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【石井竜也、倖田來未、きゃりーetc.出演】LIVE EMPOWER CHILDREN 2024レポート!

LIVE EMPOWER CHILDREN 2024

【石井竜也、倖田來未、きゃりーetc.出演】LIVE EMPOWER CHILDREN 2024レポート!

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2月15日、『LIVE EMPOWER CHILDREN 2024 supported by 第一生命保険』が東京国際フォーラム ホールAにて開催されました。「エンタメで子どもたちに生きる力を」を掲げ、アーティストが小児がんの子どもたちを音楽で元気づけるためのチャリティーイベントとして、14組が出演。今年で5回目となる公演をレポートします。

レコ大新人賞のFRUITS ZIPPERからベテラン・石井竜也まで豪華で個性的なメンバーが今年も大集結!

『LIVE EMPOWER CHILDREN(以下LEC)』は、小児がんが社会的支援を必要とする病気であることを広めるとともに、得られた収益をチャリティー基金として、小児がんで苦しむ子どもたちとそのご家族を力づける活動や、小児がん治療充実のための支援活動、小児がんの社会的支援を高めるためのPR活動など、今後の支援に繋げるという目的で開催されており、当日は闘病中の小児がん患者の子どもたちもライブ配信を通して鑑賞。今回はなんと7つのプラットフォーム(ABEMA、Lemino、LIVE VOOM、TikTok、U-NEXT、YouTube、Z-AN)で無料配信され、一部では投げ銭での寄付もできるほか、U-NEXT、YouTube、Z-ANではアーカイブ視聴も可能となっています。

開場すると、各々の推しの応援グッズを持った観客たちで一気に会場は満員!オープニングアクトは2021年からおなじみの日本工学院ミュージックカレッジの生徒の皆さんが今年は tuki「晩餐歌」に合わせてのダンスパフォーマンス。

続いて、シューティングアクトとしてMALILが登場し、今秋公開のショートフィルムの主題歌となる新曲を含めて2曲を披露しました。

そしていよいよ開演時間を迎えます。豪華14組による演奏の幕を開けるのはTRF featuring LECコドモダンサーズ2024 Act Dance Stage!昨年に続く取り組みで、TRFのSAM、ETSU、CHIHARU、DJ KOOが、今年は小児がんを克服した5歳から17歳まで総勢23名の子どもたちとコラボレーションするという感動のステージ。さらに会場のスクリーンにはリモートでの参加者が踊る姿も映し出されました。ダンス経験のなかった子どもたちがひたむきに練習した成果に、会場からはあたたかい拍手が贈られました。

会場がポジティブなエネルギーに包まれるなか、ここでMCのキャイ~ン・天野ひろゆきさん、ニッポン放送アナウンサー・熊谷実帆さんが登場。初回から5回連続の天野さん、第2回から参加している熊谷さんという常連コンビが、幕間に参加アーティストたちのハマッていることやルーティン、バレンタインの思い出といった“プチ情報”も紹介しながら、会場を盛り上げます。

続いて登場したのは、管楽器の演奏とボーカルが融合したガールズユニットのC;ON。「Last Order」、「Now or Never」の演奏に加えて、ボーカルの栞音さんからは本日出演するアーティストの楽曲をカバーしてSNSで公開したエピソードも。すっかり魅了されたMCの天野さんからは「セクシースカパラダイスオーケストラ」と命名されます。

3組目は5年連続参加のピコ太郎さん。「このイベントに命をかけているから新曲をたくさん持ってきた」と、1発目から新曲のバレンタインソング「チョコ、ちょだい?」をプレイすると、さびしい少年時代のバレンタイン・トークを展開。その後、数年前の楽曲が改めてバズったという「ネオ・サングラス」、レコーディング前の初披露の「筋肉マッチョムチムチ」に続き、いよいよ「PPAP」というタイミングで、なんとサンリオからマイメロディ&クロミちゃん、この後登場する予定のBUDDiiSがステージに!BUDDiiSのファンは大きな声援をあげて総立ちになると、特別PPAPに、口々に「かわいい!」と歓喜の声が沸きます。この、LECならではのスペシャルな編成に会場はボルテージMAXになりました。

4組目は昨年の「日本レコード大賞」最優秀新人賞を受賞したFRUITS ZIPPER。バレンタインデー翌日にぴったりの「ハピチョコ」と、TikTok9億回を突破した話題曲「わたしの一番かわいいところ」をパフォーマンス。

その後続けて、5組目となる大原櫻子さんが登場すると、「明日も」に加えて、今回はコロナ禍にリリースした「スタートライン」を選曲。大原さんは、小児がんと闘う子どもたちに元気になってもらえるエネルギーを届けたいという願いをこめたと語ります。

次に楽曲を披露したアーティストは、1回目から参加しているmoumoon。小児がんと闘い2016年に16歳で逝去した天才作曲家の加藤旭くんが作った、5つの音階でできている10秒ほどの曲からインスピレーションを受け制作した「にじ」と、CMソングで有名な「Sunshine Girl」を歌い上げると、会場を優しく、あたたかな空気で満たしてくれました。

そして7組目になると、舞台は一転!皆が立ち上がり、カラフルなペンライトと大きな声援に場内が彩られるなか登場したのは、去年に続いて3回目の参加となるダンス・ヴォーカル・グループのBUDDiiS!現在開催中のホールツアーのテーマソングで来月発売が決定している「JUBiiLEE」と「Glow Gold」に熱い視線・そして歓声が送られました。

その後、MCの二人からはBUDDiiSメンバーたちのプチ情報のほか、協力団体が発表され、5回目の開催を迎えて小児がん支援の輪が広がっていることが伝えられるとともに、支援団体のうち、国立研究開発法人 国立成育医療研究センター、NPO法人 日本小児がん研究グループ、認定NPO法人 キャンサーネットジャパンからのメッセージが紹介されました。

大トリの大物はLECにふさわしい楽曲をライブ初披露!

LEC 2024もいよいよ後半戦!8組目は2年ぶりの登場となる東京スカパラダイスオーケストラによる、円熟と圧巻のパフォーマンス!谷中さんの「派手に行きますよ!」の発声から、観客を煽りまくる『Paradice Has No Border』、LECのコンセプトにもぴったりの「カルペ・ディエム~今日がその日さ」の2曲で会場に興奮の渦を巻き起こしました。

この幕間のMCでは、協力団体を通じて全国から40名の闘病中の子どもたちが描いたアート展について紹介されました。展示会のテーマは“パワー・オブ・エンパワーメント:マイヒーロー”。子どもたちの想いがアート作品を通じて表現され、病院から大きな世界へ飛び出していくというもので、ライブ会場内での展示はもちろん、デジタル・コマース「DOSI」を通じてデジタルアート展も実施されています。
https://www.dosi.world/brands/110

そして、またもや世界観を一気に塗り替えるアーティストが登場!蛍光カラーの衣装に身を包んだきゃりーぱみゅぱみゅは、大ヒットソングの「にんじゃりばんばん」、「ファッションモンスター」の2曲を披露し、ステージをきゃりー色に。

そのまま続けて、Da-iCEが舞台上に現れるやいなや、メンバー口々にボケを連発。このままトークで終わるのかとすら思われるなか、堂々と「1曲入魂」を宣言すると、会場からは「えー!」と不満の声が噴出。しかしその1曲である「スターマイン」をいざ歌うというところで、盛大なフリから、コケる、照明トラブル、勝手に踊りだす、歌い出したらなぜか「ロード」……などなどボケが連発。最後にはMC天野さんが登場!「今年は歌いたい」と発言した事前の囲み取材の伏線を見事に回収し盛大な「スターマイン劇場」を繰り広げました。そんな大きな笑いを巻き起こしたうえで観る本番「スターマイン」のかっこよさは格別です。

幕間では天野さんからDa-iCEオープニングボケ乱入のエピソードが語られると、この時点で配信の視聴数が7万人を超えたことが発表されます。その後、映画コメンテーターのLiLiCoさん、モノマネ芸人のホリさんからのビデオメッセージが流されました。

11組目のFANTASTICSに再び会場からは悲鳴にも近い大きな声援が飛び交います。会場との一体感を意識したセットリストということで、「PANORAMA JET」、「Tell Me」でクールなパフォーマンスで魅了したあとは、これをやらずに終われない「Choo Choo TRAIN」!

いよいよライブイベントも終盤に突入、ここからはさらなる大物たちが続々登壇。

12組目はゴスペラーズ。「踊らない」「ペンライト振って構わない」等、観客へのフリを歌に乗せながら「ひとり」のあの名フレーズに突入し、そのまま一気にゴスペラーズワールドに引き込んでしまう、シンプルにして圧倒的なステージ・パフォーマンスを見せつけます。続いて「星屑の街」をしっとりと響かせ、場内は余韻たっぷり。

さらに視聴数が8万人を突破したという情報を経て、残り2組となったここでステージに現れたのは、歌姫・倖田來未さん!キュートでセクシーな「キューティーハニー」、ポジティブなメッセージソングの「WIND」、そして最後に「め組のひと」とさまざまな魅力が弾けだすパフォーマンスで終えた……かと思いきや「5分巻いてるって聞いて……」と予定にはなかったMCで抜群のトーク力を発揮し、会場を盛り上げてくれる嬉しいハプニング。MCの二人とも絡んだ上で最後まで楽しませてくれます。

そしてついに大トリ!MCの天野さんが「このライブの司会をやっていてよかった」と思わず本音をもらすほどの大御所・石井竜也さんの出番を迎えます。「浪漫飛行」を歌い上げて会場がうっとりと浸るなか、こまめにボケを織りこむことを忘れない石井さんの背中から、なんとハンガーが……。どうやってずっとハンガーを背中に入れっぱなしで歌っていたのでしょうか?「せっかくいい気持ちで聞いてたのに!なんですかコレ!」と慌てて天野さんが回収に走ります。そんなサプライズ・ボケも経て「石井のおじちゃんですよ!」と挨拶すると、2023年12月にNHKみんなのうたに初登場となった「きみがいること」について、石井さんは「お父さんと子どもが一緒に歌える曲が少なくなった気がすると思って作った」と語ると、子どもたちを勇気づけるLECにふさわしいこの楽曲をライブ初披露してくれました。

全14組のパフォーマンスが終わると、お笑いコンビ“橘井と小池”、元サッカー日本代表の槙野智章さん、さらにHIKAKIN&SEIKINからのビデオメッセージを紹介。

そして最後を締めくくるのは毎年恒例、LECに出演した皆さんがステージに再登場して歌う、イベントのテーマソング「My Hero~奇跡の唄~」。この曲は、昨年惜しくも他界した坂本龍一さんによる作曲提供、つんく♂さんによる作詞提供で実現したもの。つんく♂さんがビデオを通して特別出演したのち、LECのTシャツを着た豪華出演者たちによる、今年、この場でしか聞けないバージョンが歌い上げられ、感動のフィナーレを迎えるのでした。

そして、この盛り上がりはまだまだ配信でもお楽しみいただけます!2月21日(水)23:59まで、U-NEXT、YouTube、Z-aNでアーカイブ配信中。ぜひこの興奮と感動を再び、そして小児がん治療支援の輪を広げていきましょう!

【LIVE EMPOWER CHILDREN 視聴ページ】
※終了しました。

詳細は以下のページからご確認いただけます。
https://empower-children.jp/lec/event/#online

【LIVE EMPOWER CHILDREN公式サイト】
https://empower-children.jp/lec/

【AVEX&HIROTSU BIO EMPOWER LLC.】
http://avex-hirotsubio.jp/

【一般社団法人Empower Children】
http://empower-children.jp/