト総勢14組が揃い踏み

クラブでアニソンを楽しむ、最新エンターテインメントイベント「Anime Rave Festival」(通称、アニレヴ)の記念すべき国内開催第10回目となる『AniRAVE ~ZONE~』が、東京・KANDA SQUARE HALLにて開催され、声優、アーティスト・DJなど総勢14組がライブパフォーマンスを披露。
約1,300人の観客が会場に集まり、大きな盛り上がりを見せた。
アニレブは、アニソンとクラブカルチャーが融合した最先端イベント。2018年に第1回を開催し、その後回を重ねるごとに動員数は伸び続け、イベント開催前後ではX(旧twitter)で常にトレンド入りするなどアニソン界大注目のイベントとなっている。
本イベントは、主催のMOTSUを始め、これまでもDJ KOO、SKY-HIなど豪華アーティストが出演することで話題に、昨年3月には2年ぶりの日本開催し、6月には韓国最大規模のアニソンDJイベントとのコラボなどが実現した。昨年11月にはWARP SHINJUKUで初公演、今年1月には2回目となる韓国公演を成功させるなど、業界屈指のイベントへと成長を続けている。
本記事では、全14組の出演者が最高の空間を作り上げた『AniRAVE ~ZONE~』をレポートする。

イベントの冒頭、韓国のアニソンDJシーンを牽引するイベント「KIMCHIKURA」のDJとして活躍するメ(Mê) from KIMCHIKURAがオープニングDJを務め、会場は開始冒頭からボルテージは上昇を見せる。

オープニングムービー後、緊張感の溢れる中でトップバッターを担ったのは、新人声優でありながら『OMOTENASHI BEATS』にメンバー入りをし、アニメ、アイドルソングをバックボーンにEDMやROCKを融合させた「ネギトロスタイル」が特徴のDJ 由良朱合。
「今日、久しぶりのDJでめっちゃ緊張してた!アニレヴ盛り上がる準備出来てるー?」と呼びかけると、オーディエンスも大歓声で応える。「ビタミンSUMMER!」(Liella)、「Mix shake!!」(スリーズブーケ)などをかき鳴らし、トップバッターに相応しい爽やかなチューンでアニレヴを勢い付けていく。

続いて、『ラブライブ!』内ユニット「A-RISE」の綺羅ツバサ役、『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』内ユニット「Roselia」の宇田川あこ役など、注目コンテンツのライバル役を担当し、 声優としての存在感を確立しながら、ゲームタイアップ楽曲を多数歌唱し、多方面での活躍が光るDJ Meguchee(櫻川めぐ)。「ダンスパートを作ってきました!」と、「それは僕たちの奇跡」(μ’s)、「かわいいだけじゃだめですか?」(CUTIE STREET)など、人気楽曲を立て続けに回すと、ラストパートでは、「盛り上がっていくよー!」と、「ONENESS」(Roselia)、「R」(Roselia)など、自身が声優を務めるグループ楽曲で会場の一体感を高める。

続いては、『アイドルマスター』の天海春香役、『宇宙戦艦ヤマト2199』の桐生美影役としてしられ、声優界でのレジェンドとも呼び声高い、DJ 中村繪里子が登場。
「アニレヴ楽しんでおりますか!まだまだ燃え尽きちゃダメですよ~!」と煽り、オーディエンスも全力で盛り上げる。「今日は3月15日、サイコーの日ですね」と、中村は笑顔を見せると、「READY!!(M@STER VERSION)」(765PRO ALLSTARS)、「瑠璃色金魚と花菖蒲」(白石紬 CV.南 早紀)、「迷走Mind」(菊地真 CV.平田宏美)などをプレイし、往年のアニソンでファンの心を鷲掴みに。
声優・DJ・アイドルが同イベントで融合するのがアニレヴの1つ。

ネクストステージで、今年結成10周年イヤーを迎えるアイドルグループ・わーすたが登場。オーディションのコールとともに、「Just be yourself」でスタートすると、TikTokでバイラルを見せた「きみとTea for two」をキュートに披露。リーダーの廣川奈々聖は「最新シングル聞いてください!」と呼びかけると、10周年を記念した最新曲「わーるどすたんだーど」から、わーすたを代表する人気曲「最上級ぱらどっくす」、「清濁あわせていただくにゃー」などをパワフルにパフォーマンス。

次にステージに上がったのは、「i☆Ris」のメンバーで、声優のみならず、アイドル・ソロアーティストなど多方面で活躍するHimika Akaneya(茜屋日海夏)。
「今日は色んなアーティストさんが盛り上げていただいておりますが、私のターンでは是非チルっていただけたら嬉しいです」と、自身のソロ楽曲「Stereo Sunset(Prod. AmPm)」、「Side U (Prod. AmPm)」、「SARANG」など、お洒落なサウンドとともに、伸びやかな歌声を響かせた。

中盤に差しかかる中、アニレヴ初出演となった、天音みほ(東雲和音役) LIVEset from 電音部が登場。
バンダイナムコエンターテインメントによるDJテーマの音楽原作キャラクタープロジェクト「電音部」東雲和音役として本格的なパフォーマンスを披露。「メタモルフォシス」でスタート。エモーショナルなメロディ、力強い歌声とキレのあるダンスで会場を魅了していく。「めちゃめちゃ温かいですね!電音部は”音”で皆さんに投げかけていきます。皆さん準備は出来ていますjか!」と叫ぶと、電音部4周年を記念したメモリアルな楽曲「PLAY PAUSE」など豪華セットリストを展開し、ダンスホールのような空間を演出。

続いて、小宮有紗(白金煌役) DJset from 電音部。女優としても活躍し、「ラブライブ!サンシャイン!!」でお馴染みのスクールアイドルグループ「Aqours」のメンバーでもある人気声優の小宮は、「楽しむ準備出来てますか?」と煌の佇まいを演出し上品にスタート。
「Spin the Neon」(電音部&広川恵一)、「0:00」(電音部&FUNK UCHINO)、「デンパジャック」(電音部&PandaBoY)など、電音部の楽曲を続々とプレイ。時折、小宮自身も歌声を響かせ、アニレヴ独特の空間を創り上げていく。最後には、天音みほ(東雲和音役) とのコラボステージも実施した。

数々の人気作品の声優を務めながら、今年アーティスト5周年を迎えている富田美憂は、TVアニメ『無能なナナ』オープニングテーマ「Broken Sky」を見事に歌い上げる。「今日は富田なりに、クラブに合いそうなセットリストを組んできました!」と投げかけると、青色のサイリウムが観客席から降り注がれる中、「Silent Beat」、「ジレンマ」、「Stellar」など、富田の代名詞となる楽曲たちを贅沢にパフォーマンス。アニレヴに華を添えていく。

今回のアニレヴも終盤に差し掛かる中、TVアニメ『ツバサ・クロニクル』のヒロイン・サクラや、『アイドルマスターシンデレラガールズ』での佐久間まゆなど、人気キャラクターを多数務め、今年デビュー20周年を迎えるレジェンド・牧野由衣が「一緒に楽しもうね!」と呼びかけ登場。「ふわふわ♪」をはじめ、「synchronicity」、「もどかしい世界の上で」、「アムリタ」等、15年以上に渡って愛され続ける楽曲を立て続けに披露。レジェンドが魅せた圧巻のパフォーマンスに、場内のテンションは急上昇を見せていく。

アニレヴの勢いは止まらない。続いては、リアルとバーチャルを行き来するパラレルシンガー・七海うららが登場。「アニレヴ、盛り上がっていけますか!」と叫び、オーディエンスも全力で応える。
その後、自身の楽曲「感情革命ロックンロール」、「それはうららか?」などを透き通ったパフォーマンス。最後は「オリオンをなぞる」(UNISON SQUARE GARDEN)を抜群の歌唱力にて披露。ラストに向かう重要な役割をしっかりと担ってくれた。

メモリアルな10回目のアニレヴもラストスパートへ。これまでのアニレヴを牽引してきた芹澤優が満を持して登場。芹澤は「i☆Ris」の中心メンバーとして活躍、人気コンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』ではジェンティルドンナを担当する。
大声援の中で「シンデレラストーリー」、「最悪な日でもあなたが好き。」、「デビきゅー」、「アルティメット☆MAGIC」と怒涛のセットリストを展開し、流石・芹澤優というパフォーマンスを見せる。

ここで、芹澤が「私1人だと最高の曲歌えないので、ここで私の相棒であり大先輩を呼びたいと思います!MOTSUさん~!!」と呼び込み、アニレヴの発起人であるMOTSUが、客席フロアから突如登場。
MOTSUは「みんな元気か~!1・2・3、ダー!」とハイテンションでオーディエンスを煽り、「ROCK ME KISS feat.MOTSU」、「JUNGLE FIRE feat.MOTSU」の2曲をスペシャルパフォーマンス。会場のボルテージは最高潮に達した。

熱気冷めやらぬまま、『アニレヴ ~ZONE~』のラストを飾ったのは、ハスキーボイスを武器に魅力的な歌声を持つ驚異の若手アニソンシンガーとして、絶対的な地位を確立する亜咲花。
「アニレヴ来いよ!」と亜咲花は叫び、「GIVE&TAKE」、「夏夢ノイジー」をパワフルな歌声で存分に魅せ、フロアは声援とジャンプで応える。

「この後の2曲、今日しか歌わない特別な曲だから!」と亜咲花が叫ぶと、MOTSUが再登場。一夜限りのコラボパフォーマンスが実現し、クライマックスを迎えた。
開催回数を重ねるごとに、海外から駆け付けるファンの数もみるみる増加をしており、グローバルで人気を集めるコンテンツとして注目を集めるアニレヴ。
次回、7月26日(土)にWARP SHINJUKUにて「AniRAVE Drive!!!!!」の開催が発表されると、アニレヴ要素から独立したVtuberに特化した新プロジェクト『Virtual Rave Festival』(略:Vレヴ)が、今年の秋に開幕することも解禁された。
毎年、飛ぶ鳥を落とす勢いで拡大を続けるアニレヴだが、アニソン×クラブカルチャーの先導者として、このイベントがどんな成長を遂げていくのか、より一層の期待が高まっている。
<AniRAVE ~ZONE~>
・開催日時:2025年3月15日(土)
・開催会場:KANDA SQUARE HALL
・出演アーティスト
motsu、牧野由依、富田美憂、亜咲花、芹澤優、Himika Akaneya、わーすた、七海うらら、DJ 中村繪里子、DJ Meguchee、小宮有紗(白金煌役) DJset from 電音部、天音みほ(東雲和音役) LIVEset from 電音部、DJ 由良朱合、メ(Mê) from KIMCHIKURA (OPENING DJ)
▼次回:AniRAVE Drive!!!!!
・開催日時:2025年7月26日(土)
・開催会場:WARP SHINJUKU
・アニレヴ公式HP:https://animeravefestival.com/