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【BACK-ON】FLOWは同期みたいなノリでいられる先輩【『仮面ライダーガッチャード』主題歌】

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【BACK-ON】FLOWは同期みたいなノリでいられる先輩【『仮面ライダーガッチャード』主題歌】

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絶賛放送中の『仮面ライダーガッチャード』の主題歌「CHEMY×STORY」をリリースしたBACK-ON。2枚のカードを「ガッチャンコ」して戦う仮面ライダーガッチャードにちなんで、この曲ではFLOWとのコラボとなっています。楽曲のことはもちろん、両バンドのメンバーが共演しているMVのことなどについても、いろいろ伺いました!

子供の頃から熱中していた『仮面ライダー』の主題歌でテンションUP!

──『仮面ライダーガッチャード』は昨年9月の放送開始から盛り上がっていますが、主題歌の「CHEMY×STORY」がCDとしてリリースされました。そもそもの話なんですが、お2人は仮面ライダーについては?

KENJI03 仮面ライダーって、僕らの世代的にはどうなのか分かんないですけど、やっぱり全日本男児が必ず見てたヒーロー番組だったじゃないですか。僕らの世代的には『仮面ライダーBLACK』とか『仮面ライダーBLACK RX』とかがリアルタイムって感じですね。

──お2人が84年生まれで、『BLACK』が87年、『RX』が88年なので、3~4歳の頃ですね。

TEEDA 見てましたね。テレビシリーズが終わってからも、当時VHSのレンタルビデオ屋さんに『仮面ライダー』シリーズがいろいろあったので借り、『仮面ライダーアマゾン』とか『仮面ライダーX』とか、その都度行って借りてました。「このライダー、カッコいい」みたいな感じでレンタルしてました。

KENJI03 僕は7歳まで台湾に住んでいたので、『BLACK』とか『RX』をリアルタイムで見てたと同時に、ケーブルテレビで1号、2号(『仮面ライダー』)、『V3』とか『アマゾン』とか、普通に並行して放送してたんですよ。

──そうなんですか!

KENJI03 24時間、日本の番組とかやってるチャンネルがあるんですけど、そういうところでずっと流れてて、全部同時に見てた記憶がありますね。

TEEDA リアルタイムでやってる番組だけっていう感じじゃなくて、「これ見てみよう」「これ見てみたい」と思ったものを、親に頼んで借りてもらって、シリーズ丸ごと見るのではなくて、かいつまんで見てるっていう感じでした。

──その中で、お2人が一番好きな仮面ライダーは?

TEEDA 俺は、よく借りてたのは『X』と『アマゾン』ですね。『アマゾン』はフォルムが他のライダーと違いすぎてるのと、コンセプトがそもそもちょっと普通のライダーと違って、何か悪そうというか、怪獣っぽい感じが好きでした。『X』は逆にすごく真面目な感じのイメージだった気がして、ちっちゃい頃なりに覚えてますね。

KENJI03 僕は『BLACK』とかなんですけど、でも記憶に残ってるのはシャドームーン(敵のライバル)の方が好きだったんですよ。あとは『V3』ですね。たぶん、主人公のカラーリングとかも含めてカッコよかったんですよ。今は『ガッチャード』も毎朝起きて見てるんですけど、普通にいち視聴者としてすごく面白いし、自分の中で同じぐらいのランクになってますね。僕は前作の『仮面ライダーギーツ』で楽曲を作らせてもらってから、久しぶりに『仮面ライダー』をまた見るようになりました。『ギーツ』は劇場版も見に行きましたし。

──そんなところに『仮面ライダー』の楽曲の話が来たというのは、お2人にとってはどうだったんですか?

KENJI03 いやそれはもう……ね、子供の頃から見てた『仮面ライダー』シリーズの主題歌を歌えるなんて、ある意味夢が叶ったような気分でした。

TEEDA BACK-ON自体、『ガンダム』とかもそうですけど、子供の時から見てる作品のタイアップが決まることが多いイメージがあって、すごく嬉しいなと思いますね。「えっ、これやれるの?」みたいな感じでテンション上がります。

──『仮面ライダー』シリーズの楽曲としては『ギーツ』に続いてですが、主題歌はこれが初ということで、制作にあたっては今までの『仮面ライダー』シリーズの主題歌は参照されたりはしたんですか?

KENJI03 もちろん。歴代の『仮面ライダー』作品の主題歌を聴いてリファレンスしました。ただ今回に限らず、タイアップではいつもそうなんですが、自分たちのカラーを出すような曲にしたいなっていうのを心がけて作りました。

──制作サイドからの要望はどんな感じだったんですか?

KENJI03 今回は主人公が高校生、ティーンということなので、爽やかというか、明るく元気になる感じというリファレンスをいただきました。僕は『ギーツ』からの流れだったんですけど、その時はちょっとダークというか、少しハードめな楽曲だったんですよ。その後に『ギーツ』の挿入歌の「Chair」という楽曲をBACK-ONでやらせていただいたので、その流れで少し自分たちの意志をちょっと濃く出してみて、少しハードめな楽曲をデモとして提示したんですけど、やっぱり先方からは「もっと明るい感じで」って言われて。それでどうしようかなって考えた時に、やっぱり自分たちの中で、嘘っぽいようなサウンドにはしたくなかったっていうのがあったんです。変な話、寄せようと思ったらいくらでも寄せられるじゃないですか。でもやっぱり、自分たちのミュージシャンとしてのポリシーとして、自分たちの本質も入れておかないとというところで、2曲目に作ったのがこの「CHEMY×STORY」になったんです。

──なるほど。

KENJI03 やっぱり僕の中で、青空のイメージというか、カラッとしたサウンドと言えば、アメリカ西海岸のポップパンクの要素がパッと思い浮かぶんですよね。だからサウンドをポップパンクにして、メロディーを日本寄りにキャッチーにして、歌詞が乗っかれば、きっとそこでいい化学反応が生まれるんじゃないかと思って作ってできたのが、「CHEMY×STORY」になってます。

もともとファンだった“兄貴分”FLOWとのコラボは感慨深い!

──それこそCHEMISTRYが生まれると。で、今回はFLOWとのコラボですが、その話はどの段階からあったんですか?

TEEDA 最初だよね。

KENJI03 そうですね。最初の段階で、番組のテーマが「化学反応」的な感じじゃないですか。だから音楽の方も何か「ガッチャンコ」できないかという話をいただいたんです。「誰かいないか」っていう話の流れになって。さっきの楽曲の話と同じで、やっぱりある程度は自分たちとストーリーがあるようなアーティストじゃないと、とってつけてコラボした感じだと面白くないし……と思った時に、もう真っ先にFLOWが思い浮かんで。すぐにボーカルのKOHSHI君に電話して「お願いします」って言ったら「断る理由はない」つって(笑)。

──カッコいい!

TEEDA 楽曲的にもテンション的にもFLOWはすごく合いますし、そもそも通ってきた道は別なんですけど、同じようにアニメのタイアップとかをやってきてるので、絶対化学反応が起きるんじゃないかなと思いました。

──改めてなんですが、FLOWとの関係性をご説明いただけますか?

KENJI03 もう普通に、僕らはファンから入りました。もう本当に高校生の時に、僕ら2人で渋谷のタワーレコードに行ったら店内で流れてきた曲がカッコいいなと思って店員さんに聞いたのが、FLOWの『SUNSHINE 60』っていうインディーズの最初のミニアルバムで。それで、高校生でお金ないから1枚買ってシェアすればいいんですけど、わざわざそれぞれで1枚ずつ買ったんですよ。それから少し経ってから、どこかのイベントでFLOWと一緒になってその話をして、そこから仲良くさせてもらって連絡先とかも交換したりして、僕たちがイベントに出してもらったり、逆に僕らのイベントに出てもらったりするようになって、何かいい兄貴関係というかね。

TEEDA そう、すごく先輩って感じもしないし、何となく同級生みたいな、同期みたいなノリでいられる先輩って感じなんですよね。だから普通に飲みに行ったり、ふざけたりとか、ちょっとふざけて冗談でディスり合ったりしても大丈夫なぐらいの関係値なので、本当にすごく楽しい先輩ですね。

KENJI03 だからある意味、自分たちがCD買って聴いてたバンドと初めてこうやってコラボするというのも何かまた感慨深いですし、しかもそれが子供の頃から見てた『仮面ライダー』で、いろいろ化学反応が起きたなっていうのが、率直な感想ですね。

TEEDA FLOWの方でも僕らと同じように「仮面ライダーやれるんだ」みたいな感じで。

KENJI03 ギターのTAKE君からは会うたびに「ありがとうね」って(笑)。あんな百戦錬磨のFLOWが「特撮は初めてなんだ」と。だから僕たちもすごく光栄ですね。

──いい話ですね。では制作はスムーズに?

KENJI03 そうですね。最初に僕たちBACK-ON単体の「CHEMY×STORY」ができて、そこから後でFLOWバージョンという感じで、2段階に分けて作ったんですよ。「CHEMY×STORY」の最初のデモ自体は5月にできてて。「Chair」とほぼ同じ時期だと思うんですよ。

TEEDA 「Chair」はもう『ギーツ』の終わり頃だったよね。

──前作の終わり頃に入る挿入歌と、次作の準備期間だから、ほぼ同時期になったということですね。

KENJI03 はい。だから、『ギーツ』の世界観にけっこう引っ張られたとこもあるんですよね。今となれば『ガッチャード』ももう始まってて、もうキラッとした感じというのが分かるんですけど、その「キラッ」という温度感も分からない状態だったので。「こんなにいきなり振り幅バーン!って変わっちゃって大丈夫かな?」とかちょっと思ったんですけど、もう始まったらドンピシャにハマってたから、そこはもう制作サイドに「さすが!」と思いました。

──振り幅の広い2作品の楽曲を同時期に作っていたと。

KENJI03 はい。今思い返せば、難しい作業だったなと思うし、よく同時にやってたなと。なんか、一瞬外に出て飲みに行ったりしてましたからね(笑)。頭の切り替えのために。

──そして、最終的にその楽曲に藤林聖子さんの歌詞が加わったわけですね。『仮面ライダー』関連でも毎回そうなんですが、作品のキーワードがうまく盛り込まれていますよね。実際に歌詞が来た時はどういう印象でしたか?

KENJI03 自分たちも歌詞を書く側の人間でもあるんですけど、自分たちではとても書けないような世界観と言い回しで、さすがだなというか。メロディーにもばっちりハマってたので。

TEEDA それに、BACK-ONの特性というか、僕のラップスタイルだったりとか、英語と日本語を使ったりというところも加味してくれてるなと感じましたし、ハマり具合というか、「うまくやってくれてるな」というのはすごく感じました。だから、歌ってみたらすごく歌いやすかったですし、あんまり違和感もなかったなと思いましたね。

──しかも、英語版と中国版があるんですね。

KENJI03 はい。これはやっぱり「CHEMY×STORY」を連れて、世界進出だということで。会社を挙げて、そういうプロジェクトで動いてるんですけど、まあやっぱり外国語は大変ですね(笑)。英語にしろ中国にしろ。TEEDAは英語がしゃべれるし、僕も中国語は多少しゃべれるんですけど、やっぱり歌となると普段の会話とまた違うので、なかなかニュアンスが違うんですよね。もちろん今回、英語と中国語それぞれの方がディレクションで立ち会ってくれたんですけど、それでもなかなか苦戦したレコーディングになりましたね。

──確かに、日本語がしゃべれるからって、みんな日本語の歌がうまいというわけではないですからね。

KENJI03 本当にそうなんですよ! たまにいるじゃないですか、外国の人でも英語が何か片言っぽく聞こえたりとか。

TEEDA 英語の歌のディレクションをしてもらったりもしたんですけど、でもやっぱり、メロディーになった時に、自分が思ってるイメージのニュアンスと変わってくるんですよね。さっきKENJI03が言ったみたいに、ちょっと片言っぽく聞こえるみたいな。発音的にはいいんだけど、その上がり方が……とか。中国語なんて、まさにキーで意味が変わったりするから、もはや「そのメロディーに固定されちゃうじゃん」みたいな。

KENJI03 だから余計片言に聞こえて……個人的には、どう受け取られるか、ちょっと不安ですね(笑)。でも、100%は出し切ったので。あとはそれぞれの国の方が聴いて、どう受け取られるか。

TEEDA 何というか、「歩み寄ってるよ」というか、こっちから寄っていってるよという気持ち、英語圏の人や中国語圏の人に届いてほしいと思っている、その気持ちが届けば、一番いいんじゃないかなと思いますね。YouTubeとかで、「BACK-ONを歌ってみた」というのをやってくれてる方たちがいるんですよ。英語バージョンとか中国語バージョン、韓国語バージョンとか、自分なりに訳して歌ってくれている方もいるので、それがオフィシャルで「英語バージョンはこの歌詞ですよ」とか「中国バージョンはこの歌詞ですよ」となったら、たぶんもっと歌いやすいだろうし、もっとみんな歌ってくれるだろうなって望めるなと。

──いずれはライブでも、中国語や英語で歌う日も?

KENJI03 そうですね、大変ですけど(笑)。ていうか、今は想像しただけでゾッとしますけどね(笑)。

TEEDA でも海外に行った時は、日本語で歌った方が喜ばれるというのはあるんですよ。という逃げ道を作って(笑)。

KENJI03 自分たちもやっぱり葛藤してますからね、そう言い聞かせて(笑)。

TEEDA 1番は日本語、2番はその国の言葉で、とかにすればいいのかな?

KENJI03 そうだね。ちょっと考えます、対策を。

現場は大喜利状態!? FLOWと盛り上がったMV撮影現場

──この曲のMVがまた楽しいですね。

KENJI03 それがまた、さっきも言ったようにFLOWとの関係値がけっこう深いので、何か久しぶりにこんなに笑った撮影現場だったなという感じでしたね。賑やかだったし。

TEEDA 久々に、「スタッフ多いな!」「ケータリングあるじゃん!」みたいな(笑)。

KENJI03 最近はコンパクトにやってたから。別にコンパクトだからって悪いもんじゃないんですけど、やっぱりたくさん人がいるとテンション上がるよねと。それはそれで楽しいなと思いましたね。それに、今回はFLOWと一緒にけっこう迫真の演技をしてまして。

TEEDA もう俳優デビューできるんじゃないかなと思ってます。

KENJI03 このデビュー作で、二役やってますからね(笑)。自分たちの「Kill The Beat」っていう曲のMVを撮ってくれたUGICHINさんという監督さんに今回も撮っていただいて。「どういうのを撮りたいの?」って聞かれた時に、ちょっとスカしてカッコつけてるようなものにはしたくなくて、どっちかというと、ちょっと自分たちも楽しんじゃって、ちょっとふざけて楽しんでるような世界観がいいなっていうところで、やっぱり自分たちも『仮面ライダー』を見てた世代なので、特撮みたいな感じの演技をしてやるようなものにしたいとお話しして。それでこうなりました。

TEEDA 画像のタッチ感とかも、ちょっと昔の特撮感を出したりしてるんですよ。僕らの世代が見てた『仮面ライダー』の画質感というか、世界観が出たら面白いんじゃないかっていう感じでやってましたね。できれば採石場で爆破とかしてポーズ取ったりしたかったんですけど(笑)。

KENJI03 いやでも、この前劇場版を見に行ったらとんでもない火薬量だったので、そんなことしたら死ぬんじゃないかなと思って(笑)。

──カードを盗まれたことに気付いて、みんなで「はっ!」と振り返る場面が、すごくMVっぽいな!と思いました(笑)。

KENJI03 そういうのもやっぱりFLOWとの関係性だからこそ、グルーブっていうかバイブスがあるからできるんですよね。たぶん、そこで初めて会ったら、そこまではできなかったんじゃないかなって。

TEEDA 大喜利じゃないですけど、カットごとに、どっちの方が演技がうまいかみたいな感じになって、FLOWサイドが撮影の時は「どれどれ」みたいな感じで僕らが見てて、「先輩、さすがっすね!」って言ってて。向こうも「お前らの実力見せてみろよ」みたいな感じになったりとかして(笑)。

──2組にとっても良い記念になりましたね。またそういう曲が、CDという形になるのもいいですよね。

KENJI03 パッケージでのリリースは久しぶりですね。2021年の『Still B/O』というアルバム以来かな。やっぱり嬉しいっすね、形になるものなので。最近思うんですよね。やっぱりCDになると嬉しいし、CDってやっぱりいいなって。僕は最近けっこう、またタワレコとかに行ってCDを買ったりしてるんですよ。

TEEDA CDとかレコードとかを買って聴くと、プレイヤーに入れたり置いたりとかの作業が、「聴く」という準備をさせてくれるというか。だからやっぱり、盤で手に取ってもらうと、よりその楽曲の良さとか、いろんなことに気づくんじゃないっていう気はしますね。

──しかも『仮面ライダー』関連の商品なので、カードが封入されるバージョンもありますよね。

KENJI03 それもうれしいですよね。MVの時はまだ現物ができてなくて、手作りのヤツだったんですよ。しかもベルトに入れると「バックオンゼミ!」って言いますからね。

TEEDA このカードの絵柄も、BACK-ONっぽさを出してほしいって希望したんですよ。それでギターとかマイクが入ってて。

──ベルトは持ってるんですか?

KENJI03 持ってます! うちの息子が『ガッチャード』第1話の放送後に、急に「パパ、ビックカメラ行こう」って言って、自分のお小遣いで買ったんですよ。またカードっていうのがね、全男子は収集癖がありますから。しかも、僕は今『ガンバレジェンズ』っていう仮面ライダーのカードゲームにすごくハマってて、日曜は子供と一緒にショッピングセンターに行ってやってるんですけど、とんでもなく課金しちゃってるんですよ(笑)。

──そうなりますよね(笑)。お子さんはおいくつなんですか?

KENJI03 11歳です。ただ、正直ライダーは通ってなかったんですよ。だからこのタイミングで主題歌をやれたので、今は一緒に見て楽しんでます。

──いいですね。そうやって『ガッチャード』を見て育つ子供たちもいるわけで、またそういうファン層も広がるんじゃないですか。

KENJI03 そうだと嬉しいですね。僕たちも特撮系は初めてだし、「CHEMY×STORY」ももちろんライブでこれからガンガンやっていくので、ぜひ遊びに来てほしいなと思います。ライブは『超英雄祭』が2月7日にありまして、その後に、東京と大阪で久しぶりにワンマンがあります。特に大阪でのワンマンはもう4年ぶりなんですよ。最後は2020年2月だったんで、ぜひ、大阪の方は遊びに来てほしいです。大阪が天皇誕生日の金曜日で、その後、ファイナルの東京は土曜日なので、比較的来やすいかなと。で、ここが一番のポイントなんですけど、今回、「CHEMY×STORY」をやるっていうことでたくさんの子供たちにも来てほしいという思いで、学割のチケットも初めて作ったんですよ。だからぜひこの機会に、遊びに来てもらいたいですね。

──ワンマンライブはどういうものになりそうですか?

TEEDA 学割もそうですし、「CHEMY×STORY」のリリースパーティっていう銘打ってるので、既存のBACK-ONのファンの方はもちろん、若い世代の方だったりとか、あと『仮面ライダーガッチャード』で「CHEMY×STORY」を聴いてBACK-ONを知った人たちに、「BACK-ONってこういうバンドだよ」というのを見せたいなという部分があるので、そこらへんも、既存のファンと新しいファンが化学反応というか、いろんな世代が混ざって楽しめるライブにできたらいいなと思ってます。

KENJI03 『ガッチャード』もまた展開が変わってきて面白くなってきているので、楽曲に合わせて、皆さんに楽しんでもらえたらなと思います。

──これからも楽しみですね。ありがとうございました!

撮影 長谷英史


「CHEMY×STORY」
2024.2.7 ON SALE

 

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記事情報

高崎計三

ライター

高崎計三

1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。