2024.10.29

【坂本龍一】最後のピアノソロコンサート作品『Opus』豪華盤詳細発表。アルバム発売を記念して過去4作品のライブ映像をYouTubeにてプレミア上映決定。

坂本龍一

全世界にて上映・配信中の坂本龍一最後のピアノソロコンサート作品『Opus』が、12月11日にパッケージにて発売される。CD、アナログ、DVD、Blu-rayの予約はスタートしていたが、待望の豪華盤ボックスの先着予約開始日が遂に発表された。先着予約は、commmonsmartにて日本時間の11/1(金)12:00と24:00の2回に分けて行われる。

最後のピアノソロコンサートを追体験できる豪華盤ボックスを1,000点のみの限定盤として発売。三方背ケースに、アナログ、ブックレット、収録時に坂本龍一本人が使用した譜面の完全複製、「匂い香」がコンパイルされる。

ブックレットにはインタビュー完全版（監督：空音央、録音・整音：ZAK、編集：川上拓也、調律：酒井武）と全曲解説、オフショット写真を収録。

『Ryuichi Sakamoto | Opus』収録時に本人が使用した20曲分の譜面（レプリカ）を封入。坂本龍一の書き込みや筆跡に思案の様子が窺える。

2020年のRyuichi Sakamoto Art Box Projectのアートディレクターを務めた緒方慎一郎が、東洋の香り文化を現代に再解釈して提案するKAORIの「匂い香」、“YOKA”シリーズより坂本龍一のために調合された“SAKAMOTO”という香りとサシェが同封される。2022年8月に坂本龍一が緒方とともに京都の松栄堂を訪れ、素材を選んでつくりあげた「坂本龍一の香り」。映画収録の合間に実際に香りを聞いて気持ちを整え、収録後の私生活でも常に傍に置いていた香りだ。「匂い香」の説明書には「for Jóhann」作曲時の手書き譜面がデザインとしてあしらわれている。

■ Opus – objects

commmonsmart先着予約開始：

①11月1日(金)12:00～ (JST)

②11月1日(金)24:00～ (JST)

＊時差への対応のため、各回ごとに受付可能数の上限を設定しております。

URL：https://commmonsmart.com/products/rzz1-67104

また、『Opus』の発売を記念して日本のレーベルcommmonsのYouTubeチャンネルにて過去ライブ作品のプレミア公開が決定した。

YouTubeプレミア公開とは、映画やテレビ番組のプレミア上映のように、新作動画を同時に見てチャットでも盛り上がれる機能で、視聴者は誰でも無料で楽しむことができる。

11/1(金)からほぼ隔週で、金曜の夜に上映が予定されている。アーカイブはないので、見逃さないよう、チャンネル登録と動画の通知をオンにして公開を待とう！

▼YouTubeチャンネル「commmons チャンネル」

https://www.youtube.com/user/commmons?sub_confirmation=1

▼Opus発売記念プレミア上映

11/1(金)20:00〜「Playing the piano 2013 in Yokohama – Limited Edition」

https://youtu.be/CBRYVg3ho8s

2014年リリースのボックス・セット。2013年3月3日に行われた横浜の神奈川県立音楽堂公演の全編を収録した、2枚組CDとブルーレイ、DVDが収められている。全19曲が演奏されたこのコンサートは同時期の「playing the piano」コンサートとは趣きが変えられ、「Improvisation Toryance」「Choral Dorien」（ジャン・アラン作品）「20 msec」といった珍しい曲も演奏されている。由緒ある会場での特別なコンサートを記録した一品となった。

パッケージ発売日：2014年3月26日

作品詳細：https://commmonsmart.com/products/rzbm-59565?_pos=1&_sid=5cfc1cf50&_ss=r

11/15(金)20:00〜「UTAU LIVE IN TOKYO 2010 A PROJECT OF TAEKO ONUKI & RYUICHI SAKAMOTO – Limited Edition」

https://youtu.be/V5XKndtQPVE

何かにつけ音楽活動を共有し、互いに刺激しあってきた旧知の中の2人のコラボレーションが2010年の暮れに復活。2人だけがステージに立つという究極のミニマル空間で追求され「うた」は、改めて音楽の力、歌の持つ美しさを感じさせてくれます。

この作品は、大貫妙子＆坂本龍一のコラボレーションアルバム「UTAU」を携えた全国ツアー「A PROJECT OF TAEKO ONUKI & RYUICHI SAKAMOTO UTAU TOUR 2010」。2010年12月11日東京の国際フォーラム・ホールCにて行われたコンサートの模様を収録。更に前日の公演のものを一部収録しています。坂本の楽曲に大貫が言葉を紡ぎ歌うから『UTAU』と名付けられたこの作品には、盟友だからこそ作り出せるコラボレーションの妙に満ちており、それぞれのファンはもちろん、全てのリスナーの心を揺さぶる内容です。

作品詳細：https://commmonsmart.com/products/rzxm-77999?_pos=5&_sid=5334c30bd&_ss=r

11/29(金)20:00〜「Trio Tour 2011 in Europe」

https://youtu.be/VWcLjznY1fk

1996年以来、2011年秋ピアノ・トリオをヨーロッパで復活。チェロにはオリジナルメンバーで、サカモトの盟友であるジャケス・モレレンバウム、ヴァイオリンにはオーディションで採用した新しい才能、ジュディ・カンを起用。新旧織り交ぜた選曲で再びヨーロッパの観客を魅了した、貴重なライヴ映像。

パッケージ発売日：2012年12月1日

作品詳細：https://commmonsmart.com/products/rzx1-59292?_pos=1&_sid=32c464d9e&_ss=r

12/13(金)20:00〜「GLENN GOULD GATHERING – Limited Edition」

カナダのグレン・グールド・ファウンデーションが音楽家グレン・グールドの生誕85周年、カナダの建国150周年を記念して世界の数カ所で企画展が行い、日本では、幼少期よりグールドの音楽性と個性的な演奏スタイルに憧れ、常にグールドを敬愛してきた坂本龍一がキュレーターとなり、2017年12月に草月会館(東京・青山)にて Glenn Gould Gathering が開催。

この企画のメインとなった、12月16日に行われたライブ「Glenn Gould-Remodels」を完全収録。演奏は、坂本龍一を中心に長年親交のあるアルヴァ・ノト、クリスチャン・フェネスに加え、ルクセンブルクの異才ピアニスト、フランチェスコ・トリスターノ。

演奏者それぞれの解釈でグールドをリモデル/リワークし、収録最終曲では4人の個性がぶつかりあいます。

パッケージ発売日：2019年10月2日

作品詳細：https://commmonsmart.com/products/rzxm-86939?_pos=1&_sid=c2103315d&_ss=r

12/20(金)20:00〜「Ryuichi Sakamoto: PTP04022020 – YouTube Edit」