時間をかけて丁寧に作りました。
POPSのもつ強さと美しさを凝縮した、
優しくて、懐かしくて、新しい耳触りの12曲。
くり返し くり返し、聴き続けることができます。
2006年はこればっかやってました。
前作「Merry Andrew」のプロモーションに大忙しだった2006年の1月。
もの作りを続けていないと駄目な性格が爆発して、
プリプロをやりたいやりたいやりたい!!!!!となったため、
アルバムリリース直後から急遽制作をスタート。
そこから11月が終わるまでの11ヶ月間、ほとんど毎週プリプロもしくは レコーディングをし続け、間に2枚のシングル発売をはさみ、ようやく完成したのがこのアルバムです。
するっと生まれた曲もあれば、難産な曲もあり。
一つ所に落ち着かないという、デビュー時からのうっすらとした信念もあり 今回もバリエーション豊かな楽曲で構成されています。
なかなか大変な道のりでしたが、バランスのとれた美しいアルバムが完成しました。
前作までに比べて、演奏陣のパーソナルな顔が見える、ある意味バンドのような音像が 多くなったこのアルバムに御参加頂いたミュージシャンは、これまで通りの素晴らしい方々。
曲による組み合わせの妙も聴きどころの一つです。
さて、安藤裕子第3章のはじまりです。