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【大竹しのぶ】LIVE TOUR 2025 東京公演で満員の観客を魅了!

大竹しのぶ
大竹しのぶ

大竹しのぶのライブツアー「SHINOBU OTAKE LIVE TOUR 2025」の東京公演が2月4日、blue note TOKYOにて開催された。

2024年1月に開催され大盛況で幕を閉じたデビュー50周年記念ライブから1年の時を経て、2025年の幕開けに相応しい本ライブツアー。

1月21日に行われたBillboard  Live OSAKA公演は大盛況の中終了し、本東京公演もチケット完売となった。

本記事では、東京公演より2nd STAGEのライブレポートをお届けする。

大歓声の中、オープニングで客席から赤のドレスを着て登場し、笠置シヅ子の「ラッパと娘」で幕開け。

歌い終えると、「全然自分の持ち歌ないのですが、どうぞ最後までよろしくお願いします」と茶目っ気たっぷりに挨拶し、会場の笑いを誘うと、山口百恵のカバー曲「絶体絶命」、「イミテイション・ゴールド」を披露。

「イミテイション・ゴールド」では、歌詞の一部をウィスパーで歌唱するなど、ライブならではのアレンジも。続けて中島みゆきのカバー曲「化粧」、「この空を飛べたら」を優しく歌い上げた。

大竹がミュージカル「リトルナイトミュージック」に出演した際に歌唱した、「Send in the Clowns」では、ピアノ坂本昌之とチェロ結城貴弘と日本語詞でセッション。

東北弁のセリフから入る、「Bon Voyage」では語りかけるように歌い、客席の笑いと涙を誘った。

後半戦に突入すると、黒のドレスに身を包み登場し、「我が麗しの恋物語」をギターの古川昌義と披露。

本編最後のMCでは、「歌というのは祈りなのだと思います。だから私は歌いたいのだと思います。皆さんと一緒に涙し笑ってそして祈りたいのだと思います。」と語ると、大竹しのぶ主演の舞台「ピアフ」で歌唱し、2016年の第67回NHK紅白歌合戦にて歌唱され大反響を呼んだ、「愛の讃歌」を披露し本編を締め括った。力強くも優しい歌声に、観客は酔いしれていた。

鳴り止まぬアンコールに答え、「みんなハッピーでありますように!」とTHE BLUE HEARTSのカバー「1000のバイオリン」を披露。

アンコールに相応しくこの日一番の盛り上がりを見せ、観客と一体となり本公演は幕を閉じた。

数々の名曲が大竹しのぶの色に染まり、まるで芝居を観ているかのような時間が繰り広げられた本公演。

芝居にとどまらず歌でも多くの観客を魅了する彼女はいくつ年を重ねても、新しい一面を見せ続けていくことだろう。

■セットリスト

01.ラッパと娘 (笠置シヅ子)

02.絶体絶命 (山口百恵)

03.イミテーション・ゴールド (山口百恵)

04.化粧 (中島みゆき)

05.この空を飛べたら (中島みゆき)

06.Send in the Clowns (ミュージカル「「リトルナイトミュージックより)

07.Bon Voyage (松坂慶子)

ー BAND Session ー

08.我が麗しの恋物語 (Barbara)

09.朝日のあたる家 (ちあきなおみ)

10.愛の讃歌 

ー ENCORE ー

11.1000のバイオリン (THE BLUE HEARTS)

■今後のスケジュール

2025年2月12日(水) Daiwa House presents billboard classics festival 2025 すみだトリフォニーホール

2025年3月7日(金)~30日(日)主演舞台「やなぎにツバメは」東京公演・紀伊國屋ホール

2025年4月3日(木)~6日(日)主演舞台「やなぎにツバメは」大阪公演・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

2025年4月26日(土) 27日(日) 八ヶ岳高原音楽堂

■大竹しのぶプロフィール

1975年 映画「青春の門 -筑豊編-」のヒロイン役で本格的デビュー。

同年、朝の連続ドラマ小説「水色の時」に出演し国民的ヒロインとなる。以降、主要な映画・演劇賞を数々受賞。

近年の主な作品に、舞台「スウィーニー・トッド」「太鼓たたいて笛ふいて」(2024)、ドラマ「PICU 小児集中治療室」(2022)、「海のはじまり」(2024)など他多数。

2011年に紫綬褒章を受章。2021年に東京2020オリンピック閉会式に出演。

著書に「ヒビノカテ まあいいか4」(幻冬舎)がある。

NHK-R1「大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”」(毎週水曜21:05~)が好評放送中。