Lezel(レゼル)
<今作へのコメント>
「痛みだけが人生だ」は、今まで作詞をしてきた中で一番難しく、レコーディング当日まで歌詞が定まらなかったのがとても思い出深い作品です。 進めていく中でしっくりくるところを探りながら作り上げていきました。
楽曲の舞台は、社会と自分の世界とのギャップに苦しみもがく、どこかにいるどこにもいない少女の物語です。
私は、子供の頃に夢見る社会と現実に生きていく社会は、殆どの人にとって乖離があると思っていて。 そのギャップから自分の殻に閉じこもってしまった少女の視点からStoryがはじまります。 スタートからクライマックスへ少女の心がグルグルと移り変わっていく様子を、是非御鑑賞ください。
そして、彼女の行きつく先を共に見守っていただけると嬉しいです。
夏目縋
<今作へのコメント>
いつか憧れた「何者」。社会に呑まれ、当たり前を押し付けられ、そんな憧れもどこかに置いてきて。。 そして、色褪せてしまう。 抗っても、どれだけ自身が変わろうとも、欲や見栄や欺瞞で溢れた現実を無視して生きることは難しいです。 生きていく中で、様々な葛藤や苦悩を抱えざるを得ません。 そんな"心の痛み"にフォーカスした詞になっています。 それらを音楽として、そしてLezelの歌声を通し、より感情に訴える作品になったと思います。 「痛みだけが人生だ」は、どこかにいる誰でもない一人の少女の物語です。 ですが、アナタ自身の体験に重なる部分があるかもしれません。 是非、感情をグルグルと廻しながら、この作品を楽しんでください。