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【STARKIDS】「彼らのイメージは初期エイベックスだよ」共作のMOTSU(元m.o.v.e)と対談!ユーロビートをアップデートして”NEUROBEAT”というジャンルを作りたい!

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【STARKIDS】「彼らのイメージは初期エイベックスだよ」共作のMOTSU(元m.o.v.e)と対談!ユーロビートをアップデートして”NEUROBEAT”というジャンルを作りたい!

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1月14日にMOTSU(元m.o.v.e)との共作「NEUROBEAT feat. MOTSU」をリリースしたSTARKIDS。世代とジャンルを超えた両者の出会いは、お互いにいろんな刺激があるようです。ユーロビートをアップデートした「NEUROBEAT」という新たなジャンルを生み出そうとしている皆さんに、いろいろと伺いました!

「Gamble Rumble」の歌詞を……パクリ? サンプリング?

──STARKIDSの皆さんはこのサイトには初登場ということで、お名前とグループ内での担当をお願いします。

levi levi(リヴァイ)と申します。担当はヴォーカリストですね。一番年上として頑張ってます。

TAHITI TAHITI(タヒチ)です。よろしくお願いします。自分もヴォーカリストで、一番頭いいメンバーかな?(笑)

ROAR ホントに?(笑)

──それ、後で揉めませんか?(笑)

BENXNI 「(自称)」ってつけといてください(笑)。

TAHITI 勉強の方は頭いいんですけど、それ以外はちょっと(笑)。

ROAR ROAR(ロア)です。僕もヴォーカルメインで、一応STARKIDSのミックスとかエンジニア系を少しやってます。

BENXNI BENXNI(ベノニ)と申します。ラッパー兼ビートメーカーです。今回の「NEUROBEAT feat. MOTSU」もMOTSUさんと合作しました。

──実際は6人組なんですよね?

ROAR はい、あとSpace Boy(スペースボーイ)とespeon(エスピオン)がいるんですけど、2人はビザの関係で今回は欠席になります。

levi 僕らはSTARKIDS日本支部ということでお願いします(笑)。

──了解です(笑)。皆さん、グループとしては2020年ぐらいから活動されているんですよね。

ROAR そうですね。一応、最初に集まったのは2018年ぐらいなんですけど、本格的にやり始めたのは2020年なのかな。

levi 今の6人のメンバーでは2020年からになります。

──MOTSUさん、今回の曲からのつながりなんですか?

MOTSU もともと知ってはいたんですよ。僕がやってたm.o.v.eの「Gamble Rumble」の一節をオマージュしてくれていて、「面白い人たちがいる!」と思ってブックマークしてて、けっこう見てたんですよね。そしたら大人つながりで「今、彼らの事務所の社長と飲んでますよ!」みたいな話が来て、「じゃあ行きますよ!」とかになって、メッチャその社長さんとハモって……という感じです。それが1年弱前、ぐらいかな。

──そうだったんですね。

MOTSU だから、彼らを認識してたのはその1年ぐらい前からという感じかな。「悪ガキがいますな~!」と思って(笑)。

一同 (笑)

MOTSU とはいえ、アンダーグラウンドですごく尖ったことをやってる若者たちだから、僕はそういう現場には全然いないじゃないですか。だから「ご一緒に曲を……」という話になった時に「いや、僕みたいなのがいると逆に彼らが汚れちゃうんじゃない?」と思ったんですけど、彼らと普通に飲んでたらメッチャ話が合うんですよね。大体、ミュージシャンって酒飲んでて、年齢とか関係なく趣味がハモると、一晩中それで飲める、みたいなのってあるじゃないですか。そういう感じになって「これはやった方がいいかもしれないですね」みたいな話になってきたっていう感じですかね。

──ではその話を、STARKIDSの皆さんからも裏取りしましょうか。

levi 僕とTAHITIはもう7年くらいの仲になるんですけど、出会った1年目で『頭文字D』からm.o.v.eにハマって、そこから曲を聴くようになって。そこからSTARKIDSが始まったってなった後に、トラックメーカーのBENXNIがちょっとユーロビートっぽい「FLASH」という曲を作って。だから、もともと好きだったところから、成り行きでこうなっていった感じです。BENXNIはあのトラックをどうやって作ったの?

BENXNI 僕は「beatmania」とかのゲーム音楽とかから影響を受けてたんですけど、結局、世代的にみんなユーロビートから影響を受けてる世代だと思うんですね。そもそもラップでユーロビートって、今なかなか珍しいと思うんですけど、彼らに「このビートに乗ってみないか」って提案した時に、違和感なく乗ってくれたっていうのは、やっぱり世代感があるんじゃないかなと思います。

levi そこから進んで、エイベックスさんと一緒にやれるということになって、「もしかしたらMOTSUさんとも話できるかも」ということになって、「一緒にどうですか?」となったという感じですね。

TAHITI 「FLASH」が今、STARKIDSの中でたぶん再生数が一番多い曲なんですけど、その中で「Gamble Rumble」の「Gamble you gotta chance to make a rumble」というリリックをパクりました(笑)。

一同 (笑)

TAHITI あ、サンプリングです(笑)。

MOTSU パクられました(笑)。

──今は「サンプリング」とか「パクリ」とか「オマージュ」とか、いろいろデリケートなとこがありますからね(笑)。

MOTSU でも僕はメッチャうれしかったんですよ。「いいわ、これ! こういうの、どんどんやってほしい!」と思って。他の作品とかも、車のモロ出しみたいなのがいっぱいあって、世代は全然違いますけど、「ハモれそうだな」って感じはしましたよね。ちょうど僕の息子と同じ世代なんですけど、本当にそういう気持ちで見てました。

──ユーロビートにとっては、第何世代になるんですかね?

MOTSU これまでも、ちょいちょい波が来てるじゃないですか。それで言うと、第2世代、第3世代みたいなのを定義する場所もあるけど……どうだろう? でもそれで、「NEUROBEAT」っていう言葉ができたんですよ。「新しさを表す言葉、何かない?」みたいなところから。

levi 曲の作り方的にも、従来のユーロビートのキーがすごく変わる感じとかとは全く違う形で、僕たちは作っていったと思うんですよ。(BENXNIに)「FLASH」はキーは変わらないもんね。

BENXNI そうだね。そこがヒップホップ要素っていうか、ループベースの音楽から取ってきたもので。

levi なので、自分たちが聴いてきた音楽を自分たちなりに砕いて理解しての音楽ということでやり始めたのかな。そこはBENXNIがプロデューサーとしてカッコよく仕上げてくれて。

──では、「FLASH」とかで下地があったから、「NEUROBEAT」に関しては自然とできたという感じですか?

BENXNI そうですね。最初に三軒茶屋で飲んだ時に、「じゃあメロディー送ってください!」って、メッチャ適当なホワッとしたことを伝えたのに、完璧なメロディーが送られてきて。それが、自分が作ったメロディーかな?っていうぐらい、本当に違和感がなくて、「FLASH」とか「HORIZON」とかを作ったみたいな感じで作業ができて、よかったです。

MOTSU あの時は専門的な、「44.1khz(CDのサンプリングレート)に合わせる?」みたいなエンジニアリングな的なことを話して、あとはそのままトラックを送った、みたいな感じでしたね。要は「FLASH」とか「HORIZON」とかも聴いてましたから、何となく「こうやって作るんだろうな」というのは想像ついてたので。今の人たちって貼り付けて作っていくような作り方をするんですけど、そういうやり方もきっとするんだろうなと思って、それですごくやりやすいようにしたかなって感じです。60チャンネルとかで全部作り込むと、ちょっとやりにくいだろうと思ったので。

──余白を持たせた、みたいな感じですか?

MOTSU それに近いですかね。ヒップホップ的な感じで。

「MOTSUさんのヴォーカル入りで届いた時は『うわ、Banger来た!』って」

──では本当に、お互いが寄り添ったというか、歩み寄って作っていったという感じだったんですね。

BENXNI 歩み寄っていただいたし、そもそもマッチしてたんじゃないですかね? すんなりできちゃったし。

MOTSU そうかもしれない。いろいろしゃべってる中で、こういうのが一番いいんだろうなと思ったというか。たぶん同い年とかの、例えばアニソンの畑で叩き上げてきた人とかだったら、「いや、MIDIでください」みたいになってたかもしれないですから。もうちょっと自由度が高い形式でね。「自分で全部、音色を選びたいんです!」みたいな人もいますから(笑)。そういう人とは違う感じというか。

──細かい取り決めをしなくても、何となくいけるというか。

MOTSU そうですね。それで、歌詞の中に「同じ穴の狢ズ」って入れたんですけど、全くその通りだなと思って。いろいろしゃべったり、彼らが「これがいいと思う」「あれがいいと思う」と言う一つ一つがすごく近いなと思ったし、そういうところでツーカーの部分がすごくあるなと思いましたね。

──リリックに関しては、普段のSTARKIDSの曲では、6人が連名でクレジットされていますよね。

levi そうですね。自分のパートは自分で書く感じで。

ROAR で、たまにちょっと手伝うぐらいで。

──今回はMOTSUさんも入って7人がクレジットされていますが、と、リリックについてはどういう過程で出来上がったんですか?

ROAR 出来上がったビートにMOTSUさんがヴォーカルを入れてこちらに送っていただいたんですけど、もうそのバイブスとか目線とかも、俺らにちゃんと合わせてくれてるみたいな感じで、俺らもメッチャ乗りやすかったです。

TAHITI MOTSUさんのヴォーカルが来た時、みんな「うわ、来たー!」ってなって。「Banger(ヤバい曲)が来た!」って感じで、マジで作りやすかったです。

ROAR やっぱり僕ら世代のラップの仕方とはまたちょっと違うというか、ちゃんと据わったラップの仕方だったので、僕らもメッチャ新鮮だったし、作ってて本当に楽しかったです。

levi ROARがあれだけガッツリ、タイトにラップするのも、たぶんMOTSUさんの影響だと思うんですけど。

ROAR 確かに、MOTSUさんのラップからインスピレーションされて、BENXNIもそうだと思うんですけど、このラップのパートは始めてオートチューン(音程を自動修正するアプリ)なしでやりました。リリックも車寄りというか、車と音楽を混ぜた感じでミーニングとかをつなげながら頑張りました。

levi 最初に送られてきた時に、新しい風がバッと吹いた感じでしたね。面白いのが、実はあの曲、サビが最後にできたんですよ。ずっとMOTSUさんとも連絡取り合って「どういうパターンがいいかな」みたいなことを話した上で、サビが一番最後にできたので、絶対頭はカッコよくいきたいというのが、たぶんみんなにはあったと思います。はいはい。

BENXNI (leviとTAHITIに)よくできたじゃん。

TAHITI よくできた。Banger作った。

──出来上がった曲を聴くと、サビが最後にできたというのはちょっと意外な気がしますね。

levi ですよね(笑)。

BENXNI 僕は完全に忘れてました(笑)。

一同 (笑)

TAHITI 普段は絶対、フックを固めてやってるんですけど、今回は何パターンも作って、セッションでレゴみたいに積み重ねていった感じで。

ROAR 試行錯誤したよね。

levi 去年の前半にお会いしてから、僕らの方で何パターンか録ったりして、しばらく制作してたんですよね。いつもはもう、作って終わり!って感じだけど。

ROAR 何回かやりとりしましたね。

──そうなんですね。今のお話を伺っていると、すごくスピーディーに出来上がったのかなというイメージがちょっとあったんですが、試行錯誤はけっこうあったんですね。そうですね。

ROAR そうですね。MOTSUさんとBENXNIの間でトラックができたのはメッチャ早かったんですよ。だけど僕らがボーカルを乗せて、「ここをどうしようか」とかやっている時間がちょっと長かったですね。

BENXNI 新しい試みをいっぱいしたからね。ちゃんと分析してみたら、僕らの他の曲とは違う構造になってると思うんですよ。

TAHITI MOTSUさんとやってるから、パーフェクトに来ないとね。

BENXNI 一人が一行ずつ言うとか、オートチューンのないラップを入れてみるとか。

levi あ、確かに! 掛け合いが一番多い曲かもしれないですね。

ROAR 掛け合いもだし、キーも変わるし、オートチューンないし(笑)。

BENXNI 展開を試行錯誤しましたね。

──そうやって仕上がりに進んでいく過程では、MOTSUさんはどう思っていたんですか?

MOTSU その過程でチョコチョコ聴かせてもらってたんですけど、意外に、みんなすごくいろいろ詰めてるなと思って。あと、「もうちょっと、こういう風にやってもらえないかな」みたいなことは言いました。サビをすごく繰り返してもらったりっていうのを、「ちょっと、ダメ元でやってみて!」とか頼んで、できたのを聴いたら「ん~、やっぱこれじゃないな」とか(笑)、意外にいろいろ試してもらったりはしました。本当に何もないところから、「NEUROBEAT」っていうものを作ろうぜっていう気概が、僕も含めて、彼らにもすごくあった感じがしましたね。

──先ほど「パクった」という話もありましたが、今、この世代のグループがユーロビートをまた新しく「更新」するという形になったのは、MOTSUさんとしてもすごくうれしいのでは?

MOTSU おっしゃる通り、「更新」っていう感じですよね。アップデート。それを市場の皆さんがどう受け取るかは分かんないですけど、僕たち的にはこれをもっと展開していきたいですけどね。新しいものを生み出した感じがあるので。

ROAR 確かに。

levi 初めて会った日のあの感じを、タイムリーに全部歌詞とかプロダクションにバッと入れているので、僕は「これがその日だったんだぞ!」というイメージで、本当にすごく新鮮でした。時代を超えたというか、年齢も関係なく、ただ好きな人たちが好きなことをやってるのが、すごく素敵だなって。

──その「初めて会った日」というのが、三軒茶屋だったんですね?

TAHITI メキシカン料理!

MOTSU そうだったね。

TAHITI メキシカンを食べながら、コロナビールを飲みながら。

MOTSU ストロングゼロじゃなかったですけど(笑)。(メンバーに)今度また、ストロングゼロでやりたいですね。あれ飲んだら、2本でもう絶対終わっちゃうから。

TAHITI 楽しそう!

BENXNI ストロングゼロだったら、絶対話がまとまらないですよ。

MOTSU あれ飲むとダメなんだ? ハハハハ!

TAHITI 僕は逆に、1日で曲全部作れるかも。

BENXNI ストロングゼロでやったら、「今やろう!」ってなりますね。

levi そうなったら、たぶん「曲ができてなかった説」の方が濃厚ですね(笑)。

──確かに、そうなるといつもの作品とはだいぶ違うものになっちゃいそうな気がしますね(笑)。

MOTSU でも彼らの若いイメージ、渋谷っぽいイメージとかって、もう初期エイベックスのものだよね、完全に。

levi へえ~、そうなんですね。

MOTSU その頃の人たちからは「こんな若いヤツらが出てきてよぉ~!」って思われて、そのままの勢いで来てるからね。勢いさえつけば、また同じ穴のバージョン2が来ちゃって、また同じ感じで騒げるんじゃないかと思って。……っていう、虎視眈々とした気持ちもありますけどね(笑)。

「ぜひMOTSUさんと一緒のステージに立ちたい!」

──STARKIDSの皆さんにとっても、この曲によってまた今までと違った層にアピールできそうな感じもあるんじゃないですか?

ROAR そうですね。僕たち側としても新しい試みなので、MOTSUさん世代で音楽を聴いていた方たちに聴いてもらえるのもうれしいですよね。僕たちの曲を初めて聴いた人たちにも、そういうバイブスが伝わると思うと本当にうれしいです。これからまだまだ、もっといけそうです。この曲ももちろんそうなんですけど。今はまだ「新しいのの“1”ができた!」みたいな感じで僕らは思ってます。“0”から“1”ができたので、ここからどれぐらい増やして、大きくできるか。

──「NEUROBEAT」というのは今は曲名ですけど、ジャンルの名前になりそうというか。

MOTSU もちろん! 「ジャンルを作ろうよ」ということで握って、まずは曲名にしたという感じですかね。「NEUROBEATというジャンルを作りたい!とインテンドした気持ちがあります。

──ジャンルをスタートする宣言ですよね。曲自体は1月14日にすでにリリースされていますが、反響はどんな感じですか?

MOTSU 意外に友達から「若い子とやってんじゃないの!」って言われますね。アニソン系とかは若い子たちとけっこうやってるんですけど。友達とかも「『Gamble Rumble』サンプリングしてるんだ! その子たちやったの?」みたいな。

TAHITI 今日(取材日)、MVが公開されるから、そこのコメント欄が楽しみですね。

ROAR リリースされてから、ファンと会って直接話したりという機会がなかったので。

TAHITI あと、まだライブもやってないしね。そこが一番反応が見られる感じなので。でも一回、まだリリースされてない時にやって、曲は誰も知らない状態だったけど、みんなが「Bang!Bang!Banger!」って感じてるなって思った。

levi 先日エゴサした時に、車好きのアカウントの人が「STARKIDSのMVに出たい」みたいなツイートをしてるのを見て、(握り拳を作って)「来た来た来た来たー!」って(笑)。これから車関係がどんどん増えていったらいいなと思って、そのスタートになってるかなって感じました。これは絶対MOTSUさんの力ですね。

BENXNI 反響というか、横浜あたりに行った時、普通に流してる人がいました。あと、僕の妹がアニソン好きなので、、MOTSUさんと一緒にやったことをメチャクチャ喜んでました(笑)。

──やっぱりそうやって、いろいろつながってきますよね。

MOTSU そうですね。お互いがいいハブになるといいですよね。

BENXNI お母さんは「あ、m.o.v.eの人なんだね!」って言って喜んでて、妹は「妖怪ウォッチの!」って。

──一家で繋がってるんじゃないですか(笑)。

ROAR DNAがね(笑)。

──では本当に、これからの展開も楽しみですよね。

levi マジ、メチャクチャ楽しみです。

ROAR 一緒にライブやりたいですね!

MOTSU 僕も、ステージの下からも見たいですし、自分も一緒にもやりたいですし、両方とも面白いですよね。あと、またすごく専門的な話になるんですけど、今、STARKIDSのファンの人たちって、若いアーリーアダプターの層が多いと思うんですよね。そこからバーン!っていく時に、でっかいキャズムがあるじゃないですか。そこをどうやって乗り越えていくんだろう、みたいな。乗り越えられる感じはメッチャしますけどね。その先のでっかいマスの層に、どのように到達するのか。その跳躍力が我々にあるのかどうか、という感じですよね。

──でももう、手応えは感じてるんじゃないですか?

MOTSU 何となくは感じてますけどね。あと、そうなったらアーリーアダプター層はどういうリアクションしていくのかなとかも含めてね。この間、渋谷でのライブを見させてもらったんですけど、僕がエイベックスの前にやっていた「MORE DEEP」っていうグループがあるんですけど、その頃の感じにそっくりなんですよね。あの頃のムーブメントの現代版みたいな感じで。

一同 (口々に)ありがとうございます!

TAHITI ありがたいです、マジで。

──そういう感じで、ここからどんどん発展していきそうですよね。

ROAR させていきたいですね。

levi 今年、僕たちは自主企画をもっとどんどんやっていこうと考えてるんです。今、ようやく自分たちのネクストステージが見えてきたみたいな感じで、小さい箱からどんどん大きくしていこうと思っていて、2ヵ月とか3ヵ月に1回のペースでやっていくので、皆さんに楽しみにしていただきたいです。そうやってメチャクチャ大きいところに行って、僕たちのパフォーマンス能力もついたら、ぜひMOTSUさんとみんなでステージに立てたらと思ってて。

一同 (口々に)お願いします!

levi まだ僕たちが、全然パフォーマンス能力足りてないんで(笑)。

MOTSU いやいやいやいや!

levi アニレヴにお邪魔させていただいたじゃないですか。あの時もMOTSUさんのムーブメントがすごくて、すごく感動しました。

TAHITI ってか俺、気になることがあって……ゴメン、俺がインタビュアーになります。(MOTSUに)m.o.v.eで活動してた時、セットの時間ってどれぐらいだったんですか?

MOTSU フルで1時間半とか2時間半とかの時もあったし、どこかの営業に行って出番が20分とか30分っていうのもあったし、外国のフェスだと1時間が多かったり。アニメのフェスに呼ばれていくと1時間とかですよね。

TAHITI MOTSUさんって、ライブの時にメッチャ動いてるイメージがあるので、1時間って長くないですか?

MOTSU ああ、それはメリハリだよ。すごく動いてる時もあれば、全然休んでる時もあるし。ダンサーみたいにバーッてずっとは動けないけど。

TAHITI ダイナミックにね。STARKIDSも今、そういうのを頑張って勉強してます。

ROAR ライブパフォーマンスとかは勉強中です。

BENXNI 一番長かったセットは何時間ですか?

MOTSU 3時間とかかな。

BENXNI 3時間!

TAHITI 無理!

MOTSU m.o.v.eの解散ライブは確か3時間ぐらいだったかな。でも、1時間も3時間もあんま変わんないよ。始まったら終わる、みたいな感じで、「こんなもんだっけ?」みたいな。やってみれば分かりますよ、あの感覚は。

BENXNI いつかやります。

TAHITI いつかそういうダイナミックなのもやりたいよね。STARKIDSは30分のセットだったら、もうずっとBang!Bang!Bang!って感じで、次の曲Let’s go!、次の曲Let’s go!って感じでやってて、疲れた!って感じになって(笑)。

MOTSU リズムとかテンポを変えるといいんだよね。お客さんも見てて楽しいし。ずっとBPM170とか160でやる中で、急に半分にしたりすると、その後は120ぐらいでも逆に早く感じて、すごくアップテンポに聞こえたりするっていうのもあるし。120にして細かく16ビートを多くした方が、すごく速く聞こえるんですよ。

BENXNI メリハリの話なんですけど、MOTSUさんが来てくれたイベントの時、ファンのみんなの感想が「死ぬかと思った」だったんですよ(笑)。

MOTSU そうだよ! あの時はleviが先にやってたから。

levi 確かに! あれが45分ありました。

BENXNI みんなleviのセットでもう死にそうだったから(笑)。そこからさらにSTARKIDSのセットがバンバンバンバンバン!って。

levi 今年、新境地に行くところで、もっとちゃんと緩急をつけていこうと。バラード作ろう、マジで!(笑)

TAHITI ファンたちの方が、ちょっとエグいなと思うよね。ずっと元気だし、メッチャ熱いもん。

BENXNI leviが言ってたように、箱がデカくなるのもレベルアップだけど、デカくなるにつれて時間も長くなって、それをエンターテインメントとして成立させるのも僕らの課題だよね。

levi そう、めっちゃ映画作る感じでね。

「そうか、ストロングゼロにスポンサーについてもらえばいいんだ!」

──今はそんな感じで、これからいろんな意味でもっと大きくなるための課題をいろいろ感じていて、一個一個やっているという感じですか?

levi そうですね。一個一個クリアしていかないと、たぶんさっきMOTSUさんがおっしゃっていたキャズムのところでぶつかっちゃうと思うので。マスでも売れてる人たちのレベルには絶対行かないといけないし、今のノリでずっとやってきましたけど、どこかしら僕たちもプロフェッショナルにならないといけないところがあるので、そこをやっていこうっていう年が2026年なんです。

──今の会話自体がそうでしたけど、いろんなことを知るのにうってつけの大先生がここにいらっしゃるわけですよね。

一同 そうそう!

MOTSU 成功例の一つとして「こういうのもあるよ」みたいな感じですよね。全部、僕の手の内を明かしたいっていうのはありますよね。

──そういう話は、それこそ飲みながらでも全然できちゃう感じで、いいですね。

MOTSU 本当にその通りで、僕としてもこういう人たちがたくさん出てくるとうれしいし、やりやすいし。エイベックス全体としても、本当に全社挙げて僕は協力したいなと、いろんな人に言ってはいるんですけどね(笑)。我々全体が、最初はこんな感じでしたから。でも成功して、キャズムを乗り越えてマスを掴むと、またいろいろ出てくるんですよ。「いや、俺は本当はバラードがいいからさ。チャラチャラしたのいつまでもやってんじゃねーよ、MOTSU!」とか言われたり(笑)。要は、音楽のジャンルがいろいろあるとしたら、かなり尖ったところがこんな風に合わさるって、なかなかないじゃないですか。これを縁と捉えて大切にしていきたいなと思ってます。

levi うれしいです。

──流れでお話ししていたら、伺いたかったことはだいたい揃いました(笑)。

MOTSU 何か、キーワードみたいなものがあったらよかったですけどね。

──いやいや、「NEUROBEAT」がキーワードじゃないですか!

MOTSU ああ、そうか。でも僕はストロングゼロをずっとキーワードとして、持っててほしいんですよ!

TAHITI 俺も賛成です!

MOTSU やっぱりキャズムを乗り越える時の勢いって、ストロングゼロが何本か必要だと思いますよ!

──STARKIDSの皆さんが、若干賛成できてない感じがしますが……(笑)。

MOTSU そこはメンバー内でも割れてるよね、きっと(笑)。

BENXNI 昔はかなり飲んでたんですけど、飲みすぎちゃいました(笑)

MOTSU (笑)。お酒は全員飲むんですか?

ROAR 飲みますね。

──一番飲むのは誰なんですか?

TAHITI (挙手して)はい。それこそストロングソルジャーなので。でも強いわけではなくて、酔うのが好き。

levi やば!(笑)。

TAHITI 外で酔うのは、最近はやめてます(笑)。

MOTSU 酒癖悪いんだ(笑)。

BENXNI 彼は酒癖が悪いんじゃなくて、酔った状態で自分をコントロールできる術を身につけてしまってるんですよ。ストロングマスターなんです。

TAHITI 練習しないとね。

BENXNI 酒をやめるんじゃなくて、酔った状態をマスターしてるんで。

levi いくら家が遠くても、ちゃんと家には帰れるし。

MOTSU 帰巣本能だ!(笑)

──帰巣本能は大事ですからね(笑)。

MOTSU あ、そうか! ストゼロにスポンサーについてもらえばいいんだ!

ROAR それなんすよね!

levi いやでも、メンバーの中でも割れてるわけではないんですけど、今日いないSpace Boyっていうメンバーが、「ちょっと、ストロングゼロばっかりプッシュするのやめてよ!」って言ってて(笑)。でもTAHITIはずっとこんな感じなので、これを2026年はちょっとどうにかしよう。

TAHITI てか、ストロングゼロを俺に最初に教えたのはユーだよ? 「これヤバいよ!」って(笑)。

levi 始まりはみんなで一緒に飲むテンション感だったんですけど、やっぱり歳を取るにつれて、ちょっとずつ飲むのが減ってきて……みたいなのもありつつ。でもメッチャ面白い時期だと思います、それも含めて。

TAHITI でも、それが若い時、大学の頃になかったら、俺もみんなもここにいないかも。

levi だからMOTSUさんが言ってることはごもっともかもしれないです。たまーに、ストロングゼロをでちょっと飲むみたいな。

MOTSU 俺も最近はだいぶ抑えてますけど、若い頃は本当に浴びるように飲んでたからね。ウォッカをグビグビいってたから。

levi 最初はメチャクチャいい感じの話だったのに、どんどん不安な方向に行ってませんか(笑)。

──はい、なので最後の質問です(笑)。MOTSUさんとの組み合わせも含めて、これからどうしていきたいかを伺えますか?

levi 今年はミリオンヒットを出したいですね。これでいいお酒をみんなで飲めるようになります(笑)。

TAHITI 自分は海外も含めていろんなアーティストとかプロデューサーともっとSTARKIDSとしてコラボしたいですね。

ROAR 今年は本当に成長する年にしたいし、大きいヒットを生み出したいし、曲の作り方とかをMOTSUさんから教わったりする部分もあるので、そういうのを全部吸収して、全て結果につなげたいです。あとは「NEUROBEAT feat. MOTSU」のMVも出たんで、この曲のプロモーションもやっていって、いい感じに伸びてくれると本当にうれしいし、今後もまた何かしらMOTSUさんと一緒にできたらうれしいですね。

BENXNI 宝くじを当てたいですね。

──それはみんなそうなんですよ!(笑)

BENXNI 真面目な話だと、彼らと同じなんですけど、やっぱりMOTSUさんともっといろいろやりたいなと思ってます。第2弾、第3弾、第4弾、NEUROBEATのアルバムと、だんだん更新していって、「NEUROBEATとはこういうものだ」っていうのを見せたいなと思ってます。あと宝くじですね。

MOTSU でも、宝くじ当てるよりはバズる方が確率は高いですよね。この業界で当たるのは大変ですけど、でも宝くじの確率よりは全然いいじゃないですか。わりと努力が実ることが多いので。そういうマインドセットも含め、皆さんに知ってもらいたいというか。「NEUROBEATを一緒に作ろうぜ!」と立ち上げたこのNEUROBEAT的なジャンルを、世の中の人にたくさん聴いていただいて、届けたいなという気持ちです。

──で、おいしいお酒をまた飲むと。

MOTSU そうですね、僕はストゼロをまたちょっと。

ROAR お酒も交流でね。

BENXNI (ラップ調で)宝くじは買わなきゃ当たらない。曲は出さなきゃ当たらない。

levi ちゃんとラッパー担当してる(笑)。

TAHITI でも全てはそこだね。リスクを取らないと。GambleしないとRumbleできないからね。

levi うまい!

ROAR 締めたね!

──見事に締まりました(笑)。ありがとうございました!

撮影 長谷英史

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記事情報

高崎計三

ライター

高崎計三

1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。