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たこやきレインボー

【Wレインボー】たこやきレインボーがレインボースイーツに挑戦!

2019.02.27
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音楽
インタビュー
大阪を拠点に活動し、本日2月27日に3rdアルバム『軟体的なボヤージュ』をリリースしたたこやきレインボー。東京に来てくれたチャンスを逃さず、名前にちなんで原宿で今話題のレインボースイーツに挑戦。そして、「等身大の自分たちと、挑戦する自分たち」をテーマにさまざまなことにチャレンジした新作と、その後のライブについてタップリ語っていただきました!


レインボースイーツに大興奮!

2月某日、上京していたたこやきレインボーのメンバーに原宿に集まってもらいました。目的は、竹下通りにあるレインボースイーツ専門店「RAINBOW SWEETS HARAJUKU」でレインボースイーツにチャレンジ! 



入口からレインボーカラーで派手派手なお店は、竹下通りの中でも目立ってます。しかもレインボーカラーのスイーツはインスタ映えすることこの上なし、ということで大人気!

まずは店内でレインボークレープを作っているところを見学。みんな口々に「へえ~! ああするんや!」などと言いながら、虹色の生地が商品になっていく様子に、興味津々な表情です。
 


そしていよいよ、各メニューをトライ! 
 
春名真依さん、彩木咲良さん、清井咲希さんの3人は、トーストを割って左右に引っ張るとレインボーなチーズがビヨーンと伸びる「レインボートースト」。
 堀くるみさんは先ほど調理の様子を見学した「レインボークレープ」、唯一、以前にこのお店に来たことがあるという根岸可蓮さんはカップに七色のアイスが配置された「レインボーロールアイス」。
 


チーズを伸ばして写真を撮ったりしながら、キャーキャー言いながら味わう姿が楽しそうなこと! やっぱりたこやきレインボーとレインボースイーツ、相性バッチリです!


スイーツで「レインボーパワーをいただきました!」

さて、場所を移してメンバーにインタビューさせていいただきましょう。3rdアルバム『軟体的なボヤージュ』のこと、4~5月のZepp4daysと8月の大阪野音ワンマンのこと、聞きたいことはたくさんあります!
 
 
──今日は寒い中、ありがとうございました! まずはお一人ずつ自己紹介からお願いします!

春名 ハイ! みーんなの子分、まいまいこと春名真依です! よろしくお願いしまーす!
 
彩木 ハイ! 元気咲裂! さくちゃんこと彩木咲良です! よろしくお願いしまーす!
 
清井 ハロー!さきてぃーこんにちは~♪ さきてぃこと清井咲希です! よろしくお願いしまーす!
 
根岸 ハイ! れんれんドキドキで~す♡ れんれんこと根岸可蓮です! よろしくお願いしまーす!
 
 ハイ! あわてんぼうのだんじり娘、リーダーのくーちゃんこと堀くるみです! よろしくお願いしまーす!


──今日はお名前にちなんでレインボースイーツを楽しんでいただいたんですが、根岸さんは以前にもお店に行ったことがあったそうですね。

根岸 そうですね。インスタで見つけてたんですけど、ちょうど原宿に行く機会があって、「おっ! これは食べるしかないな!」と思って。そのときはトーストをいただいたので、今日はロールアイスにしました。
 
 レインボーパワーをいただきました!
 
春名 今はインスタ映えする食べ物がいっぱいありますよね!
 
彩木 私も気になっててん。
 
春名 そうそう。食べてみたいなーと思ってたんですけど、ウチら関西のグループなんで原宿はなかなか行けなくて。念願叶って行けました!
 
──見た目はインパクト抜群でしたけど、味のほうはいかがでした?
 
(口々に)おいしかった~!



彩木 真依と咲希と私はレインボートーストを食べたんですけど、色がレインボーやから「エッ!? どうなんやろ?」って。
 
清井 ね! ちょっとね。
 
彩木 ちょっと不安やったんやけど、メッチャクチャおいしかった!
 


春名 「この見た目でこのクオリティ!?」みたいな。
 
彩木 かわいいし、おいしい!
 
根岸 チーズを引っ張ったところが、ちゃんとした虹やったもんな。
 
彩木 咲希ちゃんがうまかった!
 
春名 その職についたほうがいいよ!
 
清井 何でやねん!(笑)
 
春名 でも一回、アレに似たヤツ、家で作ってたやろ?
 
彩木 そうそう、可蓮の家で写真を見かけて、「これ食べたい!」と思って。
 
根岸 作ったん!?
 
彩木 チーズに食紅入れて。赤と黄色と緑で。
 
根岸 3色かい!(笑)
 
彩木 混ぜて作ったんですけど、何か塊みたいなのできて(笑)。
 
根岸 何かさ、あんなにうまくトロ~ンっていかんよね。
 
彩木 そうそう。メチャクチャ失敗したんですよ。やっと本物が食べれました(笑)。
 
──根岸さんのアイスは?
 
根岸 アイスの種類がいっぱい入ってて、色ごとに味も違ってて。
 
 違うんや!
 
根岸 そうそう。ブドウ、マンゴー、ソーダ、レモン、オレンジ、イチゴ。
 
 グレープは?
 
根岸 言った言った!
 
──グレープはブドウです(笑)。
 
 そやった!(笑)
 
根岸 シリアルも乗っててすごくかわいかったです!
 
 私はクレープ食べました。見た目も派手で気になってたんですよ。店内で作ってるところから見させてもらったんですけど、外側の飾りはカラフルな羽みたいなのを差してるのかなと思ったら、生地自体をパリパリさせてて。
 
根岸 アレ、生地なん!?
 
 中身のクリームもマスカルポーネチーズが入っててメッチャ濃厚で甘くて、よかったです。見た目が派手やと、どうしても甘すぎるんかなーと思うけど、甘すぎずおいしかったです。


みんなが新しいことにチャレンジした3rdアルバム



──楽しんでいただけて何よりでした。さて、ニューアルバム『軟体的なボヤージュ』が発売しました。すごくバラエティに富んだ曲が盛り込まれてますね。しかも10曲全部が新曲ということで。
 
春名 全部新曲なので既存の曲が入らないということで、みなさんに聴いていただけるキャッチーな曲を入れたり、みなさんを飽きさせないような、軟体的なさまざまなジャンルの曲を一つのアルバムにまとめよう!というのはありました。
 
彩木 レコーディングが大変やったもんな!
 
 けっこう挑戦的な曲とか、私たちが今までやったことのないジャンルとかもあって。「アゲたこノーティーFunk」なんかはいつもの私たちと違ってちょっとセクシー風な歌い方に挑戦したりとか。カッコいい曲もあって、そういう意味ではいつもと違うレコーディングでした。
 
春名 いろんな声色が聴けると思いますね。
 
──では、アルバムの中で「ここが一番頑張った!」というところは?
 
 私は1曲目の「Rainbow Plane」ですね。invisible mannersさんに作詞・作曲・編曲をしていただいて、アルバムやライブの幕開けに相応しい壮大な曲になってるんですけど、この曲の世界観を表現するために、すごくいろんな声を使ったんですよ。特に1行目の「I don't know アイドルの Flight はマジで Bright!」という韻を踏んでるところが、メロディも難しいし、曲の世界観に合わせた声を作るのも難しくて。一番苦戦したんですけど、その分力が入った、壮大な曲になってます。
 
清井 私もいつもと違う歌い方をした曲もあるんですけど、それとはまた違った難しさの曲があって。「Boules de poulpes S’ il vous plait」という曲なんですけど。
 
──はい、歌詞の大部分がフランス語だったので驚きました。
 
清井 私たちは海外でライブもさせてもらったりしてて、いつか外国語の曲がほしいというのはずっと言ってたんですよ。それがついに実現したんですけど、それが外国語の中でも難易度の高いフランス語だったので、メ・チャ・ク・チャ!難しかったです。
 
 発音がね!
 
清井 聞いたことないような発音なんですよ!
 
春名 その息、どこから出してんの!みたいな(笑)。
 
清井 だから、その曲を作詞していただいたReina Kitadaさんがレコーディングのディレクションに来てくださって、直接フランス語を教えてもらいながら録りました。どの曲も苦戦したんですけど、この曲が一番何回も何回も録り直しました。
 
──もうフランスに行ってもバッチリ?
 
清井 いやぁ~、ちょっと……行けるかな?(笑) でもホントに難しかったんですよ! どれだけやっても「違う」って言われて。いつもの日本人とは違うノドの使い方をしてるのか……。だからライブで歌うときは頑張らへんとなと思って。
 
──しかもよく聴くと、ところどころに日本語も混ざってるんですよね。
 
清井 そうなんですよ。そのかわいいフランス語の裏には、ちょっと小悪魔な女の子の姿があったりするので。タイトルもフランス語で「たこやきください」って意味なんです。
 
──そうだったんですか!
 
清井 だからかわいさもあり、キャッチーなところもある曲になってます。



彩木 私は「SuperSpark」ですね。この曲の作曲・編曲が、いつもたこ虹の作曲・編曲をしてくださって、ツアーも一緒に回っていただいているCMJKさんなんですけど、作詞はCMJKさんと私が共同でさせていただいたんですね。その作詞はメチャクチャ苦戦しました。ごはんもノドを通らないぐらい苦戦して。
 
──作詞は初めてでしたっけ?
 
彩木 たこやきレインボーとしては初めてだったんです。でもたこやきレインボーとして一度挑戦してみたいなというのがあって、マネージャーさんもそれを分かってくださってて。だから「歌詞書く?」ってお話をもらったときはすごくうれしかったんですけど、考え始めたら出てこない日は全く出てこないし、日によっての落差がすごく激しくて、そこが一番苦戦しました。ごはん中、歩いてるとき、寝る前とか、ずーっとそのことを考えて、寝れなかったりして。でも、完成したときの達成感はメチャクチャ大きかったです。
 
──おお~。
 
彩木 あと、この曲の音域というか、メロディがものすごく幅が広くて、レコーディングもメチャクチャ苦戦したんですよ。Aメロは低く歌って、サビは高くて。ライブとかだとメチャクチャ苦戦するやろなと思ってるんですけど。



根岸 私は、このアルバムのリード曲である「あなたとの約束」です。苦戦したというか、レコーディングしてるとき、歌った後に自分の歌声を聴くんですけど、それを聴きすぎて自分の声がどれか分かんなくなっちゃって。「私の声って……。あれ、どれ?」ってちょっとパニックになっちゃって。
 
春名 「私は誰?」みたいな(笑)。
 
根岸 そんな感じ! 何回も何回も聴きすぎて、「自分、何やってるんやろう?」「どう歌えばいいんかな?」って混乱しちゃって。
 
清井 今回、レコーディングの仕方もそれぞれ違ったからね。
 
根岸 そこは苦戦して、サビを録るのもすごく時間がかかったんですけど、できた時にプロデューサーのJeff Miyaharaさんが「今回のサビはすごくいいものができたね」って言ってくださって、「よかった~」って安心しました。
 
彩木 あのサビ、すごくよかったよね。



春名 私は、技術的に難しかったところはいっぱいあったんですけど、雰囲気を作り出すという点では「ウエッサイ・ストーリー」が、自分の中ではすごく苦労しました。氣志團さんに作っていただいたんですけど、仮歌の声が綾小路翔さんになってたんですよ。それって、ハードルがメチャクチャ高くないですか? そこで完成してるので。そのオラオラ感を、どうやって出そうかっていう。しかも私はオラオラ感のある曲が得意ではなかったので、「この声でどうやって強気な感じを出したらいいのかな?」って、すごく苦労しました。語尾を「~は、さぁ!」みたいな感じで投げかけたりとか。
 
 ちょっとコブシ入ったりしてね。
 
春名 力強く歌うというところで苦労しましたね。
 
 確かに真依はかわいいセリフとかメロディがけっこう多いもんね。
 
──仮歌が翔さんって、それはもう「仮」じゃないですよね(笑)。
 
春名 これ、CDで出そうよ!みたいな(笑)。でもそれが聴けるのが私たちの特権でもありますからね(笑)。それを聴いてイメージもすごくしやすかったですし。
 
 
制作にも関わって、やれることの幅も広がりました!
 
 
──今回、メンバーのみなさんの意見や希望がいろいろと反映されているとのことで、それぞれの希望やアイデアが一番反映されているのはどの曲ですか?



 反映というか、お願いしたかったのが叶ったという形なんですが、「Rise and Shine!」という曲です。私たちはずっと「ONE PIECE」が大好きで、主題歌の中でも安室奈美恵さんの「Hope」という曲がすごく好きなんですね。その曲の作詞をされたMioFRANKYさんにお願いしたいなーとずっと思ってて。ストレートな女の子らしさを私たちの曲でも表現してもらえたらなあと思ってお願いしてみたところ、快くOKしていただいて。私たちが共同生活している「たこ虹ハウス」の様子が……ま、かわいらしく脚色はされてるんですけど(笑)、描かれてる曲になってて、歌ってても普段の生活が思い浮かぶ感じで、ホンマにMioさんに書いてもらえたのはうれしいです。キラキラしてキャッチーで、女の子らしい曲になってます。
 
根岸 私は「私、ただ恋をしている」です。このアルバムは「等身大」というテーマがあって、等身大の私たちを考えてみたら、年齢的に恋愛するじゃないですか。そこは避けては通れないので、恋愛ソングを作ろうと思ったんですよ。でも私たち、恋愛したことがないというか、二次元への愛しか経験したことがないんです。だから、それを語っても偏見を持たずに受け止めて、ちゃんと歌詞にしてくれる人となったら、前山田健一さんしかいないなと思って、前山田さんにお願いして。打ち合わせから関わらせてもらって、アニメとか漫画とかゲームとかの「こういうところが好きなんです!」っていうのをバーッとぶつけたんですけど、すごくうまく一曲にしてくださったのがこの曲なんです。
 
──なるほど! それでこういう歌詞なんですね。
 
根岸 ちょっと昭和チックで、聴いたら誰でも好きになるようなオシャレな曲なので、ぜひ聴いてほしいですね。
 
 アニメや漫画の体験談みたいなので私たちが言ったことも、ちゃんと歌詞に入れていただいて。
 
春名 ゲームでキャラクターに自分の好きな服を着せたり、期間限定のアイテムがあるっていう話をしてたら、「限定のマフラー」って歌詞が入ってたりとか。チョコチョコそういうのが入れてあります。
 
根岸 ストーリー的に、最初は2次元っていうのを隠してて、普通の恋愛ソングかなと思ったら、オチサビで初めて「2次元」って言葉が出てくるんですよ。それが分かった上で、もう一度頭から聴いてもらうと面白いと思います。
 
 「はじめは分からないけど、最後にネタバレみたいなのにしたいね」っていうのも、ウチらがお願いしたことだったんですよ。それを入れていただいたのはうれしかったですね。
 
──その効果はバッチリだと思います。最初聴いたときに、しっかり騙されましたから(笑)。
 
全員 イエ~イ!(拍手)
 
春名 「そういうことか!」って、二度味わえちゃいますからね!


清井 私は「あなたとの約束」です。今回、初めて制作に関わらせていただいて、そういう打ち合わせも初めてで、うまく言葉にできなかったんですけど、「この曲は淡い色のイメージで」とか「この曲は、夜歩いてるときにしっとり聴きたいな」とか、ふんわりした言葉で伝えてたんですね。「どういう歌詞を入れたい?」って聞かれたときに、「“頑張って!”みたいな直接的な歌詞じゃなくて、そっと隣に寄り添うような言葉がほしいんです」とか「“みんな”よりも“あなた”がいいです。みんなに対して歌われるよりも、あなたに対してのほうが、より心に響くと思うから」というようなことを言ったら、歌詞に反映されてました。
 
──ちゃんと伝わったんですね。
 
清井 やりたいこととか言いたいことは全員、たっくさんあるんですけど、いざプロの方々の前になるとなかなか言葉にならなくて、ホントにふんわりしたことしか言えなかったんですけど、プロの方は私たちの想像を越えてそれをちゃんと曲にしてくれるので、すごいなって思いました。「コレ! 言いたかったことはコレなんです~!」って(笑)。
 
彩木 私は「ウエッサイ・ストーリー」です。ももクロちゃんとかエビ中ちゃんとかが氣志團さんと共演することが多くてよく見ていて、私たちも氣志團さんが大好きなんですよ。カラオケに行ったら必ず歌うぐらいなので、私たちも氣志團さんに作ってもらえたらなあと思ってお願いしたら、まさかの実現で。「サプライズやな、これは!」ってぐらいうれしくて。せっかく氣志團さんに作ってもらえるんやったら、どうせなら氣志團さんらしい曲がいいなってオーダーしたら、「氣志團さん!」っていう感じの曲ができてきたんです。セリフが入ってたり曲調が氣志團さんらしい感じだったり。あと、冒頭にクラップも入ってるので、フェスで盛り上がる曲なんですよ。氣志團さんの声も入ってるし、生演奏やし、すごい豪華やな!と思って。今回、共演できたのはすごくうれしかったです!
 
春名 私は「私、ただ恋をしている」です。曲を作るときにメンバー全員で、「二次元への恋あるある」みたいなのをメモでいろいろ出してみたんですよ。例えば私が言ったのは、二次元の人って絶対裏切らないじゃないですか。どっか行かへんし、スマホ見たら絶対そこにおるし、留守にしてへんし。「裏切らないし離れていかないよね」っていう話をしてたら、歌詞に「絶対に裏切らない 愛しい人」って入ってたりとか。
 
 ああ、入ってたなあ!
 
春名 あとくるみが言ってたのは、乙女ゲーってエピソードごとの名場面を後から振り返って見ることができるんですよ。それも出したら、「想い出の エピソード 何度も見返すの」とか。そういう風にみんなが言ってたことがすごく歌詞に入ってるので、二次元に恋をしてる方が聴いたらメチャクチャ共感してもらえると思いますね。
 
 
Zepp4daysは「平成最後」と「新元号最初」の元号またぎ!


──2つの質問だけでタップリ語ってもらいましたので、これを読むだけでファンの方はアルバムへの期待がすごく大きくなると思います! さて、このアルバムを引っ提げて、4月から5月に東阪Zepp4daysワンマンツアーが予定されてますね。そして8月25日には大阪城音楽堂でのワンマンもあります。




清井 具体的な準備はまだ始まってないんですけど、「こういう風にしたいね」っていう話はみんなでしてます。Zeppはアルバムの世界観をタップリ味わってもらえるようにしたいと思います。だから1曲目は「あの曲かな~?」とか、最後は「アレかな~?」とか、想像してもらえれば。
 
──だいたい想像できた気がします!(笑)
 
清井 だからニューアルバムを聴き込んで、ライブに来てもらえればいいなと思います。
 
 アルバムにはいろんなタイプの曲が入ってるので、最後まで全然飽きへんライブになると思います!
 
春名 ワンマンライブだからこそできる演出を含めて表現できる世界観もあるので、それをぜひ味わってもらいたいなと思ってます。それとこの4daysって年号またぎになるんですよ。
 
──ああ、そうだ! それはすごいですね!
 
春名 だから「初日」「平成最後」「新元号最初」「千秋楽」って、全部違う見どころがあるんです!
 
 そこで私たちの成長の過程が見られるっていうね(笑)。
 
彩木 そして夏の野音は「オオサカアイドルフェスティバル」っていう、私たちが大トリを飾りたいがためにやってる壮大な茶番です(笑)。
 
春名 2年ぶりなんですよ!
 
 前半はほぼほぼコントみたいなライブになってるんで、関西人らしさが溢れてますから。
 
春名 4daysはゴールデンウィークだし、夏の野音も日曜日なので、全国から大阪観光がてら、たこやきレインボーのライブに足を運んでもらえたらと思います。
 
彩木 「遠征してよかったな」ってライブには絶対するので!
 
──こうしてライブを重ねた先には、甲子園球場という大きな目標がありますよね。近づいてるという手応えはありますか?
 
 結成して7年、デビューして3年なんですけど、これだけずっと一緒にいると、全員できることもちょっとずつ増えていってるし、今回のアルバムのテーマが「等身大」っていうように、自分たちの曲に自分たちらしさを乗せて届けられるようになってきてて、どんどんスキルアップしてるので、確実に近づいてると思います。咲希も作詞してくれたし。
 
──フランス語もできるようになりましたしね。
 
 フランス語はもう、ペラペラです!
 
春名 いやいやいや(笑)。「たこやきください」ぐらいしか言えへんで!(笑)
 
──では最後に、改めてファンのみなさんにメッセージを。
 
春名 私はいつも、最新作が一番好きなんですよ。前の作品も好きやったんですけど、好きな作品がどんどん更新されていくので、「軟体的なボヤージュ」は今までの中で一番いいアルバムやと思ってます。通して聴いてもらった後に感じるものって、「何かに挑戦したい」とか、「こういうことに取り組んでいきたいな」とか、そういう気持ちを芽生えさせてくれるアルバムだと思います。そういうのがある方はぜひ一緒に人生の荒波を乗り越えていきましょう、という気持ちで作ったアルバムなので、ぜひ聴いていただきたいなと思います。
 
彩木 私たちも「より説得力があるアルバムにしたいな」と思って作ったんですけど、ただ歌うだけじゃなくて、より私たちの気持ちを知ってもらいたいなと思ったから制作から関わらせてもらいました。その結果、私たちの思いがギューッと詰まったアルバムになったと思うので、これを聴いていただけたら今の私たちを感じてもらえると思います!
 
清井 今後の予定としてZepp4daysとか野音もあるんですけど、その前にツアーとかでいっぱいイベントしてアルバムの曲もいっぱい披露するので、その集大成がZeppとか野音になると思うんですね。だからライブにはちゃんと「軟体的なボヤージュ」をしっかり聴いて来てほしいなと思います。
 
根岸 今回のアルバムは一つ一つの曲が、本当に聴いてて妄想というか、想像するのが楽しくなる曲ばかりです。例えば1曲目の「Rainbow Plane」はPlaneだから飛行機なんですけど、私はイントロとかずっと聴いてて、海賊船に乗って冒険してるような感覚になるんですね。全部の曲の世界観が本当に素晴らしいアルバムになってるので、みなさんにいっぱい聴いてほしいです。ぜひ聴いてください!
 
 たこやきレインボーは大阪を拠点に活動していて、みんなに笑顔と笑いをいっぱい届けたいなと思ってます。アルバムもそうですけど、ライブに来てもらえたらそれが分かると思うし、みなさんが絶対に笑顔になるようなライブにしますので、ぜひぜひ足を運んでみてください! よろしくお願いします!




RAINBOW SWEETS HARAJUKU
 
住 所:東京都渋谷区神宮前1-16-5 RYUアパルトマン1F
営業時間:10:30~20:00(平日)9:30~20:00(土日祝)
電話番号:03-6434-7837
https://rainbow-sweets.com




『軟体的なボヤージュ』2019/2/27 ON SALE
 
『軟体的なボヤージュ』特設サイト
https://avex.jp/tacoyaki-rainbow/
 
[CD+Blu-ray] (TYPE-A) AVCD-96211/B ¥4,500(税込)
[CD+DVD] (TYPE-B) AVCD-96212/B ¥4,200(税込)
[CD] (TYPE-C) AVCD-96213 ¥3,000(税込)
 
【たこやきレインボー Official Website】http://www.tacoyaki-rainbow.jp/
【たこやきレインボー オフィシャルブログ】https://ameblo.jp/tacoyaki-rainbow/

 
撮影 長谷 英史
高崎計三
WRITTEN BY高崎計三
1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。

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