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エイベックス・マッチデー

【FC町田ゼルビア VS 横浜F・マリノス】スタジアムに足を運べばいろいろなスポーツの楽しみ方がある!【エイベックス・マッチデー】

2024.07.24
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サッカー
Jリーグ
町田ゼルビア
7月20日、国立競技場でのJ1リーグ公式戦「FC町田ゼルビアvs横浜F・マリノス」の一戦は、「エイベックス・マッチデー」として開催。Da-iCEのパフォーマンスをはじめとして、エイベックスならではの演出が多数施されて、試合を盛り上げました。ゼルビアがJリーグ史上初の「J1初昇格で初優勝」に向けて首位を走る中、この日のイベントはどんな様子だったのか、詳細にレポート!


クラブ史上初、4万人超えの大観衆が集結!
 
 
サッカーとエンターテインメントでサポーターを魅了する。明治安田J1リーグ第24節、FC町田ゼルビアVS横浜F・マリノスが「エイベックス・マッチデー」として開催され、国立競技場には46401人(主催者発表)のサポーターが集まった。観客数が4万人を超えるのは、クラブ史上初のことだ。
 
「エイベックス・マッチデー」はゼルビアのトップパートナーであるエイベックス・エンタテインメント株式会社協力のもとで行われ、エイベックス所属のアーティストやタレントが多数出演し、試合以外にも様々なイベントが実施された。
 


国立競技場の最寄り駅である千駄ヶ谷駅に近づくにつれ、ゼルビアとF・マリノスのユニフォームを着たサポーターの数が増え、これからサッカーを見に行くんだという気持ちが高まってくる。駅から国立競技場へ向かう途中、東京体育館エリアには「ゼルビアグルメパーク」として多くの出店が出店し、国立までの道のりでスタジアムグルメ=通称“スタグル”を楽しむことができた。
 
国立競技場に到着すると、正面入口にはスピードガンチャレンジやキックターゲット、ゼルビアのマスコットキャラ・ゼルビーをモチーフにしたゼルビードームなどのいわゆる「ふわふわ遊具」も用意され、子供たちが各アトラクションを楽しむ姿が目に飛び込んできた。正面入り口から入場ゲートで進んでいくと、大きな柱にゼルビアの各選手のフラッグが掲げられており、お目当ての選手の前で記念撮影するサポーターの姿も。オフィシャルグッズストアには行列ができる盛況ぶりだ。
 


そして入場ゲートからは「エイベックス・マッチデー」ならではの演出が続く。まずは入場ゲートでワンタッチパスやQRチケットで入場する際にチケットをチェックする音が、「PPAP」で世界的にブレイクしたピコ太郎さんの声に変更されているのだ。
 


そんなクスっと笑える入場ゲートを通り過ぎ、キックオフを待っていると、ゴール裏に現れたのはゼルビアのスタジアムMCを務めるDJのmotsuさんと女優・タレントとして活躍する福田愛依さん。熱烈なゼルビアサポーターとしても知られる“町田の女神”こと福田さんとmotsuさんが軽快なトークを繰り広げ、motsuさんはエイベックスの各年代ヒットソングで構成されたDJプレイも披露。福田さんとサポーターもノリノリだ。



さらに国立競技場内には、エイベックスが運営する“エンタテインメント×アート×デジタルテクノロジー”をコンセプトにしたナイトクラブ「SEL OCTAGON TOKYO」がプロデュースするプレミアムラウンジも設置。サッカーの会場とは思えない空間で、音楽とお酒を楽しみながら試合を観戦することも可能だ。

 

 
Da-iCEの生パフォーマンスには大きな声援も!
 
 

2人のマッチデートーク&DJタイムが終わり、選手たちのウォーミングアップが始まると、スタジアム内の熱気は否が応でも高まっていく。その熱気を加速させたのがDa-iCEの5人による生ライブだ。Da-iCEは代表曲の「CITRUS」をアカペラで一節歌唱し、続いて「スターマイン」を披露。代名詞でもある4オクターブのツインボーカルが国立競技場に鳴り響くと、先ほどとは場内の雰囲気がガラリと変わり、圧巻のパフォーマンスでサポーターたちを魅了する。ハイテンポな曲に合わせ、ピッチに設置された特効から花火が打ち上がると会場は大きな声援に包まれた。
 


エイベックス社員のお子さんからなるエスコートキッズが選手と共にピッチに姿を現せば、決戦ムードは最高潮。現在放送中のテレビドラマ「海のはじまり」に出演中の山谷花純さんがキックインセレモニーを成功させると、試合開始のホイッスルが吹かれた。
 


前半33分にF・マリノスのアンデルソン・ロペス選手がPKで先制すると、43分には天野純選手が追加点をあげ、ゼルビアが2点を追いかける展開に。ハーフタイムではピコ太郎さん、SUPER☆GiRLS、僕が見たかった青空、生見愛瑠さんの応援メッセージがビジョンに流され、後半がスタートする。
 
サポーターの声援を背に攻めるゼルビアは、後半40分にミッチェル・デューク選手がヘディングを決めて1点を返す。ゼルビアの反撃に国立競技場が大きく沸き返るが、ゼルビアの反撃は一歩及ばず。ゼルビアはF・マリノスに1-2で敗れ、第17節のアルビレックス新潟戦以来、7試合ぶりの黒星となってしまった。
 
勝ち点を逃したゼルビアだったが、2位のガンバ大阪も敗れたため、なんとか首位をキープ。試合後、motsuさんと福田さんに話を聞くと「僕たちは勝ち負けをチームに預けていて、勝ったらうれしいし、負けたら悔しい。だから今日は本当に悔しいです。僕たちができることは応援あるのみです」(motsu)、「ここからは相手もゼルビアのことを対策してくると思うので、黒田剛監督と選手たちがどういう作戦でいくのかに注目したいです」(福田)とリーグ終盤戦に挑むゼルビアにエールを送った。
 


また「エイベックス・マッチデー」を振り返り「スタジアムでのDJプレイは今回が3回目だったのですが、だんだんとみんなノリ方が分かってきて、ノリノリで手をあげてくれましたよね。スタジアムにはいろんな楽しみ方があるし、試合を楽しむ輪を広げていく。エイベックスとしてはそういう形で関わっていきたいです。伝統あるクラブに比べると、まだまだサポーターの数は少ないかもしれませんが、逆にいえば伸びしろしかない。ゼルビアの成長の物語を一緒に共有しませんか?と伝えたいです」とmotsuさん。
 


福田さんも「開幕戦から試合を見てきて、確実に会場に来てくれるお客さんの数が増えています。私もゼルビアを盛り上げて、もっとゼルビアを応援してくれる人たちを増やしていきたいです」と語った。
 
試合を見てチームや選手を応援するだけじゃない。試合以外でも騒いで、チームの成長を共に見守る。スタジアムに足を運べば、いろいろなスポーツの楽しみ方がある。そんなエンターテインメントの形を感じさせた「エイベックス・マッチデー」だった。次の機会には、ぜひあなたもスタジアムへ!
 

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中村拓己
WRITTEN BY中村拓己
1981年8月18日生まれ、福岡県出身。元K-1プロデューサー、現在は格闘技ライターとして活動を続け、国内外の様々な団体の解説も務める。Twitter:@nkmrtkm0818
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