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渋谷の街がいつもと違って見える!? “音声AR体験”「AWALK」を体験してみた

2018.05.30
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話題
5月18日から、「SARF」のコンテンツ第一弾「AWALK」のサービスがスタートしました!
 ……って、「いきなり何だ!?」って話ですよね(笑)。
まず何て読むんだと。えーと、「SARF(サーフ)」というのは「Sound Augmented Reality Factory」の略でして、定額制音楽ストリーミング配信サービス(音楽サブスク)を音声全般に拡大することで、「音声ARコンテンツ」を実現させようという事業です。
 
スマートフォン、PC、AIスピーカーなどのデバイスと音楽サブスクを組み合わせることで、サウンド(聴覚)と振動(感覚)を駆使した拡張現実(AR)を楽しもうということです。
 
その第一弾の音声ARコンテンツとなるのが「AWALK(アウォーク)」で、大塚愛、FAMM'IN、Miracle Vell Magicによる3つのコンテンツが、音楽サブスク「AWA」と、「渋谷区観光協会」、「MAGNET by SHIBUYA109」のコラボレーションによって実現しました。
 

「渋谷」という街と連動した音声ガイドや音楽BGMを配信することで、音楽の新しい楽しみ方、新しい体験を演出する、世界初の音声ARコンテンツサービス、それが「AWALK」。
「渋谷」という街を舞台にした、自分が主人公の冒険の旅が楽しめ、新感覚の没入仮想型アウトドア体験ができる!
 ……というわけで、ではさっそくエイベックス・アーティストアカデミーの生徒のタイセイくんとチカちゃんに、「AWALK in SHIBUYA by FAMM’IN」を体験していただきましょう。


ハチ公前でスタート!



スタートは渋谷ハチ公前。渋谷と言えば、やっぱりここですよね。それぞれ手にスマホを持って、「AWA」から「AWALK」の音声ガイドを聞いて指示に従っていきます。このガイドを担当しているのが、フィメール・ラップ・クルー、FAMM'INとしても活動するYup'in。Yup'inの声に従って進んでいくわけですね。では、景気づけにハイタッチ! これもAWALKが指示してくれるんです。
ここからパートナーさんとはいったんお別れ。それぞれのコースでクイズを解いたりミッションを実行したりしながら、ゴールのラフォーレ原宿での再会を目指します。グッドラック!



スクランブル交差点から移動していくと、さっそくクイズが! これ、その近辺のあるお店にちなんだものなんですが、ノーヒントでは分かりません! でも大丈夫。インターネットで調べても、パートナーと相談しても構いません。「これだ!」と思ったら、その答えに沿って次の音声ガイド番号を押していきます。分岐ポイントになったらこのようにガイド番号を押して、その指示に従います。RPGゲームと違って、いきなりモンスターが現れたりはしないのでご安心を。


タワレコでミッションを遂行せよ!


タワーレコード渋谷店

ガイドに従って進んでいくと、途中にある建物のトリビアなんかも教えてくれます。聞きながら歩いているだけで、渋谷の街に詳しくなっていくわけですね。で、チカちゃんは目的地であるタワーレコード渋谷店に到着。ここではあるミッションを遂行してヒントをゲットしないと、次に進めないようになっています。そのミッションとは、ガイド役のアーティストの……おっと、ここから先はやってみてのお楽しみ。
 

タワーレコード渋谷店

ちょっと音声ガイドを一時停止して気になるアーティストの新譜をチェックしたりもしながら、ミッションも無事完了! 「AWALK」には特に時間制限はないので、時間が許すならのんびり楽しみましょう。


パートナーにプレゼントを



続いては渋谷ロフトに立ち寄って、パートナーさんへのプレゼントを購入。音声ガイドでは「1000円以内」となっていますが、お財布が許せばそれ以上でも構いません。プレゼントはそれぞれが購入することになっているので、最初に「いくらぐらい」と決めておいてもいいかもしれません。チカちゃん、タイセイくんが喜んでくれそうなものが買えたみたいです。



渋谷公園通りでは、公衆電話からパートナーさんに電話をかけるように指示されました。ここまでの道でいくつかクイズがあったんですが、その中にはパートナーさんが先に進むためのヒントになるものもあるので、それを伝えてあげるのです。いつもスマホで話しているパートナーさんと、公衆電話を通じて話すのはちょっと新鮮?
そうそう、途中のクイズは意外に難易度の高いものもあったりします。また、クイズで得られたヒントが後で役に立つこともあるので、メモできる用意はあった方が便利ですね。もちろんスマホにメモしておくのでも大丈夫。



さて、チカちゃんのコースはそろそろ終盤に差し掛かってきました。
五輪橋を越えたら、もうすぐゴールですね。


BGMを聴きながら進む!



さて、タイセイくんはというと……彼はスタート地点から宮益坂方面を通ってタワーレコードへ。途中では新しく建設中の商業施設の近くを通りますが、その情報も音声ガイドで流れてきたりします。


タワーレコード渋谷店

そしてタワーレコード渋谷店では、チカちゃんと同じくあるミッションを実行。
彼が聞いている音声ガイドのアナウンスもYup'inが担当していますが、そのBGMにはFAMM'INの曲が使われています。そして音声ガイドのプレイリストからは、FAMM'IN、そしてFAKY、FEMM、Yup'inの楽曲を選んで聴くことも可能。お気に入りの曲を聴きながら移動することができます。



やがて見えてきた歩道橋から曲がると、ある通りに差しかかりました。この通りは……おっと、その名前は、クイズと関係があるのでした。クイズのヒントは街中に転がっている場合もあったりします。音声ガイドを聞いていると、ヒントのヒントもあったりして……。



また、冒頭にも書きましたが、クイズが分からなかったらパートナーに相談するのも全然アリ。タイセイくんもチカちゃんに電話で聞いたりしています。


いよいよゴール!



さて、タイセイくんもチカちゃんにお土産を買っておきましょう。ということで、表参道に出てキディランドでお買い物。タイセイくんはチカちゃんお気に入りのキャラクターを知っているのでしょうか? そのまま表参道を原宿駅方面に進んでいくと、いよいよラフォーレ原宿は目の前です。



ゴールのラフォーレ原宿に先に到着したのは、タイセイくんの方でした。少ししてやってきたチカちゃんは、タイセイくんを見つけると思わず笑顔。



再会のハイタッチは、出発時よりうれしさがこもっている気がしますね。そして、ここでお互いが購入していたプレゼントを交換。中身を見た2人は満面の笑み! 日頃の感謝の気持ちは伝わったでしょうか?



というわけで、それぞれに渋谷~原宿のいろんなところを歩きながら、ゴールに辿り着いたお2人。お疲れ様でした~! 「今まで何となくそばを通っていた建物のことが分かったりして、面白かったですね」とタイセイくん。チカちゃんは「コースは別々だけど、プレゼントを選んだり、クイズの答えを伝えたりして、パートナーのことを考えながら進むのが楽しかったです」という感想をくれました。

おっと、忘れてました。途中で解いたクイズの答えを集めると……いや、これもやってみてのお楽しみですね。ぜひあなたも、「AWALK」を体験してみてください! 見慣れたはずの渋谷の街が、いつもとちょっと違って見えるかも!?


「AWALK」参加方法はコチラから
http://sarf.jp/awalk/
出演 鈴木大晴、安田知可
撮影 長谷英史
高崎計三
WRITTEN BY高崎計三
1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。

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